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Feb 28, 2010

真の問題とは何か――「論点思考」

真の問題とは何か――「論点思考」

企業は数え切れないほど多くの問題を抱えており、それらをすべて解決するのは困難である。重要なのは企業にとって真の問題を見極め、それに対して施策を打っていくことである。
ITmedia2010年02月27日 14時00分 更新

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「経営における最も重大なあやまちは、間違った答えをだすことではなく、間違った問いに答えることだ」(Men, Ideas and Politics)

 こう述べたのはドラッカーである。企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、その問題をすべて解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。仕事には期限があり、期限内にこなすことのできる工数も限られている。そうした状況で解くべき問題を設定し、選択し、それに取り組み、成果をあげることが現代のビジネスパーソンに必要である。つまり、成果をあげるには真の問題を選びとることが重要になると著者は言う。


『論点思考』 著者:内田和成、定価:1680円(税込)、体裁:四六判上製 240ページ、発行:2010年2月、東洋経済新報社 著者が25年間勤めたボストン コンサルティング グループ(BCG)では、この真の問題を「論点」と呼ぶ。そして、論点を設定するという、問題解決の最上流に当たるプロセスが「論点思考」である。論点を設定することにより、考えるべきことが絞られ、問題解決のスピードは上がり、解決策を実行したときの効果も高くなる。

 成果を出すには、「正しい答え」でなく「解くべき問題=論点」を見つけることが最優先課題となる。「間違った問題」に取り組むことは大いなる時間の無駄であると著者は断言している。

 本書は論点の見つけ方を徹底的に解説する。著者の主張の中ではっとさせられるのは、「論点は動く」ということである。これは試験問題を解いている途中で、別の問題をわたされるようなものだ。学校の試験ではあり得ないが、ビジネスでは日常茶飯事である。

 例えば2008年前半までは資源高騰や需要急増へ対応しながら生産をどう増やすかが論点であったが、2008年のサブプライム以降は売り上げ急落にどう対応するかが問題になった。ほかにも「論点は人(=上司、クライアント)によって異なる」「論点は環境とともに変化する」「論点は作業を進める中で進化する」など、ベテランコンサルタントならではの見解が随所で披露される。

 コンサルタントの世界では、与えられた問題の分析ができ、その問題が解決できるというだけでは、コンサルタントとして半人前としか認められない。一流のコンサルタントは論点が何かを見つけ出す能力に優れているのだ。そして、パートナークラスのコンサルタントであれば、調査や分析作業は部下に任せることがあっても、論点の設定だけは自らが徹底的に行なう。

 本書はこれまで一流コンサルタントの頭の中にしまい込まれていて名人芸と思われていたものを、読者の分かる形に分解し、やさしく説明している。著者は自らの経験を解説するのみならず、BCGの同僚にも論点の設定方法について取材を重ねた上で本書をまとめている。

 日ごろの業務の中で「上司に言われた問題に取り組んでいるが、これでいいのか」、「本当の問題は別にあるのではないか」と疑問を持っている人や、部下に問題や課題を与える立場にある管理職の人も必読の一冊である。

 いろいろ良いノウハウを公開してくれる書籍は増えたが、それを自家薬籠中のものにしている人はどれだけいるのやら・・・。

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Feb 27, 2010

「VAIO Z」人気でSonyStyle予約延期 電話もつながりにくく

「VAIO Z」人気でSonyStyle予約延期 電話もつながりにくく

「VAIO Z」人気でSonyStyleにアクセスが殺到。通常の予約受付開始日を延期した。カスタマーセンターの電話もつながりにくくなっている。
2010年02月26日 16時19分 更新
 ソニーの直販サイト「SonyStyle」(ソニースタイル)は2月26日、同日に予定していたノートPC「VAIO Z」新モデルの一般向け予約受け付け開始を3月1日に延期したと発表した。

 25日に行った先行予約の反響が想定を上回り、受注処理に時間がかかっているため。先行予約の受注動向によっては、一般向け予約のスタートはさらに遅れる可能性があるという。

 VAIO Z人気の影響で25、26日にかけ、SonyStyleのサイト全体で買い物しづらい状態が続いているほか、SonyStyleの電話窓口・カスタマーセンターにも問い合わせが殺到し、つながりにくくなっている。

たかがVAIOで、電話がつながらなくなるほどの人気とは・・・。さすがに割高でもこれだけ性能がハイエンドなら??

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Feb 26, 2010

欧州委員会への提訴の影にMicrosoft――Googleの見解

欧州委員会への提訴の影にMicrosoft――Googleの見解

ネット企業3社がGoogleを欧州独禁法当局に提訴しているが、この3社のうち2社はMicrosoftと浅からぬかかわりがある。
[Clint Boulton,eWEEK]2010年02月25日 14時44分 更新


 Googleは2月23日、3社のネット企業が同社を欧州委員会に提訴したことを明らかにした。Googleの検索結果で3社のWebサイトが低い順位を付けられ、Googleは公正な競争を尊重していないというのが提訴の理由だ。

 欧州連合(EU)の独禁法当局である欧州委員会は、英国の価格比較サイトFoundem、フランスの法律関連検索エンジンejustice.fr、Microsoft傘下の製品購入サイトCiao from Bingから訴状を受け取った。

 欧州委員会では、これらの訴えに関してGoogleに対する正式な調査はまだ開始していないとしているが、Googleは申し立てを否認し、このうち少なくとも2件については、検索分野のライバルであるMicrosoftがけしかけた可能性があるとしている。

 Googleによると、ejustice.frとFoundemでは、Googleの検索アルゴリズムが両社のサイトをGoogleの検索結果で低い順位にしていると主張しているという。両社は特定分野向けの検索エンジンであり、Googleと直接競合するからという理由を両社は挙げている。Foundemは、Microsoftも出資しているICOMPのメンバーとなっている。ICOMPは欧州でGoogleに対抗するロビー活動を行う組織だ。

 Microsoftは2008年、古くからのGoogleのAdSenseパートナーだったCiaoを買収し、Ciao from Bingという社名に変更した。Googleによると、この買収後間もなく、自社の標準的な契約条件に関する苦情が寄せられ始めたという。

 つまり「今回の訴えの背後にはMicrosoftの存在がある」とGoogleは示唆しているのだ。

 Googleの競争担当主席弁護士ジュリア・ホルツ氏は、Webサイトにとっての検索結果順位の重要性を認めながらも、検索は完ぺきなものではなく、「解くのが非常に難しいコンピュータ科学の問題」だとしている。

 ホルツ氏によると、Googleのアルゴリズムは、人々が有用だと見なす可能性が高いものから順位付けすることを目指しており、Moneysupermarket.com、Opodo、Expediaなど多くの特定分野向け検索エンジンは、Googleの検索結果で上位にランキングされることが多いという。

 「申し立ての内容はそれぞれのケースで若干異なっているが、結局、彼らが提起しているのは、Googleが競争を阻害したり、ユーザーやパートナーの利益を損なったりするようなことをしているのかという問題だ」とホルツ氏は説明する。「だがそのような事実はない。当社はいつも人々の懸念に注意深く耳を傾けるとともに、ユーザーの利益を最優先にし、市場で公明正大に競争するために努力している。当社のビジネス手法はこういった姿勢を反映したものだと考えている」

 Googleは今後、3社の申し立てに関する意見と追加情報を提供する方針だ。

 英調査会社Collins Stewartでは、1月22日にGoogleへの投資判断を「中立」に格下げした理由の1つに今回の提訴を挙げている。

 「取締当局による監視の強化は、われわれが1月にGoogleを格下げしたマイナーな理由の1つだった。検索市場におけるGoogleの支配的地位ゆえに、当局の監視はさらに頻繁に表面化するようになるだろう」とCollins Stewartは指摘する。

 Googleが欧州で摩擦を引き起こしたのは今回が初めてではない。スイスはGoogle Mapsの「Street View」機能をめぐって同社を提訴している。またGoogleは2008年、欧州連合の批判を受け、データ保存期間を従来の半分の9カ月に短縮した。

 また2月24日には、イタリアの裁判所でGoogleの2人のマネジャーと元幹部がプライバシー違反で有罪判決を受けた。これは、2006年にGoogle Videoに投稿された動画に関連した事件で、この動画には障がいを持ったクラスメートをほかの生徒がいじめる様子が撮影されていた。

googleもグローバル化と同時に法的な対応が今後重要になってきそう。さすがにアメリカ的価値観の押し付けになってしまうと今後困難になる局面も??

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Feb 25, 2010

「今スタートさせないと、10年後の成功はない」――日経が有料電子新聞に挑む理由

「今スタートさせないと、10年後の成功はない」――日経が有料電子新聞に挑む理由 (3/3)
[堀内彰宏,Business Media 誠]     

読者の属性に合わせた広告も
――NIKKEI NETでは広告収入が落ち込んでいると思うのですが、電子版では新たな広告戦略などを考えられていますか?

岡田 NIKKEI NETはこれまで無料でやってきていて、広告収入を基盤にしていますが、ご指摘があったように広告収入は伸び悩んでいます。昨年は厳しい状況にありましたが、私たちはこの電子版を発刊することによって広告収入も伸びていくと考えています。

 それはただ景気の回復ということだけではなくて、電子版では読者登録していただいて、読者の属性を一応私たちは把握できるという形になります。「どういう読者がどの記事を読んでおられるか、どんな広告にアクセスされているか」といったことが把握できるので、そういったことを活用した新しいネット広告ビジネスも展開できると考えています。目下の情勢は厳しいですが、これから先、こういった分野を伸ばしていかないといけないと思っていて、また伸ばしていけるのではないかとも考えています。

――これまでの日本のメディアのWebサイトは基本的にアクセス至上主義だったと思うのですが、今回の電子版によってアクセス至上主義から収益至上主義に転換が図られると考えていいのでしょうか?

岡田 アクセス至上主義という考え方は私もちょっと今すぐには理解できないのですが、やはりネット上のサイトはビジターが来ないようなものでは基本的には成り立たないのではないかと思います。従って、ビジターが増えるような仕掛けをしていくために、いろんな工夫を凝らしているつもりです。

 ただ、我々がターゲットにしたいと思っているのは、無料登録会員、あるいは有料会員になっていただくような方々です。こういった方々をたくさん集めれば集めるほど、そういった方々の好みや行動パターンが分かって、紙面やビジネスにも生かせるということで、そこを増やしていけるような仕掛けも同時にやっていきたいと考えています。

――日経テレコンなどとの連動に関してシミュレーションされていると思うのですが、その中で明らかになったメリットや今後の改善点を教えてください。また、2~3年後にイメージされているサービスの拡充などについてもお聞かせください。

岡田 日経テレコンとは連動していて、有料会員であれば月に25本までは無料で記事検索をすることができます。それ以上になると従量課金ということで、電子版の料金にプラスアルファでお支払いしていただくことになるのですが、月25本というのが適切なのかどうかとか、従量課金の仕方とか、このやり方がどのくらいうまくいくのかといったことも見極めていきたいと思っています。人によって使う量もかなり変わってくると思いますので。

 そういったサービスについては、スタートしてから利用者からさまざまな意見や不満の声などもあるかもしれないので、それを踏まえて改善していきたいです。電子版は常に改良を重ねていく商品だと思っていて、3月23日に出すものが完成品で、これから全然何もしないんだということではまったくないので、改善点があればその都度改善してサービスを付加していくものだと考えています。

 サービスの拡充についてですが、今言ったように、コンテンツについても、必要なものや魅力的なものがあればどんどん追加していきます。そういったものの中で特に付加価値の高いものは、場合によってはオプションのような形で別途料金をいただくことも考えていきたいと思っています。


日経テレコンオープン戦略
――同業他社に対してオープンに……というお話をされたと思いますが、具体的にどういったことを想定されておっしゃったのでしょうか?

喜多 我々は電子版を開発している時に、課金システムや購読者を管理するシステムで結構苦労したところがありました。そこで、もしこれからお始めになる同業の方々の中に、我々の作り上げた課金システムや購読者の管理システムを使いたいという方がいらっしゃったら、それをどうぞお使いくださいということです。もちろん、そのままでは使えませんが、少し工夫すれば多分使えるような仕組みにしてあります。

――iPhoneなどのスマートフォンに対して、何らかの戦略は持っていますか?

岡田 iPhoneでは今でもWebをご覧になれるので、電子版は十分利用できます。ですから、Webが見られる端末であれば、自由に電子版はご覧いただけますし、そこを通じてログインしていただいて、有料記事をご覧いただくということも可能です。

 ただ、それ以外にも今、新しい形での端末がたくさん開発されつつあり、先ほど社長があいさつでも触れましたようにいろんな提案や打診のようなものが、我々の方にもなされるようになっています。ただ、各社それぞれに仕様が違ったり、考え方が違ったりしていて、私たちの考えとぴったり適合するものがあるのか、私たちのビジネスモデルと矛盾なく展開できるようなサービスなのかというところを今研究している段階です。ただ、そういったものへのニーズが非常に伸びてきていることは事実なので、我々としてもそういった分野にはオープンに対応していくということで今いろいろ作業を進めているところです。

――電子版の専用携帯端末のようなものを出されるお考えはありますか。

岡田 日経自身が専門端末を出すことは考えていません。電子版が非常に見やすいような端末を開発していただいて、販売していただけるということであれば我々としても乗っていきたいと思いますが、自分で作って自分で売るということは現時点ではまったく考えていません。

nikkeiもいよいよ電子版を発行へ。ただ、プライス設定がなんとも微妙。電子版ならでは利便性があるにせよフラッシュでは手元にデータは残らないとすればもう少し安価できないものか。紙への影響を考えたあまり腰のひけた印象は否めない。

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Feb 24, 2010

人の男女がTwitterで出会う――瑛太・上野樹里主演のTwitterドラマ

人の男女がTwitterで出会う――瑛太・上野樹里主演のTwitterドラマ

Twitterを通して出会った男女が本当の仲間になるまでを描く北川悦吏子さん脚本のドラマがフジ系でスタート。
2010年02月23日 14時31分 更新

ドラマ・素直になれなくての告知ページ Twitterを通して出会った男女5人の青春群像ドラマ「素直になれなくて」が4月からフジテレビ系(木曜午後10時)で始まる。主演は瑛太さんと上野樹里さん。

 東京・渋谷を舞台に、Twitterを通して知り合った5人の男女が本当の友達・仲間になるまでを描くという。駆け出しのカメラマン・ナカジを瑛太さんが、私立高校の非常勤講師・ハルを上野樹里さんが演じる。

 脚本は、ドラマ「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」などで知られる北川悦吏子さんが、プロデュースはドラマ「ラスト・フレンズ」の中野利幸さんが担当する。

 北川悦吏子さんは2月5日、Twitterに似たミニブログサービス「アメーバなう」の北川さんのアカウントで「Twitterで、たくさんの人が私を見つけてくれたみたいなんだけど、パスワードとやらがわからなくなってしまい、かわりになうをやるのだった。ってか、ホント、翻弄されてます。パソコン関係」と発言。脚本執筆に向けて勉強中のようだ。

こんなテーマでドラマが作られてしまうとは・・・。twitterを使うトレンディーな男女5人??設定に無理がありやしないか??

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Feb 22, 2010

ニュース

ニュース
「ニコニコアプリ」年内に開始へ ニコ動上で動くアプリ、ユーザーが作成

ニコニコ動画上でさまざまなアプリケーションを開発できる統合環境「ニコニコアプリ」の提供を年内に始める。
2010年02月22日 16時20分 更新
 ニワンゴはこのほど、ニコニコ動画上でさまざまなアプリケーションを開発できる統合環境「ニコニコアプリ」の提供を年内に始めると発表した。動画再生画面やページ全体を使ったアプリを、企業や個人が自由に作成できる。

 動画を視聴しながらユーザー同士でゲームをプレイできる「ニコニコ遊園地」のようなゲームアプリや、人気動画ランキングを表示するアプリ、指定した企業の株価をリアルタイムで表示するアプリなど、さまざまなアプリが開発できる。

ニコニコ動画のうえで動作するアプリと言われてもいまいちしっくり来ないが・・・?動画編集ソフトとはまた違うだろうし・・・。

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Feb 21, 2010

mixi登録制、3月1日スタート

mixi登録制、3月1日スタート

延び延びになっていたmixiの登録制は3月1日にスタートする。
2010年02月19日 16時54分 更新
 ミクシィは2月19日、SNS「mixi」を招待なしで利用できる登録制を3月1日にスタートすると発表した。

 当初は昨年春からの予定だったが、今年2月に延期。さらに1カ月延期していた。

 登録制スタート後も、1人1アカウントのみ登録が可能といった仕様は変えず、友人を招待できる招待制も維持する。

招待制に移行することがなんでこんなに時間がかかったのか??

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スマートフォンはビジネスからエンタメへ――HTCが最新端末を披露

スマートフォンはビジネスからエンタメへ――HTCが最新端末を披露

自社のラインアップをスマートフォンのみで構成しているHTC。MWCではAndroid 2.1採用の「HTC Desire」「HTC Legend」や、Windos Phone「HTC HD mini」など最新モデルを展示した。いずれもSNSやマルチメディア機能が強化されており、従来より幅広いユーザー層を狙う。

自社スマートフォンを展示するHTCブース Mobile World Congress 2010(MWC)のHTCブースには、同社のスマートフォン製品群が一堂に展示されていた。また本展示会に合わせて3機種の新製品が発表され、ブース内では大きな注目を浴びていた。

Android 2.1採用の「HTC Desire」「HTC Legend」
 HTCはMWCに合わせて3つの新モデルを発表した。同社ブースにはこれら新モデルを含めた同社スマートフォンの全ラインアップが展示されており、多くの人でにぎわっていた。同社製品は全機種がスマートフォンということもあり、特にビジネスパーソンの来訪者が目立っていた。


現行モデルと新製品、10機種の展示が行われていた
ビジネス系ユースの来訪者が多い

 新製品のうち、「HTC Desire」「HTC Legend」の2機種はOSにAndroid 2.1を採用したスマートフォン。UIはHTCオリジナルの「Sense UI」を搭載している。通信方式はHSDPA(900MHz/2.1GHz)とGSM 4バンドに対応し、802.11b/gの無線LANとBluetooth 2.1にも対応している。またポインティングデバイスには、従来のトラックボールを廃止して新たに光学式トラックパッドを採用した。物理的な動作ではなく光センサーにより指の動きを感知するため、メンテナンスフリーで、ほこりなどによる操作性の悪化がないとのことだ。

 どちらの機種もFacebookやTwitter、メッセンジャーなどを一覧で閲覧できる「Friend Stream」ウィジェットを搭載しており、SNSサービスとの連携が強化されている。つまり、ビジネスよりもエンターテイメントやコミュニケーションユース向けの製品と言えそうだ。


HTC Desire
Android 2.1を採用


背面はつや消しブラックで落ち着いた印象に仕上がっている
SNSやメッセージなどを一覧できるFriend Stream

 HTC DesireはCPUに1GHz駆動のSnapdragonを搭載。ディスプレイは3.7インチ(480×800ピクセル)の大型有機ELを採用し、同社ラインナップの中でもハイエンドに位置する製品だ。本体サイズは119×60×11.9ミリ、重さは135グラム。500万画素のカメラは、720×480ピクセル/30fpsのHD動画撮影にも対応する。また、ドルビーの携帯電話向けサウンドシステムを搭載したことで、音楽やビデオの音声をクリアに再生できる。動画の再生フォーマットはMP4、H.263、H.264、WMV9、DivXなど。Flash Player 10.1も搭載しているとのことだ。


アルミボディのHTC Legend
ポインティングデバイスは光学トラックパッド

 一方、HTC Legendはアルミ製の一体型ボディが特徴。本体サイズ112×56.3×11.5ミリで、重さは126グラム。ディスプレイは3.2インチ(320×480ピクセル)の有機ELを搭載しており、CPUは600MHz駆動だ。説明員によると、HTC Desireより機能を落とすことで価格も低めに設定されるとのことで、マルチメディア機能よりもSNS対応を重視する層をターゲットにしているという。

 販売時期に関しては、HTC Desireが2010年第2四半期(4~6月)に各国の通信事業者から発売される。またHTC Legendは、欧州でVodafoneグループ及びHTCが2010年4月から直接販売を開始し、他の地域では2010年第2四半期から販売される。

コンパクトボディの「HTC HD mini」「HTC Smart」
 もう1つの新製品である「HTC HD mini」は、同社のハイエンドWindos Phone「HTC HD2」の特徴を、103×57.7×11.7ミリ/110グラムという軽量小型ボディに凝縮した端末。UIは発表された他の2モデルと同様にSense UIを採用している。ディスプレイは3.2インチ(320×480ピクセル)のTFT液晶。無線LANホットスポット機能により、PCやゲーム端末といった無線LAN内蔵デバイスのHSDPAモデムとして端末を利用することもできる。またOutlookとの連携やHTC独自のTwitterクライアント「HTC Peep」を内蔵しており、メッセージやSNSサービスの利用にも向いた製品になっている。発売は2010年4月からを予定する。


HTC HD mini
OSはWindows Mobileを採用

 またブースでは、1月に発表された「HTC Smart」が注目を浴びていた。104×55×12.8ミリ、108グラムと小振りな端末で、Qualcommのモバイル向けOS「Brew Mobile Platform(BMP)」を同社として初めて採用した製品である。フルタッチディスプレイ下部にはボタンを3つだけ配置しており、簡単な操作性も特徴とのこと。顔写真を大きいアイコンにした電話帳やFriend Stream機能など、コミュニケーションが容易に楽しめる若者向けスマートフォン入門機という位置付けという。

HTCはスマートフォンで生計が成り立っているとはいえ、よくもまあこれだけ機種を投入するものである。ほぼ単一機種のAPPLEとは収益構造が根本的に違うのか??

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Feb 20, 2010

Microsoftは「Windows Mobile」と「Windows Phone」の溝を埋められるか

Microsoftは「Windows Mobile」と「Windows Phone」の溝を埋められるか

Windows Mobile 6.5ベースとWindows Phone 7ベースのデバイスおよびソフトウェアの間の溝は、一部の開発者にとっては乗り越えられないものかもしれない。
[Nicholas Kolakowski,eWEEK]2010年02月19日 17時47分 更新


 Windows Mobile 6.xが「Windows Phone Classic」というブランド名に変更されるのではないかとのうわさに対し、米Microsoftではそのような予定はないと否定している。一方、オンラインコミュニティーの間では、同社の新しい「Windows Phone 7 Series」に対して、既存のWindows Mobileアプリとの下位互換性をめぐる疑問が持ち上がっている。

 「Istartedsomething」ブログでロング・ゼング氏は2月16日、「Windows Mobile 6.5は、Windows Phone Classicというブランドに変更される。また、同OS搭載デバイスはWindows Phones Classic Seriesという名前になるだろう」と記している。同氏によると、Microsoftの担当者への取材でブランド変更のことを知ったという。

 Microsoftはゼング氏に対してこの事実を認めたようだが、ブランド変更に関する米eWEEKからの度重なる問い合わせには回答を拒んでいる。Microsoft広報担当者は2月18日の発表文で「Windows Mobile 6.5のブランド変更について発表するものは何もない」と述べている。

 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは、2月15日のWindows Phone 7 Series発表の際に、Windows Mobile 6.5も引き続きサポートするという方針を示唆した。しかしこの発表以降、Windows Phone 7 SeriesではMobile 6.5用アプリケーションがサポートされるのかという不安が開発者の間で持ち上がった。この疑問をめぐる議論は、3月までは憶測にとどまることになりそうだ。Microsoftは3月に開催する「MIX 10」カンファレンスで、Windows Phone 7 Seriesに関するさらに詳しい情報を明らかにする予定だ。

 2月18日には、Windows Phone 7の開発ドキュメントからリークしたとされる情報が「WMPoweruser」ブログに掲載された。その記事によると、Windows Phone 7 Series用ソフトウェアは、Silverlight、XNA、.NET Compact Framework上に構築されるという。

 しかしアナリストらによると、Mobile 6.5ベースとWindows Phone 7ベースのデバイスおよびソフトウェアの間の溝は、一部の開発者にとっては乗り越えられないものかもしれないという。

 米J. Gold Associatesのアナリスト、ジャック・ゴールド氏は、2月15日付の調査メモに「今回の変更で、Microsoftは既存の企業ユーザーベースから敬遠されるだろう。企業がこの新プラットフォームを活用するには、アプリを設計し直したり、配備し直したりしなければならないからだ」と記している。「Microsoftは多数の企業がそのような移行やアップグレードを行ってくれると期待することはできないだろう。大半の企業は従来版のWinMo(Windows Mobile)を使い続ける可能性が高そうだ(特に、Symbolなどの堅固なデバイスを使っている企業や、簡単に移植できないアプリを使っている企業の場合は)」

 Windows Phone 7 Seriesは、Xbox LiveとZuneソフトウェアを統合しているのに加え、モバイルアプリケーションとWebのコンテンツを集約した一連の「ハブ」を備える。これらのハブは「People」「Pictures」「Games」「Office」「Music & Video」「Marketplace」の6つだ。

 Microsoftの記者会見の後で同社幹部がeWEEKに語ったところによると、Windows Phone 7 Series向けのモバイルアプリマーケットプレイスは、同OS搭載端末が登場する前に立ち上げられる予定だという。Microsoftの現在のMarketplace for Mobileには、米国市場のMobile 6.x搭載スマートフォン向けに718本のモバイルアプリケーションが登録されているが、AppleのApp Storeに登録されたアプリケーションの数(10万本以上)と比べると、その数はわずかだ。

 この数週間、Windows Phone 7 Seriesの発表準備に追われてきたMicrosoftだが、同社はMobile 6.5のアップデート「Mobile 6.5.3」もリリースした。同OSはSony Ericssonのスマートフォン「Aspen」に採用された。

迷走が続くMSのモバイル戦略。ブランドのリニューアルははたして何度目か??appleに対してまだまだ規模では圧倒しているものの、あと数年するとポジションが大きく揺らいでいることもありえそう・・・。

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Feb 19, 2010

ウィルコムが会社更生法を適用申請 「再建に期待」と久保田社長

ウィルコムが会社更生法を適用申請 「再建に期待」と久保田社長

経営再建中のウィルコムが会社更生法を適用を東京地裁に申請した。久保田幸雄社長は、「サービス維持と再建に全力を尽したい」と表明した。
[会社更生法の適用申請について説明する久保田社長 ウィルコムは2月18日、三菱東京UFJ銀行とみずほコーポレート銀行と連名で東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請したと発表した。同日に企業再生機構およびソフトバンク、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズへ事業再建の支援を正式に要請。負債総額は2009年末時点で2060億円としている。

 同社は経営環境の悪化から2009年9月24日に事業再生ADRによる再建を表明し、再建手法について債権者と協議を継続していた。18日午後に会見した久保田幸雄社長は、会社更生法の適用申請について、「協議段階から企業再生機構とソフトバンク、アドバンテッジパートナーズがスポンサー候補として協力的な提案を申し出ていただき、再建を迅速かつ透明性を持って実行するために、18日午前の取締役会で申請を正式決定した」と説明した。

 申請理由について久保田氏は、高速データ通信サービス「WILLCOM CORE XGP」への投資が負担となり、既存のPHSサービスとの両立が困難になったためと述べた。また、金融危機を発端にした資金繰りの悪化に伴って営業・マーケティング資金が枯渇し、新規契約獲得の伸び悩みと解約数の増加が追い討ちになったとの見方を示した。

 同日付で取締役全員が辞表を提出し、株主責任を明確にするために100%減資を実施すると表明した。なお、久保田氏は今後も管財人として同社にとどまる方針。顧客に対するサービスを従来通り継続し、取引先との一般商取引債権も従来通りの条件を継続するとしている。

 再建の見通しについて久保田氏は、「携帯電話やXGPをブロードバンドとすれば、既存のPHSはナローバンドという位置付けになる。ナローバンドは通信速度で劣るものの、コストパフォーマンスや安定性、品質に優れており、こうした優位性が今後の市場拡大につながるはずだ」と話した。

 具体的には、設備機器の保守メンテナンスや、低電磁波の特徴を生かした医療分野での通信手段、一般企業が所有するモバイルPCのリモート管理といった、さまざまなニーズが既存PHSの成長につながるという。

 再建案には、既存PHSとXGPの事業を分割してそれぞれの事業を新会社が継承する案が有力視されている。久保田氏は「それぞれの事業に適したアプリケーションや市場ニーズが存在するため、具体的な事業案は今後スポンサーと協議していく。しかし、既存のPHS技術をベースにしたXGPは運用面などで共通する部分が多いというメリットがある」と述べるにとどまった。

 今後、具体的な再建案をスポンサー候補先各社と詰めるとしているが、久保田氏は執行役員以下の従業員全員の雇用を可能な限り維持するようスポンサー候補各社に要請していく方針。同氏は、「サービスを維持して早期の再建を実現するには、今まで当社で活躍してきてくれた人材が不可欠だ」と述べ、社内に対して「速やかな再建を実現できるよう前向きにがんばってほしいと社員全員に呼び掛けた」という。

 最後に久保田氏は、「スポンサーによる再建策が固まれば、なるべく早く攻勢に転じたい。PHSは若年層にとって定額で安心して使えるコミュニケーション手段となっており、また、XGPとPHSは情報を伝達する社会インフラとしての要請が今後ますます高まるだろう。従来以上に顧客に満足されるサービスを提供していきたい」と締めくくった。

やはりデータ通信で優位性が崩れたのが痛かったろう・・・・。64K5000円近い時代が長かったからなあ・・・・。

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Feb 17, 2010

Google「リアルタイム検索」が日本語対応

Google「リアルタイム検索」が日本語対応

最新のツイートやニュース記事をGoogleの検索結果に反映する「リアルタイム検索」が日本語に対応した。
2010年02月16日 19時07分 更新
 Googleは、投稿されたばかりのTwitterへの書き込みやニュースなどを、ほぼリアルタイムに検索結果に反映する「リアルタイム検索」機能をこのほど日本語に対応させた。

 検索結果ページ左上の「検索ツール」を開き、期間指定で「最新」を選べば、キーワードに関連する最新のニュース記事や、Twitter、Google Buzzへの書き込みなどを、新しい順に次々にスクロール表示する。「○秒前」「○分前」と、投稿された時間も表示する。

 特に話題のキーワードの場合は、通常の検索結果ページにも表示。例えば2月16日午後7時に「五輪」で検索すると、検索結果1ページめの中ほどに「五輪の最新の検索結果」という専用コーナーが現れ、五輪関連のニュース記事やTwitterの書き込みなどが新しい順にスクロール表示される。



「五輪」のリアルタイム検索結果(2月16日午後7時時点)
話題のキーワードの場合は通常の検索結果ページにもリアルタイム検索の結果を表示

 米国で昨年12月に導入した機能を日本語に対応させた。TwitterとGoogle Buzzからはリアルタイムにフィードを受け取って更新。Twitterの被フォロワー数の多い人など、情報の信頼性が高いと思われるユーザーの投稿を優先的に表示するアルゴリズムを構築した。今後、FacebookやMySpaceとも連携していくほか、日本のマイクロブログとの提携も検討する。

 Googleの徳生健太郎 製品開発本部長は「次々に更新されるWeb上のデータから、キーワードに関連性の高いものだけをリアルタイムに抽出するのが技術的に難しかった」と話し、今後も継続的に精度を高めていく考えだ。

TWITTERみたいなものが普及してくるとリアルタイム検索の導入も当然か・・・・。

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Feb 15, 2010

Adobe、モバイル向け「AIR」と「Flash Player 10.1」を発表

Adobe、モバイル向け「AIR」と「Flash Player 10.1」を発表

Adobeが、Android版「AIR」を2010年中にリリースすると発表した。また、モバイル版「Adobe Flash Player 10.1」を開発者向けにβリリースした。
[ITmedia]2010年02月15日 16時56分 更新

 米Adobe Systemsは2月15日、バルセロナで開催のMobile World Congress 2010において、アプリケーション実行環境「AIR」のモバイル対応版を発表した。まずAndroid版を2010年中にリリースする。

 開発者はAIRを利用することで、Android向けに開発したモバイルアプリを、iPhone OSを含むさまざまなモバイルプラットフォーム向けに簡単に移植できるという。また、「Flash Player 10.1」を使うことで、モバイルブラウザ版の開発に同じコードを流用できる。モバイル向けAIRは携帯電話のディスプレイサイズに最適化されており、マルチタッチやGPSなどのモバイル特有の機能を活用できるよう設計されている。

 同社はまた、モバイル向けのFlash Player 10.1のβ版をコンテンツ提供者およびモバイル開発者向けにリリースしたことも発表した。一般向けには2010年前半にリリースする予定だ。この最新版は、携帯電話でFlashコンテンツをフル再生できるのが特徴。PC向けのβは2009年11月にリリース済みだ。Flash Player 10.1は、PC、携帯電話、家電など各種機器の間で一貫したFlash実行環境を実現する取り組み「Open Screen Project」で初の実行環境になる。

フラッシュははたしていつまでスタンダードとして残るだろうか・・・。HTML5が標準になる頃にはどうなっているんだ・・・。

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大作・新作が続々――これから登場するiPhone向けゲーム

大作・新作が続々――これから登場するiPhone向けゲーム (1/2)
新作iPhoneアプリやこれからのアプリ開発の方向性を披露するイベント「I Love iPhone × Apps」で、ファイナルファンタジー

for iPhoneをはじめとする多数の新作アプリが紹介された。FF/FFIIの公式映像も交え、期待の新作ゲームをピックアップする。
 2月11日、アップルストア銀座で、iPhone向けにアプリケーションを開発しているベンダーが集い新作アプリなどを紹介するイベント「I Love iPhone × Application Marketing vol.1」が開催された。

 今や全世界に5000万台以上が存在するiPhone/iPod touchは、ゲームプラットフォームとしても注目を集めている。スクウェア・エニックスやコナミデジタルエンタテインメント、バンダイナムコゲームス、カプコン、ハドソン、コーエー、テクモ、ゲームロフトなどなど、ゲームコンソールやPC、ケータイ向けにゲームを提供している名だたるメーカーが、iPhone向けにアプリを開発し、世界へ向けて販売している。App Storeでは16万以上のタイトルが配信されているが、この16万タイトルのうち、ゲームカテゴリーに属するアプリは約17%を占め、約18%の電子書籍に次ぐシェアを持つ。

 I Love iPhone × Appでは、これから登場するiPhone/iPod touch向け新作ゲームが多数披露されたので、まとめて紹介しよう。

ファイナルファンタジー/ファイナルファンタジーII
 スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズといえば、ゲームで遊んだことがある人なら1度は聞いたことがあるビッグタイトルだ。1月21日に同社がiPhone/iPod touch向けに「ファイナルファンタジー」「ファイナルファンタジーII」を配信すると発表したときの記事には、多数の読者からアクセスがあった。

 イベントに登場したスクウェア・エニックス モバイル事業部 プロデューサーの松井良磨氏は、このiPhone/iPod touch向けファイナルファンタジーの最新映像と、iPhone/iPod touch版のコンセプトを披露した。以下はスクウェア・エニックス提供の公式映像だ。


ファイナルファンタジー:(c)1987,2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: cYOSHITAKA AMANO/ファイナルファンタジーII:(c)1988,2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: cYOSHITAKA AMANO/ムービーの閲覧にはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。
 「iPhone版のファイナルファンタジーは、FFシリーズとしては初のタッチパネル対応を実現しました。iPhone向けに出すからには、iPhoneのユーザーさんが快適に使えなくてはなりません。そこでiPhoneのスペックを最大限生かした美しいグラフィックとiPhone独自のUIを採用し、ユーザーの操作性を第一に考えて開発しています。20年来のファンの方から新しいユーザーの方まで、幅広い層に満足いただけるようなものにしたいと思っています」(松井氏)


iPhone版の開発に当たり、iPhone独自のUIを採用するなどして快適に操作できるようにした。クリア後に楽しめるダンジョンも用意している
 ファイナルファンタジーといえば、プレーヤーがコマンドを選んで敵を攻撃したり、自分のHPを回復させたりするのが一般的だが、iPhone版ではこうした動作をタッチで行う。さらに魔法を使う際には、魔法が選びやすいよう、よく使う魔法が選びやすい1ページ目に移動するなど、独自の改良を加えた。単純に十字キーをタッチパネルに置き換えるだけではなく、タッチパネルでの快適な操作感を追求しているという。


(c)1987,2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: cYOSHITAKA AMANO
iPhone版ファイナルファンタジーの画面。画面左下に表示されているのが十字キー代わりの固定パッド。戦闘シーンではタッチ操作を多用し、操作性を高めている
(c)1988,2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: cYOSHITAKA AMANO
ファイナルファンタジーIIもiPhoneで操作しやすくチューニングされている。中央の画面の右下に表示されているボタンはダッシュボタン
 発売時期は「春になる前くらい」を目指していると松井氏。価格などはまだ明らかにされなかったが、発売が待ち遠しいタイトルだ。

Hyper Sports Winter
 コナミデジタルエンタテインメントは、12月12日から配信開始の今まさに“旬”なウィンタースポーツをテーマにしたタイトル「Hyper Sports Winter」を披露した。こちらはすでに配信が始まっている。価格は230円と手ごろで、オリンピックを見ながら自分もiPhoneやiPod touchでゲームを楽しんでみるといいかもしれない。

 ゲームはハーフパイプ(スノーボード)、ボブスレー、スピードスケート、フィギュアスケート、スキージャンプの5種目が用意されており、それぞれタッチパネルを生かしたユニークな操作で競技タイムや飛距離、得点などを競う。ハーフパイプではジャンプ中に円を描くようにタッチしたりとちょっと変わった操作を採用。スピードスケートではフリックひたすら繰り返す。ボブスレーやフィギュアスケート、スキージャンプではバランスを取りながらiPhoneを傾ける操作が中心となる。いずれも誰でも手軽に楽しめるタイトルとなっている。

たいそう盛り上がっているIPHONEアプリ市場であるがそもそもこれでベンダーは利益が出ているんだろうか・・・。一本数百円で市場規模がDS以下だとするとどう考えても厳しいのでは??

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Feb 14, 2010

「開会式なう」 バンクーバー五輪、選手が会場からTwitter

「開会式なう」 バンクーバー五輪、選手が会場からTwitter

2月12日にバンクーバーで開幕した冬季五輪の開会式で、出場選手が会場からTwitterを写真付きでリアルタイムに更新し、舞台裏の様子や会場の雰囲気を伝えた。
2010年02月13日 15時15分 更新

Twitterが本人確認している選手リスト「@verified/olympians」 2月12日にカナダ・バンクーバーで開幕した冬季五輪の開会式で、出場選手が会場からTwitterをリアルタイムに更新し、舞台裏の様子や会場の雰囲気を伝えた。

 Twitterを更新していたのは、米国とカナダの選手が中心。スノーボードハーフパイプ米国代表のルイ・ヴィト選手やボブスレー米国代表のスティーブン・ホルコム選手は、自国の選手たちが入場を待つ様子を写真付きで公開した。

 ホルコム選手は聖火がともる様子の写真も投稿。スノーボードハーフパイプカナダ代表のジェフ・バチェラー選手も、雪山を模したセットなど開会式イベントの写真を複数投稿した。

こういうリアルタイム性はTWITTERの武器。まあ、これを選手に課すようになってしまうとやばいのであるが・・・。

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Feb 13, 2010

オープンとiモードのいいとこ取りをする――ドコモが「Xperia」の先に見る景色

オープンとiモードのいいとこ取りをする――ドコモが「Xperia」の先に見る景色 (3/3)
2010年02月12日 20時45分 更新前のページへ 1|2|3       

OSは準備が整ったらアップデートしたい

PCソフト「Media Go」では、音楽、画像、動画コンテンツを管理してXperiaへ転送できるが、「mora touch」で購入した曲は管理できないITmedia Xperiaの「mora touch」で購入した曲はPCソフト「Media Go」で再生できない、PC版の「mora」で購入した楽曲はXperiaで再生できない、ソニーのDVDレコーダー/Blu-ray Discレコーダーで録画した番組を持ち運べる「おでかけ転送」には対応していないなど、ソニー機器やコンテンツをシームレスに利用できないのは不満が残る部分です。特におでかけ転送は、XperiaのブルワイドVGAで高精細なテレビ番組を視聴できることを考えると、非対応なのは残念です。

仲田氏 ウォークマンのコンテンツを活用できないかという議論はありましたが、プラットフォームや開発期間の制限があり、今回は実現できませんでした。

小野木氏 ソニー機器連携を主に検討されるのはソニー・エリクソンさんですが、当然、ドコモとしても必要な一手だと認識しています。

ITmedia 発表当初から多くの方が気にしているポイントですが、現状のAndroid OS 1.6からのバージョンアップは検討しているのでしょうか。

仲田氏 準備が整ったら実施したいです。ただ、どのタイミングでどのバージョンが適しているのか、といった点を考える必要があります。

小野木氏 Android端末の上で付加価値を付けることの方が、我々にとっては重要です。

ITmedia もう1つ、「iモードメールの対応」も多くのユーザーが望んでいます。発表会で山田社長が「2010年中に対応する」とコメントしていましたが、現実的な話なのでしょうか。

仲田氏 現在、社内一丸となって実現するよう努力しています。ただ、iモードの世界は10年かかって作ってきたので、全く同じものは一朝一夕には作れません。特にiモードメールは一般のメールとは“方式”が異なり、POP3やIMAPベースではない独自のプロファイルを用いています。セキュリティを確保するのはもちろん、Eメールでは実現できない、チャットのように楽しめるリアルタイム性も重要です。また、デコメールの対応も必要になります。

ITmedia Xperiaは、今までのスマートフォンとは明らかにコンセプトが違うと感じています。今後、ドコモにとってスマートフォンはどんな方向に向かっていくのでしょうか。

仲田氏 スマートフォンのオープンプラットフォームという魅力を伸ばしてながら、iモードで培ったノウハウを生かしていきたいです。“オープン”と“iモード”のいいとこ取りをして、「ドコモでスマートフォンを使うとこんなに楽しいんだ」と思える世界を実現したいですね。

imodeメールを搭載することがそんなに手間なこととは。とはいえ、本格普及させようとすると避けては通れない道??

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Feb 12, 2010

「Google Buzz」で本名や居場所がばれる? ネットで騒動に

「Google Buzz」で本名や居場所がばれる? ネットで騒動に

「Google Buzz」で、本名や現在地の位置情報といった個人情報が意図せず公開されてしまうとネットで騒ぎになっている。
2010年02月12日 00時59分 更新
 Googleが2月10日に公開した、ひとことメッセージなどを投稿してユーザー同士で交流できるサービス「Google Buzz」で、本名や現在地の位置情報といった個人情報が意図せず公開されてしまうとネットで騒ぎになっている。

 Google Buzzは、Twitterのようにひとことメッセージを投稿したり、フォローしている友人のメッセージをリアルタイムで閲覧してコメントを付けたりできるサービスで、Gmailのメニューから利用できる(Googleも“なう”、GmailにTwitter風機能「Google Buzz」)。


Google Buzzの投稿画面。デフォルトだとGmailの差出人が投稿者名として表示され、ユーザー全体に公開される 表示される投稿者名はGmailの送信者名と共通で、投稿内容は全ユーザーに公開される「一般公開」がデフォルト。送信者名に本名を設定している場合、自分の行動などを本名で公開することになる。

 iPhoneからGoogle Buzzを利用すると、投稿時に自動的に位置情報が付く。Gmailの差出人に本名を設定した状態で「自宅なう」「会社なう」など投稿した場合、本名付きで自宅や会社の場所を公開してしまうことになる。

 この問題はTwitterなどで話題になっており、「意図せず本名や居場所を公開してしまっていた」と投稿を削除したり設定を変えたことを報告するユーザーも多い。

 Google日本法人はブログで、投稿者名の変更方法や、iPhoneからの位置情報送信を止める方法などを説明している。


投稿者名は「公開プロフィール」で変更できるが、変更するとGmailの差し出し人名も変わる 投稿者名は「公開プロフィール」から変更できるが、変更した場合はGmailの差出人名も変わる。iPhoneの位置情報は、Google Buzzに最初にアクセスした際のダイアログで「位置情報の利用を許可しない」を選ぶか、投稿画面の現在地の右にある矢印をタップし、「現在地情報を非表示」を選べば表示されない。

 似た問題は2008年、Googleマップの「マイマップ」でも起きた。個人情報を登録したマイマップを、ユーザーが一般公開になっていることを知らずに公開し、個人情報を流出させるユーザーが相次いだ(Googleマップ情報流出は「デフォルト設定が原因」44%、「自己責任」も37%)。

 また08年には、「Amazon.co.jp」でユーザーが欲しい商品を登録しておける機能「ほしい物リスト」を通じ、本名などユーザーが公開を意図していない個人情報がもれていると騒動になったこともある(Amazonの「ほしい物リスト」で本名や趣味がばれる? ネットで騒動に)。

なんかGOOGLEこういうことが多いな・・・・。ユーザーのインテリジェンスをもっと低く見積もったほうが良いのでは??

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Feb 11, 2010

「Google Buzz」──Gmailが取り込むカジュアルコミュニケーション

「Google Buzz」──Gmailが取り込むカジュアルコミュニケーション

GoogleがGmailのソーシャル機能「Google Buzz」について説明。メッセージや画像、YouTubeの画像を投稿でき、近日中には全ユーザーに提供するという。
2010年02月10日 17時50分 更新

Google Buzz Googleが2月10日公開した「Google Buzz」は、GmailでTwitterのようにテキストを投稿できるようにするソーシャル機能だ。Google日本法人によると、徐々に公開を進めており、近日中には全ユーザーに提供するという。

 Google BuzzはGmailの機能の1つとして追加される。「バズ」と呼ばれるメッセージや画像、YouTubeの動画を投稿したり、ほかのユーザーをフォローしてメッセージを閲覧できる。ユーザーやフォロワーの投稿を時系列に沿って表示し、バズに対する返信はスレッドのように表示する。投稿文字数に制限はない。コメントの公開制限をしない一般公開と、指定したユーザーのみにコメントを公開する限定公開を用意した。



同社の倉岡寛プロダクトマネージャー 新しいバズが投稿されると受信トレイに通知が届く仕組みを設けたほか、Gmailでよくやりとりをする相手を自動的にフォローする機能、TwitterやFlickr、Picasa Web Albumなどのフィードを取り込む機能も搭載する。

 Twitterに直接投稿することはできないが、「GoogleのミッションはWebをオープンにすることで、オープンソーシャルにも取り組んでいる。機能を付けない理由はまったくない。今後開発していきたいとは思っている」(同社の倉岡寛プロダクトマネージャー)という。

 投稿フォームにURLをペーストすると、飛び先のWebページに掲載された画像を一覧表示し、URLとともにサイト内の画像を投稿できる機能も備えた。YouTubeへのリンクを張ることも可能で、YouTubeにアクセスしなくてもバズの画面上で動画を再生できる。

 「マイクロブログのようなカジュアルなコミュニケーションスタイルが普及している。そのスタイルには、コミュニケーションプラットフォームであるGmailもうまく融合するのではと開発をスタートした」(倉岡プロダクトマネージャー)

 同社が開発するリアルタイムコラボレーションツール「Google Wave」との違いについては、「プロジェクトにかかわる共同作業を行うサービスがWave、友人とカジュアルな会話を共有するサービスがBuzzというイメージ」(倉岡プロダクトマネージャー)だという。

 Android OS 2.0以降を搭載した端末やiPhoneにもWebアプリとして対応する。現在、APIの一部を公開しているが、今後公開範囲を広げオープン化を進めていきたいとしている。

バズがTWITTERの代わりになるとは思えん・・・。そもそもGMAILのアドレス先につぶやいなんぞ放流されても相手先も迷惑だろうに・・・。

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Feb 10, 2010

Google、ビジネス版Google AppsにGoogle Voice追加を計画

Google、ビジネス版Google AppsにGoogle Voice追加を計画

Googleは今年、Google Appsに200以上の新機能を追加し、有料版向けにはGoogle Voiceを組み込む計画だ。実現すれば強力なUC製品になるだろう。
[Clint Boulton,eWEEK]2010年02月09日 16時45分 更新


 米Googleのエンタープライズ部門のデイブ・ジルアード社長によると、同社は今年、Google Voiceの企業向けバージョンをリリースするとともに、希望するすべてのユーザーにGoogle Waveを提供し、さらにGoogle Appsに200の新機能を追加する予定だという。

 Google Appsは、Webベースのコラボレーションアプリケーションのスイート。Googleはこれらのアプリケーションを自社のサーバ上でホスティングし、無償でユーザーに提供している。1ユーザーに付き年額50ドルのPremier Editionも用意されている。このスイートにはGmail、Google Docs、Google Sitesなどのホステッドアプリケーションが含まれ、200万社以上の企業ユーザーが利用している。

 Googleでは、MicrosoftおよびIBMとの戦いに向けた取り組みをさらに強化する方針だ。MicrosoftとIBMのオンプレミス(社内保有)型コラボレーションソフトウェアは、何千万社もの企業のサーバ上で運用されている。両社は2009年、Google Appsに対抗すべく、Webベースのクラウドコンピューティングモデルを利用したコラボレーションアプリケーションをそれぞれリリースした。

 ジルアード氏が米eWEEKに語ったところによると、同氏のチームは昨年、Google Appsスイートに100の個別機能を追加した。今年はその数が2倍に増える見込みだという。「新機能が次々とクラウドに流れ込むだろう」と同氏は語る。

 また、大々的な発表が行われるわけではないが、電話管理アプリケーションのGoogle Voiceの企業向けバージョンもリリースされる予定だ。

 米国で140万人以上のユーザーが利用している無償アプリケーションのGoogle Voiceは、Googleが割り当てた電話番号を利用することにより、ユーザーの自宅、勤務先、携帯電話などに電話を転送する。

 今のところ、Google Voiceには、PC同士、PCと電話機、電話機同士で直接通話する機能はない。しかしGoogleが買収したGizmo5は、人気の高いVoIPアプリケーションのSkypeと同様の機能を実現するソフトフォン技術を持っている。この技術を利用すれば、PC同士やPCと電話機の間で通話することが可能になる。Googleでは、こういった直接通話機能をGoogle Voiceに追加する予定だ。

 Google VoiceがGoogle Appsの一部として提供されれば、企業向けの強力な連係製品としてUCC(ユニファイドコミュニケーション&コラボレーション)スイート市場で訴求できる可能性がある。現在、企業はMicrosoftやIBMのUCC製品に何十万ドルも支払っているからだ。

 ジルアード氏は、Google Appsとモバイル技術が今年結合する可能性に大きな期待を抱いているようだ。この結合は、GoogleのAndroid OSを搭載するNexus Oneなどスマートフォンで実現されるだけでなく、GoogleのChrome OSやChrome WebブラウザがNetbook上に登場することによっても実現されるという。同氏はさらに、次のように語っている。

 携帯端末上のすべてのアプリケーションを通じて、さらに当社のChromeブラウザ、そして将来的にはChrome OSを通じて、より良いエクスペリエンスをエンドユーザーに提供するために全力で取り組んでいる。これは数本のアプリだけでなく、アプリスタック全体にわたる取り組みだ。

 Google AppsがChrome OSベースのNetbookに統合される可能性は高い。これらのマシンの売れ行きが好調であれば、Google Appsの普及が大幅に促進されるとジルアード氏は期待している。しかしChrome OS搭載Netbookが登場するのは2010年末になる見込みであるため、同OSがGoogle Appsの普及にどれだけ貢献するのかが明らかになるのは2011年以降になるだろう。

 さらにジルアード氏によると、Googleは今年、リアルタイムコラボレーションプラットフォームのGoogle Waveをすべてのコンシューマーと企業に提供するという。オープンソースのWaveプラットフォームは現在、招待ユーザーだけに提供されているが、Googleはこれまでに100万人以上のユーザーに同プラットフォームを提供した。

 Waveではユーザーがインスタントメッセージングでコミュニケートし、複数のユーザーによるドキュメント編集やソーシャルネットワーキングを1つのユーザーインタフェース上でリアルタイムで行うことができる。いわば、Google Appsプログラムの多くを“ライブ化”したようなものだ。

 ジルアード氏によると、Waveの機能の一部はほかのGoogle製品にも搭載される予定だというが、それがどのような形になるのかは不明だ。例えば、WaveとGmailが連係するのかもしれない。クラウドストレージソリューションとしての性格が色濃くなってきたGoogle Docsのワープロ、表計算、プレゼンテーションなどのプログラムを、Waveで簡単に利用できるようになる可能性もある。

 ジルアード氏は「完成度や認知度という点では、Google Appsのコアサービスのレベルには到底及ばない」と前置きしながらも、「Waveからどのような利用形態が生まれ、それがどのように変化するのか見極めるつもりだ」と話した。

 Googleのエンタープライズ部門は今年に入って鳴りを潜めていたが、Appsチームはこのところ活発な動きを見せ始めている。

 Googleが近々、Solutions Marketplaceを拡張し、同社のコラボレーションアプリケーションに連係するソフトウェアをサードパーティー開発者が販売できるようにするという報道もある。またGoogle Appsチームは2月4日、企業が携帯電話ユーザーの管理を強化するための機能を追加した。

これだけの強力なアプリ群があってそれを社員が高いレベルで使いこなしていたら相当生産性は上がるだろうが、現実はなかなかそうもいかない・・・。

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Feb 09, 2010

Microsoftは「革新力のなさ」と「内紛」で衰退している――元幹部語る

Microsoftは「革新力のなさ」と「内紛」で衰退している――元幹部語る (2/2)
2010年02月08日 17時32分 更新
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ブラス氏はまた、Microsoftの電子書籍リーダー技術開発を、革新の失敗と内紛の例として挙げている。

 「わたしがMicrosoftに在籍していた初期のころ、われわれの部門の聡明なグラフィックスの専門家らが、ClearTypeという文字の表示法を発明した。液晶ディスプレイのカラードットを使い、画面上で文字を読みやすくする技術だった。われわれはこの技術を電子書籍の販売を支援するために組み込んだが、これはディスプレイを搭載したすべてのデバイスで、Microsoftに大きなアドバンテージを与える可能性があった。だが、ほかのMicrosoftの部門がわれわれの成功に脅威を感じ、この技術に腹を立てた」

 具体的には、ほかの部門のエンジニアや幹部が「ClearTypeは特定の色を使ったときに表示がめちゃくちゃになるとか、文字がぼやけて頭痛を引き起こすと嘘の主張をしたり」、プロジェクトを乗っ取ろうとしたりしたという。「結果、ClearTypeは世間では好評を得たし、社内でも推進され、特許も取ったが、完全に使えるバージョンがWindowsに載るまでに10年かかった」とブラス氏は言う。

 シャウ氏は、Microsoftは最終的にClearTypeを製品に統合したと主張している。ただ今のところ、電子書籍分野はAmazonなどのほかの企業に掌握されているが。「ディック(ブラス氏)は自身の主張を通すために、主にClearTypeを取り上げ、同技術は既存の事業部門によって『つぶされた』と言っている。(だが)ClearTypeは現在、すべてのWindowsに搭載されており、世界中で約10億台のPCにインストールされている。これは影響力のある革新、スケールのある革新のいい例だ」

 MicrosoftはPC向けの電子書籍閲覧ソフトでAmazonなどの企業と提携しているが、Amazon、ソニーなどの電子書籍リーダーと競合する読書デバイスの開発には関心を示していない。

 バルマー氏は2009年10月に蘭エラスムス大学で、「われわれには読書のためのデバイスがある。世界中で最も人気のあるデバイスだ。それはPCだ。われわれ独自の電子書籍リーダーには興味がない」と語ったとReutersは伝えている。

昔の役員の愚痴のようにも聞こえるが、MSがハードも絡む事業だと成功していないのも事実。ZUNEとか、タブレットPCとか・・・。XBOXはまだましなほう??

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Feb 07, 2010

mixi登録制、3月に延期

mixi登録制、3月に延期

ミクシィは、SNS「mixi」を招待なしで利用できる登録制のスタートを3月に延期した。
2010年02月05日 17時06分 更新
 ミクシィの笠原健治社長は2月5日、SNS「mixi」を招待なしで利用できる登録制を3月にスタートすることを明らかにした。

 当初は昨年春からの予定だったが、今年2月に延期。さらに1カ月延期した。招待状なしで参加したユーザーでも友人を見つけられる仕組みの整備や、「mixiアプリ」の順調な立ち上げを優先したため。

 登録制スタートに合わせてマス広告も展開し、ユーザーを拡大する計画だ。

登録制スタートで加入者増加するだろうが、はたしてどれだけ増加するものだろうか・・・・。

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ニュース

ニュース
UCC、Twitterでのキャンペーン告知を謝罪 複数アカウントのBOTでメッセージ送信

UCC上島珈琲がTwitterを利用したキャンペーン告知手法に不手際があったとして謝罪した。複数のアカウントをBOTで運用し、不特定のユーザーにメッセージを送っていた。
2010年02月05日 19時03分 更新
 UCC上島珈琲は2月5日、Twitterを利用したキャンペーン告知手法に不手際があり、ユーザーに迷惑をかけたとして謝罪した。BOTを使って自動的に宣伝メッセージを送信するものだったが、つぶやきに特定の語句を含んでいたユーザーに対し無差別に送信していたため、「企業アカウントを偽装したスパムBOTではないか」と騒ぎになっていた。

 同社によると、コーヒーにちなんだエッセイなどを募集するキャンペーンを告知するため、同社が取得した複数のTwitterアカウントを使い、5日午前10時からメッセージ送信を始めた。Twitter上から「コーヒー」「懸賞」といったキーワードが入ったつぶやきを検索し、そのユーザー宛てにBOTが「コーヒーにまつわるエッセイとアートを募集中!エッセイで賞金200万円!アートで賞金100万円!締切間近!!」とリプライしていたという。

 フォローしていないアカウントからプロモーション的なメッセージが送られてくる上、同様のアカウントが複数稼働していたことが分かったため、「UCCを偽装したアカウントによるスパムBOTではないか」と不審がるつぶやきが多数投稿されていた。

 同社はユーザーのつぶやきを通じて混乱を知り、正午にはBOTを停止。了承を得ていないユーザーに対して自動で宣伝メッセージを送ったこと、複数アカウントのBOTで同一文面を送り続けたため、Twitterの利用規約に違反したとして謝罪文を掲載した。今後は「社内管理体制、情報管理体制の徹底をはかり、再発防止に全力を尽くす」という。

UCCでtwitter上のマナー違反はあったにせよ新しい媒体だけにこのNEWSを読んだ人もなにが悪いのかよくわからにのではないか・・・。

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Feb 06, 2010

ミクシィ下方修正 「mixiアプリ」急成長もコスト重く

ミクシィ下方修正 「mixiアプリ」急成長もコスト重く

ミクシィが利益予想を下方修正。「mixiアプリ」が想定以上にヒットした結果、アプリケーションプロバイダーに支払う費用がかさんだため。
2010年02月05日 19時26分 更新
 ミクシィは2月5日、2010年3月期通期の連結利益予想を下方修正した。営業利益は当初予想より6億円減(-18.8%)の26億円に。「mixiアプリ」が想定以上にヒットした結果、アプリケーションプロバイダーに支払う費用がかさんだことが主な要因だ。

 経常利益は6億5000万円減(-20.3%)の25億5000万円、純利益は4億3000万円減(-25.3%)の12億7000万円に修正した。売上高は130億円に据え置く。

mixiアプリだけで月間109億PV
 mixiアプリは昨年8月下旬にPC版を、10月下旬に携帯電話版を正式スタート。100万ユーザーを超えるアプリが次々に登場するなど予想を上回るスピードで成長し、mixiのページビュー(PV)や訪問頻度拡大に貢献した。


mixiのPV推移 12月のmixiアプリのPV(PC・携帯含む)は109億。横ばいか下降トレンドにあったPC版のPVを拡大基調に乗せ、携帯版のPVを急成長させるドライブとなった。

 mixiアプリはアクティブユーザーの拡大にも貢献している。mixiへの月間ログインユーザー数は、8月は1199万、10月は1222万、12月は1257万と順調に拡大している。

 だが想定を上回る急拡大が収益の重荷に。mixiアプリは「アドプログラム」として、1PV当たり0.01~0.05円をアプリケーションプロバイダーに支払っているが、この費用が通期で想定を約6億5000万円上回り、8億円となるほか、サーバ・回線コストも想定を約1億5000万円上回った。

 今後は広告販売を本格化するほか、昨年12月に公開した課金API「mixiペイメントAPI」(1月末時点で24アプリが利用)を通じた課金アプリも広がっていく見通しで、ゆるやかに収益化させていく計画だ。2月5日現在の登録アプリ数はPCが約780、携帯が約330。

「GREEやモバゲーとは違う」
 ディー・エヌ・エー(DeNA)の「モバゲータウン」やグリーの「GREE」が課金型ゲームで利益を急拡大させる中、mixiアプリの立ち上がりは地味だが、笠原健治社長は「GREEやモバゲーとは明らかに別の市場を狙ったものだ」と強調。長期的な視野で収益化していくと話す。

 「GREEやモバゲーは、見知らぬ人と一緒にゲームをプレイし、ARPU(1人当たりの売上高)を拡大するかたちで、既存のゲームコミュニティーやオンラインゲーム市場を狙ったサービス。mixiアプリは、友人(マイミクシィ)と一緒にコミュニケーションを楽しむためのもので、ARPUではなく課金ユーザーのすそ野を拡大する取り組みだ。これまでにない新しい市場で開拓には時間がかかると思うが、しっかり立ち上げていきたい」

これを見るとアプリケーションプロバイダーが儲かっているかのようにも読めるが本当にそうか??しかし、公開制に早くして欲しいところ。

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Feb 05, 2010

「大変興味持っている」──ソニー、“iPadの市場”に参入意志

「大変興味持っている」──ソニー、“iPadの市場”に参入意志

iPadのような端末の市場にソニーも参入意志があることを、同社幹部が明らかに。
2010年02月04日 19時37分 更新
 「ソニーも大変興味を持っている」──ソニーの大根田伸行CFO(最高財務責任者)は2月4日、米Appleが発表した「iPad」のような端末の市場について、「iPadより遅れていることは否めないが、開拓していこうと思っている」と参入意志があることを明らかにした。

 同社決算説明会で質問に答える形で述べた。iPadについて、大根田CFOは「一方にソニーのReaderやAmazonのKindleのような電子書籍専用端末、もう一方にNetbookがあり、iPadはその中間の領域ではないか」と指摘。「伸びていく市場であり、競合も出てくるだろう。Netbookに影響はあると思うが、新しい市場ができてくるほうが大きい」とした。


電子書籍端末「Reader」を手にするソニーのストリンガーCEO=2009年11月 その上で、iPadのような端末の市場について「ソニーも大変興味を持っている。それだけの技術力を持っている。それに加え、PlayStation Netoworkは約4000万アカウントある。これにハードを組み合わせることで、この領域も開拓していこうと思っている」とした。

 ソニーは米国で電子書籍端末「Reader」を展開しており、米Amazonの「Kindle」と市場を分け合っている。同社はハードウェアとネットワーク、ソフトウェアを連携させることで付加価値を高める戦略を推進しており、Readerは「ソニーらしい体験」の1つとして販売拡大に力を入れている。

 09年度の電子書籍端末市場は世界400万~500万台に上ると見ており、今後も年間で前年度比2~3倍の勢いで成長すると予測する。iPadが電子書籍端末などと競合する可能性はあるが、ソニーは「むしろ市場が活性化し、Readerのビジネスに影響はないと思っている」(神戸司郎広報センター長)という。

SONYが参入するのはやはり端末のほう??電子書籍もフォーマットが乱立するのは避けて欲しいが・・・。

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Feb 04, 2010

専門用語なしで一眼の仕上がり、小さい“デジタルPen”「OLYMPUS PEN Lite E-PL1

専門用語なしで一眼の仕上がり、小さい“デジタルPen”「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」 (1/2)

オリンパスよりマイクロフォーサーズ規格のデジタル一眼エントリーモデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」が登場。小型化を進め、一眼に不慣れなひとでも扱いやすい新開発のインタフェースを備えた。
 オリンパスイメージングは2月3日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したデジタル一眼のエントリーモデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」を3月5日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はボディのみが7万円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L」を組み合わせたレンズキットが8万円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L」と「ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」およびフォーサーズアダプター「MMF-2」も同梱したダブルズームキットが10万円前後。


「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」。ボディカラーは「ホワイト」「シャンパンゴールド」「ブラック」の3色
 新製品は同社製マイクロフォーサーズ機「E-P1」「E-P2」の“上質さ”をそのままに、小型軽量化を進め、コンパクトデジタルカメラに慣れ親しんだ人でも気軽に扱えるよう、新開発のユーザーインタフェースを備えた。

 4/3型 ハイスピード 1230万画素 Liveセンサーやミラーレス構造といった主立った特徴はE-P1およびE-P2と同様ながら、ポップアップ式のストロボを新たに内蔵、また、ボディサイズはE-P1の120.5(幅)×70(高さ)×35(奥行き)ミリから、114.6(幅)×72.2(高さ)×41.5(奥行き)ミリへとひとまわり小さくなった。


向かって正面右肩にはポップアップ式のストロボを内蔵した
液晶上部にはアクセサリーポート」を備えており、EVF「VF-2」などを装着できる
 新UI「ライブガイド」は、「鮮やかさ」「色合い」「明るさ」「ボケ具合」「動感」の5項目についてメニューバーをスライドさせるだけで、専門知識なしにイメージする画像を得られるよう、カメラが自動的にさまざまなパラメーターを調整してくれる。

 「鮮やかさ」については「くっきり鮮やか」――「穏やか」、「色合い」については「暖かい」――「クール」、「明るさ」については「明るい」――「暗い」、「ボケ具合」については「背景ぼかす」――「背景くっきり」、「動感」については「動きを流す」――「動きを止める」とそれぞれ仕上がりがイメージできる平易な言葉でメニューバーが表記されており、写真に込めたいイメージさえあれば、ライブビューの背面液晶を見ながら仕上がりを決めることができる。

 E-P1/2にない特徴として、背面には「動画撮影」ボタンが設けられた。モードダイヤルの変更なしに、いつでもこのボタンを押せば最大1280×768ピクセルのハイビジョン動画を撮影できる。絞り優先やマニュアル(露出/シャッタースピード/ISO感度)での動画撮影、アートフィルターの適用も行える。


上面及び左右側面
 アートフィルターについては、E-P1/2に用意されていたラフモノクローム/トイフォト/ポップアート/ジオラマ/ファンタジックフォーカスに加え、黒を落として他の色の階調が滑らかなセピア調とする「ジェントルセピア」が新たに用意された。これらは前述のように動画への適用も行える(静止画にももちろん適用できる)。

 ボディに搭載された電子式手ブレ補正機構は静止画/動画いずれの撮影時にも有効で、マイクロフォーサーズ規格対応レンズはもとより、フォーサーズマウントアダプター「MMF-1」「MMF-2」を利用すれば、すべてのフォーサーズ規格レンズで手ブレ補正機構を働かせることができる。

 そのほか、4:3/16:9/6:6/3:2を自由に切り替えられるマルチアスペクト機能や、背面液晶で確認しながら撮影できる多重露光撮影機能、最大8人までを認識してAE/AFを制御する「フェイス&バックコントール」機能、追尾AF、白トビ/黒ツブレを抑制する「階調オート」などの機能も備える。

 背面液晶は2.7型(23万画素)「ハイパークリスタル液晶」で、マニュアルレンズのピントあわせが容易になる「拡大ボタン」やテレビへ静止画/動画を映し出すことのできるHDMI端子も用意。HDMIはHDMI-CEC対応だ。E-P2に用意された「アクセサリーポート」も備えており、別売オプションであるEVF「VF-2」やマイクセット「SEMA-1」などの装着も可能となっている。

早くもマイクロフォーサーズに新型機。矢継ぎ早の市場投入であるが、展開に焦っているのだろうか??特に新機軸もないし・・・。

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Feb 03, 2010

孫社長、iPadは「素晴らしい製品だ」

孫社長、iPadは「素晴らしい製品だ」

ソフトバンクの孫社長がiPadについて「素晴らしい製品だ」とコメント。だがiPad向け3Gサービスについてはノーコメント。
2010年02月02日 19時27分 更新
 ソフトバンクの孫正義社長は2月2日、米Appleの「iPad」について「素晴らしい製品だと心から思っている」とコメントした。その一方で、iPad向け3G通信サービスへの対応計画については「コメントする立場にない」と述べるにとどまった。

 iPadの3G対応版は小型SIMカード「GSM micro SIM」に対応し、SIMカードを差し替えることで3G通信キャリアを自由に選べるSIMロックフリー端末になっている。

 日本では3G対応版が6月以降に発売される予定で、NTTドコモの山田隆持社長は「前向きに取り組みたい」と話し、iPadへの3G回線提供に強い意欲を示している(ドコモ山田社長「iPad、前向きに取り組みたい」)。一部報道によると、ドコモはiPad発売に合わせてmicro SIMを単体で販売するプランを検討しているという。

 この日のソフトバンク決算説明会で、孫社長はiPadについて「まだコメントする立場にない」と繰り返した。micro SIMの販売についても「ノーコメント」とした。

 経営不振に陥っているPHSのウィルコムに対し、ソフトバンクが支援に乗り出すとの報道についても「ノーコメント」とした。

なにか新サービスをぶちあげるわけでもなく、やけに大人しい会見だったのが逆に不気味??ドコモでIPAD出してアイフォンはソフトバンクという状態も少々考えにくいがどうなるどうなる??

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Feb 02, 2010

ぼくらは“未完成”の「iPad」に期待しすぎていたのだろうか

ぼくらは“未完成”の「iPad」に期待しすぎていたのだろうか (2/2)
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コンテンツ配信もApp Storeで?

New York Times本社ビル。もともと同本社があった場所がタイムズスクエア(Times Square)と呼ばれていたが、現在ではNYT自身が数ブロックほど離れた場所に移転しており、世界一有名な広場にその名称だけを残している Appleのこれに対する回答は、App Storeにあると思う。同社は無料/有料を問わずにApp Storeで扱うアプリのアプリ内課金を認める方針を出しているが、これを応用するのがまず1つの方法だ。例えば、日本では産経新聞の朝刊がすべて無料で読めるアプリが有名だが、これを利用すると前述のプッシュ配信や柔軟なアプリ内課金が可能になる。

 スペシャルイベントで公開されたNew York Timesリーダーが好例だろう。Webコンテンツへの従量制課金(一定回数まで無料ページを閲覧できるが、規定回数を超えると支払いなしでページが見られなくなる)を発表した同社だが、NYTリーダーは課金を容易にする仕組みとして活用できる。優秀なリーダーアプリであり、コンテンツの差別化が図られているなら十分にビジネスになるだろう。Wall Street Journalのように、オンライン課金とはまた別に、モバイルアプリユーザー用にさらに課金を行う新聞社もある。


iPadのデモに出てきた問題の画面。New York TimesのWebサイトを巡回するデモなのだが、Flash使用部分だけが表示されずに青いアイコンになってしまっている。この部分だけはさすがに会場から苦笑いが漏れた これに関して興味深いと思ったのが、スペシャルイベントで行われたiPadによるWebブラウジングのデモだ。ジョブズ氏がNYTのWebサイトを開いたところ、Flash動画が埋め込まれている部分だけ何も表示されず、「要プラグイン」の青いアイコンだけが表示されていた。その一方で、NYTリーダーの専用アプリを通してみると、おそらくQuicktimeベースの動画プレーヤーが呼び出されるようで、問題なくコンテンツすべてが表示された。iPhone OSでのFlashの動作を認めていないAppleならではの事件といえるが、「複雑でより柔軟なことをしたければアプリを活用してほしい」という同社のメッセージにも見える。

 これはAppleがApp Storeを非常に重視していることを意味している。ゲームやツールはもちろんのこと、MLB.comのアプリのように、本来はWebだけでも大丈夫そうなサービスでさえアプリ化することで、よりApp Storeをアピールしているのではないだろうか。力のある大手はむしろどんどんアプリ作りに参加して、その中でコンテンツを拡充させたほうがメリットがあるかもしれない。


テレビインタビューで正式発表の前日にAppleタブレットの存在を公言したMcGraw-Hillの本社ビル iBookstoreと並んでiPadで未知数なのが教育市場への浸透だ。教育出版大手としても知られるMcGraw-Hillは、今回のAppleタブレット騒動で最後のリーク情報を流した企業だ。その同社は当然Appleとパートナー交渉を持っていると思われるが、今回は提携企業に名前が挙がっていないどころか、ジョブズ氏は教育分野でのiPadの取り組みについてほとんど何も語っていない。

 これは教育市場を意識していない、あるいはMcGraw-Hillと交渉が決裂したというよりも、いまだ交渉中で先の展開が見えていない状態の可能性がある。iPadの機能アピールを最小限に抑えることで、製品のアピールポイントが拡散することを防いでいた可能性もあるが、電子ブックと並んでむしろまだ発展途上にあると考えたほうが自然かもしれない。

 今回のイベントで感じたのは、リーク情報で「有力なKindle対抗馬」「電子ブックリーダー期待の新星」「教育市場も制覇」といった話が飛び交い、ユーザーやアナリストらの期待が膨らみすぎてしまったのではないか、ということだ。この前評判がマイナスに作用した可能性がある。“未完の大器”というわけではないが、iBookstoreの推移は今後数年をかけて見守っていくべきなのかもしれない。そのとき、iPadはどのような形で市場に残っているだろうか。


ジョブズ氏が提携先出版社として名称を挙げていたSimon & Schusterのビル(写真=左)。HarperCollins Publishersの米国本社ビル。もともとは英国系の出版社で、ほかの大手出版社もその多くは英国が起源となっている。ちなみに、Time Inc.からここまで挙げたビルはすべて、ロックフェラーセンターを中心にほぼ3ブロック以内にかたまっている(写真=右)

PCとスマートフォンの中間で
 iPadを初めて目にしたとき、実家の両親に触らせたらどうなるかを考えた。2人ともになかなかいい年齢に達しており、本人らも新しいことを覚えるのは苦手だと認めている。当然PCを渡しても最低限の操作しかできず、何かちょっとでもトラブルがあると私がヘルプデスクとして呼び出されることになる。

 もし比較的シンプル化された端末で、直感で操作でき、ある程度以上のことができたらどうだろう。こうした高齢層や教育現場、そしてPCとは縁のやや薄い一般層あたりには需要があるのではないか、などと筆者はいつも考えている。いわゆるPC的な端末の家電バージョンやアプライアンスといったものだ。

 iPadにそんなことを期待してみたが、実際にはiPadはPCコンパニオンの1つという扱いで、基本的に母艦となるデバイス(この場合はMacかWindows PC)が必要だ。データや設定はすべてPC側で保存されており、必要に応じてUSBケーブルで接続してバックアップを取ったり、データを同期したりする必要がある。一方でiPadのサイズではiPhoneにはなり得ないし、iPhone、iPad、Macの3種の神器をそろえて初めてさまざまな生活シーンに対応できるというのがAppleのメッセージだと思う。iPad的なカテゴリの製品が独立したデバイスとして存在するようになるのは、まだ先の話のようだ。

 MacやiPhoneを売るのが前提にあるとはいえ、もう少しデバイス間の依存関係を切り離せないものか。例えば、同期はすべてインターネット経由でも問題ないはずだ。GoogleではAndroid携帯のデータはすべてオンライン側にあり、故障してデータが消失してもいつでも書き戻せるとしているが、アプリなどのデータは引き継がれないため、結局バックアップ用のツールが必要になる。このあたりついてはAppleが買収したLala Mediaの存在をきっかけに、コンテンツがネットワーク側に移動していく世界に期待したい。

あと数カ月もすればIPADの真価に触れることができるのではないか?APPLEの新商品だけにある程度人気先行になるのはやむを得ない??

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