「Webサービスでは未曾有の成功」とEvernote リービンCEO
「Webサービスでは未曾有の成功」とEvernote リービンCEO
来日した米Evernoteのフィル・リービンCEOは「Webサービスの世界では未曾有の成功だ」と好調ぶりをアピール。新サービス「Evernote Site Memory」などを軸にした国内企業との協業の成果も披露した。
[藤村能光,Business Media 誠]PR:「株やってると、世の中が見えるよね」と上司に言われたら…
米Evernoteのフィル・リービンCEO 来日した米Evernoteのフィル・リービンCEOは、テキストや画像などのデータを複数の端末で同期して保存、管理できるソフトウェア「Evernote」について、「月35万人が新たに登録している」と好調ぶりをアピールした。サービスの開始から2年以上使い続けているユーザーもいるなど、「Webサービスの世界では未曾有(みぞう)の成功だ」と話す。国内企業との新たな協業の成果も披露した。
時間の経過で価値を高めるEvernote
ユーザー数の推移(出典:Evernote) 現在の登録者数は450万人程度。毎日1万1000人が新たに登録をしており、月間では35万人程度が新規ユーザーになっている。100万ユーザーの獲得には446日かかったが、300万人から400万人には108日で到達。1カ月程度で500万ユーザーに上る見通しだ。「95%が口コミやブログ、メディアの情報から登録している」(リービン氏)とし、広告には頼らない姿勢を見せた。ユーザーの分布を国別に見ると、米国が57%で最大、日本は18%で続いている。日本の総ユーザー数は、日本以下の20カ国の合計よりも多い。「日本はとても重要な市場」だとし、日本人のサポートスタッフ体制も整備した。
国別に見たユーザーの分布(左)。日本と米国以外20カ国のユーザー数比較(出典:Evernote)2008年3月のサービス開始当時、月間で3万1000人が登録したが、翌月には半減した。2カ月目も5~10%減ったが、それ以降はユーザー数がほぼ安定して増えているという。サービス開始から2年以上使い続けているユーザーも多く、「情報が蓄積されているEvernoteから離れたくないという強い気持ちが働いている」(リービン氏)。
有料の「プレミアム」サービス(月額5ドル)の売り上げも順調に増えている。「2008年6月時の会員(1万人程度)の売り上げは月間700ドルだったが、2年経ち、今は1万ドル以上を計上している」
「時間が経つほど、Evernoteユーザーにとって情報の価値が高まり、新たなビジネスにつながっている。この事実は(ユーザー数や売り上げの増加といった)数字が物語っている」(リービン氏)
Evernoteの継続利用者数(左)と売り上げの推移(出典:Evernote)国内企業との協業も続々
Evernoteは、国内企業との協業により、ビジネスのエコシステムを拡大している。2000以上のサードパーティーがEvernoteのAPIと連携した商品やサービスを作っており、市場に出た製品は250に上る。開発者の約半数は日本人だという。リービン氏が紹介した新サービス「Evernote Site Memory」でも、協業が進んでいる。WebサイトにEvernoteのアイコンを設置し、ページ内のテキストや画像、リンクなどをクリッピングできる。クリップできる情報やリンクなどはプロバイダー側で管理でき、「プロモーションや売り上げ増に適している」(リービン氏)。NECビッグローブ、アイティメディア、日経BPが自社サイトでの対応を表明した。
そのほかの協業は以下の通り。Webサイト「Evernote Trunk」では、これらのサービスや製品の一部を紹介している。
クラウドサービスのひとつの成功事例になっているEVERNOTE。正直に言えばまだまだ使い勝手の改良はできそうな気もするが・・・。


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