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Jun 29, 2012

有機EL=テレビではない、パナソニックの新社長が見据えるディスプレイ事業


有機EL=テレビではない、パナソニックの新社長が見据えるディスプレイ事業

テレビ向けの有機ELパネルを、ソニーと共同開発することを発表したばかりのパナソニック。ただし同社は、有機ELテレビは、あくまでも、より大きな市場である“ディスプレイの1つの形”としかとらえていないようだ。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]
 「テレビという言葉と、ディスプレイという言葉は分けて考える」――。2012年6月28日に東京都内で行われた社長就任記者会見で、パナソニックの新社長に就任した津賀一宏氏は、こう明言した。

 2012年3月期に過去最大の赤字を計上したパナソニックだが、テレビ事業については「赤字からの脱却が見えつつある」(津賀氏)という。そこで、テレビ事業は収益優先として赤字の縮小を目指す。一方で、パネルに関しては非テレビ用途への転換を図っていく。このようにディスプレイ事業については収益を稼ぐべくさまざまな取り組みを行っていく中で、今後の鍵となってきそうなのが有機ELパネルである。

パナソニックの新社長に就任した津賀一宏氏

 パナソニックは2012年6月に、テレビ/大型ディスプレイ向けの有機ELパネルを、ソニーと共同開発することを発表したばかりだ(関連ニュース)。パナソニックは、ほぼ全ての部分を印刷技術で有機ELディスプレイを作るということに強い関心を寄せている。従来の製造技術と比較して、低コスト化が可能になるからだ。ただし、印刷技術を低コスト化の「手段」としてのみとらえるのは間違っているようだ。印刷技術を使えば、従来の製造技術では困難なサイズや形状のパネルを製造できる可能性がある。

全ての空間で活用できるところ、これが有機ELの強みだ

 津賀氏もその点を強調した。「有機ELディスプレイは、薄型化/軽量化を図れるだけでなく、曲面などフレキシブルなディスプレイも実現できる。ディスプレイの進化はまだまだ続く。また、テレビというのは、住宅空間において非常に重要であるが、ディスプレイというのは、(住宅空間だけではなく)全ての空間において活用可能なものである」と述べている。このことから、有機ELディスプレイが持つ可能性や、有機ELディスプレイの広範な市場に期待を寄せていると判断される。ただし、有機ELディスプレイがそのまま有機ELテレビに直結するかというと、そうではないようだ。

 有機ELテレビについては、津賀氏は「テレビというからには、価格を抜きにしては考えられない。価格をどこまで下げられるのかが最大の課題ではあるが、現状では目の玉が飛び出るほどの価格になってしまう」としており、現在の液晶テレビに近い価格まで下げることを目指すが、それには相当な時間がかかることも指摘した。「いかにリーズナブルな価格で作れるかということにフォーカスはしているが、それが1年でできるのか、2年なのか、3年なのかは、やってみなければ分からない」(津賀氏)。

 2012年の夏から秋には、Samsung ElectronicsやLG Electronicsから大型有機ELテレビが発売される予定である。だが、冒頭の「テレビとディスプレイは分けて考える」という言葉どおり、パナソニックは、有機ELテレビという1つの土俵で競合に立ち向かうのではなく、ある程度時間はかかっても、“有機ELテレビはあくまでディスプレイの1つの形”として、より広範な市場で勝負を挑む。これがパナソニックの戦略であると考えられる。

テレビもディスプレイも急速にコモディティ化。撤退も選択肢のひとつ??

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Jun 28, 2012

Googleタブレット「Nexus 7」、199ドルで登場

Googleタブレット「Nexus 7」、199ドルで登場

GoogleブランドのAndroidタブレット「Nexus 7」が199ドルからという価格で登場。ASUSが製造し、7インチディスプレイとクアッドコアTegra 3を搭載、重さは340グラムと軽量だ。  米Googleは6月27日(現地時間)、開発者向けイベント「Google I/O」で、独自ブランドのAndroidタブレット「Nexus 7」を発表した。価格は8Gバイトモデルが199ドル、16Gバイトモデルが249ドル。7月中旬から出荷を開始し、米国とカナダ、イギリス、オーストラリアでまず発売。販売地域は今後拡大するという。日本での発売予定は不明だ。


 台湾ASUSが製造パートナー。7インチで1280×800ピクセル表示のIPS液晶ディスプレイ(216ppi)とクアッドコアTegra 3/12コアGPU、1Gバイトメモリを搭載。120万画素フロントカメラ、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth、NFC、micro USBポート、ジャイロセンサー、加速度センサー、GPS、マイクを備える。サイズは198.5×120×10.45ミリ、重さ340グラム。

 OSは発表したばかりのAndroid 4.1(開発コード名「Jelly Bean」)を搭載。Chromeが標準Webブラウザとなる最初のデバイスになるという。新しいYouTubeやGoogle Mapsアプリなどのほか、雑誌スタイルのリーダーアプリ「Google Currents」も搭載する。

googleからもタブレット。ただ、どうも特色がないな~。あえてGOOGLEのハードを選ぶ理由がないというか・・・・。facebook用のケータイみたいなものか。

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Jun 24, 2012

テスラのEV「モデルS」の換算燃費は「リーフ」の1割減、電池容量は3.5倍の85kWh


テスラのEV「モデルS」の換算燃費は「リーフ」の1割減、電池容量は3.5倍の85kWh

テスラモーターズが、2012年6月22日(米国時間)から出荷を開始する、セダンタイプの電気自動車(EV)「Model S(モデルS)」の換算燃費が判明した。電池容量が85kWhのモデルで、米国環境保護局(EPA)が定める換算燃費は89MPGe(約37.8km/リットル)となっている。ダッシュボード中央に設置した17インチサイズのタッチパネルディスプレイを含めた運転席周辺の様子も公開されている。


 米国環境保護局(EPA)は2012年6月21日(米国時間)、Tesla Motors(テスラモーターズ)が6月22日から米国顧客向けの納車を開始するセダンタイプの電気自動車(EV)「Model S(モデルS)」の換算燃費を公開した。

 EPAは、EVと内燃機関車の燃費を一般消費者が比較しやすいように、EVが1マイル当たりの走行で消費する電力の量をガソリンの消費量に換算した換算燃費を公表している。モデルSの換算燃費は、市街地と高速道路を組み合わせて走行する複合モードで89MPGe(マイル/ガロン相当)となった。国内で燃費として使われているガソリン1リットル(l)当たりの走行距離(km)で表わすと、約37.8km/lとなる。

テスラモーターズの「モデルS」(クリックで拡大)

 これは、日産自動車の「リーフ」の99MPGe(約42.1km/l)という複合モード換算燃費と比べると、約10%ほど低いことになる。リーフと同様に米国市場で販売中のEVでは、三菱自動車の「Mitsubishi i(日本名はi-MiEV)」が112MPGe(約47.6km/l)、Ford Motorの「Focus Electric」が105MPGe(約44.6km/l)となっている。2012年夏からホンダが米国市場でのリース販売を予定している「フィットEV」は、118MPGe(約50.2km/l)にも達する(関連記事)。

 換算燃費と併せて発表された、モデルSの100マイル当たりの電池消費容量(複合モード)は38kWhだった。他のEVの100マイル当たりの電池消費容量は、リーフが34kWh、Mitsubishi iが30kWh、Focus Electricが32kWh、フィットEVが29kWh。モデルSは、これらよりも電池消費率が高いことが分かる。

 ただしモデルSは、EPAの基準で「Large」に属する、7人乗り(大人5人+子ども2人)の大型車である。「Mid-Size」に属する5人乗りのリーフや、それよりも小型の他のEVと比べて大型であることを考慮して、換算燃費や電池消費率の値を検討すべきだろう。さらに、換算燃費の計測に使用したモデルSは、電池容量がリーフの約3.5倍となる85kWhのモデルである。テスラモーターズによれば、電池容量85kWhのモデルは、時速55マイル(約86km)の定常走行であれば、満充電状態から300マイル(約480km)走行できるという。

大迫力の17インチディスプレイ

「モデルS」の運転席周辺。ダッシュボード中央に、17インチのタッチパネルディスプレイが縦置きで設置されている。ステアリングの奥には、フルグラフィックスメーターの存在も確認できる。(クリックで拡大)

 換算燃費の他にも、モデルSの情報がいくつか公開されている。中でも、テスラモーターズ取締役のSteve Jurvetson氏が写真共有サイトのFlickrで公開している、ダッシュボード中央に設置した17インチサイズのタッチパネルディスプレイを含めた運転席周辺の写真は圧巻だ。

 この17インチディスプレイは縦方向に設置されており、上下に分割して情報を表示できる。メインプロセッサは、NVIDIAの「Tegra2」を採用した。3Gの携帯電話通信を使ったインターネット接続も可能だ。

 ステアリングの奥には、メーター表示を全てディスプレイで行う、フルグラフィックスメーターの存在も確認できる。フルグラフィックスメーターのグラフィックス処理にもNVIDIAのプロセッサが使われているという。

電気自動車もここまで大型化すると通常のレシプロと変わらん。あとはどれだけコストがかかるのか??

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Jun 21, 2012

Surfaceに対するニュースサイトの反応、あれこれ

Surfaceに対するニュースサイトの反応、あれこれ

海外のモバイル系ニュースを短信でお伝えします。今日はMicrosoftのタブレット端末「Surface」に対するニュースサイトのさまざまな反応をご紹介します。
注目を集めるSurface Microsoftのタブレット端末「Surface」が発表され、そろそろあちこちのニュースサイトで、「発表されたよ」と伝えるだけではない、もう少し突っ込んだ記事が登場し始めている。

 Surfaceが欲しいかね? という投票を行っているのがMashable。質問(Yes、Noで回答できるもの)を随時追加できるせいか、なかなか充実した内容になっている。

 一部をご紹介すると――。「Surface RTに500ドル払ってもいい」という人は58%で、「No」を上回っている。「Surface Proに1000ドル払ってもいい」という人はグッと減って29%だ。とはいえ、iPadよりアプリが少なくても、Surfaceの方がいいと思うか、という質問には61%がYesと回答しており、iPadよりもSurfaceの方が好きという人も60%に達するなど、かなりの人気を感じさせる。

 ちなみに「Touch Cover」が競合よりも有利な点と考えている人は78%とかなり多いが、AppleがiPad用キーボードカバーを提供しても、やっぱりSurfaceを買う、という人が69%であることを見ると、キーボードカバーの魅力でSurfaceを選んでいるわけではないようだ。

SurfaceがiPadキラー? そんなわけないとCult of Mac
 Surfaceを「iPadキラー」と呼ぶメディアは少なくないが、「何をいっとるか!」と憤慨しているのがCult of Macだ(サイトの性質上、当然かもしれない)。

 “Surfaceが魅力的な製品であることは間違いないが、現時点でiPadとMacBook Airよりベターとするのはばかげている。なぜなら実際のスペックは発表されていないから。価格も不明。発売日も不明(Appleは初代iPhoneを発売半年前に発表したが、価格も発売日もアナウンスしたぞ!)。そしてジャーナリストたちは、イベントでプロトタイプにほんの数分触れただけ。しかも大プッシュされているキーボードカバーもなかったじゃないか”

 Appleはこれまで、タブレット市場の主力選手だったから、マーケットシェアを維持するのに革新的な変更を加える必要はない状態でやってきた。それでは面白くない。SurfaceはAppleに最高の力を発揮させるような、初のよきライバルとなる可能性はある――というような内容だ。なお、訳には若干、私情が入っていることを申し添えておきます。

なんでまた、今さらSurfaceなのか……
 Surfaceに対して、「何だってまたSurfaceなんだろ」というタイプの記事も、いくつか見かけた。Surfaceはもともとは、数年前に発表されたコーヒーテーブルサイズの巨大タブレットの名称だったためだ。

 この巨大タブレット(というか、やっぱりテーブル?)Surface 1.0は、2011年に新モデル「Samsung SUR40」の登場で表舞台から引退し、現在「PixelSense」という名前になっている。なお、CNNが2007年当時のSurfaceの“あの人は今”的な映像を紹介している。

PCのパートナー企業の反応は
 MicrosoftのSurface発表を受けて、PCのパートナー企業が困惑している――という記事もある。

 米国および台湾のPCパートナーにSurfaceに関する知らせがあったのは、早くても正式発表の3日前で、知らせを受けていなかったパートナーもいるため、業界には「裏切られたという気持ち」が生じ始めているという。「Microsoftはソフトウェア開発に集中し、ハードウェアの製造はパートナーに任せるべき」と匿名で語るパートナーもいるなど、Surfaceの発表はハードウェアパートナーに衝撃とMSに対する不信感をもたらしているようだ。

 また、Microsoftは自社ブランドでタブレットを販売する気はなく、単にWindows 8の採用を促進するための策略に過ぎない――という説もある。Acerの創設者Stan Shih氏は、Microsoftは同社ブランドのタブレットをマーケティングすることで、ベンダーによるWindowsタブレットの提供を加速させ、製品ラインの需要を拡大したいだけだろう、と語っている。Microsoftにとって、ソフトウェア製品のライセンスの方が儲かるのだから、ハードウェアを販売する理由はないし、自社でタブレットを製造するのは生産管理などさまざまな点で難しいだろうという。

Surfaceが浮上(surfaced)はベタすぎ?
 Surfaceに対する肯定的、否定的な態度が入り交じったTwitterの反応を、The Telegraphが紹介している。内容はともかく、Surfaceが浮上(surfaced)とか、Surfaceにより何とかかんとかが浮上(surface)といった表現を、みんなもっと使うだろうと思っていたが、意外に少なかった。あまり当たり前すぎると思ったのか。そんなわけで、The Telegraphの記事タイトルは、ある意味目立ってます。

windows8の出来次第だろうが、ユーザーインターフェイスの改善はどれだけ進んでいるのか?オフィス系のアプリは搭載されるのか?わからないことだらけ。

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Jun 19, 2012

「2012年、タブレットは本格導入フェーズに」──NECのタブレット/スマートデバイス事業戦略

「2012年、タブレットは本格導入フェーズに」──NECのタブレット/スマートデバイス事業戦略 (1/2)

NECが家族層対象の簡単タブレットを投入。A4オールインワンPCのようなスタイルで初心者/家族層向けの機器をプリインストールソフトウェア+ネット連携サービスとともに用意する。
家族層対象の簡単軽量タブレット「LifeTouch L」を投入
薄型軽量の10.1型Androidタブレット「LifeTouch L」 NECは6月18日、家族利用を想定した10.1型Androidタブレット「LifeTouch L」シリーズを発表。同時に、タブレットやスマートフォン、サービスを含むNECが展開するスマートデバイス事業戦略を説明した。

NEC、薄型軽量Android 4.0タブレットの新モデル「LifeTouch L」
 LifeTouch Lシリーズは、高年齢者や子どもも安心して使える家族層向けの仕様、機能を軸にした個人向けモデル、高いセキュリティ性や業務ソリューションとの連携利用を想定した法人向けモデルの2パターンで展開。個人向けモデルは一般量販店あるいはNEC直販サイト「NEC Direct」で販売する。

 LiteTouch Lは、厚さ7.99ミリ/重量約540グラムとする10.1型タブレットとしてかなり薄く軽量なボディと、家族全員が手軽に扱えるソフトウェア/ネットワーク連携サービスの工夫を設けた。

 OSはAndroid 4.0でディスプレイは10.1型ワイドのIPS液晶(1280×800ドット)、CPUは1.5GHz動作のデュアルコアOMAP4460 HS、1Gバイトのメインメモリ、32Gバイト(上位モデル)/16Gバイトのストレージ(標準モデル)を実装し、本体サイズは257(幅)×180(奥行き)×7.99(厚さ)ミリ、重量約540グラム。バッテリー動作時間はWebサイト閲覧時で最長約13時間、動画再生時で同約10時間となる。

10.1型サイズのAndroidタブレットとしてはかなり軽量な約540グラムのボディを実現する。ACアダプタはUSB出力型、変換アダプタ経由で標準サイズのホスト機能付きUSB(Standard-A)も利用できる 厚さ7.99ミリの極薄フラットなボディも特長。下面にステレオスピーカー、USB 2.0(多目的端子経由)、Micro USB×1(USB Micro-A/B)、ヘッドフォン/マイク入出力×1(3.5ミリステレオミニ)、microSDスロット(SDHC対応)、Micro HDMI×1(Micro Type-D)などを実装する。側面は握りやすいよう滑り止めの模様も施されている 縦位置/横位置でWebサイトを表示。とても軽量なので、立ったままキッチンや通勤で、寝ながら寝室でといった利用も苦にならず使えるのが好印象だ
 PCにおけるA4オールインワンPCのように、買ってすぐ使えるよう「必要なアプリケーションを豊富にプリインストール」し、その豊富なアプリケーションを目的別に探せるナビゲーションアプリも用意。さらに子どもも安心して使えるようアプリや利用時間、アクセスするWebサイトを手軽な設定で制限できる「こどもーど」を実装する。

 「LifeTouch Lは、多くの初心者・家族層に対し、その点をしっかりサポートし、機器およびサービス群の便利さを体験できるよう、“買ってすぐ、誰でも迷わず使える”をテーマに開発した」(NECクラウドデバイス事業部統括マネージャーの渡邉敏博氏)

使えるアプリや利用時間、アクセス可能なWebサイトを手軽な設定で制限できる「こどもーど」。子どもにも安心して使わせられるよう工夫した。ヒミツのアプリやファイル・データを見られないようにする「ヨメもーど」もニーズがあれば検討したいとのこと 標準サイズのUSBポートを利用できるので、デジカメを接続→そのままスライドショー表示/タブレットに取り込みといったことも手軽に行える。画面にある「ファイル取り込み用ウィジェット」も標準で備わる。なお、USBはホスト機能付きなのでマウスやキーボードなどインプットデバイスなども接続可能という 家庭ネットワーク内にあるPC用プリンタで、Androidタブの本機もプリンタを併用できる。各メーカー/各機種対応プリンタドライバが含まれており、無線LANプリンタはもちろん、別PCの接続しているUSBプリンタも利用できる DTCP-IP対応DLNA機能もサポート。レコーダーやVALUESTAR Wなど地デジPCで録画した番組は無線接続でそのまま再生できるほか、このようなネットワーク動画再生シーンのため、標準的な2.4GHz帯より電波干渉が少なく、安定して高速に通信できる5GHz帯無線LANも備えているのはポイントが高い。ケースや保護フィルムといったものも周辺機器メーカーより販売されるNECのスマートデバイス戦略とは
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[岩城俊介(撮影:矢野渉),ITmedia]
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間違いなく普通に使えるだろうが、どうも新しい提案がない。そもそもIPADでなくNECのタブレットでないとというところに強い理由がないような・・・。

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Jun 14, 2012

Sony Mobile、Facebookと連携した「Xperia miro」を発表

Sony Mobile、Facebookと連携した「Xperia miro」を発表

Xperiaシリーズの新機種が発表された。Facebookと連携した「Xperia miro」は専用のイルミネーションを備えるほか、「いいね!」や投稿などをより簡単に利用できるという。OSはAndroid 4.0。ディスプレイは3.5インチ。
 Sony Mobile Communicationsが6月13日、Facebook上でXperiaシリーズの新機種「Xperia miro」を発表した。この新機種は、Sony MobileがFacebook上で展開していたキャンペーンの一環で発表されたもの。ユーザーが「Fast Forward and change the future!」ボタンを押すごとに発表までの時間が20秒ずつ短縮され、当初発表予定だった6月22日から9日と4時間58分短縮されての発表となった。2012年第3四半期(7~9月)に世界で発売される予定。

 Xperia miroはFacebookとの連携機能を大きな特徴としており、連絡先、ギャラリー、音楽などの深い連携が可能になる。「いいね!」やコメント投稿・シェアなどがより簡単に行えるほか、独自のイルミネーションでアップデートやメッセージなどの通知を得られるという。既存のXperiaにも端末内のデータと連携する「Facebook Inside」が実装されているが、Xperia miroではよりスムーズにFacebookを活用できるものと思われる。ただ、端末の外観にはFacebook専用ボタンなどは見られない。ボディカラーはblack、black/pink、White、White/goldの4色。

 OSはAndroid 4.0、ディスプレイは3.5インチ(320×480ピクセル)TFT液晶を搭載。ボディサイズは59.4(幅)×113(高さ)×9.9(厚さ)ミリ、重さは110グラム。プロセッサーはQualcommの「MSM7225A」(800MHz)。ネットワークはUMTS HSPA(900MHz/2100MHz)とGSM GPRS/EDGE(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポートする。カメラは5メガピクセルのアウトカメラのほかにインカメラも備える。スピーカー音の再生レベルを強調する「xLOUD」やDLNAもサポートする。バッテリー容量は1500mAh。

SONYも頑張っているが、いまいち個性に乏しい感じ。FACEBOOKと連携言うても・・・。

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Jun 10, 2012

シャープ、復活に向けたシナリオ

シャープ、復活に向けたシナリオ

シャープは6月8日、「2012年度 経営戦略説明会」を開催して報道関係者および金融アナリストに向けて「復活に向けたシナリオ」を説明した。
シャープの奥田隆司社長 シャープは6月8日、「2012年度 経営戦略説明会」を開催して報道関係者および金融アナリストに向けて「復活に向けたシナリオ」を説明した。4月末に発表した連結決算で3760億円という過去最大の赤字を計上した同社は、電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、中国・鴻海(ホンハイ)グループとの業務資本提携を軸に経営の立て直しを図っている。今回の発表で具体的なアクションプランを示したことになる。

 奥田社長が「復活に向けたシナリオ」の第1に挙げたのは、大型液晶パネルを生産する堺工場の安定稼働。すでに堺工場を運営するシャープディスプレイプロダクト(SDP)にホンハイグループの出資を受け入れ、生産した大型液晶パネルのうち、半数をホンハイが引き取ることで合意している。これを当初予定していた第3四半期(10月〜)から1四半期前倒し、7月から9月に生産するパネルについても引き取ることで最終的な詰めに入ったという。堺工場は、棚卸資産圧縮のために4月から生産調整を行っており、その稼働率は50%を大きく下回るレベルだったが、ホンハイの引き取り開始後は90%台に回復する見込みだ。

 また、7月にはシャープ本体から大型液晶事業を切り離し、SDPに移管する。「大型液晶を本体から切り離し、選択と集中を図る」。これに伴い、シャープの大型液晶事業本部に籍を置く約1300人がSDPに異動する予定だ。「シャープから大型液晶事業はなくなるが、鴻海(ホンハイ)との協業という新たな枠組みで生産を続ける」(奥田氏)。

中国向けスマートフォン事業を共同展開
 復活のシナリオの2つめは、コモディティ化したデジタル家電分野で戦い続けるためのビジネスモデルだ。「液晶テレビなどコモディティ化の進んだ商品分野はすでにパワーゲームになっている。技術だけで勝てる分野ではない。スマートフォン分野などを見ると、勝っているのはマーケティングや開発に特化した企業、および彼らの生産パートナーであるホンハイだ」(奥田社長)。

堺工場の稼働率(左)。中国向けスマホ事業展開(右)

 単独の垂直統合モデルをやめ、ホンハイとの密接な協力関係による“グローバルな垂直統合”を目指すシャープは、新興国を主なターゲットとし、ローカルフィット商品を展開することで商品カテゴリーと販売地域の拡大を図る。その第1弾として、2013年から中国市場向けのスマートフォン事業をホンハイと共同展開する計画。「共通のプラットフォーム、工場、調達力を生かし、競争力のある複数のモデルを開発、複数のキャリアへ提供する」という。

 一方、国内を中心とする家電事業では、従来通り、独自技術を生かした「オンリーワン商品」に注力する。これまでと異なるのは、新しいニーズに対応する新カテゴリー商品を展開すること。例えば、7月に発売するロボット掃除機「COCOROBO」(ココロボ)は、コモディティ化された掃除機というカテゴリーからシフトして、ロボット家電という別のジャンルを創出した。また、プラズマクラスターイオン発生器の搭載により、健康・環境商品という側面も持つ。シャープでは、今後も同様の“カテゴリーシフト商品”を積極展開する計画で、例えば「天井からプラズマクラスターイオンが降ってくる“照明器具のようなもの”も出てくるでしょう」と奥田氏は語っている。

オンリーワン商品の展開。IGZO液晶パネルにカメラを組み込み、自分の姿を立体視できる“デジタルミラー”などを例に挙げた

 オンリーワン商品は家電以外にも展開する。例えば、高精細化が可能なIGZO技術を生かし、医療用モニターや放送機器なども視野に入れる。「IGZOの高精細、大型(化が可能)といった特長にAQUOSで培った多原色技術を組み合わせることで、リアリティーのある画像を表示できる。またIGZO液晶パネルにカメラを組み込み、自分の姿を立体視できる“デジタルミラー”など、日用品のインテリジェンス化といった新しい分野にも挑戦する」(奥田氏)。

 ホンハイという製造パートナーを得て、新興国向けのコモディティ製品とオンリーワン商品を分けて展開できることになったシャープ。目指す企業像は“グローバルで戦える世界企業”だという。「シャープは、今年創業100周年を迎えた。国産ラジオ第1号や世界初の電卓など、ユニークな商品で評価されてきたが、ユーザー目線の商品をいち早く出すのがシャープ。今後も一歩ずつ成果を出し、業績と信頼を回復していきたい」(奥田氏)。

ホンハイに技術取られて終わりなんてことにはなるまいな・・・。

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Jun 06, 2012

Ivy BridgeでWindowsとMacのノートはどう変わるか?

Ivy BridgeでWindowsとMacのノートはどう変わるか? (1/2)

TDP 17ワットの第3世代Coreが発表されるとともに、各社からUltrabookの新モデルが続々と登場している。MacBook Proの刷新が期待されるWWDCも来週に迫ってきた。この新CPUでWindowsとMacのノートはどのように進化していくのだろうか。
WindowsもMacもIvy Bridge世代で大きく変わるか
 この記事が掲載されるころ、僕はすでに機上の人となって太平洋の上にいる予定だ。まずはロサンゼルスで開催中のE3(世界最大級のゲームイベント)を軽く見て回り、翌週、WWDC(アップルの開発者カンファレンス)の開催されるサンフランシスコを経由して戻ってくる。ちょっと変則的な旅だ。

 さらにはその途中、たくさんのテクノロジーワーカーが集まる場所で、西海岸におけるVerizon LTEとClearwire WiMAXのパフォーマンスを比較してみたいとも思っている次第。混雑する場所では3Gがまるで使い物にならなくなるため、4Gワイヤレスデータ通信は僕らの仕事に必須のものとなってきている。

 ネットを調べてみると、テレコムスクエアがWiMAXとLTE、それぞれのサービスを提供していたので、これを活用して比べてみることにした。余談だが、データ通信用のルータ貸し出しはグローバルデータがよく知られているが、実はテレコムスクエアには他にない便利さがあるので、このところはテレコムスクエアで借りるようにしている。

 まず予約をし忘れていても、空港カウンターに行って空き端末があればその場で借りられる。また借り出し、受け取り、返却などの際、細かく手数料を取られる業者もあるが、テレコムスクエアは受け取り、返却で手数料がかからない(専用カウンターがあり、空港店舗にデータ端末を在庫しているため)という利点がある。

 と、このあたりの調査結果は、また次回のコラムのときにでも報告しよう。

 今回は来週に迫ったWWDCで発表されるだろう新しい「MacBook Pro」や、インテルがプロモートしている第2世代UltrabookがデュアルコアIvy Bridge(開発コード名)の投入とともに登場するタイミングで、今後のノートPCでは何が変わるのかについて考えてみる。

“Ivy Bridge向けデザインになること”の意味を考えよう
Ivy Bridgeこと第3世代CoreのCore i5-3317U(1.7GHz/最大2.6GHz)。Ultrabookなどの薄型軽量ノートでの搭載を想定したTDP(熱設計電力)が17ワットのモデルだ。 まずはMacかWindowsかは別にして、Ivy Bridgeこと第3世代Core プロセッサー・ファミリーが登場することで、ノートPCがどう変わるかを、大きく俯瞰(ふかん)しながら見ていくことにしよう。Ivy Bridgeのポイントは、よく言われているように製造プロセスの変化から消費電力が大幅に下がることだ。

 この辺りはすでに語り尽くされているが、Ivy Bridgeを生産するインテルの22ナノメートルプロセスは3Dトランジスタを採用しており、非動作時に漏れる電流が10分の1になる。PCを日常的な作業に使う場合、瞬間的な動作の繰り返しとなることが多い。そんな動作の合間、待っているときの消費電力が大幅に下がるのだから、省電力効果は大きい。

 Ivy Bridgeはプロセッサの名前で、システム全体はChief Riverといわれるプラットフォームになっている。前世代(Sandy Bridgeの世代)ではHuron Riverと呼ばれていた。が、これらの開発コード名はあまりなじみがないようなので、ここではIvy BridgeとSandy Bridgeという、プロセッサのアーキテクチャ名で話を進める。

第3世代Core搭載のUltrabookなどに採用されるIntel HM76 Expressチップセット。USB 3.0を統合し、1チップで提供される。グラフィックス機能はCPU側に統合されている Ivy Bridgeではシステム全体の消費電力も下がっている。ディスプレイやストレージなどもあるため、必ずしもプロセッサとチップセットだけがバッテリー消費を決めるわけではないが、それでもどのメーカーも口をそろえて、「Sandy Bridge時代より2割近く消費電力が少ないんじゃない?」との声が聞こえてくる。

 「いや、そんなには減らないだろう」なんて無粋なことはここでは言わないでほしい。とにかく一様に、明らかな結果をもって、システム全体の消費電力が下がっているということ。ここが重要なポイントだ。細かな省電力テクニックは、製品そのものの設計にも依存してくるからだ。

 それはともかく、システム全体の消費電力が下がれば、当然バッテリー持続時間が延びる。が、それはシステムの設計を変更しないという前提であって、筐体から冷却システムから総入れ替えで、Ivy Bridgeに最適化するのであれば話は変わってくる。

 部品の入れ替えでも製品の性能は変わるが、新しい性格のプロセッサ、システムLSIをもとに、新しくコンセプトと設計を練り直す。主要部品のスペックが違えば設計も変化するわけで、右へならえの“電池がよくもつPC”ではなく、新しいPCが生まれる。もちろん、それも省電力化の程度によるが、今回に関してはハードウェアのコンセプトを刷新するだけの価値があるアップデートだと思う。

 性能だけを考えると、「あんまり変わってないんじゃないの?」と思うかもしれないが、モバイル製品の場合は、性能と消費電力の比率こそが重要だ。単にバッテリー持続時間が延びるだけでなく、製品の設計全体に関わる問題だからだ。

 すでに十分なバッテリー持続時間があるならば、バッテリーを減らすことができる。消費電力が下がって平均の発熱量が減るならば、もっとアグレッシブに筐体設計を詰めることができる。さらに消費電力が下がった分、高精細な液晶(高精細化すると透過率は下がるため消費電力が増える)を採用できる可能性もあるだろう。システムの待機電力、平均消費電力の両方が下がると、選択肢が大きく変化する。

どんな製品を作りたいのか、をじっくり見よう
 さて一般論で言うと、制約がきつくて自由度が低い場合、各社の製品は似たり寄ったりの形やコンセプトになりがちだ。一方、設計の自由度が高くなると、さまざまな変態……いや失礼、ユニークな製品が登場することになる。かつて0.25ミクロンプロセスルールのMMX Pentiumが出たときは、今のUltrabookを思わせる薄型PCが登場したし(バッテリーはもたなかったが)、Transmetaのx86互換プロセッサであるCrusoeが登場したときには、さまざまなフォームファクタを試すメーカーが現れた。

 今は当時ほどPC業界全体がイケイケ、ドンドンではないし、部品などの標準化も進んでいるため、ユニークな製品は生まれにくくなっている。しかし、それでも「Ivy Bridgeのどこに着目して設計したのだろう?」と想像してみると面白いと思う。

 今のところ、Ivy Bridge世代で設計を大きく変えてきたUltrabookの中で、個人的に興味深く見ている機種が2つある。1つはレノボ・ジャパンの「ThinkPad X1 Carbon」、もうひとつはNECの「LaVie Z」だ。この2つは基本的に1つの企業だが、当然、別々に作られている。

左が「ThinkPad X1 Carbon」、右が「LaVie Z」

 ThinkPad X1 Carbonが興味深いのは、14型という画面サイズを従来の13型のフォームファクタに押し込めたこと。単に14型を13型の筐体に……というだけなら、これまでにも製品は存在したが、この製品は13型の典型的なUltrabookと同程度の重さに抑えている。これと似た製品としては、富士通の「FMV LIFEBOOK UH75/H」も13型クラスのボディに14型液晶を押し込みつつ、HDD搭載ながら厚さは15.6ミリ、重量は約1.44キロだ。

 一方のLaVie Zは、重量が正式に発表されていない(現時点で999グラム以下と発表されており、800グラム台との予想もある)。マグネシウムリチウム合金を用いたことでの軽量化とされているが、マグネシウムに対する質量は75%。ここまで圧倒的な軽量化は、バッテリーを小さくしなければ難しいように思われる。とはいえ、ほかのUltrabookに比べて短いとも考えにくく、Ivy Bridgeで省電力化が図られた分を軽量化に回したとも考えられる。

夏モデルでクアッドコアCPUを採用した「VAIO Z」 このほか、省電力化されたことでクアッドコアのプロセッサに、従来は存在しなかった35ワット版が登場したことも薄型軽量ノートPCに影響するだろう。

 35ワットTDP(熱設計電力)バージョンの通常電圧版プロセッサは、例えばソニーの最上位モバイルノート「VAIO Z」などで使われてきた。Ivy Bridgeなら同じ設計でクアッドコア化できるということで、ハイエンドモバイルという狭い市場ではあるが、デスクトップ型に比肩するモバイルノートPCが誕生するだろう(既存筐体にそのまま入れるかどうかはメーカー次第で、新設計ももちろん登場してくるはず)。

 このように、省電力の使い道はいろいろ。今回は筐体設計を一新していないメーカーも、あるいはもっと掘り下げてIvy Bridgeのよさを生かした製品の企画をしているのかもしれない。

タブレットと比較するとノートの良さを実感することもままある。特に起動が早くなった点など。カテゴリとして消えることはあるまい。

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Jun 05, 2012

いよいよ子どもの「スマホ化」が始まった(1)

いよいよ子どもの「スマホ化」が始まった(1)

急速なスマートフォン化の流れは、子どもたちにも広がりつつある。ある女子高生向けサイトではユーザーの9割以上がスマホに機種変したという。Wi-Fiが使える点が評価されているが、それは従来のフィルタリングが機能しなくなることを意味する。
 女子中高生向けポータルサイト、「ふみコミュ!」が今年4月に調査した結果によれば、この半年で携帯電話を機種変した中高生のうち、スマートフォンに変更した子が93.3%に上るそうである。衝撃的な数字ではあるが、この結果を純粋な調査として見るには、分母が少なすぎること、また調査対象地域が明らかにされていないことから、1つのコンテンツとして見る方がいいだろう。

 これに続くアンケート企画では、原宿でのインタビューがいくつか掲載されている。これによれば、スマートフォンのほうが利用料が安くなること、Wi-Fiが利用できるメリット、「PocketWiFi」に代表されるモバイルルーターも利用できることなどが上がっており、子どもといえども高校生ぐらいになれば、普通にスマートフォンらしい使い方が理解できると言えそうだ。

 ふみコミュ!は、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の認定サイトではないため、フィルタリングが機能している携帯電話ではアクセスできない。そういう事情から、キャリアのフィルタリングが無効となる、スマートフォンでのWi-Fi利用へ誘導しているのではないかという見方もできる。

 このようなポータルサイトが子どもにスマホやWi-Fiの利用を進めることに対しては、基本的には表現の自由の範疇であるという見方はできる。その一方で、結果的にフィルタリングが機能しない方向へ誘導することは、青少年インターネット環境整備法の理念に反するのではないだろうか。

スマホ以外の選択肢があるか
 以前もこのコラムで指摘したが、青少年のインターネット利用に関しての安全性を考えると、フィーチャーフォンで実現された環境はかなり強力である。その一方でスマートフォンの場合は、Wi-Fiへの逃げ道があるため、事実上スマートフォンで構築された青少年保護の仕組みが機能しなくなる。

 しかし実際に今、小学生向けキッズケータイを除いて、中高生にフィーチャーフォンを与えるという選択肢がありうるのか。

 先月、主要携帯キャリア3社からこの夏に向けての新モデルが発表された。スマートフォンで最大勢力のiPhoneは、Appleの発表待ちであるため、基本的にはAndroid搭載スマートフォンの発表会といってもいい。5月末から市場投入される各社の新モデルのうち、スマートフォンとフィーチャーフォンの数を調べてみると、以下のようになる。

携帯電話3社の2012年夏モデル内訳 キャリア スマートフォン フィーチャーフォン 新製品情報
KDDI(au) 6 3 au 製品ラインアップ
NTTドコモ 17 1 docomo 発売予定の製品一覧
ソフトバンクモバイル 4 3 SoftBank 新製品ラインアップ


 KDDI(au)、ソフトバンクモバイルはまだフィーチャーフォンという選択肢も考えられるが、NTTドコモドコモのフィーチャーフォンは、キッズケータイが1機種のみである。既発売モデルも併売されるため、市場からフィーチャーフォンが消えるわけではないが、選択肢は着実に減っていく状況にある。

 次回は保護者のスマートフォンに対する見方をご紹介する。

メーカーの新商品がほぼスマホになりつつある今、必然的な展開か??

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Jun 04, 2012

グリー、DeNAなど株価下落が止まらず

グリー、DeNAなど株価下落が止まらず 

ソーシャル各社、そろって年初来安値6月1日の東京株式市場はグリー、DeNAなどソーシャル各社が総崩れ。そろって年初来安値を更新した。
[ 下落が続くグリー株価=Yahoo!ファイナンスより 6月1日の東京株式市場で、グリー、ディー・エヌ・エー(DeNA)などソーシャル各社が大幅に下落し、そろって年初来安値を更新した。コンプガチャ騒動に端を発した下落に歯止めがかかっておらず、ソーシャル各社は総崩れの状態だ。

 グリーの終値は前日比129円安(-10.28%)の1126円、DeNAは154円安(-9.41%)の1482円。取引時間中にグリーは1122円、DeNAは1477円の安値を付け、年初来安値をそれぞれ更新。

 2月に付けた両社の年初来高値(グリーは2697円、DeNAは2760円)からそれぞれ半分以下に下落しており、終値ベースの時価総額はグリーが2623億円、DeNAが2235億円と、2月から合計5000億円以上が吹き飛んだ計算だ。

 ミクシィ、サイバーエージェントも取引時間中に年初来安値を更新。ミクシィは終値で4300円安(-2.87%)の14万5400円となり、時価総額(225億円)はクックパッド(277億円)を大きく下回っている。サイバーエージェント終値は1万3600円安(-8.24%)の15万1400円。時価総額は987億円となり、1000億円を割った。ドワンゴは5月28日に年初来安値を更新、6月1日終値ベースの時価総額は200億円を割っている。

 5月の連休明けに起きた“コンプガチャショック”以降、ソーシャルゲームを手がける各社の株価は下落が続いている。各社がコンプガチャの全廃を宣言したものの、高い成長性で投資家の人気を集めてきた各社だけに、将来性が不透明になっている状況では買いに向かう材料もないのが現状だ。

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価値創造ができている業界とも思われず、むしろ今までが高すぎたのでは??

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Jun 02, 2012

13.5インチで4K、シャープがIGZO新技術を発表

13.5インチで4K、シャープがIGZO新技術を発表

結晶性を持つIGZO-TFTが登場。構造的な安定性が増し、さらなる高精細化や低消費電力化が可能になる。また有機ELディスプレイなどへの応用も可能で、会場には13.5インチの4K有機ELパネルも展示されていた。
CAAC-IGZOの結晶構造を説明する半導体エネルギー研究所の山?舜平所長 シャープは6月1日、高い結晶性を有する酸化物半導体(IGZO)の新技術を発表した。半導体エネルギー研究所(SEL)との共同開発。スマートフォンなどモバイル機器向けの液晶ディスプレイをさらに高精細化、あるいは低消費電力化が可能になる。

 IGZOは、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)で構成する酸化物をTFT(薄膜トランジスタ)に用いた液晶。従来のアモルファスシリコンに比べて電子の移動速度が20~50倍も早く、同じ駆動電力であれば小型化や高精細化が可能。また可視光を透過する薄膜となるため、バックライトの光を抑制して消費電力を下げることができる(→関連記事)。

 今回の新技術は、この酸化物半導体に結晶性を持たせたもの。「従来の薄膜のIGZOはアモルファス構造を持ち、薄膜での結晶化は不可能とされていた。しかしSELは全く新しい結晶性IGZO薄膜を見いだし、C-Axis Aligned Crystal(CAAC)と名付けた」。CAACは、従来のアモルファスIGZOやIGZOの単結晶とも異なる構造で、より物性を安定化できることが分かった。

IGZOの単結晶は、C軸方向から見ると六角形、C軸に垂直な方向から見ると層状構造という特長がある。CAACも平面TEM像で六角形、断面TEM像で層状となっており、結晶構造であることが分かる

 CAACの具体的なメリットは、500ppi以上という高精細化が可能になること、またプロセスの簡略化も挙げられる。さらに有機ELディスプレイや非ディスプレイ領域へもIGZOを応用することが可能になった。

CAACのメリット

 発表会場には、有機ELディスプレイへの応用例として、13.5インチの3840×2160ピクセル(QFHD)パネルを展示。シャープは4月の発表会で32インチのQFHD IGZOパネルを公開したばかりだが、一気に1/4以下まで小さくしながら、同じ解像度を実現させたことになる。なお、展示機は白色の有機ELとRGBカラーフィルターを組み合わせたもので、画素密度は326ppi。このほか、フレキシブルな有機ELディスプレイも展示していた。

13.5インチの3840×2160ピクセル(QFHD)の有機ELパネル(左)。フレキシブル有機ELディスプレイは3.4型で540×960ピクセル(右)

 シャープでは、CAAC-IGZOを高精細化が進むスマートフォンやタブレット、モニターなどに展開する計画。「CAACの登場で、IGZO技術は、モバイル液晶技術のコアテクノロジーになる。できるだけ早期に量産化したい」(シャープ副社長兼執行役員の水嶋繁光氏)。なお、テレビへの展開については、「大画面テレビでは高精細を生かせない。まずは競争力を100%発揮できるモバイル用途に投入する」とした。

技術が凄いのはわかっているのであるが・・・。

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Jun 01, 2012

日本通信、Amazon限定で月額1980円SIMを販売日本通信が月額1980円で利用できる「b-mobile 4G」のAmazon.co.jp限定版を発売。

日本通信、Amazon限定で月額1980円SIMを販売日本通信が月額1980円で利用できる「b-mobile 4G」のAmazon.co.jp限定版を発売。[

日本通信は5月31日、月額1980円で利用できるデータ通信サービス「b-mobile 4G」のAmazon.co.jp限定版を発売した。

 標準SIMパッケージとマイクロSIMパッケージの2種類で、それぞれ3150円。Amazonで購入後、専用サイトで申し込むことで、ドコモのLTE&3G回線を利用した通信サービスを月額1980円で利用できるようになる。

 通信料は500Mバイト/月まで。1カ月以内に500Mバイトを使い切った場合、500Mバイト/月を追加購入することでさらに利用できる仕組みで、1Gバイト/月なら月額3960円になる。

 同社の三田聖二社長は「Amazonという世界で最もパワーのあるパートナー企業様と一緒に取り組みができることを大変光栄に思う」とコメントしている。

 一部報道機関は28日、「Amazonが日本で1980円の使い切りSIMカードを販売する」と報道していた。

さすがに500Mバイトというのは少々足らないような??

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