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Sep 30, 2007

読書で鍛える自分戦略

読書で鍛える自分戦略 堀内浩二
2007/9/28

 こんにちは、堀内浩二です。今回は「読書」についてです。

 

最初に編集部から「来月は『読書』というキーワードでどうですか」といわれたときには、ちょっと気乗りがしませんでした。これほどいわれ尽くし、また皆さん1人ひとりが自分なりのやり方を持っているような事柄について、コラムにまとめるのはいかにも難しい。そこで1人の本好きとして、わたしなりの読書のやり方をご紹介したいと思います。

■図書館を活用する。気に入ったら買う
 多くの自治体で、ネット経由での図書の検索・予約が可能です。わたしの市では一度に借りられるのは6冊までですが、20冊までは予約待ちができます。目を通しておきたいけれど買おうかどうか迷っている本は予約しておき、実際に読んでみてよかったら購入します。

 また書面で依頼すれば県下の全図書館を検索し、もしあれば取り寄せてくれます。絶版になった名著などもかなり発掘できます。地元の図書館が提供しているサービスはぜひチェックしておくべきでしょう。

■知人・友人から紹介された本はできるだけ読む
 自分のことを理解している友人が薦めてくれる本は、貴重なヒットが多い。これがわたしの経験則です。ネット書店の「この本を買った人はこの本も……」式のアルゴリズムでは決して発見できない、でもなぜか自分の感性に合った本に出合えるのが、このルートです。

 本を薦めてもらうには、自分の好きな本について知ってもらわなければなりません。日ごろからブログで書評を書いたり、面白かった本について話題にしていれば、自然と互いの好みは知れてきます。

 ただし読書は時間を食う行為でもあります。自分の感想を述べたら、その本を読むかどうかは相手に任せています。ただ、1年に1~2冊は「彼(女)も面白いと思ってくれるはず」と直感的に思える本が出てくることがあります。そういうときは、ここぞとばかり推薦します。

 上記の裏返しで、本を薦めることを「押しつけがましい」としてためらう人も少なくありません。そこで、紹介された本はできるだけ読んでみて、カジュアルにフィードバックをするようにしています。読み逃した本については、正直にそう伝えます。

 「あの本読んだ?」と聞くことは控えています。読んで面白かった本は自然と話題に上がります。話題に上がらないということは、読んでいないか読んだけれどつまらなかったかのどちらかでしょう。どちらにせよ、わざわざ確認するには及ばないと考えるからです。

■本は大事にする
 本は線を引いても破いてもいい、自分の頭に吸収できればいいんだという人もいます。わたしはまったく同じ理由で、本をていねいに扱います。大事にすることで、いま目にしている情報が自分にとって重要であることが脳に伝わる……かどうかはともかく、そちらの方が自分の頭に吸収できると思うので。線を引くこともありますが、多くの場合はポストイットを貼っておいて抜き書き(後述)します。

■著者の意図をくむ
 本を1冊書くのは大変な労力で、その割にほとんどの場合(経済的には)報われません。とすれば、著者にはそれなりの意図があるはずなので、「はじめに」「あとがき」などからそれをくむように努めています。そうすることで、通読してから「内容は良かったが、自分の役には立たなかった」というような批評をせずに済むと考えています。

■批判のために時間を使わない
 世の中に良い本はたくさんあります。自分にとって学ぶことがなかった本の批判に時間を費やすよりは、次の本を探しに行きます。

■印象的な部分は要約でなく「抜き書き」する
 学んだことを振り返るために書評にまとめるのも好きなのですが、「抜き書き」もやっています。気に入った文章は丸ごと、といっても最大でその本の半ページくらいになるよう厳選しますが、抜き書きをして保存しています。

 要約を心象画とすると抜き書きは写真です。著者の文体ごと書き写しておくことで、本の雰囲気や読後感を多少なりとも再現することができます。

 また、本当に良いと感じる文章は、編集を許しません。著者・翻訳者の方が心を砕いて作ったので日本語として優れているということもありますが、意味だけでなく文体や比喩、そのほかの調子をひっくるめ、オリジナルの文章でなければ伝わってこないメッセージというものもあります。

■原則集を作る(偉い人たちの言葉だって借り物だ)
 難しい決断を迫られたときなどは、自分の判断基準となるような言葉に助けられることがあります。自分の「原則」のようなものを文章にまとめている人は少なくありません。わたしもそういう文章をいくつか作り、メンテナンスしています。

 いわゆる成功者や尊敬する大先輩の座右の銘や大事にしている言葉であっても、多くは故事成語であったり、人に教えてもらった言葉です。そういう意味では「借り物」の言葉です。ただし、経験の中でその言葉に自分なりの意味を見いだしているからこそ、「自分の言葉」「原則」として紹介できるのでしょう。

 そういった言葉をゼロから自分で紡ぎ出すのはとても難しいですし、世の中「良い文章」のひな型には事欠きません。ですから出掛けて行って、現在の自分にビビッとくる文章に出合うだけだと思っています。

 ちなみにわたしが一番読み返している文章は、ある人の墓碑(といっても原稿用紙1枚くらいの長い文章)です。墓碑ですから褒め言葉がズラリと並んでいます。「墓碑にこう書かれるような人間になりたいなあ」ということで、メモをためておくソフトの先頭に載せています

本当によい文章は編集を許さない・・・。読書ノートなどをつけている人にはなんとも含蓄のあることばだなあ・・。

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アイピーモバイル、杉村会長をのぞく取締役が退任──事業立ち上げの具体策は示せず

ニュース2007年09月28日 17時33分 更新アイピーモバイル、杉村会長をのぞく取締役が退任──事業立ち上げの具体策は示せず

アイピーモバイルは9月28日、記者会見を開き、筆頭株主の移動に関連する経緯を説明。会長の杉村五男氏が現取締役の退任と新取締役の選任を要望していること、免許は返上せず引き続き事業立ち上げをめざすことなどを話した。

会見するアイピーモバイル代表取締役社長の竹内一斉氏 アイピーモバイルは9月28日、記者会見を開き、携帯電話事業の免許返上は現段階では考えていないこと、事業立ち上げへ向けて、これまでと変わらず必要な作業を進めていることを明言した。

 2005年11月、イー・モバイル(イー・アクセス)、BBモバイル(ソフトバンク)と同時に、2GHz帯での携帯電話事業免許を取得し、TD-CDMA方式で独自のサービス展開を予定していた同社だが、2007年4月、筆頭株主だったマルチメディア総合研究所が、全株式を森トラストに譲渡し、さらに7月には筆頭株主が森トラストから米NextWave Wirelessに変わった。

 NextWave Wirelessは、米国でTD-CDMA方式の通信機器を開発し、アイピーモバイルにも機器を供給するIP Wirelessなどを傘下に持つ企業であり、事業化への筋道が開けたかに見えたが、わずか2カ月でNextWave Wirelessは事業化を断念、取得した株式については、契約時のオプションを行使して森トラストに買い戻しを請求した。

 いったん森トラストが買い戻した株式は、アイピーモバイル会長でもある杉村五男氏個人がすべて買い取るという契約が、森トラストと杉村氏の間で結ばれたようだが、アイピーモバイルの株式には譲渡制限が付いており、取締役会の承認なしに譲渡できないという。取締役会はこの譲渡に反対しており、アイピーモバイル側は「筆頭株主は依然森トラスト」との認識で、混迷を極めている。

 アイピーモバイル代表取締役社長の竹内一斉氏は「なんとしても事業を立ち上げたいという思いは杉村氏も我々も同じ。ただ、そのやり方について意見が一致していないだけだ」と発言。アイピーモバイル経営陣としては、森トラストからの株式買い取り提案を拒否していたが、杉村氏が個人で株式を取得することにしたため、対立が深まったようだ。

 なお同氏は、会見が始まる直前に、森トラスト側から、杉村氏の要請に基づき臨時株主総会の招集を請求され、現取締役の退任と新取締役の選任を提案されたことを明らかにした。

 竹内氏は会見で、今後の方針などについても触れるつもりだったようだが、退任要求があったことから「今後の事業展開に関しては、新しい経営体制で進めていくことになる」と述べるにとどまり、11月9日に迫ったサービス開始の期限までに、どれだけのエリアでどのようなサービスを提供できるのか、本当にサービス開始が可能なのかといった質問には明確な答えを提示しなかった。

 「退任は致し方ない。むしろ筆頭株主である森トラストが何らかの形で強く関与してくれることを以前から望んでいたので、免許の返上ではなく、臨時株主総会の招集と新しい経営体制への刷新を打ち出してくれたのはよかったと思う。現状は、一部メディアで報じられているとおり、膠着状態なので、何らかの進展につながるだろう。事業立ち上げへ向けて、一歩踏み出せるのであればそれでいい」(竹内氏)

 竹内氏ら現経営陣は、請求に基づき速やかに株主総会を開催して、新しい経営体制への引き継ぎを行う意向だという。

この記事を読む限りどう考えても事業家は無理。しかし、近未来通信なんかもそうであったが、どうして通信ビジネスというのはこう不透明な点が多いのだ??

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Sep 29, 2007

ついにiPod touchがWindowsで利用可能に--アップル、ソフトウェアをアップデート

ついにiPod touchがWindowsで利用可能に--アップル、ソフトウェアをアップデート岩本有平(編集部2007/09/28 17:09
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 アップルは9月28日、iTunesのアップデートを開始した。最新バージョンは7.4.3.1となる。iPod touchを持ちながら利用できなかったWindowsユーザーは、これでやっと新しいインターフェースを体験できるようになる。

 iPod touchは英語版以外のWindows XPおよびWindows Vista搭載のPCと同期させた際、PCとの接続を促す画面を表示したまま一切の操作を受け付けなくなってしまうという不具合が発生しており、アップルは9月25日にサポートを行う旨を正式に発表している。

 今回のアップデートでは、上記の問題に対応したiPod touchのソフトウェアを導入しており、これをインストールすることで不具合が解消されるとしている。なお、アップルでは今回の不具合の影響による、出荷スケジュールの変更などはないとしている。

 これにあわせてアップルではMacユーザーやiPod touch購入者に向けてメールを配信しており、「iPod touchがWindowsでセットアップできないトラブルにつきまして、この度はご不便、ご迷惑をおかけいたしましたことにあらためてお詫び申し上げます」とコメントした上、ソフトウェアのアップデート手順を説明している。

結局、早い段階で入手したいたユーザーからしてみると約1週間留保されていたことになるITUNESのヴァージョンアップによる不具合解消。コアなユーザーの心象をたいそう悪くしたことは想像に難くない・・・。

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Sep 28, 2007

大容量ファイルを転送するのに便利なファイル転送サービス

連載
デジタルワークスタイルの視点:
大容量ファイルを転送するのに便利なファイル転送サービス

簡単にムービーが撮れるカメラや、デスクトップ画面の録画など、手軽に動画を扱うことが容易になってきました。しかし大きなファイルを転送するには、未だに特別な方法が必要です。 2007年09月27日 21時12分 更新  前回まで、ライブ配信やPCのデスクトップ画面のスクリーンキャスト録画など、動画関連のツールをいくつかご紹介してきました。

 ただ、動画のファイルを扱い始めると、テキストや写真のファイルに比べて圧倒的に大きいそのファイルサイズに、いろいろと戸惑うことが増えてくると思います。特に困るのが、サイズの大きいファイルを他の人に送付するときでしょう。

 企業のメールサーバでは添付ファイルを数Mバイトに制限しているところが多くありますし、GmailなどのWebメールサービスも添付ファイルに制限があります(12月15日の記事参照。

 そんなときに便利なのが、大容量ファイルの転送サービス。大容量ファイルの転送に特化しているサービスですので、かなり大きなファイルでも無料で送ることができるものが数多くあります。

 今回は、そんなファイル転送サービスをいくつかご紹介したいと思います。

大容量ファイルを転送するのに便利なファイル転送サービス
宅ふぁいる便なら50Mバイト無料
MEGAUPLOADなら1Gバイト無料
Mediafireなら登録しなくても100Mバイト無料
宅ふぁいる便なら50Mバイト無料
 まず、なんといっても日本で最も有名なファイル転送サービスは、この「宅ふぁいる便」でしょう。


 ファイル転送サービスのほとんどが、無名のベンチャー企業や海外で運営されているものが中心という状況の中、宅ふぁいる便は大阪ガスグループという大企業が運営するサービスということもあり、多くの日本企業に受け入れられ、いまや会員数は90万人を超えています。

 何しろ宅ふぁいる便のサービスが開始されたのは、1999年6月と今から8年以上前。もともとは大阪ガス社員用のサービスとしてスタートしたものが、徐々にクチコミで広がっていったもので歴史も実績もあるサービスです。

 現在は、エルネットという大阪ガスグループ100%出資の企業によって運営されています。

 一度に送ることのできるファイルは最大10ファイル、容量は最大50Mバイトで、開封確認メールも付いており、無料のプレミアム登録を行うと、アドレス帳や携帯電話通知機能を利用することも可能と、必要十分の機能がそろっています。

 ファイル保管期間が72時間と決まっているため、週末をまたいだファイル送付などがちょっと不安な面もありますが、ちょっとした大きめのファイルを送るのに安心のサービスといえるでしょう。

MEGAUPLOADなら1Gバイト無料
 宅ふぁいる便の50Mバイトではファイルサイズが足りない──という人にご紹介したいのがMEGAUPLOADというサービスです。


 MEGAUPLOADでは、なんと無料のメンバー登録をすると1Gバイトまでのファイルを無料で転送することができます。

 海外の企業が提供しているサービスということもあり、一部日本語の記述がおかしかったりと、宅ふぁいる便に比べると企業で利用するには敷居が高い印象もありますが、9月時点でAlexaのランキングがグローバルで15位になっているほどですから、実績はかなりあるサービスといっていいでしょう。

 専用のアップローダーが提供されていたり、ファイルダウンロードのログが確認できたりと、周辺の機能も充実しており、利用できるストレージ容量が250Gバイトで転送できるファイルサイズの上限が無制限になる、200ドル弱のプラチナ会員サービスも提供されています。

 ただ注意すべきなのは、無料利用者にはダウンロード前の待機時間(50秒程度)などさまざまな制限があるという点です。

 急ぎのファイルを送りたい場合などにはあまり向かないかもしれませんが、非常に大きな動画ファイルなどを転送する時に一度利用してみて下さい。

MediaFireなら登録しなくても100Mバイト無料
 冒頭にご紹介した宅ふぁいる便では、ファイル転送のためにはユーザー登録が必須ですし、2番目のMEGAUPLOADでもサービスを快適に利用するためには、ユーザー登録が必要な仕組みになっています。

 “ユーザー登録をしたくない”という人にお勧めなのがこのMediaFireです。


 MediaFireは、英語のサービスになりますが、使い方は超簡単。トップページのフォームから「参照」ボタンでファイルを選択して「Upload File to MediaFire」ボタンを押して、アップロードが終了した時に表示されるダウンロード用リンクをメールで送るだけ。

 トップページからファイル数を選択すれば複数のフォームが表示されますから、複数のファイルを一度にアップロードするのも簡単ですし、アップロードしたファイルをHTMLでページに埋め込むことも可能です。

 1つのファイルサイズは100Mバイトまでとなっていますが、トータルのファイルの保存容量には制限がない上に、現在は保存期間も特に決まっていないようですから、元々公開する予定の大容量ファイルを転送するのに向いているでしょう。

 ちなみにMediaFireでもユーザー登録をすることで、自分がアップロードしたファイルの管理を細かく実施することが可能になりますので、頻繁に利用する人はユーザー登録がオススメです。

 せっかくブロードバンド環境が普及しつつありますが、意外にメールに添付できるファイルサイズの上限というのはブロードバンド以前から変わっていない会社が多いようです。そんなときには、ぜひこれらのファイル転送サービスを使ってみて下さい。

これらのFILE転送サービス、相当ニーズはあると思われる。実際に会社のセキュリティーが強化される前にはほいほい使っていた・・・。が、現状は会社からのアクセスができない。有料でもいいからセキュリティーを強化したwebsiteをどこか作ってくれ。

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Sep 27, 2007

YouTubeの違法コンテンツも見るだけで違法」は誤解だが……

ニュース
YouTubeの違法コンテンツも見るだけで違法」は誤解だが……

YouTubeの違法動画を見るだけで違法になる公算が強まった」とする一部報道について、文化庁の担当者は「誤解を招く表現」とし、ストリーミングについては議論の対象外だと話した。
2007年09月26日 20時15分 更新
 「私的録音録画補償金」制度の見直しを検討するため、文化庁文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の会合が9月26日に開かれた。中間整理案提出に向けて最後の会合となった今回は、著作物の複製を「私的使用」として認める範囲を定めた著作権法第30条の適用範囲について改めて議論があった。

 第30条の適用範囲についての議論は、録音物・録画物だけを対象に行われている。中間整理案には、海賊版からのコピーや違法公開サイトからのダウンロードについて「『情を知って』(海賊版・違法サイトと知って)いた場合は私的使用の範囲から外し、違法とすべき」という意見が「大勢であった」と記載されており、一部報道ではこれをもとに「YouTubeのようなストリーミング配信サイトで違法公開されたコンテンツを閲覧する場合も、違法となる公算が大きくなった」といった解説がなされていた。

 これについて文化庁の川瀬真著作物流通推進室長は「報道で、動画投稿サイトの視聴が違法になるかのような誤解を招く表現があった」とし、小委員会の議論の対象はあくまでダウンロードサービスと説明。YouTubeのようにダウンロードを伴わないストリーミング配信サービスはそもそも検討の対象外とし、中間整理案の脚注に新たに「ストリーミング配信サービスは検討の対象外」との記述を加えた。

 ただキャッシュとして一時的にPC本体に蓄積する場合や、ストリーミングを保存できるソフトも販売されていることを考えると「ストリーミングはダウンロード(=複製)ではない」と言い切ることは難しい。ストリーミングの扱いについては今後、同委員会とは別に著作権分科会に設けられたデジタル対応ワーキングチームなどで議論する予定という。

違法サイトからのDLは違法に、という意見は「大勢だった」のか
 中間報告案には、私的使用の範囲について「違法サイトと知っていたなど『情を知って』録音録画した場合などは、私的使用の範囲から除外する」という前述の意見のほか、海賊版からのコピーや違法サイトからのダウンロードについて「現行のまま私的使用として認める」という意見も併記されている。

 ただ前者が「大勢であった」と記載されており、IT・音楽ジャーナリストの津田大介委員はこの表現が納得できないと主張する。

 「海賊版からのコピーや違法サイトからのダウンロードを私的使用の範囲外にするという意見については、積極的に賛成するというよりは消極的に容認した委員が多かったように思う。どのような立場の委員が賛成していたのかなどを明記する必要があるのではないか」(津田委員)

 これに対して中山信弘主査(東京大学教授)は「誰が何を発言したかは議事録で公開されており、中間整理案のこの部分にだけ、誰がどのように発言したかを書くことはできない」とした。

 津田委員はさらに「30条が改正されれば、違法サイトからのダウンロードが違法であるとの啓発活動も活発にされるだろうが、その一方で例えばJASRAC(日本音楽著作権協会)の名前をかたって『おまえは違法サイトからダウンロードしたから金を払え』というような架空請求が増える可能性がある。ユーザーにとって違法サイトかどうかの判断は難しく、架空請求の被害を受ける可能性がある」と懸念を表明した。

 また、私的使用目的の違法複製については従来から罰則がない。津田委員は「罰則の適用がないにも関わらず適用範囲を広げれば、ユーザーに混乱を与えるだけ」とも指摘した。

 中間整理案は10月12日の著作権分科会で報告され、その後1カ月間パブリックコメントを募集。来年1月に報告書をまとめる。

曖昧なまま議事が進行しているような気も・・・。技術が日進月歩の中で悠長に議論している場合でもないような気も・・・。クリエーターの権利保護と国策としてコンテンツを使いやすい形にすることの両立を求められているようで難しいところではあるが。

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Sep 26, 2007

Googleで最新記事を探す

ニュース
3分LifeHacking:
Googleで最新記事を探す

最新のコンテンツを探したいときはブログ検索? いやGoogleでも「3週間以内に登場したコンテンツ」を対象として検索することが可能だ。 2007年09月25日 21時21分 更新  Google検索は便利だが、「○○についての最新の記事を探したい」という時には、ブログ検索など別の検索エンジンを使う人が多いだろう。

 しかし実は「過去1日以内」「過去1週間以内」に登場したページから検索──ということがGoogleでも可能だ。最も容易なのは、Googleの「検索オプション」から、日付オプションを選ぶ方法。

 24時間以内/1週間以内/1カ月以内/過去2カ月/過去3カ月/過去6カ月/1年以内、から選択すれば、その期間内に初めてクロールされたWebページから結果を表示してくれる。正確にはGoogleのクロールロボットが巡回したタイミングなので必ずしもコンテンツが掲載されたタイミングではないが、指標としてはある程度の参考になる。

 この“日付”オプション、実はもっと細かな設定も可能だ。Googleで検索を行ったら、URLの末尾に下記のパラメータを付けて再検索すればいい

&as_qdr=d/w/y数字
 「d」は日、「w」は週、「y」は年の略だ。例えば、3週間以内だったら「&as_qdr=w3」、3日以内だったら「&as_qdr=d3」といった具合。パラメータを付けると、検索窓の脇に「3週間以内」といったドロップダウンリストが付く。


 Technoratiや各社が提供する(もちろんGoogleも)ブログ検索エンジンでは、いつ投稿された記事か? というのが大事な情報となっており、日付順に表示する機能などが当たり前に付いている。しかし一般的な検索エンジンでは、更新の新しさをユーザーが明示的に変更できるものは少なく、マイクロソフトのLive Searchが高度な検索の中の「結果レベル調整」という項目で、「最近更新された──ほとんど更新されない」という設定を行えるようになっているのが目に付く程度。


 ちなみにサイト内検索では日付順の検索結果表示が普通に行えるようになっている。ITmedia Biz.IDの検索でも日付順表示が標準となっているので、一般的な検索エンジンと併せ、うまく使ってほしい。

今回のレシピ 狙い 方法
日付範囲を指定して検索する サイト検索パラメータに「&as_qdr=」を付ける

GOOGLEで時間を指定するのはノウハウとしては重要かもしれないが、あまり直感的な印象はない。


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Sep 25, 2007

ニュース2007年09月24日 14時30分 更新iPod touchにWindows環境で利用できない不具合

ニュース2007年09月24日 14時30分 更新iPod touchにWindows環境で利用できない不具合

iPod touchが出荷開始されたが、Windows環境で利用できない報告が相次いでいる。アップル側でも状況を確認中という。 Windowsマシンと接続した際に表示され続ける、接続を促す画面 アップルのiPod touchが22日に出荷開始され、予約注文したユーザーの手元に届き始めているが、Windows環境で操作できないという報告が相次いでいる。アップル側では状況を確認中としている。

 到着したiPod touchの電源を入れるとPCと接続するように促され、接続するとiTunes側はiPod touchを認識し、楽曲の転送なども行える。しかし、iPod touchは接続を促す画面を表示したままの状態から画面が変化せず、操作を受け付けない。

 ケーブルを取り外して電源を入れ直しても状況は変わらず、現在のところは楽曲が転送されたかを確認する術もなく、一切の機能が利用できない。手元にMac OS環境がないためにこの現象がどれだけの再現性を持つものか明確なところは判明していないが、ユーザーコミュニティやブログでの報告を見る限り、Windows環境でiPod touchが使えない状況は全国で発生しているようだ。

 アップル側では「現在は状況を確認しているところ。確認がとれ次第、Webサイトなどを通じて情報提供を行っていく」としている。


 なお、iPod touchは発表時に「9月28日までには出荷」とアナウンスされており、実際、22日より予約注文者向けに出荷開始されたことから、近日中にはApple Storeをはじめとした店頭にも並ぶものと予想されていたが、今回の不具合発生により、店頭での販売開始に遅れが出る可能性を指摘する声もある。

マッキントッシュ買えってことやろか・・・。しかし、致命的な不具合のような・・・。APPLEも休み中とは言え、とっとと対応せえよ。

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Sep 23, 2007

会議で眠気を覚ますには

ニュース
読者から見たBiz.ID:
会議で眠気を覚ますには

「お腹がグー」は“赤っ恥”か──。「生理現象だから仕方ないですね」「むしろ健康な証拠」。同じ生理現象でも赤っ恥どころか、怒られてしまうようなケースもあります。それが「居眠り」。せっかくなので「眠気を覚ます方法(会議編)」を紹介しましょう。 2007年09月21日 23時59分 更新  涼しくなったと思ったら、夏が戻ってきたかのような連日の残暑。体調管理も大変なこのごろです。9月第4週の「読者から見たBiz.ID」、取り上げるのは以下の記事──。

「お腹がグー」──会議の赤っ恥経験(9月21日掲載)
「お腹がグー」は“赤っ恥”か
 さて「会議の赤っ恥経験」の記事ですが、“問題”はタイトルにもなりました「お腹がグー」です。編集部では「それって、恥ずかしいの?」という声もちらほら。

 例えば、ブログ「ダンディを探して」では、「おなかが鳴るのは何度も経験があるし、聞いたのも数知れず。生理現象だから仕方ないですね、で済む話」。「ニュースな日記」でも、「そもそもお腹がなること自体は生理現象であり、食事から一定の時間が経てばお腹がへるのは当然で、むしろ健康な証拠です」。

 筆者もシリアスな場面でお腹がなると恥ずかしいですが、意外とみんな無視してくれますよね。“大人の対応”に感謝です。

眠気を覚ます8つの対策(会議編)
 同じ生理現象でも赤っ恥どころか、怒られてしまうようなケースもあります。それが「居眠り」です。「最近はプロジェクターを使うことで部屋が暗くなっているのも要因だとか」(ニュースな日記)。プロジェクターでスライドを投影するとき、部屋を暗くします。暗くすると確かに眠くなるかも。「それじゃ、次回からプロジェクターは禁止に」──というのは実際のところ難しいだろうなぁ。

 そこで、先ほどの「ダンディを探して」では「会議で眠くならないようにする対策」を掲載しています。

ひじから下の筋肉を揉む(ツボを刺激する)
親指の付け根を刺激する
シャープペンの先で太ももをつつく、つねる
ペンを落としてひろうときに肩や背中の筋を伸ばす
手元の資料を見るふりをして首の後ろの筋を伸ばす
肩のツボを刺激する
 やっぱり身体への刺激は効果的。ただし「頻繁に動いていると落ち着きのない人になってしまう」から要注意でもあります。会議で挙動不審の人は、もしかしたら眠いのかもしれませんね。なお、ダンディを探してでは「いい対策はないものでしょうか」と求めてますので、何かアイデアがある方は書き込んでみてはいかがでしょう。

 ちなみにBiz.IDでは眠気対策コンテンツをいくつか用意しています。例えば35の眠気対策を示した「徹夜明けの眠さに耐える“刺激”を考える」や、樋口健夫さんの連載「笑うアイデア、動かす発想」では会議向けの対策に以下の2つを上げています。

できるだけ発言する
議事録を取る
 合わせて「眠気を覚ます8つの対策(会議編)」──という感じでしょうか。皆さんの対策もぜひ教えてください。

体に刺激を与えて、眠気を覚ますというのはあまり多用できないような・・・。ミンティアやフリスクを常用するのも実はそれほど効果的でないし、やはり議事録作成を請け負うような覚悟を決めないとだめか・・・。

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Sep 22, 2007

FBI、ブログにはれる「指名手配」ウィジェットを公開

ニュース
FBI、ブログにはれる「指名手配」ウィジェットを公開

FBIが、最新ニュースや指名手配者情報を自分のブログやサイトに組み込めるウィジェットを提供開始した。
2007年09月22日 08時49分 更新
 米連邦捜査局(FBI)は9月19日、FBIの最新ニュース、行方不明者および指名手配者情報などをユーザーが自分のサイトやブログに掲示できるウィジェットを、FBIのサイトで提供開始することを明らかにした。

 ウィジェットは4種類で、それぞれニュース、重要指名手配者情報、性犯罪者や行方不明者情報、FBIの歴史へリンクする。FBIのページにあるHTMLコードをコピーしてはりつけるだけで、サイトやブログにこれらの情報を表示できるようになる。


 FBIは昨年からRSSフィードも開始している。

なかなか面白いBLOGパーツだ。ただ、指名手配犯の写真を好んでBLOGに張るひとがどれだけいるのやら・・。
日本の警察もこんなノリで仕事できないのかな?

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Sep 21, 2007

PCデータ定額は制限無しでは不可能――KDDI小野寺社長

PCデータ定額は制限無しでは不可能――KDDI小野寺社長

KDDIの小野寺社長が定例会見を行い、PCデータ定額プランの導入やWiMAXビジネスとau携帯電話事業の展開についてコメントした。
2007年09月20日 08時15分 更新
 KDDIの小野寺正社長兼会長は9月19日、東京都内で定例会見を行った。携帯電話回線を利用するPCデータ通信の定額制料金導入について「制限無しで提供するのは不可能だ」と語った。

 携帯電話やPHS回線を利用するPCデータ通信では、ウィルコムとイー・モバイルが定額制プランを提供中。NTTドコモも10月からインターネット閲覧とメールの利用に限定して定額制を導入する(関連記事)。


小野寺正社長兼会長
 定額制導入について小野寺社長は、「検討はしているが、携帯電話インターネット(同社ではEZwebサービス)は、ダウンロードできるデータサイズに制限をかけるなど、当社側でユーザーの利用をコントロールできるため定額制を導入した。だがPCの利用はコントロールするのは難しく、ネットワークへの影響を考えると条件付きでの導入なら可能性はある」と述べ、PCデータ通信での定額制には何らかの利用制限を設ける考えを明らかにした。

WiMAXとauは別市場
 KDDIは、18日にインテルやJR東日本らと共同でモバイルWiMAXの事業企画会社「ワイヤレスブロードバンド企画」の設立を発表した(関連記事)。

 モバイルWiMAXとau携帯電話の事業展開について、小野寺社長は「『ワイヤレス(WiMAX)』と『モバイル(携帯電話)』は違うカテゴリー。音声中心のモバイルは、移動しながらの利用を前提に基地局間をハンドオーバーしても通信が途切れない品質が求められる。データ中心のワイヤレスはスポットで使われることが多く、音声ほどハンドオーバーの品質は求められない。それぞれに市場があると判断し、WiMAXへの参入を決めた」と説明した。

 携帯電話事業では、昨年12月から送受信時の通信速度を高速化する「CDMA2000 1xEV-DO Rev.A」方式を導入しているが、対応機種はまだ少なく、「秋冬モデルでは対応機種が少し増えると思うが、この方式を生かしたサービス、コンテンツが十分ではない。次世代方式も検討はしているが、海外動向も含めてまだ先が見えない」(小野寺社長)という。

 また、通信速度の高速化は端末側でのデータ処理の負荷、消費電力量の増加を招くため、「携帯電話に求められる通信速度はどのぐらいなのかということをきちんと議論すべきだ」と話し、au携帯電話の高速化展開については慎重な見方を示した。

 WiMAX事業については、「(ワイヤレスブロードバンド企画に出資する)パートナーは当社が標準化や技術開発へ積極的に取り組んできた点を評価し、最も(事業化の)可能性があると判断してくれた。他社の展開にもよるが、今の時点で当社グループに弱い部分は見当たらない」と述べ、2.5GHz帯を利用した無線ブロードバンドサービスの事業免許取得に自信を示した。

中途半端ながらDOCOMOは定額に一歩踏み出していることを考えるとAUのこのスタンスは少々物足りない。まあそれだけ事業会社にとって定額制は負荷がかkるということか・・。

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Sep 20, 2007

「Googleドキュメント」プレゼンソフトができること、できないこと

「Googleドキュメント」プレゼンソフトができること、できないこと2007/09/19

 

グーグルがWebブラウザで利用できるプレゼンテーション作成ソフトウェアを発表した。これまで提供してきたワープロ、表計算ソフトウェアと併せて「Googleドキュメント」の名称で提供する。ワープロ、表計算、プレゼンテーションはオフィスで使用する主要アプリケーション。このオフィスにおける“トリプルプレイ”ともいえる主要アプリケーションがオンラインに移行することで、従来のデスクトップアプリケーションと比べて、その使い方はどう変わるのだろうか。

 Googleドキュメントのプレゼンテーションソフトができることと、できないことを整理してみよう。比較するのはMicrosoft PowerPointだ。

 Googleドキュメントはテキストベースのプレゼンテーションを作成するための基本機能は十分だ。作成するスライドを選択し、5種類のレイアウトから目的のレイアウトを選び、テキストを入力する。必要ならテキストボックスや画像を追加できる。フォントの指定やサイズ、カラーも設定可能で、シンプルなプレゼンテーションなら柔軟に作成できるだろう。15種類のテーマも用意されている。

Googleドキュメントのプレゼンテーションソフト
 では、できないことは何だろうか。PowerPointと比べるとどうしても見劣りするのが、グラフィックス系の機能だ。グラフや表組みを作成できないのはもちろん、ページ繰りの設定やアニメーション機能もない。Googleドキュメントの表計算ソフトで作成したグラフを貼り付けようとしたが、うまく行かなかった。スライドや配布資料、ノートなど目的別の印刷設定もできない。

Googleドキュメントの価値
 だが、Googleドキュメントのプレゼンソフトが、PowerPoint並みに使えないことで、がっかりするかといえばそうではない。GoogleドキュメントとPowerPoint(WordやExcelでも同じだが)を同じカテゴリのソフトウェアと規定して比較するのが、そもそも間違っているのだ。Googleドキュメントの最大の価値はオンラインにあるということ。オンライン上にファイルがあることで、ほかのユーザーとの共同作業が可能になる。チャット機能もある。実際に共同作業を行って表計算のシートを埋めてみたが、生産性の高さを実感できた。

 Googleドキュメントのプレゼンソフトでも共同作業はもちろん可能。複数ユーザーがアイデアを持ち寄ることができ、企画書の説明資料の作成などには最適だろう。PowerPointがプロジェクターをPCに接続し、資料を投影することを前提にしているのに対して、Googleドキュメントのプレゼンソフトはオンラインでのプレゼンテーションを第一に考えている。「プレゼンテーションを開く」のリンクをクリックすると、作成したプレゼンテーションをほかのユーザーにオンラインで見せることができる。ほかのユーザーはWebブラウザを開いて指定されたURLにアクセスする形だ。

オンラインでのプレゼンテーション機能
 ただ、このオンラインプレゼンテーションの機能はグーグルも試行段階のようで洗練されていない。ほかのユーザーにプレゼンテーションをするにはURLを電子メールで送信しないといけない。Gmailのアドレス帳などと連携して招待メールを送信できるようになれば、より簡単になる。

 グーグルがSaaS型のオフィススイートを提供し始めた当初、「マイクロソフト対グーグル」「Microsoft Office対Google Apps」などマイクロソフトとの対立軸で解説されることが多かった。確かにグーグルの動向はマイクロソフトにとって大いに脅威だろうが、Googleドキュメントは単純にMicrosoft Officeに置き換わるソフトウェアではない。何かの代替というよりも、SaaSの価値を提供する新しいカテゴリのソフトウェアといえるのではないか。

関連リンク

期待が大きかっただけに現行程度の機能では少々物足りないGOOGLEドキュメント。さすがにMSオフィスの代替というより新しいタイプのアプリと考えるべきか・・・。

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Sep 18, 2007

Googleドキュメントにプレゼンテーション機能追加

ニュース
Googleドキュメントにプレゼンテーション機能追加

Google製オンラインプレゼンテーションが公開された。Google Docsの名称が「Googleドキュメント」と変更され、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つがそろったオンラインアプリケーションとなる。 2007年09月18日 12時45分 更新  Googleは9月18日、かねてより予告されていたWebブラウザベースのプレゼンテーション作成、共有機能を公開した。これまで「Google Docs & Spreadsheets」と呼ばれていたオンラインワープロ&表計算機能を拡張し、プレゼンテーション機能を加えたもの。名称も「Googleドキュメント」に変更となった。


 プレゼンテーションは、Web上で作成が行えるほか、文書や表計算と同じように共同編集が可能。また、10MバイトまでのマイクロソフトのPowerPoint形式ファイル(ppt)のアップロードも行える(PowerPoint 2007形式には未対応)。

種類 アップロードできるファイル 最大容量
文書 HTML、TXT、DOC、RTF、ODT(OpenDocument)、SXW(StarOffice) 500Kバイト
プレゼンテーション PPT、PPS 10Mバイト
スプレッドシート CSV、XLS、ODS(OpenDocumentスプレッドシート) 1Mバイト

 テキストボックスや画像用ボックスを配置して入力ができるなど、編集時の操作感は一般的なプレゼンテーションソフトに近い。15種類のテーマも用意されている。ただし、アニメーションの作成やスライド切り替え時の効果などの機能は未搭載だ。


完全非公開のほか、同僚や友人を招待しての議論しながらのプレゼン、不特定多数のユーザーに公開できる。この点はワープロや表計算と同様だ
 作成したプレゼンテーションは、オンライン上で複数人が閲覧可能。さらに画面右に設けられたチャットスペースで、議論しながらプレゼンテーションが行える。

 Googleドキュメントは、日本語版や中国語、韓国語などを含む24言語で利用可能。

GOOGLEのリリースにしてはいまいち迫力のないプレゼンソフト、はっきりいえば期待外れ。せめてKEYNOTEくらいのインパクトはほしいよな・・・。(無料だから無理は言えないけど) これではそんじょそこらのプアマンズMSオフィスと変わらん。

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スペックが劣る携帯を選び、アプリを入れないPCを使え──ベッコアメ創始者尾崎さん

スペックが劣る携帯を選び、アプリを入れないPCを使え──ベッコアメ創始者尾崎さん

皆さんの中にも、その昔ベッコアメにお世話になった人たちはたくさんいるだろう。日本の個人向けインターネット接続サービスの元祖、ベッコアメ。その設立者であり、現在、ダンボネット・システムズを経営している尾崎憲一さんの仕事術とは──。 2007年09月18日 00時00分 更新  「インターネットは楽しい」。その思いで、個人向けインターネット接続サービス国内第1号となる「ベッコアメ・インターネット」を作り上げた尾崎憲一さん。当時、法人向けのインターネット接続サービスはいくつかあったが、値段が高く、個人ではとても手が出ない時代だった。「個人でインターネットをやる時代が来る」と信じ、個人接続サービスをやってほしいと大手に申し込んだが笑い飛ばされた。「日本ではありえない」と言われたのが、約13年前、1994年のことだ。ほとんど使命感のみで作り上げたベッコアメは、瞬く間に個人ユーザーの間に広まっていった。

 そんな日本のインターネットユーザーの父的存在である尾崎さんのオフィスにお邪魔する前は、当然、高性能なPCやディスプレイがぐるり並んだオフィスを想像していた。ところが、実際は、ルーレットやダーツの台がある、とてもオフィスとは思えないような環境。PCや携帯環境も想像とはかなり異なっていた。その裏には、一体どんな考えがあるのだろうか。

スペックが劣る携帯と、アプリを入れないPCを使え
 「僕は、PCもPDAも持ち歩かないんですよ。外出する時は携帯だけ。メモは手帳にとります。PCはその時のスペックの一番いいものを買って5年は使っています。PCの環境も、Netscape、Internet Explorer、Officeのほか、せいぜいネットワークを経由して遠隔地のPCを使用するTelnet、FTPのツールを使っているくらいです」


ノートPCと携帯のみ。外出時は携帯だけで出かけていくというシンプルさだ 中でも携帯電話は、一番スペックが劣る機種をあえて買い続けているという。「スペックが最低という枠の中で、最大公約数の仕事をしなければならないからです。いいスペックのものを持っていると、その世界でしかものが考えられなくなってしまうので、避けています。みんながQuickTimeをインストールしていなかった時代にQuickTimeで動画配信をやろうとした会社がありました。ユーザーがクリックした瞬間、動画が再生されるのではなく、QuickTimeのダウンロード画面になってしまうことが多かったものです。そのように、アプリをダウンロードする必要がある場合、実際にダウンロードまで行う人は10%以下になってしまいます」

 PCにも特殊なアプリケーションはインストールしない。その姿勢は徹底しており、今ほどどんなサイトでも使われるようになるまでは、Flashさえ使わないようにしていたという。サイトもCookieを使わないなど、意識して徹底的に下に合わせている。プラグインは入れず、一番下を意識した物作りを忘れないこと。アプリが入っているのを前提にしないこと──。その心がけは、忘れたことがない。

飲み会で名刺交換は禁止
 尾崎さんは、毎晩7~8時からの飲み会を大切にしている。「飲んでいる時に出てくる発想、アイデアは何よりも大切です。スペシャリストがいるから、自分で調査するよりあっという間に答えが出てしまいます。そういう人たちも、昼間にオフィスに呼んだら仕事になってしまいますよね。飲んでいる時は仕事ではないからこそ本音が出てくるのです。もちろん、僕もできる限りその場で何でも答えています」。

 尾崎さんにとって飲み会はゲーム「Wizardry」で冒険者がチームを組む“ギルガメッシュの酒場”だ。共にビジネスをする仲間を見つける場所となっており、今までに飲み会から始まって作った会社は10くらいあるという。

 そんなわけで、尾崎さんは飲み会は断らない主義。午後7時から飲み会の予定があっても、誘われたら、その飲み会が終わった後の「午前0時から2時までは空いている」と答えるようにして、必ず時間は作る。ただし、そこで盛り上がったビジネスの話を、酒の席だけの話にしないのがポイントだ。そのため帰宅後の午前3時から5時は飲み会での話を文章にまとめてメールしておくなどの固着化させる工夫も欠かさない。調べてほしいと言われたことも、その日中に調べて連絡しておくと、相手からの評価がアップするそうだ。

 また、RSSなどを使わない尾崎さんにとって、飲み会はお勧めの最新情報を集める情報収集の役も果たしている。飲み会にいる信頼できる人たちのアンテナに引っかかっていないものは自分でやる必要がないと判断するのだ。SecondLifeなどは飲み会で勧められ、すっかりはまってしまった。

 「トイレに行きたくなるから行くのと違って、アイデアはひねり出せといって出てくる物ではない」というのが尾崎さんの考え。ましてや、会議があるからアウトプットを生むというのは不自然だし、いいものは生まれてこない。いいアイデアは、食事、トイレ、飛行機の中、お喋りの時間など、会議以外の場所から生まれてくることが多いという。

 「自分と身内だけで新しいものを生み出そうとするのには限界があります。バクテリアも、同種ばかりおいても変化しません。しかし、外に置くと刺激が入ってきて新しい物が生まれます。アイデアも同じだと思います」

 ただし、異業種交流会は良いとは考えていない。「それぞれが欲しいということしか言わず、全員がもらうことを考えて営業してばかりなので、結局誰ももらうことができない」からだ。『プレゼント交換会』のように、お互いが持ち寄らねば盛り上がらないというのが持論。そこで、自分が会を開く場合は、名刺交換は禁止している。禁止することで情報のやりとりが起こり、その場が盛り上がる。後でメーリングリストなどに名簿を流す方が、いい交流ができるのだそうだ。

 尾崎さんは同時に、飛行機はあえてビジネスクラス、新幹線はグリーン車に乗り、積極的に隣の人に話しかけるようにしている。食堂車ではわざと相席になって、会話をするきっかけを作るようにしている。

 「ビジネスクラスやグリーン車は、なかなか会えないような人たちとゆっくり話せるチャンスなのです。ビジネスクラスで知り合って以来付き合っている人も多いですよ」

発明が必要の母であれ、フェチであれ
 「必要は発明の母といいますが、発明が必要の母でなければならないと思うんです。たとえば世界で初めてラジオを製造販売した会社がありますが、ラジオを売るためには放送局と面白い番組が必要です。ラジオが必要だから製造販売したのではなく、製造した後で必要と思わせて販売しているのです。商売する場合は、そのように常に仕掛ける側から考えておかなければならないと思います」。技術がいくらすごくても、ニーズを同時に作らなくては、販売はできないというのが持論だ。

 尾崎さんは、何に関してもオタクを目指すという。Googleで単語を検索した場合、8時間あまりも同じ言葉の検索結果をたどり続けていることもあるほどだ。当然、サーフィンが終わるとその言葉の“博士”になっている。「コンピュータのエンジニアも、仕事でしかコンピュータに触れない人より、とにかくコンピュータが大好きでひたすら触っている人が勝つに決まっています。『好きこそものの上手なれ』という言葉通りです」

 「カジノで電子出目表があればいいな」と思ったのをきっかけに、電子出目表のシステムを作って特許を取り、商品にしてしまったという尾崎さん。オフィスにスタジオ兼カジノルームを作るという凝りようは、まさにその考えを実践している。


仕事の時はテスト用スタジオだが、時々仲間内の社交場ともなる(もちろん、賭け事はなしで)。オフィスには本物のカジノセットが数台並び、ちょっとした店よりも豪華な作りだ
 「『誰かよりも秀でていることがあればそれがどんなくだらないことでも金が儲かる』は、『ハスラー2』でのポール・ニューマンの台詞ですが、まさにその通りだと思います。広く浅くではダメです。狭くても深く、どうせなら評論家や博士と呼ばれるくらいになるべきだと思います。そうすると、その視点に立たなければ見えないことが当たり前に見えるようになるのです」

 そうすれば、普通に使っているものや、必要と思ったものが商売になる。それは、インターネットは楽しいと感じ、個人用インターネット接続サービスの必要性に気がついてベッコアメを作った尾崎さんならではの、重みのある言葉だった。

プロフィール

アナログな方法と発想、なかなか参考になる。ハスラー2のポールニューマンのセリフ、誰かよりも秀でていることがあればそれがどんなくだらないことでも金は儲かる・・・。含蓄のある言葉だ。

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Sep 17, 2007

携帯シルバー市場のポテンシャル

携帯シルバー市場のポテンシャル


シルバー層の携帯電話ユーザーには、メール、カメラだけでなく、GPS・ナビなどを使いたいと考えているユーザーも多く、さまざまな可能性を秘めている。飽和状態を迎えつつある若者中心の携帯電話市場に、シルバー層が新たな伸びしろをもたらすかもしれない。

 9月4日、NTTドコモが「NTTドコモレポート No.59」として、“みんなに使いやすいケータイ 「らくらくホン」シリーズ”を公開した。詳しくはニュース記事に譲るが、今回のドコモレポートではシルバー向けの「らくらくホン」シリーズにフォーカス。累計販売台数1100万台を超えて、同社の主力商品の1つとなった“シルバー向け”端末・サービスの現状について紹介している。

 今回のドコモレポートの中で筆者が注目したのが、ドコモプレミアクラブ会員向けのアンケート「プレミアアンケート」の結果だ。ここで「らくらくホンIV」で利用したい機能についての質問があり、回答者は「メール」(67.4%)、「カメラ」(52.4%)、「GPS・ナビ機能」(49.8%)を、利用希望機能のトップ3に選んでいる。シルバー層というと通話など基本機能しか使わないのではないかという先入観にとらわれてしまうが、実際は付加価値機能や先進機能の利用意欲が高いことが分かる。特に利用したい機能の第3位にGPS・ナビが入ったことは興味深い。
シルバー層向けのGPSナビゲーション

 ふと振り返って筆者の母親を見ても、意外とケータイの機能・サービスを使っている。母はもうすぐ60歳。3年ほど前からauの携帯電話を使い始めており、今ではメールやカメラ機能を使いこなしている。今では写真付きメールや動画メールを普通に利用しており、パケット料金定額制にも加入済みである。

 一方、コンテンツ・サービスは興味のあるものがないらしく、当初はほとんど使っていなかった。しかし、筆者が「EZナビウォーク」を紹介して使い方を教えてると喜んで利用し始めた。GPSナビゲーションよりも乗り換え案内機能を主に使っているようだが、出かけたときに「(GPSで)地図が確認できる」のは便利だという。着うたフルやゲームはラインアップが若者向けであることもあってシルバー層に訴求することは難しいが、GPSナビゲーションは使い方を説明すればニーズが引き出せる分野と言えそうだ。

 なお、蛇足であるが、母が話すEZナビウォークの不満は、“駅の中を案内してくれない”ことである。駅の施設内マップおよび現在地の確認や、乗り換え先ホームや目的とする出口までの経路誘導をしてほしいという。確かに都市部の大きな駅は内部構造が複雑で、乗り換え先のホームや出入り口を探すのが大変だ。また高齢者ならば、階段ではなくエレベーターやエスカレーターを使いたい、段差のないルートで移動したいというニーズもあるはずだ。

 今後、シルバー層の携帯電話需要が拡大することを鑑みれば、屋内も含めて「高齢者の移動」にフォーカスしたGPSナビゲーションのサービスは検討する価値があるだろう。
端末機能にはサーバー連携の可能性

 シルバー層向けで潜在市場がありそうなサービス分野は、GPSナビゲーションだけではない。カメラやメールなど、シルバー層が使う基本機能にも、サービス連携の可能性がある。

 特に筆者が需要があると感じているのが、カメラやメールデータの「サーバ保管」サービスである。筆者の母もそうなのだが、シルバー層の多くは microSDなど小型メモリーデバイスを活用することが苦手であり、携帯電話の端末メモリーに保存した写真やメールデータを「取り出す」「PCで保存する」「プリントアウトする」ことができない。端末機能と連動し、サーバへ自動的にバックアップして、簡単な操作でデータを活用できるようにするUIの補完的なサービスは、有料でもニーズがありそうだ。

 平成18年度の高齢社会白書によると、65歳以上の高齢者人口は過去最高の2560万人に達し、高齢化率も20%を超えた。一方で、引退後も活発な社会参加をする高齢者も増えており、ここに新たな市場が形成されてきている。らくらくホンだけで累計1100万台を突破する携帯電話の“シルバー市場” も、今後しばらくは契約数ベースでの成長をしそうだ。

 しかし一方で、高齢者市場もいつかは契約数の飽和状態が訪れる。むしろ、今後のシルバー向け携帯市場で重要なのは、コンテンツ・サービス分野での利用促進だ。シルバー層のニーズをしっかりと捉えてサービスを投入すれば、データARPUやコンテンツARPUの伸びしろは、すでに開拓が進んだほかの年齢層よりも大きいだろう。

 シルバー層が求めるサービスを、シルバー層が利用しやすいUIで提供できるか。キャリア、メーカー、そしてコンテンツプロバイダーの取り組みに注目である。
関連キーワード

 間違いなく若者市場よりシルバー市場のほうが伸び代が大きい気がする。LTVが高くないかもしれないが、保守的な層だけに一度取り込んでしまえば浮気も少なかろう。機能は必要にして十分ものにすればよいだろうし、いずれデザインも落ち着いたものが出てくる(今のラクラクホンのようなエアコンのコントローラーのようなものではなくて)でのは?

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Sep 16, 2007

右クリックメニューからの「送り先」を簡単に増やす方法

右クリックメニューからの「送り先」を簡単に増やす方法
右クリックメニューの「送る」機能は、ワンクリックでアプリやフォルダにファイルを送ることができるので便利だ。この送り先も簡単に登録できるのである。
2007年09月14日 23時59分 更新
st_mg01.jpg

 

右クリックメニューの「送る」機能をご存知だろうか。ファイルを選択して右クリックすると選択できる機能で、例えば「メール受信者」を選択すると、ワンクリックでそのファイルをメールソフトに“送り”、メールの添付ファイルにしてくれる。ワンクリックでアプリやフォルダにファイルを送ることができるので、便利な機能である。

 デフォルトで設定されている送り先は、以下の通り。
送り先 機能
デスクトップ(ショートカットを作成) デスクトップにファイルのショートカットを作成する
マイドキュメント マイドキュメントにファイルを送る
圧縮(zip形式)フォルダ ZIP形式でフォルダを圧縮する
メール受信者 メールの添付ファイルにする
共有ドキュメント 共有ドキュメントフォルダに送る
○○ドライブ/ローカルディスク(○:)など 各種ドライブでファイルを書き込む/ローカルディスクなどに送る

 ところで、この送り先は自分自身でも登録することが可能だ。「Documents and Settings」フォルダ内の「[ユーザー名]\SendTo」に、好きなアプリなどのショートカットを置くことで送り先を設定できる。
st_mg02.jpg 初期設定ではこのぐらいの「送り先」

 さらに言うと、この「SendTo」フォルダ自体のショートカットを「SendTo」フォルダに置くことで、右クリックメニューの「送る」から送り先を簡単に登録できるようになる──というわけだ。なお、Officeなどの一部アプリケーションは「スタートメニュー」-「プログラム」からは「SendTo」で登録できなかった。こうした場合、「Program Files」フォルダなどから直接プログラムを「SendTo」すれば登録できる。

 送り先は、一部ソフトウェアをインストールした場合も自動的に登録されることがある。「[ユーザー名]\SendTo」で送り先が登録されていることを知っていれば、こうした自動登録の送り先の削除も可能だ。いつも利用するものだけを登録しておけば、効率も高まるのではないだろうか。

「送る」メニューは便利な割にあまり使っていないからつかいこなせば便利かも。

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Sep 15, 2007

iPodとMP3はポップスを劣化させているのか

iPodとMP3はポップスを劣化させているのか

「今の若いアーティストは、MP3は高音質の媒体で、iPodは最先端のサウンドだと思っている」――ベテラン音楽プロデューサーやエンジニアは「圧縮と低忠実度の新時代」に不満を感じている。 2007年09月13日 15時35分 更新 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)  音楽を聴くことが増えたのに、前ほど楽しく感じられない――レコード業界の一部の人はその理由を知っていると言う。音楽ファンになくてはならないiPod、そして同製品に格納されている圧縮されたMP3ファイルのせいだと彼らは主張している。

 音楽業界で裏方として働いている人々――プロデューサー、エンジニア、ミキサーなど――は、リスナーが録音物をiPodでMP3として聴くことを前提とするようになっていると話す。この組み合わせは、楽曲がどう聞こえるかのテストに使われる「リファレンスプラットフォーム」になりつつある(映画制作会社も、撮影した映像を低品質のデジタル形式を見たときに同様の不満を漏らしている)。

 だが、圧縮された音楽もiPodの比較的低音質なイヤフォンも多くの限界があるため、音楽プロデューサーは、音楽を技術的に最も低い公約数に合わせて作っていることを悩んでいる。その結果できるのが、音は大きいが耳障りで平坦で、従って長い間は楽しめない音楽だと多くの関係者は言う。

 「今や、レコーディングが終わったときに最初にバンドがやることは、曲をiPodに移して聴いてみることだ」とフリートウッド・マックなどの作品に携わったことのあるアラン・ドーチス氏は語る。「数年前ならウォークマンで音質をチェックしていたかもしれないが、誰もそれがベストの音だとは信じていなかった。今の若いアーティストは、MP3は高音質の媒体で、iPodは最先端のサウンドだと思っている」

 実際はそうではない。プロデューサーやエンジニアは、iPod MP3に合わせて曲を変える方法はたくさんあると語る。時に、その変更が悪い方に働くこともある。

 例えば、ロサンゼルスのスタジオオーナーでベテランのスキップ・セイラー氏は、高周波数の音はCDでは素晴らしく聞こえても、MP3ファイルではそれほどよく聞こえないかもしれないためミキシングでカットされると話す。「その結果、MP3では満足できても、CDでは満足できないかもしれない。わたしが喜んでそうしているかというと、ノーだ。だがこれが現実だから、それに合わせている」

 iPodで圧縮された音楽を聞く方向へのシフトと合わせて、もう1つオーディオマニアを悩ます音楽トレンドが進んでいる。今リリースされている音楽は、これまでよりも音量レベルが高いのだ。音が大きいほどよく売れるという前提があるためだ。もっとも、音量を上げるプロセスは、楽曲からはっきりした音量の差をなくす傾向がある。

 その結果、最近のポップミュージックは独特のサウンドを持っていると、ロサンゼルスのベテランエンジニア、ジャック・ジョゼフ・プイグ氏は語る。同氏はローリングストーンズやエリック・クラプトンの作品にクレジットが載っている。「10年前の音楽はもっと温かかった。豊かで厚みがあり、音程が多く、もっと『本当の力』があった。だが最近の曲はもろくて明るい。わたしが言うところの『暗黙の力』がある。これは皆、脳をだますための遅延、残響、圧縮によるものだ」

 これらエンジニアは皆、オーディオマニア、つまり楽曲を完ぺきにするために手を凝らす人種である傾向がある。だが彼らは、わざわざそこまでやるべきなのだろうかと思い始めている。

 「たとえ街の若者たちがMySpaceで聞いている音楽――MP3よりずっと音質が悪い――を気に入っているとしても、わたしは品質を気にする」と話すのは、ロサンゼルスのエンジニアで、シェールやマイケル・ジャクソンのレコーディングにも参加したスチュアート・ブロウリー氏。「われわれはできるだけ高品質のサウンドを作ろうとしているが、それに費やせる時間に関して、次第に現実的にならざるを得なくなっている」

 サンタナやクリス・ドートリーの作品に参加したハワード・ベンソン氏は、時々レコーディングスタッフからセッション後に「こんなに時間をかけて最高のギターとドラムソロを仕上げたのに、結局MP3か」という不満が出てくるものだと語る。

 MP3の文句を言っている人々でさえ、iPodを持っていて利用しており、iPodが音楽の利用を広めたことを評価している。彼らはただ、iPodが音楽作りの技術水準を決めつつあるのでなければいいのに、と思っているという。

 もちろん、MP3とiPodが音楽に大きな悪影響を与えているという見方に、すべての音楽プロデューサーが同意しているわけではない。ジョニ・ミッチェルの作品に携わったことで知られるラリー・クライン氏は次のように語る。「平均的なスピーカーで素晴らしく聞こえる曲なら、イヤフォンでもいい音で聞こえる。イヤフォンでもっとよく聞こえるように曲を調整するなんて想像できない」

 ケリー・クラークソンやクレイ・エイケンのレコーディングに参加したクリフ・マグネス氏は、若いアーティストがリビングルームでMP3に録音した楽曲は、技術的には粗いが、時にスタジオで録ったものにはない緊迫感がある場合もあると話す。

 CDは登場当初、レコードと比べて冷たく平板だと言われた。だがエンジニアがCDを熟知するにつれて音質は良くなった。多くの人は、MP3と携帯プレーヤーでも同様のことが起きると期待している。

 キッド・ロックをプロデュースしたことのあるマイケル・ブラッドフォード氏は、容量と帯域が増えれば、音楽を圧縮する必要はなくなるだろうと語る。オーディオ誌Stereophileのコラムニスト、マイケル・フレマー氏など一部のオーディオマニアは、いいとこ取りのアプローチを主張している。同氏はiPodと500ドルのイヤフォンを使い、レコードから取り込んだ非圧縮のデジタル音楽を聴いている。

 それでもエンジニアらは、以前の技術へのノスタルジーを経験している。セイラー氏はこう語る。「圧縮と低忠実度の新時代にわれわれが失ったものは、没頭するほど素晴らしいサウンドの曲だ。Dark Side of the Moon(ピンク・フロイドの「狂気」)のような録音物は、今は生まれてこない」

音楽にとってIPODは諸刃の剣か・・・。確かにCDを圧縮したものを聞いているのだから音質が言い訳はない。それを考えるとSONYが対抗機を作るとしたらこのあたりに鍵がありそうですが・・・。

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Sep 14, 2007

ドコモがPCのデータ定額──月額1万500円でHSDPAを使い放題

ドコモがPCのデータ定額──月額1万500円でHSDPAを使い放題

NTTドコモが、PC向けのパケット定額プランを発表。下り最大3.6Mbpsのデータ通信に対応する「定額データプランHIGH-SPEED」と、送受信最大64kbpsのデータ通信が可能な「定額データプラン64K」を提供する。  NTTドコモは、PCと携帯電話を接続して利用するデータ通信のパケット定額プランを発表した。10月22日から「定額データプランHIGH-SPEED」と「定額データプラン64K」の2つの定額プランを提供する。

 PCとの接続時にパケット料金が定額になるプランは、ウィルコムやイー・モバイル、MVNOの日本通信が提供中。携帯大手3キャリアも検討中といわれる中(4月13日の記事参照)、まずはドコモが導入に踏み切った。

 ドコモのHSDPA対応エリアは「人口カバー率で90%に達している」と、ドコモの執行役員プロダクト&サービス本部プロダクト部長の永田清人氏。HSDPA対応エリア外でも、下り最大384kbpsでの通信を利用できる点など、同じHSDPAでデータ定額を提供するイー・モバイルに比べてエリア面ではドコモが有利。ただ料金は、ドコモのほうが高めの設定となっている。

HSDPAのデータ通信は月額1万500円の定額
 定額データプランHIGH-SPEEDは、受信最大3.6Mbps、送信最大384kbpsのデータ通信を定額で行える料金プラン。1カ月の利用が50万パケットまでは4200円/月で、50万パケット以上100万パケット未満の利用は、1パケットあたり0.0126円が加算される。100万パケット以上の利用は上限なしで1万500円/月の使い放題となる。

 定額データプラン64Kは、送受信最大64kbpsのデータ通信を4200円の定額で利用できる。


左が「定額データプランHIGH-SPEED」の料金体系、右が「定額データプラン64K」の料金体系。HIGH-SPEEDの方は、50万パケット未満は4200円、50万パケット以上、100万パケット未満の場合4200円+パケット数×0.0126円、100万パケット以上は1万500円となる。64Kは通信速度が64kbpsに限定されるが、パケット数に関係なく4200円で利用可能

 利用にあたっては、定額データプランHIGH-SPEEDは月額840円の「mopera U U定額HIGH-SPEEDプラン」か月額630円の「ビジネスmoperaインターネット(HIGH-SPEED)」に、定額データプラン64Kは月額315円の「ビジネスmoperaインターネット(64K)」に加入する必要がある。

 携帯の対応機種は「A2502 HIGH-SPEED」「M2501 HIGH-SPEED」「N904i」「P903iX HIGH-SPEED」「F903iX HIGH-SPEED」「N902iX HIGH-SPEED」「F1100(予定)」「HT1100(予定)」「L704i」。また、FOMAハイスピード対応の通信モジュールを内蔵したソニーのVAIO「type S(予定)」「type T(予定)」、富士通の「FMV-BIBLO LOOX T70XNX」「FMV-BIBLO LOOX U50XNX」でも利用できる(7月18日の記事参照)。

 なおNTTドコモでは、定額データプランHIGH-SPEEDの契約者を対象としたキャンペーンを実施。10月22日から2008年1月31日までの期間中に限り、4200円/月で使い放題とする。

いよいよ大手の一角DOCOMOがデータ定額に進出。加入者数で純減になってしまったDOCOMOのあせりも見える気もするが、これぐらいやらないと厳しいわなあ・・・。とはいえ、これで影響をこうむるのはやはりウィルコム??

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Sep 13, 2007

携帯業界は「2年ひと昔」?

携帯業界は「2年ひと昔」?

今後2年間、同じケータイを使い続けられますか──。ソフトバンクモバイルとウィルコムが行う割賦販売。しかしめまぐるしく変わるケータイの世界では、割賦購入に勇気が要るのも事実だ。この業界における「2年」の意味を考えてみたい。 2007年09月12日 18時43分 更新  今後2年間、同じケータイを使い続けられますか──。ソフトバンクモバイルとPHSのウィルコムが行う割賦販売。ユーザーが2年間機種変更しないことを前提に価格を割り引く販売方法で、他キャリアも導入を検討しているとされる。しかし、新機種もキャリア勢力図もめまぐるしく変わるケータイの世界では、割賦購入に勇気が要るのも事実だ。この業界における「2年」の意味を考えてみたい。(鵜野光博)

24回払いで代金割引

持ち帰り「0円」が魅力の割賦販売。しかし得をするには2年使い続ける必要が… 現在行われているケータイの割賦販売は、ソフトバンクモバイル(SBM)の「新スーパーボーナス」と、ウィルコムの「ダブルバリューセレクト」。簡単に書けば、購入者に24回払いローンを組ませ、同機種を使い続ける限りローン代金を毎月一定額、割り引く販売方法だ。最新機種でも持ち帰り価格が0円になるため、魅力的に映るが、0円はあくまで「頭金」。2年の間に解約はもちろん、機種変更するだけでも、残りのローンを割引なしの金額で毎月負担しなければならない。

 キャリアにとっては解約率を低く抑え、端末の開発費の回収も容易にする販売方法で、「あまり機種変しない」というユーザーにもメリットは大きい。

 だが、やはり気になるのは「2年」という期間の長さ。実感するために、時計を2年前に戻してみよう。

激しいサバイバル
 2005(平成17)年。この年の初頭、SBMもウィルコムという名前の会社もまだ存在していない。同年2月にDDIポケットが社名変更したのがウィルコムで、通話定額サービスを打ち出して加入者数の回復を果たしたのがこの年だ。ソフトバンクは系列のBBモバイルが11月、携帯事業への新規参入枠を獲得。しかし、方針転換し、ボーダフォンを買収して現在のSBMに至っている。

 登場した機種やサービスをみると、三洋(au)からワンセグを視聴できる初めての機種が発売されている。また、ドコモが先鞭(せんべん)をつけた「おサイフケータイ」がau、ボーダフォンの3キャリアに広がり、ドコモからはトランシーバーのように定額で通話できる新機能「プッシュトーク」が鳴り物入りで登場している。

 現在に戻ると、ワンセグ、おサイフは標準機能に近い地位を得たが、プッシュトークは後れをとっている。巨人・ドコモは昨秋からの番号ポータビリティを契機に不振に陥り、代わって躍進したauも、SBMに純増数のトップを奪われた。三洋は経営再建のため、携帯事業の売却を検討していることが先月報じられた。ボーダフォンも過去の会社。一寸先は闇…。

「高速化」スタンバイ
 今から2年後。予測できない業界でも通信の高速化だけは確実で、現在3G(第3世代)が主流の端末は、ドコモが次の905シリーズで3.5G規格HSDPAに本格シフト。さらに2009年度中にスーパー3Gの開発を完了するとアナウンスしている。他キャリアも高速化を進める計画で、手元の最新機種はあっという間に「のんびり端末」になる恐れがある。

 2年前に発売された端末が、今でも店頭に並んでいるのがウィルコムだ。携帯3社とは資本規模が違うこともあり、機種が少ない代わりに製品寿命は非常に長い。新機種を待つユーザーからは不満も漏れるが、ある意味、割賦販売に適したキャリアといえるかもしれない。ただし、こちらも高速化した次世代PHSを開発中で、これが年内に総務省が決める2.5ギガヘルツ帯の無線通信免許の対象となるかどうかが、同社の未来を左右するという微妙な時期でもある。

 「2年」という時間を考えると、店頭で悩むのは確実。「私、通話しかしないから」と、見た目だけで機種を選べるユーザーが、一番得をする時代が来るのかもしれない。

ケータイはどうでもよいと考えている人にとってはよいかもしれないが、今の技術革新のSPEEDが続くのであればやはり2年縛りは厳しいような・・・。バッテリーのもちも甘くなるし。せいぜい1年じゃなかろか。

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Sep 12, 2007

Web上のニュースを「全く読まない」が半数以上。【文化庁ウェブサイトから】

Web上のニュースを「全く読まない」が半数以上。【文化庁ウェブサイトから】テーマ :【経営一般】

ブロガー : salahito
投稿時刻:2007年09月11日(火) 0時18分


文化庁の発表した「平成18年度「国語に関する世論調査」の結果」によると、ウェブ上のニュースを「全く読まない」という回答が53.7%と、全体の5割を超えた。

これに対して、新聞を「全く読まない」のは7.3%で、ニュースについては、新聞で確認する人が多い実態が明らかになった。

ただ、年代別に見ると、40代以上は、新聞を「よく読む」という割合がウェブニュースを「よく読む」割合よりも大幅に多いのに対し、10代、20代は、ウェブニュースを「よく読む」と答えた割合が各々19.0%、28.0%と、新聞を「よく読む」と答えた割合(各々16.5%、19.0%)よりも多く、30代でもウェブニュース31.8%に対し新聞39.5%と拮抗していることから、30代までの世代にウェブニュースが浸透してきていることが伺える。

これらの数字は、読み方によっては、ウェブ上のニュースがまだまだ普及する余地があるとも言え、工夫次第で、ウェブ上のニュースサイトのアクセス数の向上が十分に見込めるのではないだろうか。

いずれWEBのニュースの比率は極大化しそうだが、紙がなくなることもあるまい。

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Web上のニュースを「全く読まない」が半数以上。【文化庁ウェブサイトから】

Web上のニュースを「全く読まない」が半数以上。【文化庁ウェブサイトから】テーマ :【経営一般】

ブロガー : salahito
投稿時刻:2007年09月11日(火) 0時18分


文化庁の発表した「平成18年度「国語に関する世論調査」の結果」によると、ウェブ上のニュースを「全く読まない」という回答が53.7%と、全体の5割を超えた。

これに対して、新聞を「全く読まない」のは7.3%で、ニュースについては、新聞で確認する人が多い実態が明らかになった。

ただ、年代別に見ると、40代以上は、新聞を「よく読む」という割合がウェブニュースを「よく読む」割合よりも大幅に多いのに対し、10代、20代は、ウェブニュースを「よく読む」と答えた割合が各々19.0%、28.0%と、新聞を「よく読む」と答えた割合(各々16.5%、19.0%)よりも多く、30代でもウェブニュース31.8%に対し新聞39.5%と拮抗していることから、30代までの世代にウェブニュースが浸透してきていることが伺える。

これらの数字は、読み方によっては、ウェブ上のニュースがまだまだ普及する余地があるとも言え、工夫次第で、ウェブ上のニュースサイトのアクセス数の向上が十分に見込めるのではないだろうか。

いずれWEBのニュースの比率は極大化しそうだが、紙がなくなることもあるまい。

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Sep 10, 2007

日本の携帯電話がつまらない理由はどこに?

日本の携帯電話がつまらない理由はどこに?

コンシューマーへの訴求ポイントとして、かつて重要視されたのは企業ブランドでしたが、現在では商品ブランドが最も重要なものになりました。各社の携帯電話名称でのブランド展開を例にとり解説します。 2007年09月10日 16時00分 更新 iPod→iPhone→iPod:収穫逓増のブランド力  アップルが「iPod touch」を発表しました。iPhoneで人気のインタフェースを用いたiPodですが、ここ数年の動きを振り返ると、まずiPodで人気を博し、そこで培った商品ブランド力を上手く利用してiPhoneを発表し、そしてiPhoneでの人気をiPodに還流させるという流れです。iPod、iPhoneの人気の理由は、商品自体の素晴らしさは当然のこととして、その商品ブランド力を高める戦略の上手さも見逃せないところです。

企業ブランドより商品ブランドが重要な時代
 ブランド力と言えば、かつて重要だったのは企業のブランド力でしたが、近年は商品のブランド力がより重要となってきています。例えば、液晶、プラズマテレビでは、「AQUOS」と「VIERA」が人気ですが、私たちはそれぞれをシャープと松下電器が作っているということは知らなくとも、AQUOSとVIERAという名前は知っています。また、デジカメの人気商品の1つに「EXILIM」というブランドがありますが、これもEXILIMの名前は知っていても、それをカシオが作っていることを知っている人はあまり多くないと思われます。

 シャープはAQUOS携帯を、カシオはEXLIM携帯をそれぞれ販売しています。両方とも、液晶テレビ、デジカメで培ったブランド力を携帯電話に載せることにより携帯電話市場での差別化と訴求力向上を図る戦略です。これは、iPodとiPhoneの関係に少し似ています。

いつまで続く? 無機質な端末名称
 一方、日本の携帯市場で半分のシェアを占めるドコモ向けの携帯電話の新商品発売を見てみると、メーカーが一斉にに同じタイミングで新機種を投入してきます。しかも、商品は「N904i」、「F904i」、「D904i」というように、企業の名前(NECのNや富士通のF)とシリーズ名(904i)をくっつけただけのものであり、それだけではどんな端末か想像はつきません。iPhoneであれば、iPodのようなものを想像しますし、AQUOS携帯、EXILIM携帯も、AQUOSやEXILIM搭載が特徴だということが分かります。それらに比べると、N904i、F904i、D904iのような名称はあまりに物足りない印象です。

 そもそも、ユーザーにとって、どこの企業が端末を製造しているかという情報は、今やほとんど重要でなくなっています。かつては、Nを使っていた人は、機種変更後も引き続きNを使いたいというニーズがありましたが、それはまだ携帯電話市場が比較的日本で新しかった時代の話であり、今ユーザーが最も求めているのは端末としての新規性や驚きです。N904i、F904i、D904iという無機質な名称は、新規性や驚きが存在しないことを謳っているのと同義であり、ユーザーとキャリア側、メーカー側で大きなギャップがあります。

 むしろ、新機能で勝負するのではなく、ターゲット層を明確にしているらくらくホンの方が次々と出てくる新機種と呼ばれる端末より、よっぽどユーザーにとっては価値が高いものです。

原因はどこに?
 商品力、そして、ライフスタイル提案型商品が消費者の人気を集めるのは、B2Cの商売では王道ですが、携帯電話からはその両方が消えてしまっています。キャリア側の戦略によるものなのか、販売奨励金制度によってメーカーが甘やかされすぎたのか。料金制度の見直し議論が盛り上がりつつありますが、その過程で、変わり映えしない端末だらけの現状が打開されることも希望する次第です。

すっかり退屈な最近の日本のケータイ。バリエーションも価格もブランドも多様化している海外のケータイと比べると多機能化ばかりが際立つ日本のケータイ。これでいいのか??

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Sep 09, 2007

計画の立案と実行をリンクさせる──『「計画力」を強くする』

レビュー
5分で読むビジネス書:
計画の立案と実行をリンクさせる──『「計画力」を強くする』

仕事をいつも突貫工事で仕上げている方。計画力の必要性を実感している人は、本書で「計画が失敗する理由」「計画実行のポイント」を探ってみてはいかが? 2007年09月03日 12時37分 更新 加藤昭吉『「計画力」を強くする』(講談社刊)

 日本人が得意とする突貫工事も、工期の残りが少なくなるまで“終わり”をみようとしない、あるいはそこまで行かないと“終わり”がみえないことから起きることだといえます。

 それでも、建設工事のように期限がはっきりしている仕事についてはよいでしょう。経営や政治や人生のように期限がみえにくいことについては、実際に壁に頭をぶつけて動きがとれなくならないと、危機を危機として認識できません。(p.60)

 本書は、計画手法であるPERTを日本に紹介し、その普及に貢献したとされる著者による、計画力の指南書。計画力とは「優れた計画を立案し、その通りに実行したり実行させる能力」であり、ビジネスパーソンにとっては欠くことのできないスキルの1つといえる。

 目次も含めて全体を眺めてみてすぐに気づくのは、本書の内容が構造的かつ整然と組み上げられていることである。例えば、全6章のうち第1章を除く5つの章については、次のような構造が順守されている。

章全体の概要説明
ポイントの箇条書き
各ポイントの解説
 第2章以降のポイントの箇条書きは次の通り。

第2章 あなたの計画はなぜ失敗するか 計画が失敗する9つの理由
第3章 目的・目標をどう扱うか 目的・目標を扱う3つのポイント
第4章 目的・目標を実現する計画をどう作るか 計画立案のための5つのポイント
第5章 プロジェクト・マネージャーに求められること プロジェクト・マネージャーに求められる4つのこと
第6章 計画をどのように実行するか 計画実行の4つのポイント
 このように各章ごとにポイントが整理されており、実に読みやすい。読みやすいと感じる理由の1つは、読み手としての自分が筆者の文脈上のどのあたりに差しかかっているのかが容易に把握できるからだろう。いわば、カーナビ付きのクルマを運転しているような安心感を覚える。

 いうまでもなくカーナビを使うには、最初に目的地を設定する必要がある。目的地の設定をせずに出発することはできない。計画の立案とは適切な目的地の設定であり、計画の実行はカーナビに沿ってクルマを運転すること、ということになる。

 本書の内容は、計画の立案とその実行の大きく2つに分けられる。計画の立案については第2章~第4章で、計画の実行については第6章で、それぞれ解説されている。残る第5章は「プロジェクト」という具体的なテーマを掘り下げながら計画力の実践論を展開している。

 冒頭に引用した建設工事の事例が示しているのは、厳格な期限の下で目的とする建築物を正確かつ迅速に組み上げるという課題であり、これは建設工事に限らず、どんな仕事においても直面する課題であろう。

BOOK DATA
タイトル: 「計画力」を強くする
著者: 加藤昭吉著
出版元: 講談社刊
価格: 840円
読書環境: ◎書斎でじっくり
△カフェでまったり
×通勤でさらっと
こんな人にお勧め: 日々の仕事には自信が芽生えつつあるが、数年後の自分の仕事についてはイメージがわかない、という人。

 この課題に対して、著者は「もう少し時間軸を将来へ延長して“終わり”から現在を見て今何をしたらいいかを考えるようにすべきなのです」という対策を提示している。

 つまり、“終わり”という壁の存在に真っ先に目を向け、実際に壁に頭をぶつけて動きがとれなくなる前に必要な手を打つこと、それが計画力の真骨頂といえる。

 著者はさらに、パスカルの「人間は不確かさのために働く」という言葉を紹介しながら、計画力を「不確かさに満ちた未来に挑戦する力」としている。本書を通読することで、不確かさを壁として認識できるようになるための方法と考え方が得られるはずだ。あとは実行するだけである。

ブルーバックスというブランドの新書だけに理系的なアプローチが施されているに違いない。すぐに読んでみよう。ただ、理屈っぽい印象は受けそうだが・・・。

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ドコモ「905i」シリーズがJATE通過

ドコモ「905i」シリーズがJATE通過

ドコモの冬商戦向けモデルと思われる、富士通製の「F905i」がJATEを通過した。  ドコモの2007年冬商戦向けモデルと思われる富士通製端末「F905i」、ソフトバンクモバイルのセイコーインスツル製HSDPA通信カード「C01SI」がJATE(電気通信端末機器審査協会)を通過した。

 今回の注目は富士通製の「F905i」。認定日は7月25日で、ドコモの2007年冬商戦向け主力機種「905i」シリーズと思われる。NTTドコモの中村社長はこの冬商戦向けハイエンドモデルで「ワンセグ、HSDPA、国際ローミング(3G/GSM)」を全機種に標準搭載することを示唆している。

 昨年2006年の冬モデル「903i」シリーズは10月12日に発表。4月23日に発表した2007年夏モデルの1つ、「SH904i」のJATE認定日は2月26日。さて、905iシリーズの発表日はいつ頃になるだろうか。

 セイコーインスツル製の「C01SI」(7月31日認定)は、ソフトバンクモバイルの2006年秋冬モデルとして発表され、2007年6月1日に発売された3Gハイスピード(HSDPA)対応のC型データ通信カード。すでに発売されている端末のため、何らかの通信周りなどの変更があるかとも思われるが詳細は不明。

昨今の新機種では本命視される905シリーズ。HSPDAに国際ローミング、ワンセグつきとは確かにスペックは強力。だた個性は薄そうな気もするが・・。

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Sep 08, 2007

iPod touchはBest iPod――米Apple幹部に聞く「iPod touch」 (1/2)

インタビュー2007年09月07日 16時39分 更新インタビュー:
iPod touchはBest iPod――米Apple幹部に聞く「iPod touch」 (1/2)

iPodファミリーを一新したアップル。注目のiPod touchを含めた新製品で同社は何を狙うのか、来日した米Apple幹部に話を聞いた。  iPod touchの投入も含め、iPodの全ラインアップを刷新したアップル。動画対応の強化は時流に乗ったものともいえそうだが、160GバイトHDDを搭載したiPod classicの投入をはじめ、ついにホワイトモデルがなくなったカラーバリエーションの変更、iTunes StoreのWi-Fi対応なども同時に発表され、単なる新製品発表にとどまらない勢いを感じさせる。来日した米AppleのiPod担当シニアディレクター、Stan Ng(スタン・イング)氏に話を聞いた。


米AppleのiPod担当シニアディレクター、Stan Ng(スタン・イング)氏
――新製品の中でやはり注目されるのが、iPod touchだと思います。まずはなぜこの時期に投入するのかと、iPhoneとのポジショニングの違いを教えてください。

イング氏: 時期についてはホリーデーシーズン(年末商戦)に間に合わせたかったからです。クリスマスのプレゼントに選んで欲しいですね。iPhoneとの違いですが、iPhoneはあくまでも「電話」です。iPod touchはあくまでも「プレーヤー」として、エンタテイメントを楽しんでもらうためのデバイスという位置づけです。

――根本的な質問ですが、なぜiPod touchを作ろうと思ったのですか?

イング氏: 動画への対応を進めるため、ではなく最高のiPodを作ろうとした結果がこのプロダクトです。3.5インチの大型液晶やタッチスクリーンのユーザーインタフェースは最高のiPod、「Best iPod」を目指したために搭載したのです。

――ビデオ再生に対応したiPod(第5世代 iPod)が登場した際、「あくまでもiPodはミュージックプレーヤーだ」と話していましたね。iPod touchでは大画面を利用した動画再生についても強調されていますが、iPod=ミュージックプレーヤーという位置づけに変化があったのでしょうか

イング氏: iPodは「Best Music Player in the World」であり、音楽再生を重視する基本的なスタンスに変更はありません。iTunes StoreではTVプログラムやミュージックビデオの販売も行っていますが、最も売れているのは音楽コンテンツです。ですが、マーケットからは写真や動画の表示/再生について要求が高まっています。そうした声に応えるため、動画対応を実装しているのです。

 iPod nanoも2インチの液晶を搭載して動画再生を可能としたほか、非常に美しい3.5インチ液晶を備えるiPod touchも用意しました。iPod touchならばYouTubeの動画を楽しむこともできます。しかし、繰り返しになりますが「iPod」の使命は「音楽を楽しむ」ことなのです。


iPod touchとiPod touchの音楽再生画面。
――大画面による動画再生が注目されがちですが、iPod touchはタッチスクリーンによる操作性の向上も大きな特徴に挙げられると思います。iPod touchがあのようなスタイルとなったのは、動画再生のためではなく、操作性の向上を狙った結果ではありませんか?

イング氏: どちらかだけを狙った訳ではありません。動画再生と操作性向上の両方を追求した結果です。確かに画面サイズが大きくなれば動画をより楽しむことができますが、2インチ液晶のiPod nanoや2.5インチ液晶のiPod classicにもそれぞれの良さがあります。製品それぞれの良さを最大限に引き出すことを考えています。

――クオリティーが高いとはいえ、iPodの画面サイズは最大で3.5インチに過ぎません。大画面テレビの普及がめざましい中ですが、画面の小さな携帯機器で動画を楽しむという行為は定着したと言えるのでしょうか。

イング氏: どのように動画を楽しむかはユーザー次第です。新しいiPodならば、音楽と動画をいずれも楽しめます(編注:iPod shuffle除く)ので、音楽と動画のどちらにプライオリティをおくかで製品選びをしてもらえたらと思います。

ipodtouchは非常に興味深いプロダクトではあるもののCLASSICと比べれば容量は小さいし、行ってみれば去勢されたIPHONEのようにも思える。それでいて価格は決して安くない。冷静に考えるとまだ選ぶ段階にはないような・・・。

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Sep 07, 2007

個人にシフトする手帳──ほぼ日は「無料サンプル」も

ニュース
仕事耕具:
個人にシフトする手帳──ほぼ日は「無料サンプル」も

2008年版が発売されたばかりの「ほぼ日手帳」。東京糸井重里事務所によれば、2007年版の売り上げは23万冊。前年の14万冊から大きく伸ばした。2008年版のほぼ日手帳も、発売から数日たった現在のところ「売り上げは好調」だという。 2007年09月06日 20時03分 更新  紙の手帳が売れている。2008年版が発売されたばかりの「ほぼ日手帳」。東京糸井重里事務所によれば、2007年版の売り上げは23万冊。前年の14万冊から大きく伸ばした。2008年版のほぼ日手帳も、発売から数日たった現在のところ「売り上げは好調」だという(9月6日の記事参照)。

 国内大手の日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)によれば、同社の「能率手帳」は、企業向けと個人向けを合わせて2006年に1300万冊を販売した。販売冊数は2004年が1150万冊、2005年が1200万冊と3年続けて増加している。

 2006年の1300万冊のうち、実は個人向けの販売数は750万冊。半分以上は個人向けというわけだ。JMAMでは、そもそも手帳は企業が調達し、社員に配布したり、取引先に配っていた“文化”があった。しかしバブル崩壊以降の1990年代から、企業に経費削減の波が押し寄せ、手帳を配る“文化”は衰退したという。

ほぼ日手帳のチャレンジ──無料サンプル配布

「ほぼ日手帳2008年」の無料サンプル版 手帳を支給する会社が少なくなったこともあり、それまで手帳マニアなどにとどまっていた個人向けの手帳市場が活発化。裁量労働制などに象徴される、いわゆるホワイトカラーの台頭もあって、仕事とプライベートを分けない公用・私用兼用の手帳が売れるようになった。仕事だけでなくプライベートも含めた1日の予定を書き込めるよう、24時間の時間軸を採用しているほぼ日手帳は、“兼用手帳”の典型的な製品だろう。

 そのほぼ日手帳が、2008年版で新しい販売方法にチャレンジしている。別途配送手数料(全国一律630円)は必要だが、サンプル版を無料配布する──という方法だ。サンプル版では、通常版には収録されていない2007年11月分を通常通り1日1ページで収録した。受付はWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」上からのみ。通常版が販売されているロフトでは取り扱いがないという。

 「手帳は使ってみなければその良さが分からない。サンプル版でも通常版同様、月の満ち欠けや旧暦の表示、ToDoリストのチェックボックス、日々の言葉などを収録した。1人10冊まで申し込めるので、既存の利用者であっても周囲に勧めてみてほしい」(東京糸井重里事務所)

JMAMは活用に重点──サンプル配布には懐疑的
 「リフィルなどのサンプルを配布する可能性はある」と製品を限定した場合には理解を示しつつも、とじ手帳自体のサンプル配布に懐疑的なのはJMAMである。「そもそもJMAMは人材育成のために手帳を活用することを提唱している。サンプルのような一時的な利用方法だと、連続性が保てない。後で見返して反省することも難しくなるのではないか」

 実際に手にすることで製品のよさを知ってもらおうと考えるほぼ日。一方、活用方法こそが手帳の醍醐味であると主張するJMAM。対照的だが、どちらも納得できる考え方だ。いずれにせよ、これから年末にかけて2008年1月始まりの手帳が本格的に店頭に並びだす。今度はどの手帳にしよう──悩ましい季節が今年も始まった。

企業が手帳を配る習慣が薄くなったことと、仕事の内容の変化が手帳の個人化を推し進め、それに対してのビジネスチャンスが生じたというのが今回の流れ??

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Sep 06, 2007

新型iPodでライバル引き離しを狙うApple

ニュース
新型iPodでライバル引き離しを狙うApple


9月5日に発表されると予測されているiPodはiTunes Storeけん引という重要な役割を担うことになる。(ロイター)
2007年09月05日 14時43分 更新
 米Appleは今週、新型iPodを発表する見通しだ。パートナーの離反など、デジタル音楽分野でのAppleの圧倒的優位性に陰りも見える中、同社は同製品ラインで新機軸を打ち出そうとしている。

 Appleは、9月5日にサンフランシスコで開催のイベントでスティーブ・ジョブズCEOが行う発表の内容を明らかにしていないが、アナリストはiPodの大型タッチスクリーン搭載モデルとiPod nanoの新機種が発表されると予想している。

 また、ジョブズ氏が無線経由で音楽を購入、ダウンロードできるiPodを披露する、あるいは、iTunes Storeの取り扱い楽曲にビートルズの作品が加わることをついに発表する、といったサプライズがあるとの観測も流れている。

 Appleにとって、音楽プレーヤー市場トップの地位を維持することはこれまで以上に重要になっているのかもしれない。iTunes Storeに対し、コンテンツの価格設定に不満を持ったNBCのようなコンテンツパートナーから批判が高まっているからだ。

 iPodの売り上げは、Appleの直近の四半期売上高(54億ドル)の29%を占めた。新モデルは書き入れ時の年末商戦に向けて店頭に並ぶことになる。

 「競合会社は、常にAppleの最新世代製品の後追いをしているようだ。この時期での新モデルの登場により、競合会社がこの分野でAppleのシェアを侵食するのは非常に難しくなる」と市場調査会社JupiterResearchのアナリスト、マイケル・ガーテンバーグ氏は語る。

 5日のイベント開催が発表されて以来、Appleの株価は通例のように上昇基調となり、ここ1週間の上げ幅は13.5%に達した。4日には5.68ドル(4.1%)高の144.16ドルでNASDAQ市場での取引を終えた。

 Appleの株価上昇は2つのリポートによっても後押しされた。1つは、「iPhoneが7月に米国で、スマートフォンの中で最大の販売台数を記録した」という市場調査会社iSuppliのリポート。もう1つは、「iPhoneとMacintoshコンピュータの販売が順調に推移しており、予想を若干上回る見通しだ」というPiper Jaffrayのリポートだ。

 最新モデルは、市場におけるiPodの圧倒的優位を維持する上で極めて重要だ。米国のデジタルメディアプレーヤー市場でiPodの販売台数シェアは7割を占めている。

 iTunes Storeにビデオコンテンツを最も多く供給してきたNBC Universalは先週、同社の番組をiTunes Storeで販売する契約を更新しないことを発表した。iTunes Storeがビデオの価格設定とパッケージングをより柔軟に行うことを求めたが、受け入れられなかったためとしている。

 「Appleは不意打ちを食らった。NBCに続いてたもとを分かつ企業が出てくるかもしれない。だが、パートナーが離れるのは必然的だった。Appleが価格決定権を一方的に握っているからだ」とThinkEquity Partnersのアナリスト、ダレン・アフタヒ氏は語る。

 Universalの音楽部門も今年、iTunes Storeで楽曲を販売する長期契約を更新しないことを明らかにし、ほかのサービスと独占的契約を結ぶ可能性を確保している。

 また、iTunes Storeは競争激化に直面している。例えば、Wal-Martが先月、コピープロテクトなしの音楽ダウンロード販売を開始したほか、Amazon.comも今月、音楽ダウンロードストアの立ち上げを予定しており、MTV NetworksとRealNetworksはオンライン音楽事業の統合を進めている。

 「デジタル音楽販売を手掛ける企業はいくらでもある。NBCはWal-Martに、『有利な価格プランを用意してくれれば、あなた方にだけコンテンツを供給する」と話を持ち掛けることができる。今後もiTunesがデジタルメディアの巨大ストアとして君臨する、というのが大方の予想だが、わたしとしては、そうなるという確信は持てない」とアフタヒ氏は語る。

 カセットテーププレーヤーのウォークマンで携帯オーディオ市場を牛耳っていた日本のエレクトロニクス大手ソニーも、新しいデジタルビデオプレーヤーで巻き返しを狙っており、音楽・ビデオダウンロードサービスに目を向けていると報じられている。

 iTunes StoreがAppleのビジネスに占める割合は比較的小さく、直近の四半期の同ストアの売り上げは約6億ドルにとどまっている。しかし、市場調査会社NPDによると、iPodファンに支えられ、Appleは米国第3位の音楽小売業者に成長している。

 「今のところ、Appleの音楽ストアとサービスの事業は音楽プレーヤーにけん引されており、その逆ではない。人々がまずiTunes Storeで音楽を買って、それからiPodを買いに行くということはない」(ガーテンバーグ氏)

今年も新IPODがリリースされる季節に。これといった新しい機軸はないようであるが、無線LANでネットアクセス可能とか、音楽・動画再生だけでないモデルのリリースの可能性は??

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Sep 04, 2007

個人情報が輸出される「フラット化する世界」

個人情報が輸出される「フラット化する世界」テーマ :【ネット・メディア】
ブロガー : mugendai
投稿時刻:2007年09月04日(火) 1時21分


NHKスペシャル「人事も経理も中国へ」を見た。

 製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日本企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日本語を話せる人材の育成を強化し、日本のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日本企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上る。

 ここまでコストカットしなければ企業は生き残れないのか。今まで企業の要とされていた人事・経理・総務まで中国の大連にアウトソーシングされるというのだ。5500円かかっていたコストが750円ですむというのである。しかもその企業数が2500社というのだから驚きである。しかし、待てよ。人事や経理といえば、社員の個人情報がなければ勤まらないところだ。それを中国に持っていくとは。当然ながら顧客情報もデータ入力のために海外流出していることを意味しているのではないか。(もちろん情報は細分化され、無関係な中国人が入力することで、安全性が保たれるのだが、輸出していることには変わりはない)今まで、国内のメーカーにサポセンはあると思っていたが、実は中国に電話していたというエピソードも紹介される。もうすでに、中国を嫌っていては、企業すら立ち行かない状態に日本は陥ってることを意味しているのだ。もし、メディアが中国の「食の安全」キャンペーンを突き詰めると、ニュースを提供するスポンサーが誰もいなくなるかもしれない。

 トーマス・フリードマンの「フラット化する世界」ではこの中国の大連をこう紹介している。

 日本へも韓国へも飛行機で約二時間という近距離であるうえに、日本語ができる中国人が多く、インターネット通信の環境も充実していて、公園や世界に誇れるゴルフ場が多いので(どちらも知識労働者にとって魅力的だ)、大連は日本のアウトソーシングにとってうってつけの場所となった。日本企業は、日本人ソフトウェア・エンジニアを一人雇う金で中国人三人雇い、そのお釣りで、コールセンターのオペレーター(月給90ドル)を部屋いっぱいに雇うことができる。日本企業280社が大連に拠点を置き、あるいは現地の中国企業と提携しているのも当然だろう。

 なかなか働く意欲を見せない日本の若者と比べて彼らはまじめで意欲的だ。一方、日本はコストばかりかかり、日本国内で存在する意義すらも見えてこない。トーマス・フリードマンはアウトソーシングされない職業として「無敵の民」になることだと言う、

 私の辞書の無敵の民とは、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」を意味する。・・・フラットな世界には「代替可能な仕事と代替不可能な仕事の二つしかない」。・・・フラットな世界の最も顕著な特徴の一つは、たくさんの仕事が代替可能になったことだ。

 そして次の3つの無敵の民を推奨している。

①「かけがえのない、もしくは特化した」人々 

②「地元に密着」して「錨を下ろしている」人々 

③新しいミドルクラス(①②に当てはまらない知識労働者、ホワイトカラー層)

詳しくは、本書を読んでいただくとして、アメリカについてサミュエルソンの言葉を引いている。

「われわれはいまも自転車競争の先頭を走っていて、あとをついてくる選手の空気抵抗を減らしてやっているが、その差は縮まっている。最先端の国というアメリカの立場は、どんどん危なっかしくなっている。なぜかというと、蓄えがきわめて乏しい社会になってしまったからだ。すべて自分、自分、自分、そして今-他人や明日のことは、まったく考えない。問題は指導者ではなく有権者だろう・・・・・・昔は、科学者になるような頭のいい子は難しいパズルに取り組んでいた。いまはテレビを見ている。気が散ることがあまりに多いのも、自分、自分、自分、そして今、という考え方が蔓延している理由だろう」

 「災害と個人情報」を書いたとき、思ったことは、個人情報は触れてはいけないものとして、隠しておくよりも、積極的に活用しようという方向に向かっているのではないか。「フラット化する世界」が押しとどめることができないものとするならば、自分は誰の代わりにもならない無敵の民としての自分自身を目指して生きるしかないと思うのだ。それはサミュエルソンの言う「自分しか見えない自分」ではなく、「あらゆる人の中でもかけがえのない自分」として。

 中国人に代替可能な仕事しかしていなかったら、いずれ人民に仕事を奪われてしまう??付加価値を高めよとは言うものの、猛追する中国の前に日本のホワイトカラーも風前の灯??

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首都圏、JR・私鉄の路線ユーザーから最も評価が高かったのは?

首都圏、JR・私鉄の路線ユーザーから最も評価が高かったのは?ネクストの調査によると、路線ユーザーの満足度は3位が西武池袋線、2位が京浜東北線・根岸線だった。1位になったのは、これから発展しそうな……。
[Business Media 誠]
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 住宅・不動産情報ポータルサイトを運営するネクストは8月30日、首都圏(城北・城東エリア)を走る各路線のユーザーを対象に、利用路線の満足度などに関するアンケート結果を発表した。調査は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県在住で、通勤や通学などで電車(地下鉄を除く)を利用している18歳から59歳の男女を対象に実施されたもので、回答者数は4402人。調査は2007年6月28日から7月2日まで。

 回答者には、自分が利用している路線のアクセスの良さ、運転本数、電車の混み具合、車両の快適さなどの各項目について、満足度を評価してもらった。さらに路線沿線のイメージについても、国際的、ファミリー向け、高級感があるなどについて点数をつけてもらい、その結果、最も満足度が高かった路線はつくばエクスプレスとなった。

つくばエクスプレスの路線イメージは「これから発展していくと思う」
 つくばエクスプレスは、「これから発展していくと思う」「先進的」「清潔感」がある」といった声が多く、他の路線の「庶民的」「無難である」とは異なったイメージを抱かれていることが分かった。多くの指標で全体平均を上回る評価を得ており、特に「車両の綺麗さ」の意見が高く、次いで「乗客のマナー」「車両の乗り心地」が多かった。つくばエクスプレスユーザーが利用している駅では、「柏の葉キャンパス」のブランド価値が最も高く評価されており、以下「流山おおたかの森」「八潮」と続いた。


つくばエクスプレスは、多くの指標で全体平均を上回る評価を得ている
 なお、路線ユーザーの満足度ランキングの第2位は、京浜東北線・根岸線(東京駅→大宮駅方向)で、路線イメージは「庶民的」「無難である」「親しみがもてる」が上位3位を占めた。第3位は西武池袋線で、路線イメージは「庶民的」が最も多く、次いで「親しみがもてる」「無難である」だった。

TXの評価が高いのは当然でしょう。まだ新しいし、あれだけ快適な鉄道なんだから。2位の根岸線、3位の西武池袋線の評価が高いのがよくわからん・・・。

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Sep 03, 2007

AppleのiTunes Store、NBCのテレビ番組販売を中止

AppleのiTunes Store、NBCのテレビ番組販売を中止2.5倍の値上げをApple側が拒否。両社間の契約更新は行われない。
2007年09月01日 08時13分 更新


 

米Appleは8月31日、9月の新シーズン以降、米NBC Universalのテレビ番組をiTunes Storeで販売しないと発表した。両社間で価格交渉が折り合わず、コンテンツ提供の契約更新が行われないためだという。

 現行の契約は年末までだが、シーズン途中で番組販売を中断することを避けるため、シーズン開始の9月始めから、NBCのテレビ番組を販売しないことにしたとAppleでは説明している。

 Appleによると、NBC側が提示した「2倍以上」の価格を拒否した結果、NBCが契約更新を見合わせる決断をしたという。Appleでは、NBC側の提示価格を受け入れれば、エピソード当たりの販売単価が、現行の1.99ドルから4.99ドルに上昇することになるとみている。

 NBCは、iTunesで販売されるテレビ番組の30%を提供しており、前シーズンの人気番組上位10番組のうち、3番組がNBCによるもの。ABCやCBS、FOX、CWのほか、50以上のケーブルネットワークは、Appleとの間で、9月からのシーズンに1エピソード1.99ドルで番組販売を行う契約を済ませているという。

さすがに1話600円では売れないだろう。そもそもこの値上げの根拠はなんやねん?まあ、ITUNESで番組のコンテンツが提供されているだけでも日本よりよほど進んではいるが・・・。

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Sep 01, 2007

指タッチはマウスに匹敵するインパクト、HTCのモバイルUI技術

指タッチはマウスに匹敵するインパクト、HTCのモバイルUI技術

スマートフォンメーカーHTCのピーターチョウCEOらが来日し、最新のスマートフォン/PDA向けUI技術「TouchFLO」などについて説明を行った。 2007年08月31日 14時13分 更新  台湾のスマートフォンベンダーHigh Tech Computer(HTC)は8月31日、来日したピーター・チョウCEOらが事業展開と最新のユーザーインタフェース技術「TouchFLO」について説明を行った。

 HTCは、Windowsベースのモバイル端末専業ベンダーとして、1997年に台湾で設立され、当初はOEM事業を中心に旧COMPAQのPDA「iPAQ」シリーズの製造を手がけた。現在では国内ではNTTドコモとソフトバンクモバイル、欧米ではVodafoneやBT、Orange、Verizon、Sprintなど各国の携帯電話事業者向けに自社ブランドのスマートフォン端末を供給している。


ピーター・チョウCEO
 チョウCEOは、「これまで世界初のカラー対応Poket PC端末や世界初の第3世代携帯電話網対応のPDAを開発するなど、当社はモバイルによるビジネスの生産性向上とプライベートライフの価値提案にこだわって開発を行ってきた」と述べた。

 同社は、6月にタッチパネルを指で直感的に操作することを目指したユーザーインタフェース技術「TouchFLO」を発表。国内ではNTTドコモが2007年度第4四半期に発売を予定する「HT1100」(関連記事)に搭載される。


NTTドコモ向けの「HT1100」
 「ユーザーにとって複雑な携帯電話の操作は大きな不満だ。とにかく使い勝手の良いユーザーインタフェースを開発するよう社内に指示した。試行錯誤を繰り返し、2年もの開発期間を経て実現させた」(チョウCEO)

 TouchFLOでは、3Dデザインのスクエアメニューを指で上下左右になぞりながら動かす。また、画像データでは任意の場所を指で時計回りに動かすと、その部分が拡大表示される。Webやメール閲覧時はスクロールが行える。


スクロール操作だけでなく、画像の拡大・縮小といったさまざまな操作が指で行え、利用シーンの広がりが期待される技術となりそうだ
 開発コンセプトについて、ジョン・ワンCheif Marketing Officer(CMO)は「ユーザーが操作方法を覚える『学習』を徹底して無くすようにした。TouchFLOは、PC操作に劇的な変化をもたらしたマウスの登場に匹敵するものとなり、モバイルの操作性に歴史的な変革をもたらすだろう」と説明する。

 TouchFLOは、指がタッチパネルに触れた時の独特な動きや圧力分布の変化などをソフトウェアで解析しながら、ユーザーが直感的だと感じられるように画面表示を変化させていく。「指とスタイラスペンの入力もほぼ正確に識別できる」(ワンCMO)

指タッチ?WBSの画面を見る限り、使い勝手はよさそうだけど、液晶画面の汚れとか気になりそうで、実用的には微妙な印象。今度DOCOMOから投入予定のスマートフォンもデザインが洗練されていないし・・・。

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