« November 2007 | Main | January 2008 »

Dec 31, 2007

正念場のウィルコムは、次世代PHSまでの“つなぎ”が不可欠

正念場のウィルコムは、次世代PHSまでの“つなぎ”が不可欠

ITmedia データ通信の話題が盛り上がりましたが、「データ通信を開拓してきた」と自負するウィルコムはどうでしょうか。

石川 今年(2007年)はウィルコムにとってかなり辛い年だったと思います。ソフトバンクには980円で音声通話市場を取られ、イー・モバイルにはデータ通信市場を取られ……何より、“ウィルコムらしさ”がなかったのは厳しかったですね。

 でも、今“厳しい”といわれていても、ひところに比べれば、契約数は約1.5倍に増えているので、財務上はまだ強固だと思います。今、ユーザーがいるうちに何かしら違った切り口、開拓を迫られていますが、なかなか次の一手が見えてこないですね。

ITmedia 次世代PHSがスタートする2009年までの“つなぎ”が見えてこないということですか。

石川 そうですね。ウィルコムとして今年(2007年)どうかと思ったのが、“2台目の端末”から“1台目の端末”になろうとしていたことです。今までは2台目需要を狙って伸びてきていたわけですが、最近はデザインや機能がケータイと大差なくなってきました。 PHSがケータイと同じ土俵に立って勝てるのか?と思うのです。

 もっと「W-SIM」を使って「9(nine)」のさらに小さいバージョンとか、「nico.」のような目新しい端末の路線がもっとあってもよかったと思います。

 結局、赤外線通信機能を用意したり、フルブラウザを標準搭載してパケット通信でARPUを稼ごうとしているわけですが、それではケータイと一緒ですよね。もっと2台目需要を喚起させるものがあるべきだと思います。例えばケータイに付けるストラップがW-SIMの端末だったりとか。

神尾 基本的に石川さんと同意見ですが、ウィルコムに対しては一言でいうと「逃げるな」ということです。ソフトバンクが月額980円でホワイトプランを出したときに、ウィルコムは正面から対抗しなかったでしょう。確かに財務的に難しいというのは、キャリアの視点では妥当です。でも市場競争力の視点では、あそこ(ホワイトプラン)から逃げちゃいけなかったんですよ。でも「あんなの違う」と正面から戦うことから逃げた。21~1時のたった数時間の差で、ホワイトプランは月額980円なのに、ウィルコム定額プランは2900円ですよ。価格差がありすぎる。

 いくらPHSをウィルコムが誇りに思っていても、「PHSだから選ばれる」ということはないんだから、競争相手とは正面から身を削っても戦うべきです。今までは新しい市場を開拓してオンリーワンで伸びてきましたが、そこに競争相手が出てきたときに逃げちゃだめ。自分が作った市場だったら、新しく入ってきて横取りしようとした相手を、出血しながらでも蹴り出すぐらいの姿勢が必要なのに、彼らは店頭での競争から逃げたんです。

 この業界はコンシューマー市場から逃げてはいけないし、そこで一定以上の競争力を持てない会社というのは、どこに行っても負けてしまうんですよ。店頭にいるとわかりますが、今ウィルコムはコンシューマー市場で真剣に戦う気がないでしょう。ソフトバンクやイー・モバイルに「傷ついても勝つ」という気迫が見られない。ウィルコムは次世代PHSの準備を進めていますが、既存ユーザーがそこまで待つ義理はないんです。将来に対しての投資は大事ですが、今の現実から逃げると、結局ユーザーから見捨てられてしまいます。

石川 ウィルコムはプロモーションで「I=PHS」というのをやっていましたが、あれを見たときに、「ちょっとどうかな……」と感じました。

神尾 ユーザーにしてみれば、どの通信方式だろうが関係ない。自分にとってメリットがあるかどうかが重要なんですよ。ウィルコムがPHSに誇りや愛着を持つのは自由ですが、ユーザーが求めるものは「よいサービス」なんです。結果が伴わないと、ただの自己満足ですからね。

石川 電話番号は070だし、2台目需要で伸びててきたからユーザーも番号に愛着がないし、端末メーカーも限られているから出せる端末も限られる、長く売らないとペイできない……など、ウィルコムの置かれている立場は非常に弱いんです。いろいろなハンデを背負っているからこそ、違った切り口で攻める必要があるのに、携帯電話と(同じ土俵で)戦おうとしたことが失敗したのかなと。

神尾 はっきりいって、同じ料金、同じサービス内容という同一の条件だったら、PHSが選ばれることはあまりないですよ。どうしても培われてきたイメージや、ユーザー規模の差が出てしまう。

 ウィルコムがやるべきは、例えば先ほど石川さんがおっしゃっていましたけど、ケータイでは絶対不可能な、長時間バッテリーが持つ小型の音声専用端末を作るとか。これは需要があると思うんですよ。次世代PHSのために2.5GHz帯の周波数をもらうのはいいんですけど、(次世代PHSを始める2009年までの間に)ビジネスをつなげないといけない。

石川 来年(2008年)はかなり正念場でしょうね。

神尾 彼らは今、黒字にこだわるべきではないと思いますけど。今は攻めないとだめ。このまま行ったら次世代PHSを始めるときに、「残っているユーザーがどれだけいるの?」となりかねないので、今は身を切っても攻めないとだめ。

石川 ウィルコムはIPO(株式公開)に向けて準備を進めているので、今は難しいタイミングに置かれているんですよね。2.5GHzを今取らないといけないのも、黒字化にこだわっているのも、IPOがらみなんですよ。だから上場するタイミングで大きく盛り上げないといけない。

神尾 確かに黒字というのはIPOをするうえで大事なんですけど、この業界では単純な黒字よりも純減していないことのほうが大事なので、このままIPOするまでに純減し続けたら、収益が黒字でも果たして上場のときに有利に働くのか?と思いますね。

石川 その点、ソフトバンクはうまい。純増をガンガン取っていって、でも借金はまだまだたくさんある、という(笑)

神尾 携帯電話業界は免許事業だから、財務状況が悪くても、客が増えている限りは赤字はあまり問われない部分があるんですよ。

石川 財務状況と違い、純増数は毎月発表されますからね。その純増数が各キャリアのイメージにつながってくるわけだから……。

神尾 万の単位で毎月契約者が減っていったら、いくら黒字でもIPOのときに不利ですよ。今、そこ(黒字化)で無理を重ねてしまっているから、「黒字なんだけど純減」という状況になってきているじゃないですか。初めから「今期はお客さんを取りに行きます! そのための投資時期です!」と宣言して、サービスを強化した方がいいんですよ。将来に向けて種をまくことは恥ずかしいことではないし、むしろ種をまかないで食いつぶしている状況のほうが危機的だと思います。

 かなり厳しいことを言いましたが、ウィルコムには期待しているのです。だから現実を直視して、しっかりと頑張ってほしいですね。

石川 これだけPHS一筋で頑張ってきたので、ウィルコムには粘りがあると思います。そこを生かしてさらに飛躍してほしいと思ういますね。

神尾 あとは変な欲を持たないでほしいですよね。スマートフォンをやって多機能化でとか……。ウィルコムの「起死回生の立役者は、『W-ZERO3』ですか?」ということなんですよ。彼らを救ったのは、携帯電話キャリアに先行した「音声定額」の方ですから。

石川 W-ZERO3も爆発的に売れたわけではないですからね。

神尾 「W-ZERO3がウィルコムを救う」と思っているとしたら、それは危険ですね。スマートフォンの市場規模は、それほど大きくない。データ通信市場の「選択肢の1つ」でしかないですから。

石川 W-ZERO3がヒットしたから、逆にブレたのかな……。

神尾 それもありますよね。“単なる安い電話だけ”というのは、キャリアのプライドとしては許せないところもあると思うんですが、現実問題として、店頭で勢いがなくて人がいないキャリアは法人でも選ばれないし、新しいことをやっても、それ(スマートフォン頼みの状況)が続いているようだと不利でしょう。

ウィルコムはどう考えても厳しい。データ定額もあっという間に速度・価格とも携帯に抜かれてしまった。次のテクノロジーが出るまでどう凌ぐのか正念場である。


 

| | Comments (0) | TrackBack (3)

Dec 30, 2007

15分で分かる2007年のブログ界 (2/2)

15分で分かる2007年のブログ界 (2/2)2007年12月28日 12時30分 更新
前のページへ 1|2       
 

スパムブログは、キーワードを書き込んだ後、それに少しでも関連のあるブログへ無差別にトラックバックやコメントを送る。記事の中身などはない。多数のブログへのリンクであったり、記事のコピペだ。そして、お決まりのアフィリエイトが貼ってある。こういうブログが急増し、検索をかけても普通のブログが埋もれてしまうケースすらあるのだ。

 そこで検索サイトも対策を練る。つまり、ブログの検索結果からの排除だ。実際には、ブログ検索を独立させることもあるので、まったくブログが引っかからないことはないが、スパムブログだけでなく、普通のブログも排除されかねない可能性もある。

 こうして見ると、「ブログ限界論」とは、結局スパム的行為によって引き起こされてきたものだと言えよう。このスパムブログ問題を解決しない限り、「ブログ限界論」というものが2008年以降もくすぶり続けるのは間違いない。

迷走するサービス事業者
 2007年のブログ界には、もう1つ忘れられないことがあった。それは、冒頭に述べたリアルへの波及につながるのだが、SNSが必ずしも閉じられたものではなくなったということだ。

 2007年で報じられた幾つかの事件では、mixiから発展してきたものがあった。次に紹介するケースを含め、mixiに書いた日記から大事になり、自分自身の立場をも壊してしまっている。もはや、SNSといえども一般に公開したブログと変わらなくなってきているのだ。

 4月7日には4月に採用されたばかりの組合員の男性が、飲酒運転と無免許運転をmixiの日記に書き込んだ。これを受けて組合では、4月17日に懲戒委員会を開催し、論旨解雇を決定。男性は、「冗談のつもりだった」というが、結果として採用されてわずか半月で解雇されたということになる。

 8月18日には、男子大学生がキセル行為やカンニング、中学生との性交渉などをmixiの日記に記載、これが2ちゃんねるなどで話題となり、退学や内定取り消しの危機にあると報じられた。

 記憶に新しいのは、12月5日、ファストフード店でゴキブリを揚げたという嘘をmixiの日記に書き込んだ男子高校生が、「社会的な責任を取りたい」として自主退学している。元々、男子学生が通う高校ではアルバイトが禁止だったことや、他にも校則違反をしていたことが書かれるなど、学校にいづらかったのかもしれないが。

 ただ、このケースでは1つ疑問がある。mixiの場合、18歳未満が登録できないはずなのに、17歳の高校生が登録していたという事実だ。つまり、mixiには18歳未満のユーザーがいるということになる。これはmixiに限らず、ほかのサービスにもいえることだが、年齢などの確認をどう取るのか、今後、サービス事業者側はしっかりしていく必要があるだろう。

 それにしても相変わらず、ブログサービス事業者が迷走を続けている。

 複数のブログサービスでは、「オフィシャルブログ(公式ブログ)」として著名人のブログを開設している。これ自体は数年前から行われていることだ。

 しかしその一方で、一般ブロガーに与える影響はどうだろうか。実際、ブログサーバの不安定さを嘆く声や、ユーザーを見ていないサービスの改悪など、2007年も常にどこかしらで聞こえ続けているのだ。

 確かに、芸能人のブログを開設することは、サービス事業者側にとっては客寄せになろう。そして、広告収入が増えることで、一般ブロガーにも無料でブログサービスを提供できる。しかし、ユーザーに不満を覚えさせるようなサービスとなってしまうことは避けなければならない。

 2007年こそはユーザーを大事にする形でサービス事業者が動いてくれることを願っていたが、どうもそれらの声は幾つかの事業者側には届かなかったようだ。それだけが残念である。

企業ベースでは利用が促進されるCMS
 一方、企業ベースで見るとどうだっただろうか。

 数年前から徐々にではあったが、2007年は特にCMSやブログツールを利用してWebサイトを構築するものが増加していた。構築しやすいことと、更新もしやすいということから、キャンペーンサイトや、映画などのWebサイトで多く見られている。

 ただ、必ずしもRSS配信しているというわけでもなく、あくまでもWebサイト構築の手段としてCMS利用しているという印象だ。RSSに関していえば、2007年においても発展途上の印象を受けている。

 シックス・アパートなど複数のブログツール、CMSツール提供社も、企業への導入を積極的に推進している。個人がブログを利用するのが当たり前になってきた現在、2007年は企業がターゲットになっていたのは間違いないところ。この企業におけるCMS化への道は、2008年も加速していくことは間違いない。

ブログバブルは崩壊したのか――2008年のブログ界
 このように2008年のブログ界は、飽和状態に脹れ上がったものを包み込めずにほころびが見えはじめたような印象を受ける。正に、バブル崩壊の予兆とも言えるかもしれない。

 しかし、一般のブロガーにとっての2007年はどうだったのかといえば、「何も変わらない」というのが実感ではないだろうか。普通にブログを更新し、コメントやトラックバック、ブログアクセサリーなどを利用して、ほかのブロガーと交流していく。昨年までと何ら変わらない日常である。

 しかし、これまで振り返ってきたように、ブログ界全体を見回せば、静かな亀裂が入りはじめた年でもある。

 これは、2006年のブログ界でもまとめた結論とまったく同じなのだ(関連記事)。迷走し、亀裂を生じさせているのはサービス事業者の都合でしかない。

 相違点があるとすれば、いわゆる「ブログ限界論」を一部のブロガーが唱えたことだろうか。しかしそれにしても、ほとんどの一般ブロガーとは関係のないところで起きている現象でしかない。

 そしてもう1つは、ブログという存在が大きくなるにしたがって、冒頭でも触れたように、リアルに関与し、ニュースソースとしても使われるようになるなど、メディアとしての一面も強めてきたことだ。

 このような状況を受けて、2008年のブログ界はどうなっていくのだろうか。

 昨年、2007年のブログ界が再生していくためには、Windows Vistaなどの環境整備がカギを握っていくのではないかと書いたが、残念ながらWindows Vistaが予想以上に普及していないことで、この予測は外れてしまった。そしてブログサービスのインフラも、実感として、あまり変わっていないような気がする。

 結果としてそれが、ブログバブル崩壊への亀裂を生じさせていったのだろうか。

 しかし、一般のブロガーたちにとって、2008年も2007年までと同じようにブログをツールの1つとして利用していくだろうことは間違いない。

 つまり、まだブログバブルは崩壊してはいないのだ。

 ただし、数多くのブロガーたちが、ブログサービスやブログツールをそのまま利用し続けるかどうかは未知数である。サービス事業者の動きによっては、どうなるか分からないが、インフラとしてとらえられる世の中の動向からは、課題が多いのが事実だろう。多くのブロガーにとっては、好きな時に自由にかける環境こそが必要ということだろうか。

 逆に、企業ベースで見ると、HTMLベースのWebサイトから、ブログツールなど、CMSベースのWebサイトへの移行がますます進んでいくことは間違いない。そういう意味では、ブログバブルがしばらく続くだろうことは想像に難くない。

 冒頭で提起した、ブログは今後、メディアとしてどのような方向に成長していけばよいのか? という問いであるが、その答えを握っているのは、ほかでもないブロガー個人にあると言えるだろう。ブロガーが普通に使っている分には、決して否定されるべき要素はないからだ。

 2008年のブログ動向に注視したい。

SPAMBLOGの問題と書き手のリテラシーの問題は今後さらにクローズアップされるのかも。ただ、NET・WEBの使いこなしのためにも、早い段階からBLOG等に触るような教育はありと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (3)

Dec 29, 2007

客はなぜ怒っているのか――会話から感情を分析するソフト

客はなぜ怒っているのか――会話から感情を分析するソフト

デジタルテクノロジーが開発した音声解析システムは、話し手の感情レベルを7段階で評価できるという。
2007年12月28日 17時19分 更新
 システム機器を開発するデジタルテクノロジーは、会話の音声を分析して話者の感情を可視化する感情解析ソフトウェア「DTC-VEmotion」を開発した。コールセンターなどに向けて2008年2月に販売を始める。

 同製品はデジタルテクノロジーの音響技術と、解析エンジンを手掛けるメッセージワンの感情解析システムを組み合わせたもの。音声のトーン、大きさ、速度、会話の沈黙時間や割り込み回数などから話者の感情レベルを7段階(-3~0~3:不快~普通~快)に分類する。分析データは自動的にグラフ化され、感情の変化を時系列で表示できる。音声を文字に変換する同社の音声認識システムと連携することで、感情に影響を与えた発話内容を単語ごとに分析することも可能になる。


感情解析システム「DTC-VEmotion」の分析画面。感情を数値化できるのが特徴だ
 同社はこれまでコールセンターや証券会社を中心に、音声認識システムや文章を音声合成する装置などを導入してきた。新製品開発の経緯は「サービス向上のためにオペレーターの顧客対応を客観的にチェックしたいという要望が多かった」(ボイスソリューション事業部 執行役員 事業部長の横内一仁氏)としている。

 価格は、1サーバ当たり250万円から。初年度で1億円の売り上げを目指す。

面白そうなソフトだが、1年ほど使用すればだいたい危険な言葉、ふるまいというのは分析できそうだから長い間導入し続ける必要もなさそうだな・・・。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Dec 28, 2007

シゴトツールの効用を最大化するには?【解決編】

連載
シゴトハック研究所:
シゴトツールの効用を最大化するには?【解決編】

シゴトツールの導入で成功するには、速効で効果が出るツールを選ぶよりも、“習熟ツール”を選ぶことが大切です。一見遠回りなこの方法の利点は何でしょう。 2007年12月26日 20時31分 更新 今回の課題 シゴトツールの効用を最大化するには?

 コツ:仕事の“ティッピング・ポイント”を知っておく

シゴトハック研究所
バックナンバー
シゴトツールの効用を最大化するには?【解決編】
シゴトツールの効用を最大化するには?【問題編】
現実的なスケジュールを作るには?【解決編】
現実的なスケジュールを作るには?【問題編】
ルーチンワークを加速させるには?【解決編】
ルーチンワークを加速させるには?【問題編】
続・「自分との約束」を守るには?【解決編】
自分一人で進めている仕事を油断せずにやり抜くには【問題編】
「自分との約束」を守るには?【問題編】
今日のやる気を未来に“繰り越す”には?【解決編】 シゴトハック研究所では、仕事の効率アップとクオリティアップを支援するためのツールや具体的な方法論であるシゴトハックを紹介しています。特にツールについては、使えばすぐに効果が出る“速効ツール”よりも、ある程度使い慣れることでその真価を発揮する“習熟ツール”に注力しています。

 この「使い慣れる」には次の2つの側面があります。

時間をかけてトレーニングを積む
勘どころを押さえて効率よく使う
 「使い慣れる」と聞くと、どうしても1のような「時間がかかる」あるいは「手間がかかる」といったイメージを抱いてしまうかもしれません。仕事は常にスピードが求められますから、導入したその日からすぐに効果を発揮してほしい、という要求があるのは当然といえるでしょう。それゆえ、どうしても“速効ツール”に目を奪われがちなのです。

 でも、長い目で見た時に決定的に差がつくのは、“習熟ツール”によってもたらされる持続性の高いパフォーマンスでしょう。「人馬一体」という言葉がありますが、いかに駿馬といえど騎手にその馬を乗りこなす技量がなければその俊足が発揮されることはないのです。

 逆に、ツールを手足のように操ることができれば、ツールと人の両方のポテンシャルが最大限に発揮されるはずです。そのために必要なのが2の「勘どころを押さえる」という視点です。

仕事の“ティッピング・ポイント”を知っておく
 仕事に限らず、人がツールを使うのは人手によるパフォーマンスを増幅させるためでしょう。例えば、畑を耕す際にトラクターを使うのは、人が手で土を掘り返すよりも効率がいいからです。一見するとトラクターは人手を代行しているように見えますが、トラクターはあくまでも人手のパフォーマンスを増幅させているだけです。

 つまり、ツールは人の能力にレバレッジをかける役割を担っているわけです。そう考えると、ツールを使う前に“素手”による試行をしておくことは、ツールに期待する役割を浮き彫りにする上で役に立つはずです。

 言い換えれば、ツールで増幅しようとしているのが、人手によるどのような作業なのかを突き止めることです。さもなければ、ツールに操られてしまうことになりかねません。

 例えば、Femoというツール(11月9日の記事参照)は、人手による次のような作業を増幅するものです。

メモに日付ごとのラベルを付けて仕分ける
本日の日付ラベルがついたメモだけを取り出す
特定のラベルがついたメモだけ取り出す
すぐに使わないメモはしまっておく
 いずれも人手では時間と手間のかかる作業ですから、ツールを使うことでこの部分を効率化しているわけです。これは、ツールの効用が最大化するティッピング・ポイントを突いているといえるでしょう。そのためには、まず面倒でも手動でその作業をやってみて、ツールによる増幅の余地を探る必要があります。

ツールを習慣に組み込む
 日々使うスケジュール管理ソフトやタスク管理ツール、あるいはWebブラウザなど、それを使っていることをことさらに意識させないツール、それが“習熟ツール”なのですが、先ほど「ツールを手足のように操ることができれば、ツールと人の両方のポテンシャルが最大限に発揮される」と書いたとおり、ツールを使う人の側にも文字通り習熟が求められます。

 習熟とは、意識しなくても再現できるようになることです。適当にやって10回に3回くらいの頻度でうまくいくというのではなく、10回やったら10回とも想定通りの結果が出るというくらいでなければ、そのツールを使い続ける気が失せてしまうでしょう。

 これを実現するには、人が自らの習慣の中にツールを組み込むことです。例えば、毎朝欠かさずニュースチェックをしているなら、ニュースチェックの際に気になった記事をクリップするためのツールを使うようにする、あるいは、日々のタスクを紙にリストアップしているなら、並び替えや検索ができるタスク管理ツールを導入する、などです。

 ツールを、すでにある習慣の“ベルトコンベア”に組み込むことで、無理なくその習熟を図ることができるでしょう。

 今後も続々と新しいツールが登場するでしょう。その際には、次の2つの視点でそのツールを使うかどうかをチェックしてみてください。

そのツールはあなたの仕事のどの部分を増幅するか
そのツールの組み込み先となる習慣はすでにあるか
 いずれの問いにもYesと答えられれば、そのツールによってあなたの仕事のパフォーマンスは向上するでしょう。1だけがYesの場合は、そのツールにまつわる新たな習慣構築が必要になりますから、習熟までに時間を要することになります。2だけがYesの場合は、そのツールの導入は見送る方が無難でしょう。

ツールは使い続けての持続的な効果こそ大事・・・、まさにそのとおり。ただ、ツールを手足のように使う領域まで高めるのは簡単ではないわけですが・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 25, 2007

シャープと東芝が業務提携、東芝は大画面有機ELを「見送り」

ニュース2007年12月21日 19時49分 更新シャープと東芝が業務提携、東芝は大画面有機ELを「見送り」

シャープと東芝が業務提携を発表。東芝は大型液晶パネルをシャープから購入する判断を下し、大画面有機テレビの投入は見送られた格好だ。 握手を交わすシャープの片山社長(左)と東芝の西田社長(右) シャープと東芝は12月21日、液晶と半導体分野での提携を発表した。シャープが液晶テレビ用LSIを東芝から、東芝がシャープから大型液晶パネルの購入を行う相互供給を柱とし、提携領域の拡大も視野に入れてゆく。

 「詳細については今後詰めていく」(シャープ 取締役社長 片山幹雄氏)という状態だが、2010年度にはシャープは東芝から液晶テレビ用システムLSIを約50%、東芝がシャープから32V型以上の液晶パネルを約40%、相互に購入することを目標とする。

 東芝は2009年度中の大画面有機ELテレビ出荷を断念したばかり(→東芝、有機ELテレビの発売を延期)。同社代表執行役社長の西田厚聰氏は「大画面分野においては、有機ELよりも液晶の方が優位の状態が長く続くと判断した。次世代大型は液晶で行く」とシャープから大型液晶パネルを購入する意図を説明する。「1社で競争力を持つ製品をつく出すことは難しくなっており、提携は必然。強い液晶と強い半導体の提携であり、Win-Winの関係を構築できる」(西田氏)

 シャープとしては2010年の稼働開始を予定している新工場の安定稼働が見こめるほか、液晶テレビ用LSIへの設備投資が軽減されるため、液晶テレビ/パネル製造へ経営資源を注力できる。「LSIについては、携帯用イメージャーと液晶用ドライバーへ集中していきたい」(片岡氏)

 現在、東芝は液晶パネルの製造開発を行うIPSアルファテクノロジ(東芝・日立製作所・松下電器の合弁会社)と有機ELディスプレイの開発を行う東芝松下ディスプレイへ資本出資しているが、IPSアルファテクノロジについては出資分を売却する方向で検討を進めることを西田氏が明言した。

大型ディスプレイほかで提携が加速する家電業界。いずれにせよグローバル市場を睨んでも会社の数が多すぎるには間違いない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 23, 2007

子供に携帯を買う理由は「安全のため」が78%――米調査

ニュース
子供に携帯を買う理由は「安全のため」が78%――米調査

両親が子供の携帯電話に期待する機能は「安全」。エンターテインメント機能を重視する親は1%にすぎない。
2007年12月22日 08時29分 更新
 通信ソフト企業の米Aricentは12月20日、子供用の携帯電話購入に関する調査報告を発表した。調査は、1~18歳の子供を持つ親338人を対象に行った。

 子供に携帯電話に買い与える理由として、78%が「安全」を挙げた一方、「エンターテインメント」を挙げたのは、わずか1%だった。また、44%が位置情報アプリケーションに興味があると回答している。

 回答者のうち、自分の子供が既に携帯電話を所有しているのは23%。うち19%は、このホリデーシーズンに携帯のアップグレードを考慮中だという。また、携帯電話を所有していない子供を持つ親の31%が、今年のクリスマスプレゼントとして携帯を考えているという。一方、自分の子供には携帯は早すぎるので買わないとの回答は全体の36%だった。

 通信サービス業者や端末メーカーは、大人向けにマルチメディアやモバイルエンターテインメント機能を投入しているが、Aricentは「急速に拡大しつつある子供向け携帯市場では、安全のためのアプリケーションが、購入時の決断を左右するだろう」とコメントしている。

安全のためのケータイ購入といわれれば納得してしまうが、本当に必要か考えるとたぶん必要ない気がする・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

“次世代PHS”にゴーサイン――ウィルコム「1日も早いサービス開始を」

“次世代PHS”にゴーサイン――ウィルコム「1日も早いサービス開始を」

次世代高速無線通信で使用する2.5GHz帯について、ウィルコムの「次世代PHS」への割り当てが決定した。同社は「1日も早いサービス開始に向け取り組む」という声明を発表した。
 総務省は12月21日、周波数2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信について、KDDIら6社による「ワイヤレスブロードバンド企画」と、ウィルコムの「次世代PHS」(2.5GHz帯の周波数を使用する広帯域移動無線アクセスシステムの特定基地局の開設計画)に電波を割り当てるよう、電波監理審議会(電監審)に諮問。電監審は同日、2陣営への免許交付を答申し、総務大臣が正式に認定した。

 ウィルコムはこの決定をうけ、「『次世代PHS』導入に向けた2.5GHz帯での免許認定について」と題した声明を発表。認定に当たっては、PHS技術の開発やモバイルデータ通信市場の創生、MVNOを含めたオープン化の推進、国際協力体制の構築、地域格差是正や医療機関での採用実績といった、これまでの取り組みに基づく事業計画が評価されたという。

 次世代PHSは、現行PHSを基礎にモバイルWiMAXと同じOFDMA技術、アダプティブアレイアンテナ技術、MIMO技術を盛り込むことで、上り/下りとも最大20Mbpsのパケット通信を可能とする規格。基地局は自律分散性を持つため、3G携帯電話やWiMAXのように、基地局を設置する際に細かな設計が不要で、現行PHS網を元に次世代マイクロセルネットワークを短期間に低コストで構築できるという。

 声明は、「今日をスタートに、一日も早い『次世代PHS』のサービス開始に向け、全身全霊を傾けて取り組むとともに、現行世代のPHSの拡充にも積極的に取り組み、日本の通信の発展はもとより、国際競争力の強化・地域格差是正・医療ICT化などの公的課題にも寄与していきたいと考えています」と締めくくっている。

20Mものスピードが出れば実用性も十分。あとはローコストで施設の整備が進むかどうか?

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 22, 2007

現実的なスケジュールを作るには?【解決編】

連載
シゴトハック研究所:
現実的なスケジュールを作るには?【解決編】

スケジュールを作成したものの、見通しが甘かったために苦しんだことはありませんか。これを防ぐには、“長期的な視点”と“短期的な視点”で、考え方を変えることが重要です。 2007年12月21日 19時21分 更新 今回の課題 現実的なスケジュールを作るには?

 コツ:面積と数字で把握する

シゴトハック研究所
バックナンバー
現実的なスケジュールを作るには?【解決編】
現実的なスケジュールを作るには?【問題編】
ルーチンワークを加速させるには?【解決編】
ルーチンワークを加速させるには?【問題編】
続・「自分との約束」を守るには?【解決編】
自分一人で進めている仕事を油断せずにやり抜くには【問題編】
「自分との約束」を守るには?【問題編】
今日のやる気を未来に“繰り越す”には?【解決編】
今日のやる気を未来に“繰り越す”には?【問題編】
週次レビューを確実にこなすには?【解決編】 問題編にもあったように、「今はまだ余裕があるので大丈夫だろう」と思って引き受けたものの、後になって予想外に自分の仕事が忙しくなり、身動きが取れなくなってしまうことがあります。こういったことを防ぐにはどうすればいいでしょうか。長期的な視点と短期的な視点の2つに分けて考えてみます。

 長期的な視点でのスケジューリングを見誤れば、冒頭に書いたような思わぬピンチに見舞われることになります。一方、短期的な視点でのスケジューリングにおいては、途中で考え込んだり、当初は想定していなかった作業を発生させてしまうことなどにより、同様に危機的状況を招くでしょう。

 いずれも「見通しの甘さ」という一言で整理できますが、その対策については視点ごとに異なってきます。

期間 対策
長期的な視点での対策 1週間~1カ月程度のスパンで、自分が抱えている仕事全体のボリュームを大まかに把握し、過不足なく時間を配分する。
短期的な視点での対策 1日から最大3日程度のスパンで、行うべき仕事を作業レベルに分解し、最適な順番に並び替えた上で1つ1つ片付けていく。

 それぞれについて詳しく見ていきましょう。

まず、面積で把握する──長期的な視点
 結論から先にいえば、2つの視点の違いは見通しの把握の仕方に現れてきます。具体的には次の表のように整理することができます。

視点 把握の仕方 ツール
長期的 面積で把握する 紙(アナログ)
短期的 数字で把握する PC(デジタル)

 まず、長期的視点で見通しを把握する場合から考えてみます。例えば、

「1カ月後に予定されている営業会議までに上半期の営業実績をまとめた発表用資料を作る」
 という課題を与えられたとします。猶予は「1カ月」ありますが、このままでは実際に資料作りに使える時間がどれくらいあるかがよく分かりません。そもそもトータルでどれくらいの時間が必要なのかを分かっていなければ、見通しの立てようもないでしょう。

 このようなスケールの大きな数字を扱う際には、いきなり数字で把握しようとせず、まずは面積で把握するようにします。例えば、3カ月を一望できるような手帳を用意し、本日と営業会議の日それぞれに丸をつけます。こうすることで、本日から営業会議の日までが「距離」として把握できるようになります。


 距離が分かったら、今度は本日から営業会議までの間で、週ごとにどれくらいの時間を資料作りに充てられるかをざっくりと見積もります。例えば、1週目は20%(週1日)、2週目は40%(週2日)、3週目も40%(週2日)、4週目は60%(週3日)といった具合です。模式図にすると以下のようなイメージです。

1週目:■□□□□ 20%
2週目:■■□□□ 40%
3週目:■■□□□ 40%
4週目:■■■□□ 60%
 こうすることで、本日から営業会議の日に向かって、必要な時間が扇が広がるように増えていくのが分かるはずです。今後1カ月の間に資料作りの仕事がどれぐらいのシェアを要求するのかを視覚的に把握できるわけです。これは、時間を面積として捉えていることになります。

 同じことを数字で把握しようとすると次のようになります。

営業会議まであと28日
1週目: 8時間
2週目:16時間
3週目:16時間
4週目:24時間
 合計すれば「64時間」ということになりますが、これらの数字はあまりにも大きすぎるため、この数字を使って何らかの意志決定をするのは現実的ではありません。むしろ、

「64時間もあるのか!(何でもできるのではないか?)」
 という、扱い慣れていない時間を手にすることで、この時間を過大評価しがちです。そうなると人は油断しますから、「気がついたらもはや手遅れ」という事態を招きやすいのです。

続いて、数字で把握する──短期的な視点
 一方、短期的視点で見通しを把握する場合。こちらは、長期的視点よりも身近なはずですから比較的分かりやすいでしょう。長期的視点は面積、すなわち大きさで把握しようとしていたのに対して、短期的視点では数字、すなわち多さで把握するようにします。

 例えば、一日のスケジュールを考える場合は、次のようにその日にやるべきタスクをすべて洗い出し、タスクごとに必要と思われる時間を割り当てていきます。

タスク 必要時間
ニュースチェック 30分
メールチェック&返信 30分
アポイント調整 20分
バイト作業オリエン 30分
定例ミーティング 60分
ランチ 60分
メールチェック&返信 20分
会議資料作成 80分
媒体資料の更新 30分
関連データのリサーチ 30分
会議資料レビュー 15分
バイト作業チェック 15分
メールチェック&返信 30分
出張精算 15分
明日のスケジュール確認 15分
合計 480分(8時間)

 こうして数字で把握することで、予定しているタスクが一日という枠に収まるのかどうかが分かります。合計時間が8時間を超えていれば、超えた分だけ残業しないと終わらないということになります。非現実的なスケジュールかどうかがすぐに分かるわけです。

 以上、長期的視点と短期的視点で見通しを把握する方法をご紹介してきましたが、この2つの違いはツールの使い分けの指標になります。長期的視点においては、紙とペンを使って大まかに描いた図の方が分かりやすくなります。図に描くことで、時間の“大きさ”のギャップに気づきやすくなるためです。

 一方、短期的視点においては、PCを使って個々のタスクにかかる時間や合計時間を数字で把握することで、時間を強く意識することができます。結果として、無駄な作業を減らそうという気持ちが強くなり、仕事のスピードがアップするでしょう。

長期的視点にたった際のスケジュールの管理術、ITのツールなどを利用してもっと簡便にならんものか・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 21, 2007

月額380円「最安値」の公衆無線LAN ヨドバシで受け付け

ニュース
月額380円「最安値」の公衆無線LAN ヨドバシで受け付け

ヨドバシカメラで申し込める月額380円の公衆無線LANサービスを、トリプレットゲートが始める。「公衆無線LANサービスとしては最安値」としている。
2007年12月20日 22時11分 更新
 トリプレットゲートは、月額380円の公衆無線LANサービス「WirelessGate ヨドバシオリジナルプラン」を12月22日に始める。ヨドバシカメラのWebサイト「ヨドバシ・ドット・コム」とマルチメディアAkiba(東京・秋葉原)で申し込めるサービスで、公衆無線LANサービスとしては「最安値」という。

 「BBモバイルポイント」「livedoor Wireless」「みあこネット」「成田空港Airport」の4サービスが展開する全国6245カ所のアクセスポイントを利用できる。

 来年1月までにヨドバシカメラ全店で申し込めるようにする予定。ヨドバシでノートPCやスマートフォンなど無線LAN対応端末を購入した人にサービスを紹介し、ユーザー拡大につなげる。トリプレットゲートは「今後も今回のような販売提携を積極的に進める」としている。

380円は確かに安いが、なかなか有用なSPOTがないだけに・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 20, 2007

オフィスで集中できるのは「3~5時間」が約半数

オフィスで集中できるのは「3~5時間」が約半数

約8割のビジネスパーソンは、オフィス環境が仕事の生産性を左右すると回答。不満の高いオフィスほど集中力の低下を招いているようだ。翔栄クリエイト調べ。
[Business Media 誠]
powered by newsing

 オフィス環境が仕事の生産性を左右するビジネスパーソンは8割――。オフィスで集中できる時間は、1日で「3~4時間」が24.1%、「4~5時間」が24.0%で、合わせると3~5時間が約半数を占めた。

 翔栄クリエイトは「オフィス環境に関する意識調査」を実施した。インターネットによる調査で、20~30代の男女ビジネスパーソン1600人が回答。調査期間は3月27日から3月29日まで。


オフィスで1日、どの位集中できますか?
オフィス環境に不満なビジネスパーソンは、オフィスでの集中時間が短い
 オフィスの中で仕事に集中できる場所は、やはり「自分の机」が最も多く90.7%、次いで「会議室」が12.3%、「集中できる場所はない(社外の方がはかどる)」が5.1%。

 それでは社外であれば、どの場所が1番集中できるのだろうか? 断トツに多かったのが「自宅」で78.3%、「カフェ」25.0%、「公園」4.1%、レストラン」3.0%と続いた。

 現在のオフィスに「満足」しているビジネスパーソンは52%で、残りの48%は「不満」と回答。満足しているビジネスパーソンがオフィスで集中できる時間は、「4~5時間」が25.4%、次いで「3~4時間」が21.6%だった。一方、満足していないビジネスは「3~4時間」が26.6%で最も多く、「2~3時間」が22.5%と続いた。

 この結果について同社は「現在勤務しているオフィス環境に不満足な人は集中時間が短く、オフィス環境に満足している人は集中時間が長い」と指摘している。


オフィス環境に満足している人は、オフィスでの集中時間が長い

オフィスで集中できる時間というのは確かにこのとおりだろうが、オフィス以外に集中できる場所が自宅というのはにわかには信じ難い・・・・。

| | Comments (8) | TrackBack (0)

Dec 19, 2007

“199ドルノート”こと「Eee PC」が日本発売決定――予価は5万円前後

“199ドルノート”こと「Eee PC」が日本発売決定――予価は5万円前後

ASUSTeKは、“199ドルノートPC”として注目を浴びた低価格モバイルノートPC「Eee PC」の日本発売をアナウンスした。  ASUSTeKは、低価格モバイルノートPC「Eee PC」の日本発売決定をアナウンスした。OSにはWindows XPを搭載。発売予定時期は2008年2月で、価格はオープン。予想実売価格は5万円前後の見込みだ。

 日本発売モデルの詳細スペックについては現在未定としており、後日発表される予定だ。


画像は海外版モデル製品のもの。米国/欧州モデルとして正式発表された、Linux搭載の廉価モデルの日本リリースの可否については、現時点ではコメントされていない

5万円となるとあまりインパクトはないな・・・。ただ、あまり安っぽくも見えないし、質は悪くないかも。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 18, 2007

インターネット時代を象徴するビジネス用語が上位入り

インターネット時代を象徴するビジネス用語が上位入り

知らないビジネス用語を会話の中で使っていませんか? いまさら聞けないビジネス用語を、ビジネスパーソンへのアンケートから振り返ってみましょう。
2007年12月17日 19時59分 更新
gooビジネスランキング
実は意味を知らなかったビジネス用語ランキング
クラウドソーシング
CSF
バズマーケティング
ロングテール
CPC
BSI
ブレスト

 「Web2.0」に「クラウドソーシング」、雑誌やテレビ、社内の会議で飛び交っているビジネス用語。何気なく使っているけれど、実は意味を知らなかった、なんて経験はないでしょうか。いまさら「それはどういう意味なんですか?」なんて質問するのはちょっと恥ずかしい。「実は意味を知らなかったビジネス用語ランキング」を調査したところ、1位となったのは、ネット時代を反映した用語クラウドソーシングでした。あなたはいくつ正確な意味を理解していましたか?

 IT系企業などを中心に注目されている用語クラウドソーシング。クラウド(Crowd)とは群集の意味で、開発作業などインターネットを介して不特定多数の人々にアウトソーシングすることを指す言葉です。自社で作業を行ったり大手の企業に一括発注したりするのではなく、一般の人々に直接作業を依頼することで、コストの削減が可能になり、開発を請け負った人々も成果に応じた利益を得ることができる新たな開発手法です。

 3位のバズマーケティングは、有名人やアーリーアダプターなどと呼ばれる影響力の高い人物が発信した情報を、不特定多数の人々が口コミによって広めるように仕掛けるマーケティングの手法で、いわゆる口コミマーケティングの一種です。販売ターゲットとなるグループや、そのグループに影響力を持つ人物などを明確にして行うのが特徴で、ブログやSNS、大手掲示板など、ターゲット層の絞り込みや情報発信者の選定が容易なインターネットコミュニティの発展によって、その有用性が注目を集めるようになりました。同様の用語としてバイラルマーケティングがありますが、こちらは「バイラル(Viral)=ウイルス性の」という言葉が指すように、情報を受け取った人がその情報を紹介・推奨することで“ウイルスが感染するかのように”広まるように仕掛ける手法です。

 4位のロングテールは、あまり売れることのないニッチな商品群を指す言葉で、商品を売れ筋順に並べた折れ線グラフを作成した時に、大部分を占める下位の商品群を表すグラフが動物のしっぽ(=テール)のように長く伸びていることから生まれました。従来の店頭販売では、こうした商品は売り場スペースの問題から整理・撤去の対象となっていましたが、スペース的な問題を気にする必要のないインターネット販売では、このロングテールに属する商品を数多く用意することで、結果的に全体の売上げが押し上げられると言われています。

 このほかにも、5位のCPCや12位のWeb2.0など、インターネットに関連するビジネス用語が多数上位入りした今回のランキング。ビジネスの世界においても、インターネットの存在が大きなものになっていることを感じずにはいられませんね。

なにげに知らない単語が多い。クラウドソーシングもLINUXの開発などと同じような流れのような気もするが・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 17, 2007

そもそもブログはだれが何のために書いているんだろう--消化局面が見えたブログ界

そもそもブログはだれが何のために書いているんだろう--消化局面が見えたブログ界文:Alex Iskold
翻訳校正:吉井美有

2007/12/04 08:00

スパムブログ  多くの記事にとってブログ界に広がっていく唯一の道は、スパムブログ(スプログとも言う)を通じた再発信だ。これらの偽造ブログは本物のブログのコンテンツを集め、再発信し、検索エンジンからのトラフィックを引きつけて広告を売る。これらは完全に無意味だが、所有者がほとんど仕事をせずにお金を得るための賢明な手法であることは確かだ。これらのブログはコンテンツの再編集に長けており、止めるのにできることはほとんどない。あまりにも巧みな再編集を施されていて、読んでいるのが偽造ブログだということに気がつかないこともある。

 1年以上前に、Charles C. Mann氏がWiredにスパムブログの増加についての記事を書いている。Mann氏の記事はこれらのブログがどのように、そしてなぜ作られるのかについて詳しく議論している。2006年3月に出版された別の記事では、本物のブログの2倍以上の偽造ブログが存在するという研究が引用されている。もしこれが1年半前に本当だったのであれば、今では10対1になっているかもしれない。スパムブログを作るのは非常に簡単であることから、この比率は一方的に増えていくだろう。

結論  では、ブログ界では何が起ころうとしているのだろうか。今後も現在の成長率を維持できるのだろうか。職業的ブログの成長は続かないだろうが、ブログ界全体は成長を続ける可能性が高い(少なくとも、スパムの量が増加していくだろう)。しかし、変化が起こる可能性が高い。ブログ界のロングテール部分は危機にあるかもしれない。スパムはその危機の一部に過ぎず、むしろソーシャルネットワークやマイクロブログプラットフォームとの競争が大きく影響する。どうなるかは時間が経たないとわからないだろう。

 読者がブログを書いている理由を教えてほしい。読者にとってお金は重要だろうか。ブログ界の未来はどうなると思うだろうか。ブログ界は消化局面に入ろうとしているのだろうか。

BLOGが消化というよりプラットフォームの多様化でBLOGの形が遷移していくと考えるべきでは??

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 16, 2007

スマートフォンBlackBerryの企業導入が拡大

スマートフォンBlackBerryの企業導入が拡大

欧米のホワイトカラー層が利用するスマートフォン「BlackBerry」が国内市場にも広がっている。端末を500台規模で導入したケースもあるという。 2007年12月14日 06時45分 更新  欧米のホワイトカラー層を中心に利用者が広がるカナダResearch In Motion(RIM)のスマートフォンシステム「BlackBerry」が国内市場で広がっている。外出先でメールやスケジュール確認ができるのが人気の理由だ。

 BlackBerryは、RIMが1999年から提供を開始し、2007年8月末現在で1050万ユーザーを保有する。主に欧米のホワイトカラー層で利用され、国内ではNTTドコモが2006年に英語版、2007年7月から日本語版を発売した。NTTドコモによれば、企業のPC持ち出しが禁止され、海外のビジネスマンが使うスマートフォンに注目しているという。


国内で唯一販売されているBlacKBerry端末の8707h
 リサーチ・イン・モーション・ジャパンでテクニカル・パートナーシップ・マネジャーを務める石上浩氏は、「当初は外資系企業の幹部社員だけが持つだけだったが、7月以降は現場業務の多い社員にも利用させるケースが増えてきた」と話す。

 BlackBerryは、RIMが端末と企業内に設置される専用サーバ「BlackBerry Enterprise Solution(BES)」を、パッケージシステムとして提供する点が特徴だ。BESはメールサーバーやグループウェアシステムと接続され、企業アカウントのメールを携帯電話会社のショートメッセージサービスと同様に、端末へ自動配信する。ユーザーは外出先でメールやグループウェアを利用できる。端末とサーバ間で暗号化通信化や、端末紛失時のローカルデータの保護、操作ロックなどのセキュリティ対策も施されている。

 スマートフォンを企業が利用する場合、外出機会の多い社員の生産性向上とセキュリティの確保をいかに両立させるかが課題。BlackBerryは単一のシステムとして、企業が導入しやすい仕組みであるのが支持されているようだ。

 システムインテグレーターの構造計画研究所は、2006年9月からBlackBerryの導入を支援している。導入企業は、金融や証券業界が多く、個人情報など機密性の高い情報を現場レベルで日常的に利用する企業で評価されているという。最近では1社で500台以上の端末を導入するケースも相次いで登場した。

ユーザーのすそ野を広げる
 国内で販売されている端末は、メール処理などに適したQWERTYキーボードを搭載する「8707h」の1種類だけ。石上氏は、「海外では無線LANやGPSに対応する機種など端末の種類が多く、メール用途以外の利用も多い」という。

 BlackBerryやMicrosoftのWindows Mobile、Symbianなどのスマートフォンは、通話が中心の携帯電話とは異なり、PCやサーバと連携できるアプリケーションが多い。メールや通話などのコミュニケーション機能に加え、SFA(営業支援システム)や顧客管理、商品管理、生活インフラの保守業務で使われる多くのアプリケーションに対応する。Webブラウザを介したアプリケーションやJavaベースのアプリケーションを利用でき、「開発環境も公開されているため企業導入の敷居は低い」と石神氏は指摘する。

 一方、NTTドコモは12月からBlackBerry専用の接続料金を40%値下げした。同社が販売するほかのスマートフォンは、通話料金とデータ通信料料金のセットが基本だが、BlackBerryのみ専用プランを追加しなければならない。

 Windows MobileやSymbianベースのスマートフォンは端末単体でも購入できるため、企業導入のメリットはBlackBerryよりもシステム構築の自由度が高い点だ。だが、自社でセキュリティ対策をすれば「運用コストも含め、専用の通信料金が必要なBrackBerryとトータルコストは変わらない。ワンストップで導入したいという企業ニーズに応えられる」(ドコモ関係者)という。

 石上氏は、現場業務と社内の基幹システムとの連携拡大がスマートフォン普及のカギを握るとし、「2008年以降は日本で展開する端末の種類とソリューションメニューの拡充を検討している」と話している。

間違いなくBLACKBERRYの需要は日本でもある。ただ、企業ぐるみの導入でないと普及しないことを考えると大ブレークまではいかないような・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 15, 2007

Google版Wikipedia? 知識共有ツール「knol」をテスト

ニュース
Google版Wikipedia? 知識共有ツール「knol」をテスト

Googleがテスト中のknolでは、誰でも特定のトピックについて解説ページを作ることができる。執筆者は広告を載せて収入を得ることもできる。 2007年12月14日 18時23分 更新  米Googleが今週、ユーザーが知識を共有するための新ツールのテストを開始した。

 このサービスは「knol(unit of knowledgeを表す)」と呼ばれ、特定のトピックをよく知っている人に、そのトピックに関して信頼できる解説を書いてもらうことが目的という。現在はまだテストの初期段階にあり、招待制で一部のユーザーに無料で提供されている。

 knolは実際には、特定のトピックについての解説が書かれたWebページ。そのトピックを初めて検索する人が最初に読みたいと思うような内容になるという。Googleは、科学や医療、地理、歴史、エンターテインメント、製品情報、ハウツーまで、あらゆるトピックをカバーすることが目標だとしている。


knolの画面の例。不眠症についての解説が書かれている
 Googleはknol用の編集ツールを提供し、コンテンツを無料でホスティングするが、編集にはかかわらない。執筆は誰でも自由にでき、執筆者が編集責任を負い、コンテンツを管理する。同じトピックについて複数の競合するknolができる可能性もあるという。執筆者の判断で広告を載せることもでき、その場合、Googleは広告収入のかなりの部分を執筆者に支払う。

 コミュニティーツールもあり、ユーザーは執筆者にコメントや質問、内容の編集、追加コンテンツなどを提出できる。レーティングを付けたり、レビューを書くことも可能だ。

 Googleはknolの品質に関して、「すべてが高い品質を持つことは期待できない」としている。これについては、Googleの検索結果内でknolを適切にランク付けすることで対応する。

 テストが終了したら、knolは完全にオープンになる。knolのコンテンツはほかの検索エンジンからも検索可能になる。

 Googleは、このプロジェクトの主眼は執筆者にスポットライトを当てることだと説明している。書籍ならば執筆者の名前が表紙に載り、記事ならば署名欄があるが、「Webは執筆者の名前を強調する強力な決まりがないまま進化した」と同社は指摘、執筆者を知れば、ユーザーがWebコンテンツをより活用する役に立つとしている。「knolに、執筆者が名声を賭けた意見や視点が載ることを期待している」

関連キーワード

Googleがまたも新たな仕掛け。とはいえ、匿名でないだけに利用するにはハードルが高い気も。内容的にはある意味WIKIPEDIAより信頼おけるような仕組みを作れる可能性もありそうだけど・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 14, 2007

5分~15分──20種類の空き時間の使い方

ニュース
3分LifeHacking:
5分~15分──20種類の空き時間の使い方

ちょっと空いてしまった5分の時間。どんなふうに活用したらいいのだろうか? たった5分と思わずに、限られた時間だからこそ、普段できないことがやれる場合もあるはず。 2007年12月12日 23時32分 更新  待ち合わせの時間に15分早く着いてしまった……。遅刻するのは論外。余裕を持って到着しようとすると、予想外に早く着いてしまい、「この空き時間をどう使おう?」と困ってしまうことがたびたびある。こんな時に、時間をどう使うか。

実践勉強系
本を読む、音楽を聴く
音楽プレーヤーで英語の勉強
携帯サイトでニュースを見る
読んでいる本の内容を手帳に書き写す
地図を覚える
 まずは非常にオーソドックスなのが「本を読む」「音楽を聴く」(Biz.IDお勧めの書評からピックアップしてみよう)。そして「音楽プレーヤーで英語の勉強」。読みかけの本をいつも持っていたり、音楽プレーヤーを持ち歩いている必要があるという難点はあるが、みんな普通に実践している方法だろう。

 変わったところでお勧めなのは、今読んでいる本の内容を手帳などに書き写すこと。重要なポイントだと思うところを書き写すだけで記憶に残るものだし、本全体をサマライズする力も身につく。

 外回りが多い人に聞くと案外実践しているのが、地図を覚えるという行為。「日比谷から新宿に行くにはどういう乗り継ぎが最短か」「綾瀬ってどこ?」というような、移動ルートや地名の位置感覚を磨くのだ。紙の地図を持っていなくても、ケータイの「NAVITIME」などのサービスを使うのもいい

観察系
人間観察──流行っているアイテム、服
周りの広告を見る──どんなものに需要がある?
走っている車を見る
 ウォークマンやiPod普及の懸念として、どこにいてもプライベートスペースにこもってしまう──と言われることがある。自分が選んだ心地よいものだけを目や耳にするのもいいが、たまには外の状況にしっかり目を向けてみると面白い。

 人間観察ではアイテムや服に注目する以外にも、満員電車で「次に席を立つ人は誰か見定める」というのは観察力アップにオススメのようだ。広告は一歩引いた立場で、どんな業種や企業が熱心に広告を出しているのか確認して、勢いのある業界を探ったり、頭に残った広告のキャッチをチェックするといった見方をしてみよう。

 走っている車は、「どんな色が多い?」「セダンかワゴンかミニバンか?」「ハイブリッドカーは何台に1台くらい?」「県外のナンバーは何割くらいある?」といったテーマを持って眺めると、意外なことに気づくだろう。

整理系
名刺の整理
財布の中身の整理
交通費精算用メモ作成
 普段、わざわざ時間を取ってやらないことを済ますのに、小刻みな空き時間は最適だ。例えば名刺を整理して、必要があれば携帯に登録したり、財布の中身を見直して不要なレシートなどを処分したり。ついでに交通費精算用のメモを付けてしまうのもいい。

ケータイ系
ケータイの電話帳の整理
ケータイの利用料金を確認して、通話プランを見直してみる
身だしなみのチェック
疎遠な人に電話してみる
疎遠な人にメールしてみる
 ケータイを取り出したらゲームを始めるのではなく、電話帳を整理して、連絡を取らない人を消したり、グループ分けの登録などを行うのも生産的だ。ケータイの利用料金をサイトで確認して、来月の通話プランを調整するなんてことも10分あれば行える。

 アポイント前の空き時間なら、身だしなみのチェックをしておくのも重要。鏡がないなら、ケータイのカメラで自分撮りをする──なんて方法もある。

 電話帳を眺めながら、「しばらく連絡を取っていないなぁ」という人に、近況の連絡をしてみるのもいい。「用もないのに電話なんて……」という人は、ちょっとメールをしてみる。それだけでも交友関係のリテンションに役立つだろう。

思考系
瞑想してみる
GWの予定を考える
今週の課題を考えてみる
何か1つ、アイデアを考えてみる
 重要なミーティング前なら、瞑想をするのもいい。ヨガでいうプラナヤマ呼吸法などを、覚えておいて実践してみる。

 先送りになりがちなToDo──例えば半年先のゴールデンウィークの予定を考える、のもいいだろう。未来に想いを馳せることで、現在の忙しさを5分だけ忘却してみよう。

 中期的に考えておかなくてはいけない課題を常に意識しておき、こんな空き時間にふと思い出して考えてみるのもいい。根を詰めて考えるよりも、常に意識の奥底に置いておき、たまに意識的に考えるようにすることが、考えるときには重要だといわれている。また、「アイデアマラソン手帳」のように、「この5分でアイデアを1つ思いつく!」と決めて実行するのも良い方法だ。

こういうときにやっておきたいリストを作っておいて実行する
 最後に、次にやってくる空き時間のために、何をしたらいいか、自分でリストを作っておこう。ここまでに挙げたものでもいいし、自分ならではのリストを考えるでもいい。もし、ほかの人たちにも使えそうな空き時間の使い方があったら、ぜひ編集部まで送ってほしい。

読んだ本の手帳への書き出しというのはなかなかよいかも。特に出張中の電車の中なんかでは。ただ、モノを持ち歩くのが面倒といえば面倒・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 13, 2007

3つの海外ビデオブログで英語と最新ネット事情の両方を学ぶ

3つの海外ビデオブログで英語と最新ネット事情の両方を学ぶ

日本でも大きな反響を呼んだ「iPod touch」。もう手に入れたでしょうか? ビデオが見られたりしますが、意外とビデオコンテンツがなかったりします。そこで、英語と最新ネット事情を両方とも勉強できる海外のビデオブログやビデオポッドキャスティングをご紹介しましょう。
2007年12月12日 16時32分 更新

iPod touch 日本でも大きな反響を呼んだ「iPod touch」。皆さんは、もう手に入れたでしょうか? 特に、今回のiPodのリニューアルで明確な特徴が「ビデオ対応」でしょう。iPod Touchはもちろん、最新のiPod nanoでもビデオを見られるようになっており、今後も携帯音楽プレーヤーの動画対応はますます進むことになりそうです。

 そうは言っても、まだ日本のiTunes Storeでは映画やテレビドラマを購入できませんから、せっかく動画対応のプレーヤーを入手しても使い道がそれほどないという方も多いかもしれません。

 そこで今回は、動画対応の携帯プレーヤーで、英語と最新ネット事情を両方とも学べる海外のビデオブログやビデオポッドキャスティングを3つご紹介します。

英語と最新ネット事情を両方とも学べる海外コンテンツ
Webb Alert
Scoble Show
The GigaOM Show
Webb Alert
 まだそれほど歴史が深いわけではないのですが、米国のインターネット業界を中心とした最新動向を短い時間で把握するのに最適なのが「Webb Alert」というビデオブログです。


「Webb Alart」。iTunesからも登録できる
 ホストを務めるMorgan Webbの名字であるWebbから番組名が取られているように、基本的にはWebb本人がニュースをピックアップし、撮影を行うというスタイルで制作されている1人ニュース番組。「TechCrunch」や「Read Write Web」など有力ブログの最新記事などを元に番組を構成しているので、シリコンバレーの注目の話題をきっちり把握できます。

 とにかく番組の間中、早口でしゃべり続けるます。ヒアリングの勉強としてはちょっとレベルが高いかもしれませんが、番組時間が1本5分程度と短いことがオススメ。また、Webサイト自体に番組概要やリンクが充実しているのもポイントです。

 基本的に平日は毎日更新されるので「5分の素材を何度も聞き、聞き漏らした部分はサイトで確認する」という作業を繰り返すことで、かなり英語の勉強になると思います。もちろんIT系の情報にも強くなれるでしょう。

Scoble Show
 米国でも最も有名なブロガーの1人と言えるRobert Scobleが運営しているのが、この「Scoble Show」です。Scobleはもともと、米Microsoft社内でブログやビデオブログに取り組んでいたことでも有名で、Microsoftの退社後に入った会社で仕事として携わっているのがこのScoble Showになります。


「Scoble Show」
 こちらはWebb Alertとは異なり、注目のネットベンチャーや企業の担当者に対して実施したScobleのインタビューを最初から最後までそのまま配信するというスタイルです。時間も10分程度のものから、長いものでは1時間に及ぶ番組もありますから、自分が興味がある企業のインタビューを選んで聞いてみるのがオススメです。

 シリコンバレーで活躍する経営者の生の声が聞ける貴重なコンテンツだと思います。

The GigaOM Show
 Webb AlertとScoble Showの中間のような位置づけの番組が「The GigaOM Show」。こちらは、米国のブロガーであるOm Malikが運営している「GigaOM」というブログのビデオ番組という位置付けです。


「The GigaOM Show」
 GigaOMは、米国ではTechCrunchとともにビジネス的に成功したブログとして紹介されることが多い有名ブログです。そのビデオ番組であるThe GigaOM Showは、基本的に2つのパートに分かれます。冒頭でOm Malikがピックアップした注目の話題を5つ程度紹介し、その後インタビューを配信するという流れ。完成度が非常に高いのが印象的です。

 ほぼ週刊ペースで番組を配信しています。配信した番組はまだ20回足らずですが、これまで「digg」の創業者であるKevin Roseや、「Google」の検索製品担当副社長のMarissa Mayerなど大物ゲストを次々に登場させて話題になっています。

 Om Malikの英語が独特のなまりで聞き取りづらいのですが、番組時間も全部で20分~30分程度のものが多く、週イチ程度の配信ですから、比較的負担にならずに聞けると思います。

英語と最新ネット事情を両方とも学べる海外コンテンツ
Webb Alert Morgan Webbが選別したIT系ニュースを早口でまくしたてる。1本5分程度。基本的に毎日更新
Scoble Show Robert Scobleが注目のベンチャー企業などにインタビュー。1本10分~1時間程度
The GigaOM Show Om Malikのトーク形式番組。トピック5本を紹介し、その後インタビュー。1本20分~30分程度。週1回程度の更新

--------------------------------------------------------------------------------

 耳だけで英語のポッドキャスティングを聞くよりも、映像と一緒に聞いた方が表情や動作も分かるので、理解もしやすいのではないでしょうか。ビデオ再生が可能な最新のiPod nanoやiPod touchを入手された方は、ぜひ試してみて下さい。

最新のデバイスでビデオブログを視聴というスタイルがなんともCOOL。ただ、聞き取るのは困難を伴うが・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 12, 2007

贅沢なパーソナルサイズ、初の有機ELテレビ「XEL-1」(前編) (1/2)

贅沢なパーソナルサイズ、初の有機ELテレビ「XEL-1」(前編) (1/2)

ソニーが12月1日に発売した「XEL-1」は、有機ELを採用した初のテレビだ。画面サイズの割に価格は20万円と少々高めだが、新しいモノ好きなら是非チェックしておきたい製品だろう。 初の有機ELテレビ「XEL-1」 ソニーが12月1日に発売した「XEL-1」は、有機ELを採用した初のテレビだ。PDA(ソニーのCLIE)や携帯電話の採用例はあるが、今回は11型画面に3波対応デジタルチューナーを搭載したテレビとして登場した。価格は20万円と少々高めだが、新しいモノ好きなら是非チェックしておきたい製品だ。

 届いた箱を開けて、まず感じたのは“高級感”だ。11型テレビなら、外箱は薄型だろうと勝手に思いこんでいたが、届いてみれば一抱えもある立方体。しかも上面から開けるのではなく、側面のプラスチック製のロックを外して箱を上にズボッと抜くタイプだ。つまり、大画面テレビと同じような作りになっていた。そしてスウェード調の柔らかい布の上に鎮座するXEL-1。まるで高級なアンティーク家具のようだ。

 高級感があるのは、梱包だけではない。同梱の説明書(ほかにペラ紙の設置ガイドなどがある)は黒を基調とし、中央に「XEL-1」の文字を立体的に印刷している。もちろん中はごく普通の説明書だが、最近ではあまりお目にかかれない高級感のある造りだ。


本体前面の操作ボタン(左)メタリックなアームや外装の素材にも高級感がある
 付属品は、B-CASカードと薄型リモコン(後述)、ACアダプタと電源ケーブル、そして同軸ケーブル(2.5メートル)が1本。ケーブル類をあまり入れないのは最近の流れだ。ただ、これらのほかに背面の端子群を見えなくする「背面カバー」、外部アンテナ端子(RF)を保護する「アンテナ端子キャップ」、そして本体を美しく保つための「クリーニングクロス」といった小物が同梱されている。

 本体に目を移そう。既にCESや製品発表会の記事で触れているが、目の前で見ると有機ELパネルの薄さにまず驚かされる。下半分は若干厚みがあるものの、上部は完全に板状。しかも支えているのは1本の細いアームで、しかも中央ではなく向かって右側に寄せているあたりがデザイン的なコダワリだ。そのためか、チルト機構はあっても首を左右に振ることはできない。まあ、XEL-1の場合は本体ごと左右に動かせばいいので、問題になることは少ないだろう。


チルト機構は前方に15度、後方に50度まで動く。右の写真では視野角の広さにも注目してほしい
 持ち上げてみると意外と重い(2キログラム)。薄いスタンド部に転倒を防ぐウェイトが入っている可能性もあるが、3波デジタルチューナーをはじめ、各種の基板が詰め込まれているのだろう。電源がACアダプタになっている点は少し残念だが、パネルに見合う薄さのスタンドに機能を詰め込んだところも特徴の1つに挙げていい。


ACアダプタは大きめ
パネル部分は確かに厚さ3ミリ(左)。アンテナを内蔵している(右)
 外部入力は、割り切りよくHDMI×1のみで、HDMIコントロールをサポートした。チューナーも1系統でi.Linkなども搭載していないため、裏番組の視聴や録画に関しては別途レコーダーを用意する必要がある。ほかにUSB端子とイーサネット端子が用意され、USBメモリやデジタルカメラに保存した写真の鑑賞ができるほか、ネットワークに接続してDLNAクライアントとしても動作する。


リモコンも薄く、本体とデザインのテイストを共通化している
有機ELの特性と画質
 有機ELパネルは、電流を流すと光る性質を持つ有機材料を用いた自発光型のパネルだ。液晶のようにバックライトが必要ないため、厚さ3ミリという薄型化が可能になった。また有機材料は、流す電流の量によって発光の強さをコントロールできる上、光らせずに“真っ黒”を表現することも可能だ。100万:1というコントラスト性能を実現できたのは、パネルの素性といえるだろう。

 画面は十分以上の明るさを確保している。これは、ソニーが開発した「トップエミッション方式」(Top emission Adaptive Current drive)による部分が大きい。従来の有機ELは製造が比較的容易な「ボトムエミッション方式」が主流だったが、パネルの駆動回路が形成されているTFT基板側から光を取り出すため回路や配線が光を遮ってしまい、輝度が落ちる。そのデメリットを解消するため、ソニーが数年に渡って研究開発を進めてきたのが、TFT基板の上側から光を取り出すトップエミッション方式(→2001年の記事を参照)。その研究成果を凝縮したのがXEL-1といえる。

いろいろ可能性を感じさせるデバイスの有機EL。とはいえ、もっと価格がこなれてこないとさすがに手は出しにくい。いまや32型の液晶が10万円を切るわけだし・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 11, 2007

落とし物はネットで検索 改正遺失物法きょう施行

落とし物はネットで検索 改正遺失物法きょう施行

12月10日に施行された改正遺失物法で、落とし物のWeb検索が可能に。落とし物返還率アップを目指す。 2007年12月10日 15時49分 更新 警視庁の拾得物検索ページ 落とし物の取り扱いについて定めた改正遺失物法が、12月10日に施行された。落とし物情報を都道府県警のWebサイトで検索できるようにして落とし主への返還率アップを目指しているほか、拾得物の保管期間を6カ月から3カ月に短縮し、保管費用の削減を狙う。同法の改正は約50年ぶり。

 都道府県内の拾得物情報を、県警ごとのサイトに集約。落とした日付や落し物の種類などで検索できる。1万円以上の現金やクレジットカードなど貴重品については都道府県警で情報共有し、各サイトから全国分をまとめて検索できるようにした。

 拾得物は、届け出を受けた警察署が管理しているため、なくした場所が分からなかったり、なくした場所と届け出場所が異なる場合などは見つけることが難しかった。都道府県単位でまとめて検索できるようにし、落とし主を見つけやすくする。

 携帯電話やクレジットカードなど個人情報が入った物については、落とし主が見つからない場合でも、拾った人に渡さないよう改正。傘など大量で安価なものについては、2週間以内に返還されない場合、売却などの処分が可能になった。

行政にしては珍しく消費者側にたったサービスのような・・・。こういう感じで行政もITを前向きに活用しtサービスがどんどん出てくるといいが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 09, 2007

エビで鯛を釣る! 不要な本やCDは物々交換サイトへ

エビで鯛を釣る! 不要な本やCDは物々交換サイトへ[富永ジュン,Business Media 誠]
powered by newsing

 

大量に購入している自覚がなくても、知らず知らずのうちに貯まってしまうものの代表格が本とCDだ。そんな“ビミョウに”不要な本やCDは、物々交換サイトへ出してみてはどうだろう。

 物々交換サイトとは、手元にある不要な本/CDと欲しい本/CDをそれぞれ登録しておくと、交換が成立するユーザー同士をマッチングして物々交換の橋渡しをしてくれるサービスだ。うまくマッチすれば、「もう要らないけれど今すぐ捨てるにはなんとなく惜しい」本やCDが「欲しいけれどそれほど優先度が高くはないのでついつい後回しになっている」本やCDに化けるという、なかなかにおいしい思いができるのだ。

本、ゲーム、DVDは「Bibuly」、CDは「トレード・ミー♪」へ
 本、ゲームソフト、DVDは、無料で利用できる「Bibuly」を使ってみよう。会員登録後に画面上部の検索ボックスに本のタイトルを入力して検索し、その本が手持ちの不要なものの場合は「持っている」ボタン、欲しいものの場合は「欲しい」ボタンをクリック。この作業を繰り返して持っている本と欲しい本を登録し、あとはマッチングメールが届くのを待つだけだ。うまくマッチした場合はbibuly上のメッセージ機能を使って連絡を取り合い、お互いに送料を負担した上で交換をすればいい。交渉次第では、複数冊の交換や1冊と複数冊の交換も可能だ。

 CDの交換は、「トレード・ミー♪」を利用しよう。トレード・ミー♪では、マッチするユーザー同士がお互いの手持ちのCDを交換するのではなく、会員の誰かが欲しがっているCDを1枚発送すると自分が欲しいCDが誰かから1枚送られてくるというシステムだ。また、CDを受け取る際に290円(現在はキャンペーン中で105円)をシステム利用料として支払う必要がある。使い方は、不要なCDと欲しいCDを登録し、誰かが欲しがっているCDが手持ちのものの中にある場合は表示された住所に発送するだけ。メッセージ機能は実装されているものの、交換相手とやりとりする必要すらない。

 筆者はいずれのサービスも利用しているが、ここ半年足らずで10冊以上の本と5枚以上のCDの交換に成功している。意外なものがうけることも少なくないので、“エビで鯛が釣れる”こともある。意外と交換成立率は高いので、釣りでもするつもりでのんびりと、交換を楽しむといいだろう。

物々交換もNETを介在すれば容易に成立するかも。とはいえ、オークションと比較すると少々まわりくどい気はするが・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Wikipediaを「信用している」は4割未満、「知っているが参加経験なし」は9割以上に

Wikipediaを「信用している」は4割未満、「知っているが参加経験なし」は9割以上に奥山順子

2007/12/07 20:12
 

アイシェアは12月7日、オンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」について利用状況の意識調査を実施、結果を発表した。

 調査によると、ウィキペディアを「知っている」と回答した人は90.1%だった。ウィキペディアの情報収集方法は、「検索エンジンでキーワード検索からウィキペディアへ(78.8%)」が多数を占め、次いで「最初からウィキペディア内検索を行った(19.7%)」が続く。どのような情報を調べるかについては、「人名(タレント・著名人・有名人)(62.6%)」が最も多く、次いで「歴史(38.2%)」、「商品(34.8%)」などが多く挙げられている。

 また、ウィキペディアに記載された内容を信用しているかについては、「信用している」は39.4%にとどまり、「疑わしいと思うことがある(55.6%)」と「基本的に信用していない(5.0%)」を合わせ、約6割があまり信用していないことが分かった。疑わしい、または信用していない理由としては、「記載された内容が自由に改変可能な為(40.0%)」が最も多く、次いで「中立的な立場ではないと思えるから(38.5%)」、「調査機関を利用した情報ではない為(9.8%)」が多く挙げられている。

 ウィキペディアの編集に「参加したことはない」は93.1%、参加したことがある人のうち「知っている情報の追加(4.2%)」が最も多く、次いで「誤字の修正(リンク追加など)程度に参加(1.8%)」が続く。

 調査は2007年11月27~30日、CLUB BBQメール転送サービス会員を対象に実施したもの。有効回答数は765人。

信頼度がこれぐらいのほうがむしろWIKIに接するには正しい態度のような気もする。あまり過大に考えてしまっては・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 08, 2007

Yahoo! とGoogleがIMを強化――チャットツールの新展開

Yahoo! とGoogleがIMを強化――チャットツールの新展開

Yahoo! がYahoo! Messenger for Vistaのテスト版をリリースする一方で、GoogleはGmailにAOL Instant Messengerを統合した。 2007年12月07日 15時17分 更新  Yahoo! およびGoogleがインスタントメッセージング(IM)製品に大きな改良を加えたことで、チャットがコミュニケーションやコラボレーションの一般的な手段として輝きを失っていない現実を、業界はあらためて意識させられている。

 Yahooは12月6日、Microsoftの最新のWindowsオペレーティングシステムに対応した「Yahoo! Messenger for Vista」のプレβ版を発表した。12月4日には、GoogleがGmailからAOL Instant Messenger(AIM)」のユーザーとチャットできる機能を追加している。

 まだ最終形態には至っていないが、Yahoo! Messenger for Vistaのグラフィック機能は、Vistaに鳴り物入りで搭載されたグラフィックサブシステム「Windows Presentation Foundation」を利用したインタフェースのおかげで、大幅に強化されている。例えば、Webブラウザのように内蔵されたスキンを選択でき、ユーザー自身がIMウィンドウの色を変えることが可能になったという。

 先行するYahoo! Messengerの各バージョンより柔軟性も高く、チャットセッションをタブ化して整理したり、タブをインタフェース内からドラッグ&ドロップして、新たなウィンドウを作成したりすることもできる。

 また、任意の連絡先を「Windows Sidebar」ガジェットの中へドラッグする、連絡先表示ウィンドウのサイズを変更する、ウィンドウサイズを変更して連絡先リストを複数のコラムに配列し直すといった操作もできる。連絡先検索バーに相手の名前やIDの一部を入力すれば、目的の連絡相手をすぐに見つけられる。

 友人に対しては2Gバイトまでのファイルを送信でき、「Windows Live Messenger」のユーザーとも連絡が取れる。

 ただし、このプレビュー版には免責事項が含まれている。Yahoo! Messengerの上級製品マネジャー、ジョシュ・ジェイコブソン氏が書いたブログエントリによれば、同版は、音声チャットやチャットルーム、携帯電話へのテキストメッセージング(Short Messageing Service)など、従来のMessengerに搭載されていた機能を実装していないという。

 ジェイコブソン氏は、現在同氏のチームが、こうした多くの機能の搭載や、将来のリリースにおける64ビット版Vistaのサポートに取り組んでいるところだとしたうえで、同アプリケーションをダウンロードして検証するよう、ユーザーに促した。Yahoo! Messenger for Vistaは、Yahoo! Messenger 8.1もしくは9.0とは別のディレクトリにインストールされるので、ユーザーはこれらのバージョンをVistaベースのPCで利用し続けることができる。

 「Microsoft Watch」によるプレβ版のレビューはここから参照でき、実際のソフトウェアはYahoo!のサイトからダウンロードできる。

 Yahoo!は、Yahoo! Messenger for Vistaの普及に自信を持っているようだ。Forrester Researchの予測では、2007年末までに1200万世帯がVista搭載PCを所有するが、2011年までとなると、この数字は7300万世帯へ跳ね上がるという。ほかのOSにはないグラフィックや検索ツールなどの存在が、普及を推し進める一因になると、同社は述べている。

 IMシステムは、当初はコンシューマーをターゲットにした製品だったものの、今日では企業が採用する主力ツールに成長した。社外で働く社員は、同ツールを用いることで、上司や部下と気軽に連絡を取れるようになったのだ。

 IMツールは、ユニファイドコミュニケーション(UC)の枠組みの重要な軸になると考えられており、Microsoft、IBM、Cisco Systems、Googleなどのコラボレーションソフトウェアメーカーは、今もその改良に努めている。

 そうした目的の下、GoogleはAOLのIMアプリケーションを、同社の中核的なWebメールアプリケーションのGmailに組み込んだ。

 Gmailの中からAIMユーザーとチャットをするには、Gmailチャットの「set status here(ステータスの設定)」の横にある下向きの三角形をクリックし、ドロップダウンメニューから「Sign into AIM」を選ぶ。AIMのログイン情報を入力し、Gmailのコンタクトリストに含まれている任意のAIM連絡先にアクセスすればよい。

 GoogleがGmailに「Talk」アプリケーションを統合し、リアルタイムのチャットを可能にしたのは、およそ2年前のことだ。GoogleのTalkは、AOLのAIMほどの人気を確保できていないので、広く利用されているGmailサービスからAIMへアクセスできるようになったのは、非常に大きな意味のある進化と言える。

 Googleが発表した声明には、AIMの統合は、「Gmailの新たなコード構造を用いて初めて実現できた新機能の1つにすぎない」とあり、同社はUCスイートにおける同Webメールの重要性をさらに高める努力を重ねているため、Gmailには今後もユニークなユーティリティが追加され、統合される機能も充実すると記されていた。

チャットは可能性のあるツールと思う反面法人ユースで使いにくい点が問題のような・・・。OSに標準実装とかしてくれないだろうか?それも目立つ形で・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Dec 07, 2007

まだ割と知られていない、「iPodに隠された謎」

まだ割と知られていない、「iPodに隠された謎」週刊東洋経済2007/12/08号で、「iPodに隠された謎 iはだからスゴイ!」という特集があります。

今まで報道され尽くした感のあるiPodですが、この特集では今まであまり広く知られていなかったSPAモデルとスーパーEMSについて深掘りしており、参考になりました。

1.SPAモデル

SPAとはGAPやユニクロで有名な「製造小売型アパレル」の意味です。

ご存知の通り、GAPやユニクロは、自社デザイナーが商品のデザイン選定や素材コントロールを行い、販売は直営店舗、店舗の内装デザインもブランディング、一方で製造はアウトソーシングし自社工場は持っていません。品質は「安かろう悪かろう」ではなく、「安いのに高品質」です。

iPodは同様の仕組みでビジネスを行っています。

かつてアップルは、全てを自社で製造するという考えで自前の最新工場を持っていましたが、本当の付加価値はマックで培った使い勝手のよいソフトウェアと製品デザインにあると割り切り、工場を閉鎖し、台湾EMSへの委託生産へと切り替えました。

また、今や全社売上の20%を占める直営のアップルストアは、アップルのブランドイメージ醸成の役割を担っていますし、また、大量仕入れにより、小売価格は競合よりも安く設定しています。

記事では様々な事例を通じて、いかにSPAモデルを実現しているかを紹介しています。

2.スーパーEMS

iPodの試作段階や部品供給に日本メーカーが多大な貢献をしていることは衆知の事実ですが、実際に量産しているのは台湾に本社を置くEMS(電子機器製造請負サービス)のホンハイです。日本の最先端技術に短期間でキャッチアップし、量産してしまいます。

このホンハイ、2006年の売上は4兆円でEMSでは世界一、前年度比成長率はなんと44%です。中国・深センに13万人の従業員を擁しています。

ホンハイはiPod以外にも、HPのパソコン、任天堂のWii、ソニーのプレステ、等々を生産しています。私達は、知らないうちにホンハイで生産された製品を使っていることになりますね。

今後、私達はこのような巨大なEMSの存在を前提に、自社ビジネスを定義していく必要があるのでしょうね。

この特集、他にもアップルの過去と未来を俯瞰したり、キーデバイスからデザインまでの日本企業や個人の関わりを描いたり、と非常に読み応えのある特集になっています。

ご興味のある方は、ご一読を。


ホンハイなんてEMS知っている人がどれだけいるのやら・・・。IPODの秘密、まだまだありそうだが、そういった利点を日本の企業が真似をすることの可能性は??

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 05, 2007

Centrino生誕の地、イスラエルのFabに行く(前編)

Centrino生誕の地、イスラエルのFabに行く(前編)

Intelのイスラエル拠点、と聞くと、なにかしら“謎のベール”に閉ざされているようなイメージが(勝手な妄想)。元麻布氏はイスラエルのFabでなにを見たのか。  2007年の4月、Intelはヨーロッパの大学を対象に、「持続可能なエネルギー」を使ってノートPCを1時間駆動させる、というコンテストを告知した。同社製CPUのマイクロアーキテクチャにちなんで、「Intel University CORE」(Competition On Renewable Energy)と名付けられたこのコンテストは、ヨーロッパの7大学が参加し、2007年10月に締め切られた。そして、その結果発表と表彰式が2007年11月28日、イスラエルのテルアビブで行われた。

 もちろん、表彰式がイスラエルで開かれたのは、COREマイクロアーキテクチャの生まれた場所だからだ。審査員にはCore 2 Duo(Merom)のアーキテクトであるIntelフェローのオフリ・ウェチスラー(Ofri Wechsler)氏も名を連ねた。このCOREコンテストの表彰式と、イスラエルにあるIntelの拠点2カ所を取材する機会を得たので、そのリポートをお届けしよう。

Intelの頭脳が集まるイスラエル拠点とは

イスラエル国内にあるIntelの拠点 Intelが、イスラエルに最初の開発センターを北部のハイファに開設したのは1974年のことだ。最初は5人のスタッフでスタートした「Haifa Development Center」は、米国以外で初の開発センターとなった。これはIntelの創業(1968年)からわずか6年後のことであり、Intelが早くからイスラエルに進出したことが分かる。1985年には、米国以外では初となる半導体工場(前工程)となる「Fab 8」をエルサレムに建設しており、これは今も稼働中だ。

 建設から20年以上が経過したFab 8は、現存するIntelの工場中で最古参となった。MEMS関連の研究を行っているが、何を作っているのか、よく分からない工場の1つだった。いまも150ミリウエハで0.35ミクロン(350ナノメートル)プロセスを用いているといわれている。今回の取材では、Fab 8を訪れることはできなかったが、Intelの説明では「自動車関連の半導体を製造している」ということであった。確かにノイズや熱など、環境条件の厳しい自動車や軍用の半導体では、あえて最先端プロセスを用いないことが多いといわれている。

 1999年に買収したイスラエル企業「DSPC」の拠点であったペタティクバの開発センターは、無線関連の開発拠点となっている。Intelの無線LANモジュールの開発コード名には、“ゴラン”や“ケドロン”など、イスラエル、あるいは隣接する地域の地名を用いたものが多いが、おそらくここで命名されたものではないかと思われる。WiMAX関連の半導体も、この拠点で開発されているという。

 同じ1999年に操業を開始した「Fab 18」が、エルサレムの南西にあるキリヤットガットだ。IntelはD1D(オレゴン)、Fab 32(アリゾナ)に次ぐ3番めの45ナノメートルプロセスルールの工場となる「Fab 28」をここに建設中で、現在、仕上げと調整が行われている。Intelがイスラエル国内に持つ6カ所の拠点のうち、この4カ所(ハイファ、エルサレム、ペタティクバ、キリヤットガット)が主要な施設とされる。今回はこのうちハイファとキリヤットガットを訪問することができた。

Centrinoの聖地、ハイファ

これが、マドリード工科大学チームの「足こぎペダル式発電装置」だ。テルアビブのホテルで開催された表彰式で披露された 最初に訪れたハイファの開発センターは、2000年からモバイル向けのCPUやチップセットの開発を行っている。いわばCentrinoの故郷だ。モバイル向けCPUの開発に加えて、ソフトウェアの開発も手がけている。このハイファのもう1つの役割は検証作業で、「Haifa Validation Center」の所在地でもある。今回はこのHaifa Validation Centerの見学を行うことができた。ただし、施設内での撮影は禁止されているため、その姿を伝えることはできない。

 その開発センターは、ハイファ郊外の工業団地にある。同じ工業団地にはGoogleやMicrosoftといったIT企業が軒を並べている。Intelはその敷地に、「IDC1」から「IDC8」まで計8棟のオフィスビルを構えており、取材に訪れた2007年11月には、さらに「IDC9」を建設中だった。

 このIDC9は、Intel初のグリーンビルとして、USGBC(U.S. Green Building Council、米国グリーンビルディング審議会)のLEED-NC(Leadership in Energy and Environmental Design-New Construction)レイティング制度の“Silver”取得を目指している。グリーンビルディングというのは、建設によって生じる環境への負の影響を極力排除しようとする建築物を指す。グリーンビルディングが満たすべき要件ごとに1ポイントが与えられ、Silverを獲得するには33~38ポイントが必要となる(満点は69ポイント)。

 冒頭で紹介したヨーロッパの大学によるCOREコンテストも、持続可能なエネルギー、つまり環境を破壊せずに持続的に利用できるエネルギーでノートPCを駆動しようというコンセプトがある。優勝したマドリード工科大学(スペイン)の足こぎペダルによる発電、特別賞を受けたミラノ工科大学(イタリア)の水素を用いる燃料電池、デルフト技術大学(オランダ)の足踏み式発電など、すべてこの条件を満たすものである。

 かつて消費電力の大きなPentium 4でユーザーから不評を買ったIntelが、今はCoreマイクロアーキテクチャで電力効率の良さをアピールする。グリーンビルディングやCOREコンテストは、こうした時代の変化を象徴するものなのだろう。


Haifa Development CenterやHaifa Validation Centerが入居するICD1~ICD4のビル
Haifaに建設中のICD9の完成予想図。ICD1と空中回廊で結ばれる

建設中のICD9。右側の日陰になっている建物はICD1になる
ICD1~ICD4以外にも複数の建屋がハイファ地区にある

ハイファとアリゾナで熟成される製造技術
 さて、今回訪れたHaifa Validation Centerは、IDC1~IDC4が連結したビルのほぼ下半分を占める。フロアには、アドバンテストの「T2000」シリーズ、あるいはDelta Designの「Summit ATC」といった半導体試験装置がずらりと並ぶ。センターの運営は年中無休で、近くでミサイルが発射された時も休止することはなかったという(普段はそんな物騒なところではない。念のため)。

 IntelにおけるValidation Centerの役割は、CPUが量産に移行する前に、論理面でも製造面でも問題がないことを検証し、同時に製造拠点(Fab)が量産開始時点から高い歩留まりを得ることができるよう、製造プロセスの検証を行うことにある。特に、モバイル向けCPUの検証作業は、このHaifa Validation Centerだけで行われている。

 半導体は、性能向上と低価格化を両立させるために、ウエハサイズはより大きく、製造プロセスはより微細になるよう努力を続けてきた。こうした製造技術の進化によって半導体の製造プロセスは非常に高価になっており、それゆえに高い不良率は許容できない。また、新品の半導体ウエハが工場の生産ラインに投入されてから、前工程の加工(ウエハから個々のダイを切り出す前の状態)が終わるまで、おおむね1カ月半から2カ月半を要するため、不良率が高いと、この立ち上がりに要した時間も失うことになる。

 Haifa Validation Centerによる検証作業は、最初のシリコンが誕生してから量産にGOサインを出すまで、約18カ月を要する徹底したものだ。これだけの時間を使う代わりに、量産開始と同時に高い歩留まりが得られる。検証作業は24時間、無休で行われ、週末は学生がValidation Centerの運営を引き継ぐ。

 筆者が訪れた11月末時点で、Haifa Validation Centerで検証を受けていたのは、Penrynファミリーのモバイル向けCPUであった。おそらく2008年に投入されるであろうこれらのCPUを現在製造している(試作している)のは、米国のオレゴン州にあるD1Dだろう。現時点において、イスラエル国内にCPUを製造している工場は存在しない。オレゴンから空輸されたチップをここで検証し、その結果を踏まえてD1Dで量産プロセスを確立し、それを量産工場で完璧に再現する。これがIntelの「Copy Exactly戦略」と呼ばれるもので、実際に半導体を製造するクリーンルームはもちろん、廊下の配置やトイレに至るまで、何から何までソックリに再現されるという。

 さて検証(バリデーション)作業だが、作業は非常に多くのフェーズからなる。

フェーズ1「Sort」:バリデーション作業の最初のフェーズは、Sortと呼ばれる工程だ。ここではウエハのまま、ウエハ上の不良チップにマーキング(インキング)を行い、これを排除する。バリデーション自体も時間とコストのかかる作業であり、初期に不良を取り除くことで、不良チップに余計なコストをかけずに済む。

フェーズ2「Class」:Sortで良品と判断されたチップをダイに切り出し、パッケージングした後、Intelの規定する環境下(温度、湿度などなど)において動作を確認すると同時に、動作クロック、消費電力などのスペックごとにクラスわけ(分別)を行う。この作業は、本番製品でも不可欠な作業だが、最終的には1チップ5秒で完了できるようにするという。

フェーズ3「Fusing」:現代のCPUは大量のキャッシュメモリを搭載する。この一部に不良があった場合、フューズにより、不良部分を切り離し、スペア領域を利用して、チップ全体としては良品に転換する。Intelのチップには、ダイ上に用意されていながら使われていない機能があったり、製品の仕様上使えなくしていることがある。実際の製品でも、このFusingにより、そのような機能制限を行っていると考えられている。

フェーズ4「Stress Test」:オーブンで高温(99℃)まで加熱した状態でテストする加速試験を行うことで、Intelが保証する製品寿命を検証する。

フェーズ5「Burn-in」:12時間から数週間、長時間の連続稼働によるテスト。

フェーズ6「Product Platform Validation」:実際の製品プラットフォームを用いて、BIOSやOSも含めたシステムレベルのテストを行う。ここではデルやヒューレット・パッカード、AppleといったOEMのマザーボードも使う。5~105度まで広範な温度域でテストは実施される。

フェーズ7「QA」(Quality Assurance):短時間、半導体試験装置にかけて、最終確認を行う。

 こうしたバリデーションフェーズを経て、CPUの量産プロセス技術は磨き上げられていく。それと同時に、検証作業の工程自身も練り上げられ、実製品の検証を短時間で行うことが可能になる。ちょうど評価を行っていたモバイル向けの「Penryn」(開発コード名)の場合、まだClassの作業に10分(1個あたり)を要するということであった。これを5秒に短縮するには、チップ組み込みのテスト回路をうまく使って、最小限のテストで最大数の機能(トランジスタ)を評価するようにしなければならない。現在のCPUは、1つのダイに2億個以上のトランジスタが集積されており、1つ1つのトランジスタを個別に動作検証していては、いつまでたっても評価が終わらないからだ。

 こうして、ハイファでデザインされたチップが、オレゴンで試験生産され、再びハイファで検証を行い、そして、オレゴンの製造プロセスが完成していく。そのプロセスが、アリゾナにあるFab 32、ニューメキシコのFab 11X、キリヤットガットのFab 28へと正確に移植される。これらの工場で製造されたウエハは、コスタリカ、マレーシア、ベトナム、中国にある組み立て工場(後工程)へと送られ、最終的な製品が完成する。

 私を案内してくれたHaifa Validation Centerの担当者が、親族や友人がノートPCを買った時、中に入っているCPUはわれわれが検証したものだから絶対間違いないと言えるのが誇りだと語っていたのが印象的だった。

(後編に続く)

何ゆえインテルの最重要な開発拠点がイスラエル??という疑問が普通に沸くな・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

日米最大のオークションが“1つ”に かつてのライバル・ヤフオクとeBayが提携

日米最大のオークションが“1つ”に かつてのライバル・ヤフオクとeBayが提携

eBayの国内撤退から5年半。当時のライバル・ヤフオクから、eBayの出品物をシームレスに落札できる仕組みを来年までに構築する。まずは、Yahoo!IDでeBay商品を落札できる新サイトを開設した。 2007年12月04日 18時16分 更新 ヤフー井上雅博社長と米eBay Internationalのローリー・ノリントン社長 ヤフーと米eBayは12月4日、「Yahoo!オークション」と「eBay」に出品された商品について、お互いのサイトから入札・落札できる仕組みを2008年までに構築すると発表した。日本最大の「ヤフオク」ユーザーは、米国最大のeBayにもシームレスにアクセスして落札可能に。双方のユーザーは、日米最大のオークションを合わせた巨大な“1つ”の市場として利用できるようになる。

 eBayは1999年に日本に進出。ネットオークション事業を展開したが、2002年に撤退。それから5年半後、かつてのライバルだったヤフオクと手を組み、アジア戦略の要としての日本に事実上の再参入を果たす。

eBay商品落札できる「セカイモン」をまずオープン

セカイモン。「海外ブランドのサングラスやゴルフクラブなど日米で価格差のある商品や、日本未発売の商品を日本語で気軽に購入できる」(ネットプライスドットコムの佐藤輝英社長) まずは同日、日本からeBayの商品を落札できる購買代行サイト「セカイモン」をオープンした。eBayの商品情報APIを活用して構築し、Yahoo!IDでログインできる。商品情報は日本語に自動翻訳されており、日本語で検索・落札できる。

 落札した商品は米国内のセカイモン倉庫に贈られ、その後落札者の元に届く。送料は重さによって異なるが、2000~3000円程度で、商品価格の15%の手数料が別途必要。1~2週間で届くという。運営は、ネットプライスドットコム子会社・ショップエアラインに委託した。

 08年3月までに、ヤフオク内にもeBayの商品が購入できる代行サービスを設置する。セカイモンと同様の仕組みで、ヤフオクからシームレスにeBayの商品を直接入札・落札できるようにする。

 eBay内にも、ヤフオク商品を購入できるサイトを08年中にオープンする計画。「来年のクリスマスシーズンくらいまでに開設できれば」(井上社長)

「日米以外でも展開したい」と井上社長
 国内からは撤退したとはいえ、ネットオークション世界最大手のeBayを利用する日本のユーザーは多く、服飾品では1分間に680以上、楽器・音楽関連では1分間に1つの商品が日本から購入されているという。ヤフーの井上雅博社長は「潜在的な市場は大きい」と期待する。

 eBay International(eBayの海外事業戦略・マーケティング事業会社)のローリー・ノリントン社長も「今はアジア、特に日本をビジネスチャンスととらえている。一番の戦略は強いパートナーと組むこと。eBayは香港やシンガポールなどでもオークションを展開しているが、日本での規模は今までで最大級になるだろう」と意気込みを語った。

 ヤフーは今後、米国以外でもオークションの連動を検討する。井上社長は「日米でうまくいけば、ほかの国でも成功するだろう。国際的な取引の不便さを軽減し、国際的なBtoC、CtoCの市場を作り上げたい」と述べた。

アメリカのオークションにシームレスで参加できるというのはなかなか魅力的な提携である。どこまで使いやすいインフラを整備できるかが鍵か・・・。

| | Comments (18) | TrackBack (6)

Dec 04, 2007

自己表現のプラットフォームは移り変わる

自己表現のプラットフォームは移り変わる 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
91
自己表現のプラットフォームは移り変わる
公開日時: 2007/12/01 15:46

コンテナーの限界なのか、コンテンツの限界なのか ブログなんて、しょせんはひとつの表現コンテナー(メディア)に過ぎない。Web2.0の時代において最も大切なのはコンテナーではなく、コンテンツそのものだ。オピニオンや感情を外部に表出したいと思い、それを実行に移すというその行為こそに意味がある。パソコン通信のフォーラムが匿名掲示板に取って代わられ、さらにはブログが流行し、そしてまたSNSの日記やケータイ小説へとコンテナーはさまざまに移り変わっていく。

 もちろんコンテナーの性質によって、書かれる内容は変わってくる。パソコン通信という閉鎖的で礼儀にうるさいメディアで書かれた言説と、2ちゃんねるで書かれる言説は異なる。ブログで書かれる内容と、SNSの日記で書かれる内容も異なる。マクルーハンが言ったように、「メディアはメッセージである」からだ。とはいえーーそこで自己を表現するという行為そのものの衝動には、何ら変わりはない。

 だから「ブログ限界論」を語ろうとするのであれば、それが「ブログというコンテナーの限界」なのか、それとも「インターネットにおける自己表現というコンテンツの限界」なのかをきちんと切り分ける必要がある。

ケータイに自己表現が飲み込まれている 11月23日のRTCカンファレンス『ブログ限界論』で上原仁さんは、各社のブログサービスを利用している人の数が減少傾向にあることを取り上げた。情報のソースはここにある。確かに集計された表を見ると、ライブドアブログや楽天ブログ、はてなダイアリーなどは利用者数が減っているし、急増しているのはFC2ブログとアメーバブログぐらいしかない。このうちFC2ブログに関して言えば、RTCカンファレンスでも問題になったスパムブログに主に利用されていると見られており、これが利用者数の押し上げにつながっているのではないかと考えられる(この件については、別のエントリーで述べたい)。こうしたノイズは別にすれば、全体としては確かにブロガーの数が停滞しているように見える。

 とはいえ、この停滞がそのまま「インターネットにおける自己表現」の停滞につながっているのかといえば、実のところそうとは思えない。もうひとつの情報ソースを提示しよう。ネットレイティングスが昨年11月に発表したデータクロニクル2006・ファクトシートだ。2000年4月から2006年3月までの6年間で、パソコンを使ったインターネットの利用者の年齢構成比を調べた統計である。それによれば20代の比率は劇的に下降線をたどり、直近では全世代の11.9%にまで下落。ネットの利用度が比較的低いと考えられている50代の11.8%と肩を並べてしまっている。このファクトシートの解説で、ネットレイティングスの萩原雅之社長は、以下のようなコメントを加えている。

 「若い世代で先行していたウェブ利用は、この6年間で着実に中高年齢層に普及しています。また、同時に女性にも普及している様子が見て取れます。一方で、20歳代の比率が減少しているのは、ウェブ利用が全世代にわたり一般化したことによるものですが、携帯電話端末の機能やサービスが劇的に向上し、ECやSNSなどの携帯電話による利用増も要因と考えられます」

 結局のところ、プラットフォームが移行しているというわけだ。これは単なるトレンドの移り変わりである。

日本のネット自己表現の歴史 コンピュータネットワークにおける最初の自己表現プラットフォームは、パソコン通信だった。1980~90年代のNifty-ServeやPC-VANなどのパソコン通信である。この時代のネット文化を担ったのは、私のような40代から50代の人たちである。またほぼ同じ時期、インターネット上のニューズグループ「fj」でも活発な議論が繰り広げられており、言論空間を構成していた。

 しかしウェブの普及とともにパソコン通信は衰退した。

 1990年代末に「あめぞう」そして2ちゃんねるが登場し、匿名掲示板の時代がやってきた。この2ちゃんねるの興隆によって、fjはすっかり影を薄くしてしまい、パソコン通信と同じ道をたどる。そして2ちゃんねる文化はいまも盛んだが、社団法人日本広告主協会Web広告研究会のリポート「消費者メディア調査」【リンク先はpdf】にもあるとおり、2ちゃんねるの主な利用者層は35~45歳の人たちである。この層が2ちゃんねるユーザー全体の38.3%を占めている。

 ブログの文化は世代的に言えば、おそらくは2ちゃんねるユーザーの少し下にあたる。25~35歳ぐらいのいわゆるロストジェネレーション層だ。団塊ジュニアと言い換えてもいいかもしれない。日本国内ではブログは2002年ごろからスタートした。当初はニュースのリンクを集めた日記が多数を占めていたが、徐々に論考が加わるようになり、そして2005年ごろからは非技術系のブログも急増して、論断系やエンタメ系、身辺雑記系、タレント系など多数のブロゴスフィアが生み出された。上原さんや徳力さんはこうした文化の中央付近に立っていて、ブログが個人をエンパワーする時代の象徴といえる人たちだ。

ブログからSNSへ しかし、彼らロストジェネレーションよりもさらに下の世代は、ブログにそれほどの思い入れを抱いてない。ブログよりもミクシィに親和性を感じていて、「ブログは書いていないけれども、ミクシィの日記は書いてる」という人は少なくない。それを指して「オープンなブログではなく、クローズドなSNSを指向するのは、言論を閉鎖空間に追いやってしまう」という批判もある(私も少し前までそう思っていたし、あちこちでSNSをそう批判した)が、問題はそう単純ではない。

 たとえばアーティストの安斎利洋さんは、ミクシィの日記のアクセス制限を「友人まで公開」「友人の友人まで公開」「全体に公開」だけでなく、「インターネットに公開」というオプションも加えるべきだと指摘している。彼は実際、このような試みもしている。私は今夏に出した『フラット革命』(講談社)という本で、安斎さんのミクシィ体験を軸にしてSNS上で言論を展開する可能性について書いた。詳しくは同書を参照していただければと思うけれども、人間関係に紐付けされたソーシャルメディアはオープン化されていけば、言論空間のプラットフォームとしては多くの可能性を秘めている。

 最近GoogleがOpenSocialのというSNSのプラットフォームを発表して話題になったけれども、これはSNSのオープン化にとって大きなターニングポイントとなる可能性がある。世の中のすべてのデータを可視化し、検索可能にしていくのがGoogleのミッションだが、SNSをオープン化し、人間関係情報やコンテンツを異なるSNS間で共有できるOpenSocialの仕組みは、このミッションを補強するものとなる。それは同時に、オープンな言論空間をSNS世界の中に作り出す可能性を生み出す。

 そう考えると、ブログというプラットフォームが徐々に衰退し、SNSに移っていく可能性は十分に考えられる。特に現在のブログのプラットフォームは、コメント欄のノイズを排除しにくい構造になっており、この問題がブログからSNSへの移行を促すことになるかもしれない。しかしこの方向への進化は、まだこれからだ。

ケータイ言論の可能性 もうひとつの方向性としては、携帯電話というデバイスの普及がある。これは先のネットレイティングスの調査でも指摘されているように、日本のウェブの空間を今後飲み込んでいくかもしれない。同じウェブの空間をPCでもスマートフォンでも閲覧しているアメリカの流儀とは違って、日本ではケータイの空間とPCのインターネット空間は別ドメインになってしまっている。これをケータイの「ガラパゴス進化ではないか」と危惧する声もあるが、しかし一方でこの偏向進化は興味深いケータイウェブの世界を創出しつつある。

 最大のポイントは、つい最近までメールでのやりとりが中心で「1対1」だったケータイのコミュニケーションが、2006年ごろからWeb2.0化が進んだ結果、「多対多」のコミュニティモデルへと移行してきたことだ。モバゲータウンがその好例だが、しかしもっと興味深いコンテンツとしては、ケータイ小説がある。

 次回のエントリーは、このケータイ小説が生み出す言論空間について考えてみたいと思います。

BLOGもテクノロジーの変化によっていずれ形を変えていくに相違なし。SNSやケータイ小説もどんな変化になるか??

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Dec 02, 2007

米オンラインビデオランキング、Googleがシェア28%で首位を維持

ニュース
米オンラインビデオランキング、Googleがシェア28%で首位を維持

YouTubeやGoogleで動画を閲覧した人は、米国のインターネット利用者の39%に上るという。
2007年12月01日 08時08分 更新
 調査会社の米comScoreは11月30日、米国の9月の動画配信利用状況の調査結果を発表した。米国のインターネット利用者の75%近くがオンライン動画を利用しており、閲覧時間は1人当たり平均約3時間で、1回当たり2.7分程度。企業別では、YouTubeを傘下に持つ米Googleが、ユニーク閲覧者数、閲覧回数の両方でトップに立った。オンライン動画配信には、ストリーミングとダウンロードの両方を含んでいる。

 米国での9月の動画閲覧回数は92億回を超える。サイト運営企業別では、Googleが28.3%のシェアを獲得して首位を維持。同社サイトでの閲覧回数26億回のうち、25億回はYouTube.comによるものだという。2位はMySpaceを擁するFox Interactive Mediaでシェア4.2%、以下、Yahoo!(同4.1%)、Viacom Digital(同3.3%)、Time Warner Network(同2.2%)と続く。

 ユニーク閲覧者数でも、首位はGoogle。インターネット利用者の39.4%に当たる7160万人が利用している。以下、Fox Interactive Media(インターネット利用者の22.6%)、Yahoo!(同21.7%)、Time Warner Network(同16.9%)、Microsoft(同15.4%)と続く。YouTubeでは7000万人近く、MySpaceでは3800万人以上が動画を利用しているという。

この結果を見る限り、GOOGLEのYOUTUBEの買収は成功かもしれない。(動画市場で確実な地歩を得るという目的から考えるなら)ただ、それが是か非かは、今後導入されるであろう広告の挿入が本格化してからだろうが。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

「INFOBAR 2」「Woooケータイ W53H」発売、価格はフルサポ2万円台半ばから

「INFOBAR 2」「Woooケータイ W53H」発売、価格はフルサポ2万円台半ばから

2007年au秋冬モデルの目玉機種「INFOBAR 2」と「Woooケータイ W53H」が都内で発売された。価格はau買い方セレクトのフルサポートコース選択で2万円半ばから。 INFOBAR 2(左)とWoooケータイ W53H au desigin projectの第7弾「INFOBAR 2」と日立製作所製の「Woooケータイ W53H」が都内で発売された。

 都内量販店の価格は、新規、番号ポータビリティ利用、機種変更、ツーカーからの同番契約変更ともに「au買い方セレクト」のフルサポートコース選択で2万6250円(税込み)。シンプルコースは4万7250円。フルサポートコース選択時は、店が定めるオプションの加入で2万円前後に割り引く店舗も多く見られる。

 INFOBAR 2は「口の中で溶けかけた飴」のような、なめらかな曲面デザインが特徴のストレート型端末。ワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応の2.6インチ有機ELディスプレイやワンセグ、有効197万画素オートフォーカス(AF)カメラを搭載し、EZ FeliCa、音楽・映像プレーヤー、PCサイトビューアーなどの機能を備える。都内のauショップでは、用意するSILVER、MIDORI、NISHIKIGOI、WARM GRAYの4色のうちSILVER以外は予約販売分だけで売り切れる店舗も複数あった。中でも初代の「INFOBAR」にも採用した、紅白柄のNISHIKIGOIの人気が高いようだ。

 Woooケータイ W53Hは、日立製作所のAVブランド“Wooo”を冠した回転2軸スタイルのワンセグ携帯。厚さ14.2ミリの薄型ボディに、Woooテレビのデザイントーンをイメージさせる“Cutting Edge Design”や見る角度によって色が変化するマジョーラカラー(ユーロパープル)などの華麗なカラーラインアップが特徴。ワンセグ、EZ FeliCa、音楽・映像プレーヤー、PCサイトビューアーなどを搭載する。

お求め安いプランで新端末26000円。さすがにこれ以上高くなると需要が冷え込みそう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2007 | Main | January 2008 »