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Dec 31, 2006

Blu-rayとHD DVD、規格争いの現状 (2/3)

Blu-rayとHD DVD、規格争いの現状 (2/3) 

一方、北米市場ではHD DVDが健闘している。北米でのプレーヤー販売は、まだ10万台に届いていないようだが、対応タイトルが非常に充実している。前述したようにユニバーサルのタイトルは魅力的なものが多く、ワーナーのタイトルも音声仕様がHD DVDの方だけにロスレス音声が入っていることがあるなど、“HD DVDの方がお得”という印象を持っているマニアも少なくないようだ。

 くわえてBDは、ローンチタイトルがあまりにも無惨な画質だった(→関連記事)。立ち上げ期に購入するユーザーは、ある程度のコダワリを持って高コストなHD DVDあるいはBD対応機器を購入している。そうしたユーザーに対してぶつけたタイトルが、HD DVDの初期タイトルよりも低画質だったというのは、明らかに戦略的な失敗である。

 その後、年末に向けて発売されているタイトルは、おおむね高画質だ。ディズニーや20世紀フォックスあたりのタイトルも悪くなく、中にはハッとする良いものもあるが、最初に発売されたタイトルの悪いイメージを(少なくともマニア層は)引きずっているようだ。

 HD DVDが北米で健闘している理由は他にもある。“DVD”という名称がキャッチーであること(単純にDVDが良くなったものという印象がある)、安価なプレーヤーがあることなど。まず序盤はHD DVDが予想以上に上手に消費者にアピールできたとはいえる。


東芝は国内でも低価格なプレーヤーを投入。写真右の「HD-XF2」は、5万円を切る普及モデルだ
 一方、BDはPS3の北米での発売後も、大幅には売り上げが伸びていないことに失望の声もある。関係者は「PS3の効果が出てくるのは1月以降。まだ現在はBDパッケージソフトのタイトル数を増やし、流通への浸透を上げていく段階」と意に介さない。実際、ジワジワとBDの販売数は伸びてきているようだ。

 「北米で相当、お金をかけてHD DVDのプロモーションを支えている。いつまでその資金が続くか」という見方をするBD関係者もいるが、金銭でHD DVDを支えているという情報は入ってきていない。BD関係者の期待とは裏腹に、北米市場の規格争いは長引く可能性が出てきている。

 ひとつの鍵はユニバーサルの動向だろう。同社はHD DVD規格の立ち上げに際して、少なくとも2006年中はHD DVDのみにタイトル供給をするという契約があるという。ならば1月にもユニバーサルのBDへの参入発表がおかしくはない。そうHD DVD関係者に話をぶつけてみると「1月では早すぎる。しかし、いずれにしろHD DVDへの供給は今後も続けられるはずだ」と応じた。春ぐらいまでにユニバーサルが両規格に供給するようになれば、状況は一変する可能性はある。

北米ではHDDVDが着々と優位を築いている模様。世界最大の市場で地歩を固められしまえば、いくらPS3という武器で迎撃するBD陣営も苦戦は必死??まあ、いずれにせよDVDと同じく次世代DVDも日本市場のラウンチは当分先??

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Dec 29, 2006

2006年は空前の端末ラッシュ──その傾向と問題点 (1/4)

2006年は空前の端末ラッシュ──その傾向と問題点 (1/4)

通信ジャーナリストの神尾寿氏とケータイジャーナリスト石川温氏を迎え、2006年の携帯業界を振り返る年末特別企画。第1回目は2006年端末の傾向と海外メーカー製端末、SIMロックフリー、ビジネスケータイなどの話題を中心に大いに語ってもらった。 大量にリリースされた新端末──ソフトアップデートはメーカーの甘え? ITmedia 1月17日にドコモの702iシリーズの発表会(1月17日の記事参照)、その翌日がボーダフォンの春モデル(1月18日の記事参照)、またその次の日がauの春モデル(1月19日の記事参照)、という状況から始まった2006年は、番号ポータビリティを控えていたこともあって、とんでもない数の端末が、特に秋に登場したわけですが、お二方は今年の端末をどのようにご覧になりましたか?

神尾 今年を振り返ると、いくつかトレンドがあったと思います。端末数が多かったというのが、まず1つ。これは、番号ポータビリティがあったから当然だと思います。

 その中で共通のキーワードをつけるとすれば「キャッチアップ」。特に、ドコモとauのキャッチアップ合戦が後半かなりありました。「端末でできるだけ他社との差を少なくしよう、でも差別化はしたい」という、なんといいますか、同じ速度で走りながら、さらに競争をするというような、大変なことをしていたと思います。

 端末そのものにフォーカスすると、目立ったのはワンセグ。それも、前半戦のネタかなと思ったら、むしろ後半戦に効いてきた。ワンセグが始まったばかりの春よりも、11月、12月にキラーサービスになったな、と思いました。

ITmedia 4月は「ワンセグが始まりました!」といいつつも、ちょっと様子見という感じでしたね。

神尾 ショップも放送局も、本気になったのは10月以降。そういう意味では、年末商戦にドコモの新しいワンセグ端末がなかったのは極めて痛かったと思います。

 また別の視点では、ようやくかもしれませんが、カタログ上のスペック競争が一段落したと感じました。使ってみてどうかという購入後の満足感を重視するメーカーが伸びた年だと思います。例えばカシオの「W41CA」や、スライドスタイルを採用する三菱の「D902iS」「D903i」などがそれに当たります。地道に使い勝手を良くしてきて、不満の出ない作りになったものが評価された。

 あと、クラムシェル(編注:折りたたみ型)、それもオーソドックスなクラムシェルが、だいぶ限界に来ていると感じています。今年1年でNシリーズの人気がかなり落ちましたよね。「N702iD」を例外とすると、Nは全体的に苦戦している。単純な折りたたみはダメで、シャープが打ち出したサイクロイドのような特殊な機構が注目されたり、スライド端末が再評価されたりしている。今までのようなオーソドックスな形の中でのスペック競争というのは厳しくなっています。UIにこだわるのか、フォルムにこだわるのか、もしくは機構的なこだわりを持つのか、というテーマが現れたところに変化を感じました。

石川 番号ポータビリティを迎えるにあたって、各社とも“大量ラインアップ戦略”をとってきましたが、その弊害も出てきていると感じています。1つは、見せかけの型番だけで、中身が一緒というものが多かったこと。これはユーザーにとってはいいのかもしれませんが、報じる側からすると、書きようがなくて(笑)。それは別にしても、中身云々よりも、見かけ重視、カラバリ重視ということになってきた。それはマーケティング戦略なのかもしれませんが、今後も多くなってきそうです。端末の中身は進化しないけれど、外側が変わってくることが多くなる。それともう1つ、最近ニュースサイトを見ていてよく思うのが、不具合が多いこと。

神尾 ああ……。

石川 ワンセグなどいろいろな機能が載ったことによってソフトが高度化している、ということもありますが、リソースを割くことができないというか、端末の数をたくさん出さなくてはいけないために、チェックの手が回りきらなくなっているということもあって不具合が多くなっているのかな、という感じがしています。

 また、色々な会社に端末を供給したいという思いはあるけれど、どこかに肩入れすると、どうしてもパワーダウンしますよね。三洋電機がいい例で、とりあえずドコモ端末を出せて、キッズケータイでそこそこは売れたけれど、メインにはなっていない。かたやau向けを見るとかなりパワーダウンしていて、似たり寄ったりの端末しか出していないということがあります。シャープもしかりです。au向けの「W41SH」はちょっと期待はずれでしたし。そうやって見てみると、メーカーがかなり疲弊しているのがわかるような気がしますね。

神尾 不具合が多くなったのには2つ要因があると思います。1つはメーカーが今、かなり激務モードになっていて、疲れが出てきているというのがある。もう1つは、ファームウェアのエアアップデート(編注:端末をショップなどに持ち込まずに、ユーザー自身でパケット通信を利用してソフトウェアの更新)ができるようになったこと。特に後者に「甘えている」フシはありますね。

ITmedia 何かあったら後でソフトウェアアップデートすればいいや、っていうことですね。

神尾 そうそう。ゲーム機だって買ってきてすぐソフトウェアアップデートが必要な時代なので(笑)。完全に家電のノリではなくなりましたね。

石川 完璧なものじゃなくていい、というような雰囲気を感じます。アップデートは、ちょっと甘えのような気がしないでもない。

神尾 ソフトウェアに関しては、ずさんだなと感じることはありますね。少し前までは、ソフトウェアのバグが出ると、ショップで回収して交換・修理ということになったわけで、バグ対応に何十億という費用がかかっていました。でもソフトウェアのアップデートができるようになってからは、修正版ソフトを作れば、その流通にはお金をかけずに済んでしまいますから。良し悪しですね。

ITmedia ソフトウェアアップデートができるようになったことで、情報公開が遅れるということもあるように思います。更新ソフトができて初めて「これこれこういう不具合がありましたが、ソフト更新の準備ができました」と告知していますから。ユーザーは早くから騒いでいるんですが、用意ができるまでは、公式に「ここが不具合です、今、対応しています」という発表がなかなか行われなくなってきている気がします。

神尾 確かに、アップデートができるから、という気持ちはわかるんです。とはいいつつも携帯はPCじゃないんだから、もう少しクオリティを上げてから出してほしいですね。アップデートに頼るなとはいいませんが、もうちょっと品質管理をしっかりしてもいいんじゃないかな、とは思います。

難しくなっている“メーカーごとの差別化”

これだけ端末が投入されれば不具合が出るのも無理はない。その不具合発生をアップデートで直そうというメーカ0の姿勢が批判されるが、今の新しいケータイ端末をこのスケジュールで出そうとするのであればこれもやむなしでは??すでに、ソフトウェアの組み込み度がこれだけ高くなってくると無理もない気がする。

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Web 2.0という時代の先にあるもの

Web 2.0という時代の先にあるもの森祐治


 

今年は、制度面での大きな進展はあったものの、少なくとも2011年の「デジタル元年」という区切りまでは依然として放送と通信の融合の行き着くところは見えないままだ。だが、例えば、携帯電話が過剰な機能やデザインを主張するよりも本来あるべき携帯性を取り戻しつつあることや、任天堂の新型ゲームコンソール「Wii」のように「身体」との協働性に訴求する商品に注目が集まるように、「あちら側」ではなく、究めて身近な「世界」への揺り戻しがあるのではないか。

 身体性の延長では、まずは携帯電話が「公式サイト」との関係性という呪縛から抜け出すことで、あちら側(ネット)とこちら側(リアル)の架け橋としての存在感が加速度をつけて増してくるだろう。これまでネットはPCをインターフェースとしてきたが、携帯電話が物理的な自由度を伴ったインターフェースとして機能しはじめることは、すでに予定調和的な現実だ。一方、PCを介してネットはリビングなどの家庭内ネットワーク環境(と、その周辺端末)に浸透していくはずだ。そして、それほど遠くない未来で、街中などに設置された公的なセンサ網との連動すら起こってくるだろう。また、単にリアルタイムでのリンクだけではなく、蓄積された膨大なデータを処理することで得られたメタデータによって、これまでにはない価値の創出がなされるに違いない。

 僕が以前属していたソフトウェア会社では「3.0にならなければ、まともな製品とは言えない」という冗談がよく交わされていたことがあった。この冗談とも、真摯な経験則とも受け取れる言葉を仮に受け入れれば、Web 2.0の次こそがインターネットがもたらす変化の本命となるのかもしれない。それは、きっとウェブに限定されない、ネットとリアルのインターフェースに依るものではないだろうか。

この記事にもあるとおりまだまだWEBのテクノロジーは発展の余地がある。ユビキタスという言葉が普通になるころにはもう一段の発展につながるのでは?無線LANのようなものがはりめぐらされて特に意識もせずにWEBにアクセスできるようになるとより汎用性の高いものになりそうな予感。

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Dec 28, 2006

次世代機ではなくニンテンドーDSの年だった2006年 (1/2)

次世代機ではなくニンテンドーDSの年だった2006年 (1/2)

今年はニンテンドーDS Liteの発売で春を迎え、次世代機のそろい踏みでゲーム業界の地殻変動が話題となった年でした。皆様のゲームライフはいかがでしたか? 今年を振り返りつつ、年間トップ30を発表!
ITmedia +D Games
2006 Access Top302006年01月01日~2006年12月27日1位 ニンテンドーDS上位モデル「ニンテンドーDS Lite」3月2日発売
2位 ニンテンドーDS、新展開――ブラウザやワンセグ放送に対応
3位 「ニンテンドーDS Lite」の実機にさわってみた
4位 「ニンテンドーDS Lite」カラーバリエーションが決定
5位 PS3価格発表――発売日は11月11日に決定
6位 任天堂「レボリューション(仮称)」の正式名称が「Wii(ウィー)」に決定
7位 プレイステーション 3のHDDを交換してみました
8位 「DQ」最新作はWiiと同時発売――「FFXIII」はPS3で
9位 XLink Kaiを使い、PSPで通信対戦を楽しもう
10位 「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」ニンテンドーDSで発売決定
11位 写真で見るプレイステーション 3――その1:本体ってこうなってました
12位 やっとすべてを発表できた――SCE久夛良木健氏プレスイベント直後インタビュー
13位 戦うメイドはいかがでしょうか――「THE メイド服と機関銃」
14位 ハイデフここにあり――「DEAD OR ALIVE:Xtreme 2」魅惑のスクリーンショットをお届け
15位 どこまでも美しく進化した新たなクリスタルの物語――「ファイナルファンタジーXIII」
16位 一皮むけた骨太な「FF」。だからこそ今回ばかりは絶対にプレイしてほしい
17位 E3 2006 特設サイト
18位 プレイステーション 3、販売開始
19位 「PSPはカーナビになりました」――GPSレシーバー+カメラで広がるPSPの世界
20位 「Wii」のイメージムービーが到着!
21位 プレイステーション 3に搭載される未発表の機能も判明!――システム開発担当者に仕様の詳細を聞く
22位 PS2が3年ぶりに安くなる――PS2新モデル「SCPH-77000」シリーズ発売
23位 姉チャンがハイデフに――より妖艶になった「お姉チャンバラ」がやって来る
24位 戦うメイドはこんなことまでできるらしい――「THE メイド服と機関銃」
25位 荒んだ心を詩で癒す――大作RPGを押しのけてでも遊ぶ価値あり
26位 クリスタルホワイトをはるかに上回る人、人、人――「ニンテンドーDS Lite」残り2機種がついに発売
27位 「ニンテンドーDS Lite」ついに発売。ビックカメラ有楽町店には400人近くの長蛇の列が
28位 ニンテンドーDSでのブラウジング感はいかに?
29位 「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」の発売日が決定
30位 PS2とPSPの新色カラーは「可愛いピンクになりました」


というわけでやっぱり今年を振り返ってみましょう
 昨年のニンテンドーDSの勢いそのままに、今年は軽く300万本を越えるソフトタイトルが目立った1年でした。「New スーパーマリオブラザーズ」や、昨年発売されながら息長く売れ続けたいわゆる「脳トレ」もの2本に加えて「おいでよ どうぶつの森」、「マリオカートDS」など、どれも化け物ソフトと呼んでもいいほど売れまくりました。中には2本でシリーズものとはいえ、「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のように500万本を出荷した化け物の親玉みたいなタイトルもありました。

 新ハードの発売に伴い、年末はそちらの話題で持ちきりでしたが、それでも2006年はニンテンドーDSの年だったと断言していいでしょう。売れまくっているソフトがどれも、任天堂のタイトルというのは気にはなりますが……。

 ただし、右のクイックポールを見れば分かるように、読者の方が期待しているハードはあくまでも家庭用ゲーム機のようです。プレイステーション 3とWii、そして少し間を開けXbox 360と、これからの成長を楽しみにしていることを表していると思います。Xbox 360は日本向けタイトル「ブルードラゴン」や「ロスト プラネット-エクストリーム コンディション-」で年末をリードし、年始の「Gears of War」に期待が集まっています。また、発売されたばかりのプレイステーション 3とWiiも、これから1年かけて本当の意味でハードの特性を生かしたタイトルを待つことになるでしょう。

 それにしても、上記のランキングを見ると、確かにニンテンドーDSや次世代機関連ニュースが多いのですが、ちゃんとプレイステーション 2やPSP関連の記事も注目されていることが分かります。“お姉チャンバラ”や“メイド”というキーワードに弱いという印象もありますが……。

 と、やっぱり無難にまとめるのも何なので、2006年印象に残った取材について書こうと思います。あくまでもGames記者の個人的な意見であって、いわゆるニュース的な重要度や認知度は度外視してください。

次世代機こそデビューしたものの、ソフトが出揃うまではまだまだ時間がかかる。それを考えれば今のゲームの主力機はPS2とDSであることは間違いない。新幹線や街中で見かける子供らもみなDSで遊んでいる。それを考えるとDSの登場はゲームの転換点かも・・・。

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Dec 27, 2006

Amazon.com、今年のホリデーシーズンは「過去最高」

Amazon.com、今年のホリデーシーズンは「過去最高」

Amazon.comの今年の年末商戦は好調で、ピーク日の12月11日には世界で400万件の注文を受け付けたという。 2006年12月27日 06時50分 更新  米Amazon.comは12月26日、2006年の年末商戦を振り返り「過去最高」と評した。ピークは12月11日で、世界で400万件以上の注文を受け付けた。また、出荷先は200カ国以上に及んだという。

 歳末キャンペーンとして今年初めて導入した「Amazon Customers Vote」も好評で、ユーザー投票で選ばれた数量限定の特売アイテムのうち、Xbox 360は1000台が29秒で、AxionのポータブルDVDプレイヤー1000台は34秒で完売したという。

 また、米国のAmazon.comサイトで11月16日から12月19日までに受け付けた注文をカテゴリー別に見ると、ビデオゲームソフトでは「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」、「Brain Age(北米版『脳を鍛える』)」、「Madden Football」が人気だった。DVDでは「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」や「カーズ」、「不都合な真実」が、家電製品ではiPod各種、キヤノンのデジタルカメラ「Powershot Digital Elph」、GarminのGPSシステムがトップセラー。ソフトウェアではPCゲーム「World of Warcraft」シリーズの「World of Warcraft Expansion: Burning Crusade」(2007年1月発売開始予定)、ゲーム「ザ・シムズ2 ペット」のPCゲーム版用拡張パック、「Adobe Photoshop Elements 5」が人気を集めていたという。

ネットショップが完全に定着したことも物語る1コマ。しかし、アメリカ人は表で買い物をするイメージが強いが必ずしもそうでない??もしくは、田舎の住民などはネットしかない??

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Dec 26, 2006

Wikipedia創設者、「すべてを変える」検索エンジン開発へ

Wikipedia創設者、「すべてを変える」検索エンジン開発へ

検索はインターネットの基本的なインフラだが、今は自由、コミュニティー、説明責任、透明性を欠き、「壊れている」とWikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏は主張している。 2006年12月25日 17時39分 更新  Wikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏が、新しい検索エンジンを計画していることが明らかになった。

 同氏は、検索はインターネットの基本的なインフラだが、今は自由、コミュニティー、説明責任、透明性を欠き、「壊れている」として、同氏の会社Wikiaの支援の下、そうした状況を変える検索エンジンを構築するとしている。

 このプロジェクトは週末にメディアに取り上げられて話題になった。報道では、プロジェクト名は「Wikiasari」であり、Wikiaに出資している米Amazonが参加していると伝えられていた。

 ウェールズ氏は12月23日にこの報道に対し、プロジェクト名はWikiasariではなく、Amazonとも関係はないと反論している。

 このプロジェクトはオープンソースの検索エンジン「Nutch」「Lucene」をベースにして、アルゴリズムではできないことに人間の知性で対処するという

言っていることはいちいちもっともであるが、人間の知性で勝負できる自由な検索エンジンというコンセプトだけ聞いていると単なる与太話のようにも聞こえる。WIKIのように人間の知性を集約(つっても怪しいものもあるが)して構成できるアイデアもあるんだろうか??

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Dec 25, 2006

「iPodマジック」は起こらない--アップル製ケータイを待ち受ける壁

iPodマジック」は起こらない--アップル製ケータイを待ち受ける壁文:Michael Kanellos(CNET News.com)
翻訳校正:DNAメディア

2006/12/19 17:27


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ここで、Appleは他メーカーが見向きもしなかった1.8インチのハードドライブを選んだのだ。このオプションに気付かなかったことこそ、業界他社が犯した大きなミスだった。1.8インチドライブの採用により、Appleは小さな筐体に大容量ストレージを収めることに成功した。従来のMP3プレーヤーでは解決し得なかった問題を克服したのだ。最初のiPodで5Gバイトのストレージが実現された。これは、大きいフラッシュメモリプレーヤーと比べても40倍近い容量である。また、Appleはしばらくの間1.8インチドライブを独占的に確保したため、他社も追随できなかった。

 iPodはまた、画面が小さくて操作性が悪いという問題も克服していた。Appleは、新たに獲得した人気を武器に、音楽出版社各社に自社の条件をのませることにも成功している。

 ところが、Appleにとって不都合なことに、こうした問題は携帯電話ビジネスには存在しない。今の携帯電話は、不格好で使いにくい装置ではない。むしろ非常によくできたツールだ。ほぼ完成形と言えるだろう。上述の携帯電話「BlackBerry」は、別名「CrackBerry」とも呼ばれるが、携帯電話になぜ「Crack」の名が付けられるようになったかご存じだろうか?ずんぐりしたデザインとわかりづらいインターフェースのせいで、操作していると車にぶつかってしまう(crack)からではない。この携帯電話が持つ麻薬(crack)のような中毒性に、誰もが取りつかれてしまうからだ。

 サムスン電子は、優れた人材を世界中のデザインスクールに求めるだけでなく、アーティストの受け入れ拠点を米国、アジア、ヨーロッパに設け、電話のデザインを洗練させてきた。Motorolaは、優れたデザインによって勢いを盛り返した。KDDIは、トレンドを敏感につかむため、十代の若者が集まる東京の原宿にショールームを開いている。そして、シャープが携帯電話に搭載した液晶テレビは、非常に高品質なものだ。

 つまり、Appleを迎え撃つのは、かつてのCompaqのような、策を持たない動きの鈍い企業とは違うということだ。1カ月に満たないペースで次々と新しいモデルを送り出す、携帯電話メーカー各社の動きは極めて俊敏だ。

 もう1つ、Appleは「信用」という課題にも向き合わなければならない。音楽プレーヤーの場合、ことは簡単だ。楽曲をメモリから取り出して、その音を増幅させるだけだ。携帯電話の場合、コンシューマーが最も重要視するのはサービス品質になってくる。聞き取りやすく安定した接続を確保するなど、携帯電話に関するあらゆる課題を、新参企業がすんなりクリアできるとは考えにくい。おそらくAppleは、携帯電話の製造を外部の業者に委託するだろう。しかし、携帯電話の設計には経験と才能の両方が求められる。そして言うまでもなく、業界他社は、この点ではるかに先を行っている。

 電器店を訪れたコンシューマーは、Apple製携帯電話を買おうかどうか迷うだろう。手に取り、調べるくらいはするかもしれない。しかし、クレジットカードを取り出すときには、Motorolaの機種を選んでいるはずだ。


そもそも独自色の強い日本のケータイ市場にAPPLEが参入するとも思えないが、完成度の高いケータイ端末市場にITUNESとの連携を売りにしたところで成功はおぼつかないというところか。実際、あれだけ多機能になったケータイの端末にAPPLEが単独で参入したところで勝ち目はないかも・・・。だいたいケータイプラスNANOで機能的には間に合っているわけだからわざわざそれをひとつにする必要はまったくないような・・。

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Dec 24, 2006

グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている

グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている

自分の場合にあてはめてみる

"

Life is like playing a violin solo in public and learning the instrument as one goes on." - SAMUEL BUTLER ~人生とは公共の場所でただ独りバイオリンを弾くようなものであり、弾きながらその楽器の演奏が上達するようなものである~
ぼくはいまシリコンバレーに住んで「Lingr(リンガー)」っていう完全ウェブベースのチャットを開発しているけれど、これは心の底から見込みがあると思ってる。7歳の頃からコードを書き始めたぼくの人生これまでの経験と知見を総動員して何度も何度も自問・検証してきたけれど、常時たくさん転がしてるアイデアの中でも「このアイデアだけは間違いなくいける」と、対象に対する枯れない好奇心がゴーサインを、日々のハンパなく激しい一喜一憂を乗り越えられるだけの絶対的な肯定を返してくれるのだ。

ぼくのレーダーにかかっている面白そうなウェブ関連のプロジェクトは世界中に山ほどあるけれど(申し訳ないが日本にはほとんど皆無だね)、たとえばここでぼくがいったん自分の現在位置を忘れて、その中からひとつだけ、どのプロジェクトでもいいから自由に参加できる権利をもらったとすれば、ぼくが選ぶのはGoogleでもFlickrでもYouTubeでもDiggでもSecond LifeでもなくてLingrだ。こんなラッキーなことはないよね。

チャットはただのチャットだとみんなが思っているけれど、ぼくはチャットが検索と同じぐらいウェブのコア・ライフスタイルのひとつになるということを本気で信じている。検索が主役の「知的、整理、公的」な世界観とは正反対に、チャットというのは「(笑)、脱線、プライベート」を旨とする、ブログからSNSへと向かうその先にある、よりすそ野の広い世界だと見ているからだ。コミュニケーションの質としては学会と居酒屋ぐらい違う。

まだ妄想は続くよごめんね。それでいて、世の中を変えたテクノロジーがすべからくそうであったように、チャットは娯楽性と実用性とが高い次元で調和する。さらに、知的なものを整理するのが大好きな知的な人にはなかなか興味がもてないという、先に述べたエンジニアのモチベーション論に照らして強力な参入障壁もある。Cometという基礎技術レベルでのブレークスルーもある。だから、このプロジェクトを進めていく中で、今やってることはこの世界のなかでぼくたちにしかできないことで、ぼくたちがやらなければいけないことなのだ、という使命感にも似たものがちょっぴりあったりする。そして何よりも、作っていてめちゃくちゃ楽しいのだ。

ぼくにとって「自分がいけると思うこと」と「自分がやってること」がここまで完璧にシンクロしたのは人生初(当社比)で、しかもメンバー全員がそう思っているという状況で、「天の時」「地の利」「人の和」がストレートフラッシュで揃ったような霊感を得てるわけ。

おいおい自画自賛もいい加減にしろよってところだろうけど、作ってる人間がとことん惚れ込んでるっていうのは、いい作品が輝きを保つための絶対条件でしょ?(Lingrをご存じない方はこちらの紹介をどうぞ)

もちろん、同じぐらい高い確率で人生最大の壮大な勘違いである可能性もあるけれど、それは歴史がいずれ裁定を下すんだから、1-2年は待ってもらいたいな。

このBLOGでの発見はGOOGLEのページランクは実はそれほどのアルゴリズムでもなく、ストーリーテリング的な要素が強い(現実明快である)ことである。ただ、愚直にその大したことがないように思えるアルゴリズムを顕現させたところに、やりきったところに凄みがあるようである。

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Dec 23, 2006

バーチカルタイプの手帳を初めて使ってみた

バーチカルタイプの手帳を初めて使ってみた

あれから1カ月、実際に手帳を使ってみると、売り場では気付かなかったポイントが見えてきたので、今回はその話をしようと思います。

バーチカルタイプのカレンダーを使ってみた
 リレー連載の2回目にも書いたように、最近の流行ともいえるのがバーチカルタイプの手帳。縦に時間軸をとっているため、1日が縦長な帯になっており、1日のスケジュールを30分や1時間といった単位で管理できる、というものです。

 今までWebカレンダーに登録していた予定を見かえすと、1日平均3件というところでした。書くところがたくさんあるバーチカルタイプの手帳では、スカスカになるのではないか、と思っていたのですが……実際に手帳を埋めてみた結果は、下の写真をご覧下さい。


能率ダイアリー タイムデザイナー
 写真は能率ダイアリーの「タイムデザイナー」(B6)です。18日(月)から始まって、現在21日(木)の途中まで書き込んだところです。なんだかんだと結構埋まっていますよね。とはいっても、別に予定が増えたわけではありません。22日(金)を見ても分かる通り、私の予定自体は1日2、3件しか入っていないのです。

 従来の手帳と同じように、時刻と場所、相手などの予定を書き込みます。予定を実行したら、そこにかかった時間を矢印で書き込みます。待ち合わせなど予定の時刻は点ですが、実際にはその場所へ行くまでの移動時間、予定を実行している時間、会社や家へ戻る時間などもあるので、そこのバッファも合わせて矢印で管理するわけです。やってみると、なかなか直感的です。

 予定には書いていなかったことも、終わったら矢印付きで書き込むのがポイント。メールを書いていたとか、食事をしたとか、普通手帳に書かないようなこともどんどん書いていきます。自分が何時に何をしていたかを明らかにするのが目的です。

 タイムデザイナーを使ってみて面白かったのが、手帳を開いている時間が格段に延びたことでした。今まで手帳は、1日数回、予定を確認するときにだけ開いたり閉じたりしていたのですが、タイムデザイナーの使い方は違います。デスクワークをしているときは、タイムデザイナーを机の上に開きっぱなしにしておき、何か用事をこなすごとに矢印を書き込んでいきます。

 実際にを使ってしみじみ思ったのですが、バーチカルタイプの手帳の主な目的とは、予定を管理することともう1つ、“タイムキーパー”なのですね。例えば12時に人と会う約束がある場合、移動にもし45分かかるのであれば、11時のところに矢印の頭だけかいておきます。デスクで仕事をしながらチラチラとタイムデザイナーを確認し、11時になったら支度をして出かけると、出かけるまでに10分くらいはかかるので、ちょうどいい頃に約束の場所に到着します。

 私は以前から時間ギリギリに出かける悪い癖があり、出かけるのに手間取ったり、電車が遅れたり、道に迷ったりした挙げ句、遅刻してしまうことがたまにありました。遅刻しないまでも大抵約束の時間に滑り込みセーフということが多かったのですが、矢印の頭を書き込むときに少し早めの時間をとっておくことによって、少し行動に余裕が出た気がします。これは意外な効用でした。

 目的というか効用ではもう1つ、過去の日を見返すと、生活習慣を反省できるというポイントもあります。写真では19日だけが午前9時半からスタートしていますが、これはお恥ずかしながら寝坊をしてしまったためです。手帳の時間軸が24時までしかないので書いていませんが、前日の18日に家に帰ったあと(横線を引いているのが会社を出た時間です)、家に帰って夕飯を食べ、そのまま朝の4時まで日記を書いたり写真を整理したりした結果、寝坊してしまったのでした。

やったことを書くのに都合がよいというのはバーチカルタイプの手帳のメリットを引き出すのによいのかも。だいたい先のことは考えても終わったことを振り返ることは少ないし・・・。

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Dec 22, 2006

ロディアとスワンタッチを活用してGTD

ロディアとスワンタッチを活用してGTD

今回は、ロディアを利用したGTDを薦めているブログを紹介します。やりたいことをロディアのメモ帳に書き「TODAY」「WEEK」などの袋に入れて分類、作業中の動画まで公開する充実ぶりです。
2006年12月21日 20時20分 更新
 最近、筆者の周囲にWiiを購入した人が増えました。記事「ほしいものをクリスマスまでに買う――できれば定価以下で」では、最近みごとにWiiをゲットしたT記者がその工夫を開示しています。

GTDでロディア、それにスワンタッチまでまとめて活用
 GTDは、どんなツールを使ってもできることが魅力の1つです。eXtreme Gadgetでは、やりたいことをロディアのメモ帳に書き、「TODAY」「WEEK」などの袋に入れて分類している様子を紹介し、作業中の動画まで公開する充実ぶり。別のエントリでは具体的な手順をさらに細かく紹介しています。

 さらに、記事「あれ、どこまで読んだっけ? を解決する」で紹介した「スワンタッチ」はロディアのしおりとして活用しているそうです。

ブラウザのブックマークを「5段階の重要度」と「50音順」で整理する
 Firefox向けのGoogleツールバー3ベータ版が公開され、記事「Firefox向け「Google Toolbar3ベータ版」はこう使う」でご紹介しました。このベータ版ではGoogle Bookmarksとの連携も可能になっていますが、以前から独自の方法でブックマークを管理しているという「手帳2.0」では以下の3つの工夫でブックマークを管理しているそうです。

5段階の重要度を決める
重要度の数だけブックマーク名の先頭にアンダーバーを付ける
ブックマーク名の先頭に最初の1語をカタカナで書き(ア:ITmedia Biz.IDのように)自然にアイウエオ順に並ぶようにする
 記事「“なで肩”でも大丈夫! バッグがずり落ちないストラップ」では、バッグのストラップに“増設”するストラップを紹介しましたが、「岩家ぶろぐ」では手持ちのストラップをバッグにつけて同様の効果があったとのこと。バッグを横に下げた状態だと自転車に乗りにくかったのが改善されたそうです。

こういう細かい仕事上のTIPSを公開してくれるのはうれしい。しかし、ネット等で一般的にもこういうものが知られるようになったが、一昔前はどのようだったかな??とふと考えてしまう。

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Dec 21, 2006

ファミマに自動DVDレンタル機 会員登録不要で1泊380円

ファミマに自動DVDレンタル機 会員登録不要で1泊380円

ファミマの都内の店舗に、新作DVDの自動レンタル機が試験的に設置された。クレジットカードがあれば、会員登録不要で利用できる。 2006年12月20日 20時21分 更新  ファミリーマートは12月20日、東京都内の5店舗に、新作DVDの自動レンタル機「マイ・タイム」を試験的に設置した。コンビニへの自動DVDレンタル機導入は国内初。

 本人名義のクレジットカード(VISAかMasterCard)を使えば、会員登録不要で貸し出し・返却できるのが特徴。料金は1泊1枚380円(税込み)。延滞料金も自動で加算される仕組みだ。システムは伊藤忠商事が開発した。

 実験店舗は江戸川区の一之江三丁目店、南葛西なぎさ店、船堀一丁目店と、江東区の芝浦工大豊洲キャンパス店、清澄白河駅前店。江戸川区の平井駅南口店にも1月から設置する。

新作DVDで380円のレンタル料金は高いとは思わないが選択肢が少なそうだし、新作の入荷点数も多いとは思えない。使い勝手はいいかもしれないけど・・・。

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Dec 19, 2006

ソニー、Apple対抗の映画ダウンロードサービス提供へ

ソニー、Apple対抗の映画ダウンロードサービス提供へ

映画をオンラインで購入し、PSPで視聴できるサービスをソニーが2007年前半に開始すると伝えられている。
2006年12月18日 14時00分 更新
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 Apple ComputerのiTunes Storeが提供するビデオダウンロードサービスの人気拡大を受け、ソニーは間もなく、コンシューマーが映画をオンラインで購入し、PSPで視聴できる独自のビデオダウンロードサービスを導入する。この件に詳しい筋が伝えている。

 この新サービスは1年近く前から進められていたもので、2007年前半に開始される可能性が高いと情報筋は言う。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの映画を提供し、ほかの映画会社の作品にも品揃えを拡大するつもりという。このサービスについてのニュースは、Financial TimesのWeb版が17日夜に報じた。

 この件に詳しい人物によると、PCを経由せずに、直接携帯デバイスにビデオを送信できるダウンロードサービスも開発が進められているという。提供時期はまだ不明だ。

 このサービスとソニーの既存の音楽ストア「Sony Connect」により、同社はもっといい位置でiTunes Storeと競争できるだろう。iTunes StoreはWalt Disneyの映画と音楽を販売している。

 PSPでの映画視聴はまだ軌道に乗っていない。ソニーなどの映画会社は初めPSP向けにUniversal Media Device(UMD)フォーマットで映画を提供していたが、映画会社や小売業者の間でUMDのサポートは縮小している。映画のダウンロード販売がそれよりもうまくいくかどうかは不明だ。

いったいどれだけの人がPSPの小さい画面で2時間にもなんなんとする映画を見たいと思うのか??それも格安で提供されるのならいざ知らず、DVDに対してそれほどのコストの優位性は出せまい。もう少しポータブルデバイスである特性を生かしたコンテンツの提供は考えられないのだろうか??

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Dec 18, 2006

FBI、携帯電話を遠隔操作で「盗聴器」に--マフィアの捜査で使用

FBI、携帯電話を遠隔操作で「盗聴器」に--マフィアの捜査で使用文:Declan McCullagh(CNET News.com)
翻訳校正:緒方亮、長谷睦

2006/12/04 23:16


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米連邦捜査局(FBI)は、犯罪捜査に新しい電子盗聴の手段を使い始めたようだ。これは携帯電話の通話口についているマイクを遠隔操作でオンにし、それを利用して付近の会話を盗聴するというものだ。

 この方法は「ロービングバグ(roving bug)」と呼ばれ、ニューヨークの組織犯罪集団(ファミリー)のメンバーに関する捜査での使用について、米司法省の高官から許可が下りた。捜査対象となったファミリーのメンバーは、尾行や電話盗聴といった従来の監視方法を警戒していた。

 ギャングの一員とみられるJohn Arditoとその弁護士のPeter Pelusoの2人が所有するNextelの携帯電話を利用し、FBIは周辺の会話を盗聴した。FBIはArditoを、全米のマフィアの中でも大きな勢力を持つGenoveseファミリーの最有力者の1人と見ている。

 この盗聴手法は、米国時間11月27日に発表された、米連邦地裁のLewis Kaplan裁判官による意見書の中で明らかになった。この中でKaplan裁判官は、連邦通信傍受法では容疑者の携帯電話付近の会話を盗聴することは許されているとして、「ロービングバグ」は合法だと裁定している。

 Kaplan裁判官の意見書には、この盗聴方法は「携帯電話の電源が入っているか入っていないかにかかわらず機能した」との記載がある。携帯電話の中にはバッテリを取り外さない限り完全に電源を切れないものがある。例えば、Nokiaの一部の携帯電話は、電源を切っておいてもアラームがセットされていれば、その時間になると起動する。

 遠隔盗聴の仕組みが刑事事件に用いられたのは、今回のGenoveseファミリーの訴追が初めてのようだが、この手法は長年、セキュリティ分野では議論されてきた。

 米商務省のセキュリティ局は「携帯電話は、電話機付近の会話を聞く目的で使われれば、マイクと送信機になってしまうおそれがある」と警告している。また、2005年には、移動体通信事業者は「端末の所有者の知らないうちに、離れたところから携帯電話にソフトウェアをインストールできる。このソフトにより、所有者が通話していない時にもマイクをオンにできる」という内容の記事がFinancial Times紙に掲載された。

 複数の政府機関とも緊密に協力している監視対策コンサルタントのJames Atkinson氏は、NextelとSamsungの携帯電話、およびMotorolaの「Razr」は、マイクを作動させるソフトウェアのダウンロードに対して特に脆弱だと指摘する。「離れたところからアクセスし、部屋の中の音を常時送信するよう設定することもできる。これは端末に直接手を触れなくても可能だ」とAtkinson氏は話している。

 現在の携帯電話は小型のコンピュータと化しており、ソフトウェアをダウンロードすれば、通常の通話中に表示される画面を変更できる。その後、スパイウェアでFBIに電話をかけ、所有者がまったく知らないうちにマイクを作動させることも可能なのだ(12月1日現在、FBIはコメントを拒否している)。

 「電話機の設定が実際に変更され、盗聴器になっている場合、対抗するには、盗聴器発見の専門家に24時間ついていてもらう手もあるが、これは現実的ではない。あとは電話機からバッテリを取り外すしかない」とAtkinson氏は言う。実際、セキュリティを意識する企業幹部は日常的に携帯電話からバッテリを外していると、Atkinson氏は付け加えた。

 ケータイで容易に盗聴が可能とは・・・。実際に今の高度化している端末であれば、これぐらいのことは朝飯前かもしれない・・・。そう考えると、セキュリティーの危機はあちらこちらにある??

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Dec 17, 2006

WSJ] 広がるGoogleの広告。広告主はついてくるか? (1/2)

ニュース
[WSJ] 広がるGoogleの広告。広告主はついてくるか? (1/2)


ラジオ広告や新聞広告に乗り出したGoogleは、その成功の鍵を握る広告主を本社に招いて説明会を開催、シェフ特製のロゴ型クッキーでもてなした。
2006年12月15日 16時28分 更新
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 米Googleはインターネットと伝統的メディアでリーチ拡大を急いできた。今必要なのは、広告主についてきてもらうことだ。

 Gemstar-TV Guide Internationalの最高マーケティング責任者(CMO)、アラン・コーエン氏は、Googleが言い寄っている相手の1人。Googleは同氏ら約60人を米カリフォルニア州マウンテンビューの本社に招き、テスト中のラジオ広告買い付けシステムの一端を披露した。コーエン氏らのための夕食会はキャンドルに照らされ、GoogleのCEOと創業者2人が同席した。翌日の昼食会のデザートは、各招待客の会社のロゴをかたどったシェフ特製の大型クッキーだった。プレゼンテーションの1日を終え、コーエン氏は「Googleとの取引はそれほど身構えるようなものでもなさそうだ」と結論を出した。

 コーエン氏らを説得してGoogleの新商品に広告予算を移してもらおうという取り組みの成功は、Web検索結果連動型広告を超えた拡大を果たす上で不可欠だ。説得しなければならないのは大手広告主だけではない。同社の現在の広告主の大半を占める中小企業にも、かなりの力を入れていく方針だ。

 コンシューマーの多くはGoogleのことを人気検索エンジン企業と認識している。しかし、一部アナリストの推計で今年100億ドルを超すと試算されている同社の収入は、ほとんどすべてが同社サイトと提携サイトで検索結果などのコンテンツと並んで表示される広告から来ている。このおかげで、調査会社eMarketerによるとGoogleはインターネット上の広告販売最大手となっている。

 Googleは過去1年でeBayやNews Corp.傘下のMySpaceと契約を結び、ビデオサイトのYouTube買収に18億ドル近くを費やして、オンライン広告の配信先を劇的に拡大した。Googleは試験的に、50以上の新聞に掲載される広告をWebを使って販売し、最近ではラジオ広告をWebで販売するための新システムをテスト中だと発表した。さらに、ビデオ広告、クリックすると広告主に電話がかけられる広告、オンライン地図と携帯電話に表示する広告といった新種のオンライン広告提供にも乗り出している。

 Googleではさまざまなメディアやフォーマットを束ねて、広告主にとっての使いやすさを保ったWebベースの自動広告販売システムに集約しようと努めている。この取り組みの一環として、小規模の広告主を相手にオンラインラジオ広告販売の初期テストを実施し、広告代理店や大手広告主に計画を説明する話し合いを推進している。

 もし自分がGoogleだったら「どうやって自分に対する業界全体の見方を変えさせ、計画の方法を変えさせ、仕事のやり方を変えさせるか」。双方向広告代理店Avenue A/Razorfish(aQuantiveの1部門)の副社長兼ジェネラルマネジャー、ジェフ・ランクトット氏はこう問い掛ける。同社は先月Googleで開かれた広告主向けイベントの企画に手を貸した。「これはおそらく技術的課題よりももっと難しい」

 最終的な目標は、広告主に幅広い種類の広告を買ってもらい、Googleの単一のWebベースインタフェースを通じて配信することだと、エリック・シュミットCEOは10月に記者団に語っている。「長期的に思い描いているのは、当社がアプローチして、相手が例えば1000万ドルという金額を指定し、当社で完全に請け負ってこの金額を(さまざまな種類のメディアと広告に)割り振ることだ」と同氏は先月のインタビューで語っている。あらゆる種類の広告は、例えば興味を持ってもらえそうなコンシューマーにターゲットを絞って効率を高めることも可能だとシュミット氏。こうした課題に取り組むことで、Googleは世界広告販売におけるシェアを拡大できると見込む。

 幾つか問題も出ている。印刷広告販売のテストでは「最初のバージョンは機能しなかった」とシュミット氏は10月に明かした。その後Google経営陣はこのシステムに大掛かりな修正を加え、最初のバージョンよりも発行側の裁量を増やして日刊紙など発行頻度が高いものに重点を置いた。業界幹部によると、Googleは提携先のWebサイトに掲載するバナーなどのディスプレイ広告販売のため、大型プロジェクトを近年立ち上げたが、この市場にそれほどの影響は与えなかった。しかしGoogleに言わせればこうした広告の販売は伸びており、ディスプレイ広告戦略によって幾つかの大手広告主がGoogleに興味を持つとともに、別の種類の広告を打ち出すための足掛かりにもなった。

 Googleの自動オンラインシステムがほかのメディアの広告販売においてどれくらい効率的なのかには、幾らか疑問がある。こうした販売には従来、個人的関係や広告主と代理店との交渉が絡んでいたからだ。同時に、広告業界の一部には、Googleが最終的に目指すのは、大手広告主が代理店を通さずに、あらゆる種類の広告を直接Google経由で計画・購入できるようにすることだという懸念もある。しかしこうした懸念には根拠がないとGoogleは言う。「今から5年後にはこうした代理店の仕事はもっと増えているだろう」と、Googleの広告販売担当副社長のティム・アームストロング氏。ただ、シュミット氏は、広告代理店の業務の一部は変わるかもしれないと予想している。

すっかり広告代理店と化したGOOGLE。あらゆるメディアへの広告配信のゲートウェーになりそうで、あと数年すると日本の電通あたりも提携をするかしないと勢いに呑まれてしまいそうな・・・。

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Dec 15, 2006

ニュース
「iTunes Store危機説」に反論続々
「iTunes Storeの売り上げが低下している」とするForresterの報告書に対し、ウォール街などから反論が寄せられている。
2006年12月15日 15時19分 更新
サンノゼ(Associated Press)
 今週、Apple ComputerのiTunes Storeの売り上げが低下しているというニュースの見出しが、ウォール街から実業界に至るまで多数の反論を呼んだ。

 悲観的なメディアの報道を受け、Apple株は12月12日に約3%値を下げて86.32ドルとなったが、その後持ち直した。14日の終値は88.55ドルだった。

 この騒動は、Forrester Researchが11日にメディアに公表した報告書に端を発する。iTunes Storeでのデビットカード・クレジットカードによる2791件の購入を分析した結果、同社は、2006年1月から6月にかけて、同ストアでの月間取引件数が58%減少したとの結論を下した。

 報告書を執筆したジョッシュ・バーノフ氏は、この減少が季節的なものなのか、iTunes Storeの成長鈍化の可能性を示しているのかは分からないと述べているが、減少を指摘した点が一人歩きすることになった。

 バーノフ氏はその後ブログで事態を明確にしようとしたが、損害が生じ、不協和音が広まった。

 これまで、Associated PressはForresterの14ページの報告書について報じなかったが、ほかの多数のメディアはこれを取り上げ、大騒ぎを巻き起こした。

 またブロガーやチャットフォーラムは独自の計算結果を出し合った。

 ウォール街のアナリストは、Forresterの報告書は誤解を招くとしてはねつけた。

 「こうした懸念は大げさだと考えている。われわれならこの誤った懸念を利用して、AAPL(Appleのティッカーシンボル)のポジションを増やすだろう」とAmerican Technology Researchの金融アナリスト、シャウ・ウー氏は14日のメモに記し、改めてApple株を「買い」推奨とした。

 Piper Jaffrayのジーン・マンスター氏も、iTunes Storeの売り上げが急速に減少しているという見方に反論し、ウォール街のアナリストがより説得力があると考える前年との比較データを引用している。13日のメモで、同氏は2006年前半に同ストアで販売された楽曲の数は、前年同期よりも78%多いと見積もっている。

 Morgan Stanleyのレベッカ・ランクル氏は13日、Appleのポートフォリオ拡大、流通力の増大、市場シェア増を理由に、Appleの目標株価を90ドルから110ドルに引き上げた。

 Apple自身、すぐさまForresterの報告書に反論し、14日に自身の地位について改めて説明した。

 「iTunes Storeの売り上げが鈍化しているという結論は誤っている」と同社広報担当トム・ノイマイル氏は語った。

 同社はiTunes Storeで15億曲以上を販売し、7000万台以上のiPodを販売したと同氏は言う。

 ただし同氏は、同ストアの売り上げデータの具体的な内訳を示すことは控えた。

 Apple関係者は時にアナリスト向けの四半期決算報告で、iTunes Store事業は損益ゼロか少しの利益が出ていると話していたが、実際の売上額は決して明かさなかった。その代わりに、同社は「その他の音楽関連製品・サービス」のカテゴリーにiTunes Storeの売り上げを入れている。このカテゴリーにはiPodサービスやサードパーティー製アクセサリからの売り上げも含まれる。

 ウォール街などの観測筋は次々と独自の調査結果を出している。

 インターネット調査会社comScore Networksも14日にそれに加わり、iTunes Storeの売り上げが2006年前半に84%増えたという独自データを公表した。

 Appleの過去2年間の業績報告を基にすると、Mac、iPod、「音楽関連サービス」の売り上げはいずれも前年と比べて記録的な伸びとなっている

ITUNESMUSICSTOREにない本ないんでは、思ったところでこれぞロングテール??

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Dec 14, 2006

PDAはまだまだ死なない──日本HP「iPAQ rxシリーズ」 (1/2)

PDAはまだまだ死なない──日本HP「iPAQ rxシリーズ」 (1/2)


本HPから久々のPDA「iPAQ」が一挙に3モデル発売された。GPSを内蔵するなど、個人向けにフォーカスしたモデルのできばえはいかに!?
 事業撤退や市場縮小など、景気の悪い話題の多いPDA市場だが、昨年あたりから携帯電話機能と一体化したスマートフォンの登場で、再び活性化しつつある。携帯電話機能を持たないピュアPDAについては、しばらく新製品が途絶えていたが、11月30日に日本ヒューレット・パッカード(以下、HP)が新製品3機種を発表した。これら3機種は、従来のiPAQとはかなり異なった印象を与える製品に仕上がっている。

マルチメディア機能にフォーカスした3モデルが登場
 iPAQは、ヒューレット・パッカードがコンパックコンピュータから継承したWindows CE/Windows Mobile系OSを採用したPDAのブランドだ。スマートフォンを除く純然たるPDAの多くが姿を消す中、継続的に製品を供給してきた実績を持つ。現在のiPAQは、セキュリティを強化した企業向けのhxシリーズと、マルチメディア機能にフォーカスしたコンシューマー向けのrxシリーズで構成されるが、今回発表された新製品は、いずれもrxシリーズに分類される。とはいえ、今回のモデルはMessaging and Security Feature Packを搭載したことで、Exchange Serverと直接同期をとることができるなど、ビジネスにも十分利用可能なポテンシャルを持つ。

 3機種中のハイエンドである「HP iPAQ rx5965 Travel Companion」は、iPAQとして初めてGPS機能を内蔵した3.5インチQVGA(320×240ドット)液晶採用モデルだ。アンテナなどの出っ張りもなく、携帯性に優れる。残る2機種、「HP iPAQ rx4540 Mobile Media Companion」と「HP iPAQ rx4240 Mobile Media Companion」は、従来のiPAQより一回り小さな2.8インチ液晶(同じくQVGA)を採用した製品で、後者は同社の直販チャンネル「HP Directplus」でのみ販売されるモデルだ。rx5965が幅120.5×奥行き76ミリと大型だが16.5ミリと薄いのに対し、rx4540とrx4240は幅102×奥行き63.5ミリと小さいが、17.5ミリとちょっと厚みのあるボディだ。いずれも丸みのあるボディで、ポケットなどに入れやすいが、ストラップホールがないため、うっかり落としてしまわないか、心配になる。


左が上位モデルのHP iPAQ rx5965 Travel Companion、右が下位モデルのHP iPAQ rx4240 Mobile Media Companionだ
型番 rx5965 rx4540 rx4240
CPU Samsung SC32242(400MHz)
フラッシュROM 2GB+128MB 1GB+128MB 128MB
SDRAM 64MB
液晶サイズ 3.5インチ 2.8インチ
画面解像度 320×240(65536色)
メモリカードスロット SDメモリーカード/MMC×1
GPS SiRFStarIII GSC3F -
無線LAN IEEE802.11g/b(WEP/WPA/802.1x対応)
Bluetooth Bluetooth 2.0+EDR(Class 2)
ナビゲーションボタン ○ -
スクロールホイール - ○
バッテリー容量 3.7ボルト 1700mAh 3.7ボルト 1200mAh
駆動時間 12時間/5.5時間(非通信時/GPS使用時) 11時間(非通信時)
本体サイズ W120.5×D76×H16.5ミリ W102×D63.5×H17.5ミリ
重量(バッテリー込み) 約170グラム 約127グラム
OS Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版 with Messaging and Security Feature Pack
HP Directplus価格 5万9850円 4万20000円 3万2550円

iPAQで初めて横画面をデフォルトに採用

新iPAQでは標準で横画面を採用する。ワンタッチで立て画面表示に切り替え可能だ。写真はrx4240にクリップ・カバーを装着したところ これら3機種に共通した最大の特徴は、iPAQとして初めて横向き画面をデフォルトにしたことだろう。一般に、動画のフォーマットが横長であることを考えれば、コンシューマー向けのPDAが横向きであることは不自然ではないのだが、ちょっとUMPCを連想させるようでもあり、新鮮な印象だ(ハードウェアボタンにより、ワンタッチで画面を縦向きに回転させることが可能だ)。

 機能面での共通した特徴は、全モデルが無線LAN(IEEE802.11g/b)とBluetooth 2.0+EDRを内蔵しており、両方のインタフェースを同時に利用できることだ。バッテリー駆動のハンドヘルド機器である以上、802.11gに対応したからといって10Mbpsを超えるようなデータレートを利用できるわけではないだろうが、アクセスポイントなどとの互換性向上は期待できるかもしれない。

 Bluetooth 2.0+EDRも同様で、iPAQでサポート可能な最大データレートは3Mbpsまでだが、1Mbpsを超えるデータレートの3G携帯電話などがすでに運用されていることを思えば、データレートの引き上げはあっていい(携帯電話でEDRに対応した製品がまだないのだが)。サポートするプロファイルも広範だが、A2DP対応が見送られているのは残念だ。

新iPAQのBluetoothがサポートするプロファイル

General Access Profile/Service Discovery Application Profile/Serial Port Profile/Generic Object Exchange Profile/File Transfer Profile/Dial-Up Networking Server Profile/LAN Access Profile/Object Push Profile/Personal Area Networking Profile/Basic Printing Profile/Headset Profile/Handsfree Profile/Human Interface Devic


メモリ容量を除いて内部の仕様は共通化
 また今回発表された3機種は、CPUやメモリでも共通点が多い。いずれもCPUにはSamsungのSC32442(400MHz)を採用し、64MバイトのSDRAMと128MバイトのフラッシュROMを搭載する(これに加えrx5965には2GバイトのフラッシュROMを、rx4540には1GバイトのフラッシュROMを内蔵)。これまでiPAQにおいてSC32442は、比較的低価格のモデルを中心に採用されてきた。しかし、従来ハイエンドモデルに搭載されてきたPXA270プロセッサがアグレッシブな省電力動作で、動作クロックほどの機敏な動作が期待できなかったのに比べ、キビキビとした動作が期待できる。

 システムの拡張に利用できるのはSDメモリーカードスロットが1基のみ。SDIO対応だが、SDHC対応ではない。無線LANとBluetoothを標準搭載したことで、SDIOの用途はほぼPHSカード(SIIのAH-S101S)の利用に限られてくるが、公式発表はないものの、どうやら利用できるようだ。基本的にrx4540はrx4240に1GバイトのフラッシュROMスペースを追加したモデルで、約1万円の価格差がある。SDメモリーカードの低価格化を考えると微妙な価格差だが、PHSカードで通信しながら大容量ストレージを利用したければrx4540、PHSカードを利用しない、あるいはPHSカードと大容量ストレージが排他利用となって構わなければrx4240という切り分けになりそうだ。

 本体接続インタフェースも、この3機種からUSBの標準ミニB端子に統一された。ホストPCとの同期だけでなく、充電もUSB経由で行う(充電時間は約3時間)。パッケージに付属するACアダプタも、出力端子がUSBコネクタになっているタイプだ。汎用品のケーブルが使えるため、出先でケーブルを忘れた場合も、簡単に調達できるし、一般的なポータブルHDDなどと同じケーブルですむから荷物を減らすことができる。

 次のページから、それぞれのモデルを細かく見ていこう。


 市場規模の縮小の中でも着々と新商品を開発しているHPには頭が下がる。やはりグローバル市場を抱えていることの強み??

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Dec 13, 2006

WSJ] iPodが死ぬ時 (1/2)

WSJ] iPodが死ぬ時 (1/2)

バッテリー消耗、HDDの故障、画面のひび割れ……消費者がもっと製品寿命を気にするようになったら、iPodの耐久性は重要な問題になるかもしれない。 2006年12月12日 08時50分 更新 (ウォール・ストリート・ジャーナル)  今年のホリデーシーズンに、Apple ComputerのiPodはまたも店頭で一番の売れ筋になっている。またiPodの白いイヤフォンは通りやジムでほぼいつでも見かける。だがiPodがメインストリームに深く食い込んでいくにつれ、多くのユーザーが新たな喪失感を身近に覚えるようになっている――それは「iPodの死」だ。

 iPodユーザーの間では以前から、充電できなくなったバッテリー、HDDの故障、ひびの入った画面によって壊れたiPodの話がよく聞かれる。偶然iPodを落としたり、手荒い扱いをしたことで問題が起きることもあるし、普通に使っていたのにiPodが壊れたと言うユーザーもいる。

 消費者が最新技術に今ほど幻惑されなくなり、もっと製品の――特に数百ドルもするデバイスの――寿命を気にするようになったら、iPodの耐久性はもっと重要な問題になるかもしれない。

 「保証期間が終わった後で自己崩壊するメカニズムがあるのではないかと毒づく人もいる」とトロントの店舗とインターネットでiPod修理サービスを提供しているiRepair.caの創設者マシュー・ブレムナー氏は語る。「これほど高価な小型デバイスなのだから、もう少し長く持つはずだろう」

 Apple広報担当スティーブ・ダウリング氏は、5%未満というiPodの故障率は、ほかの電子機器と比べて「非常に低い」と語る。「iPodは何年も持つよう設計されている。しかし、デジカメなど複雑な家電製品は皆そうだが、ユーザーが落としたり乱暴に扱ったら壊れる可能性がある」と同氏は述べ、「圧倒的多数」のiPodユーザーは満足していると付け加えた。

 たとえiPodの故障率がわずかでも、同デバイスの人気が非常に高いということは、かなりの数のユーザーが影響を受ける可能性があるということだ。AppleはiPod発売から5年間の間に、同デバイスを約7000万台販売した。そのうち5%未満が故障した場合、影響を受けるデバイスは数百万台に上るかもしれない。AppleはこれまでのiPodの具体的な故障台数についてコメントを控えた。

 テキサス州オースティンの専業投資家トム・ウェストラップ氏は、たいていのiPodユーザーよりも運が悪かった。同氏は、3年前にオンラインで最初のiPodを購入したが、すぐに楽曲再生中にフリーズするようになったと話す。リセットすれば一時的に問題は解決したが、同氏はiPodをAppleに送って交換してもらったという。

 だが、新しいiPodでもまた同じ問題が起きた。地元のAppleストアで見てもらったところ、技術者はウェストラップ氏のPCに原因があるかもしれないとしつつも、どのようにして原因を突き止めればいいか分からなかったという。ウェストラップ氏はもう一度AppleにiPodを郵送して交換してもらった。

 その後交換してもらったiPodでも似たような問題が起き、今は5回目のiPodの交換を待っているところだと同氏は話す。Appleは標準の1年間の保証期間が終了したにもかかわらず、交換用のモデルを送り続けてきた(iPodユーザーは59ドルで保証期間を購入日から2年に延長できる)。

 ウェストラップ氏は、同氏も妻も犬の散歩やエクササイズマシンでの運動などの際に注意してiPodを使っていると話している。「わたしは51歳だ。10代の子どものように部屋の向こう側までiPodを放り投げたりはしない。手荒に扱ってなどいない」

 iPodに関する苦情で最も有名なのは、最初のモデルにまでさかのぼるが、バッテリーに関するものだ。多くのユーザーは、iPod内のリチウムイオンバッテリーの駆動時間が使えば使うほど短くなっていくようだとの不満を口にしている。Appleは昨年、ユーザーがiPodのバッテリー駆動時間の大幅な低下をめぐって起こした集団訴訟で和解し、特定の初期モデルの所有者に25ドルの現金か50ドル分のApple製品の商品券を提供することに同意した。

 多くのユーザーの怒りを買っているのは、iPodのバッテリーなどの部品が、平均的なユーザーには交換できないよう設計されている点だ。iPodの筐体の外側には、分解を容易にするねじ止めなはく、それが同デバイスに傷のない優美な外観を与えている。Appleは保証期間外のiPodのバッテリーを65.95ドル(送料込み)で交換している。

 iPodのハイエンドモデルで楽曲の保存に使われているHDDも、故障することがある。ニューヨーク在住のソフト開発者ビル・トーペイ氏は、2年前に娘(現在は高校生)のために購入したiPodが、保証期間が過ぎた後で機能しなくなり、内蔵HDDが異音を立て始めたと話す。

 オンラインで多少調べてから、トーペイ氏は少々思い切ったやり方でこの問題を修復することにした。同氏は机の上から6インチ(約15センチ)の高さにiPodを持ち上げて、落とした。

 この修復方法は2~3週間は効果があったが、iPodはまた機能しなくなったと同氏は話す。その一方で、同氏が息子のために購入したiPodも動作がおかしくなり始め、ランダムに再起動するようになった。「買い手がリスクを負う。また新しいiPodを買う気はない」

 このような状況に対応する独立系iPod修理ショップの小さな業界が存在し、iPodの筐体を開ける特殊な道具付きの25~35ドルでのバッテリー交換キットなど、Appleと同程度のサービスをより安く提供している。iRepair.caのブレムナー氏は自分自身の経験から、iPodバッテリーは交換が必要になるまで平均で約2年持つと見積もっている。

IPODに愛着を覚えているひとは多いだろう。一方、すぐに持たなくなってしまうバッテリーに不満を持つ人も多いはず。ユーザーインターフェースの優秀さとは裏腹に、デバイスとしてどうも虚弱な印象を持ってしまうのは素人も実態がわかってきたからかも。

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Dec 12, 2006

WSJ] YouTube対抗サイト、Foxなど大手メディアが検討

ニュース
WSJ] YouTube対抗サイト、Foxなど大手メディアが検討

FoxやViacomなどの大手メディア企業が、YouTubeに対抗するビデオサイトを設置することを話し合っている。
2006年12月11日 10時25分 更新
(ウォール・ストリート・ジャーナル)
 News Corp.傘下のFox、Viacom、CBS、General Electric傘下のNBC Universalが、Google傘下のYouTubeに対抗するビデオサイト立ち上げに関して話し合っている。この件に詳しい筋が伝えた。

 主要テレビネットワークのほとんどを傘下に持つこれらメディア大手4社は、傘下テレビ局のコンテンツの主要なWeb配信元となるサイトを共同で所有し、急速に成長するWebビデオ広告から収益を得ることを考えている。またこれら企業は、Web中のビデオクリップを再生できるWebビデオプレーヤーを開発することも話し合っている。ただし、YouTube対抗サイトで提携に至るのはまだ遠い。

 ABCの親会社であるWalt Disneyは、自社ブランドの力を活用したいため、この交渉に参加していないとこの件に詳しい筋は伝えている。ABCと、今回の交渉に参加しているテレビ局は、既に自社のWebサイトで一部の番組を配信している。

 この交渉を駆り立てているのは、メディア企業の「急成長中のYouTubeは、自分たちのビデオコンテンツから巨大なビジネスを築いた」という見解だ。YouTubeに投稿されているビデオの多くはユーザーがアップロードした自作ビデオだが、最も人気の高いビデオクリップの中にはテレビ番組の違法コピーもある。YouTubeは先月、約18億ドルでGoogleにより買収された(11月14日の記事参照)。

 メディア企業の中には、2006年初めからYouTube対抗サイトの開設を話し合ってきたところもある。例えばFox、CBS、NBC、Viacomは、人気ソーシャルネットワーキングサイトMySpaceでビデオコンテンツをホスティングするというNews Corp.の提案について話し合った。だがCBS、NBC、ViacomはNews Corp.傘下のサイトに自社コンテンツを掲載することに積極的でなかった。現行の交渉はNBCが秋に再開したもので、MySpaceの使用は条件に入っていないと情報筋は語る。

 今回の交渉も破談に終わる可能性はある。これら4社は、YouTubeで再生されたビデオについてライセンス料を支払うというGoogleからの魅力的な申し出を比較検討しているところだ。GoogleはFoxに3年間で1億4000万ドルのライセンス料を支払うと申し出たと、この件を知る筋は話している。これまで、NBCとCBSはYouTubeで一部コンテンツを配信する契約を結んでいる。NBCは、別のコンテンツ契約(詳細は不明)についてYouTubeと話し合っているところだとしている。

 News Corp.、Viacom、NBCは以前、YouTubeに対して共同で著作権侵害訴訟を起こすことを話し合っていた。YouTubeは、掲載コンテンツについてテレビ局などの著作権者から苦情があればすぐに削除するため、著作権法には違反していないと主張している。

大手メディアにsては面白くない事態だろうが、ネット利用による大きなうねりを体現しているのがYOUTUBEであるのは言うを俟たないところ。むしろ、この新しいMEDIAのプラットフォームを最大限前向きに活用しようというところがでてきてもよさそうだが・・・。

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Dec 11, 2006

Web2.0時代にふさわしい政治への参加の仕方

Web2.0時代にふさわしい政治への参加の仕方

 私は、前々から「ブログは人類のコミュニケーションの歴史にとって、言葉、文字、テレビ、電話などに匹敵する画期的なツール」と主張してきた。ブログのおかげで、誰でも自分の意見を数多くの人に伝えられるようになったことは、色々な意味で人間社会を大きく変えていくと思う。

 そんな考えの私だから、今までも色々とブログを使って実験を繰り返してきたのだが、今回はその一環として、「ブログを使って政治家の意思決定に影響をあたえることができるか」という実験を試みてみた。

 具体的には、私のもう一つのブログのエントリー、「『天下りあっ旋全廃に反対したらもう自民党には票を投じない』バトン」を見ていただきたい。

 今回の経済財政諮問会議で「天下りのあっ旋を全面的に禁止しよう」というすばらしい提案が御手洗会長らから出されたのだが、当然のように官僚からの抵抗が強いうえに、閣僚までが反対しているため、ここはブログを使って「国民の意思を明確に知らせるよう」というのがこのエントリーの目指すところである。

 今回の試みは、実験でもあるが同時に「ブログの活用のしかた」の提案でもある。「せっかくブログという新しいツールを得たのだから、それを使って自分の意見を述べ、もっと積極的に政治に参加しましょう、関心を持ちましょう」という提案である。まさに、「Web2.0時代にふさわしい政治への参加の仕方」の提案である。

政治に対しての苦言・提言にはBLOGはもってこいとは思う。ただ、それが政治家に効果的にデリバリーできるか?また、世論のうねりを作ることができるかというとやはりまだまだ垣根は高い気も・・・。

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Dec 09, 2006

10代の電子メディア利用時間、週72時間--米調査

10代の電子メディア利用時間、週72時間--米調査文:Stefanie Olsen(CNET News.com)
翻訳校正:編集部

2006/12/08 19:47


 

10代の若者にとって、メディア利用はまるでフルタイムの仕事のようだ。

 米国の13~18歳の若者の1週間当たりの電子メディアの利用時間が72時間以上になることが、今週発表された調査結果で明らかになった。電子メディアは、インターネット、携帯電話、テレビ、音楽、ビデオゲームの総称と定義付けられている。10代の若者は同時に複数の作業をこなすことで知られることから、電子機器についても複数の機器を同時に利用している可能性がある。

 今回の調査「2006 Teen Trend」を実施したHarrison Groupのバイスチェアマン、Jim Taylor氏によると、一般にメディアが飽和状態にある中、若者たちは、自分たち自身のリアリティテレビ番組の主役を演じているような感覚を抱いているという。

 「今の10代は独特な世代だ。今や10代の若者の生活は、芝居がかった自主メディアの製作だ」(Taylor氏)

 VNU Business Mediaの後援でHarrison Groupが実施した2006 Teen Trendでは、米国の13~18歳の若者1000人を対象に考え方や習慣を調査し、米国全体で推定2520万人いると言われる10代の若者の傾向を推定した。同調査は2004年から実施されている。

 同調査の推定によると、10代の若者は、アルバイトで自ら稼いだ資金や親からの小遣いのおかげで、年齢の割に購買力は高い。同調査結果によると、彼らが1年間に衣類、外食、自動車、映画鑑賞、携帯電話に費やす資金の総額はおよそ1950億ドルだという。

 また彼らは、ハイテク製品にも資金を投じている。

 同調査によると、2006年には、10代の若者全体の3分の1がApple Computerの「iPod」を所有していると回答したが、その総数は2003年にはわずか1%だった。また、全体の半数以上がソニーの「PlayStation 2」を所有し、遊んでいると回答し、さらに3分の1がMicrosoftの初代「Xbox」を所有していると回答した。しかし、全体の4分の3もの若者が、定期的にビデオゲームで遊んでいると回答した。

 大方の予想通り、音楽は平均的な10代の若者の「やることリスト」の上位に位置している。同調査では、彼らの音楽に対する愛情は、友人に対する愛情に次ぐ第2位で、家族に対する愛情を上回っている。Harrisonの推定では、全体の75%の若者が、オンライン上での音楽のダウンロードや鑑賞に1日当たり2~3時間を費やしている。それらの若者のおよそ半数は、音楽の無料ダウンロードは違法だと回答している。しかし一方で、違法ダウンロードの悪影響や倫理について無関心な若者も全体の41%を占めている

日本でもおなじような状態だろうが、週に72時間と具体的にカウントされてしまうと改めて影響の大きさを痛感するなあ。

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新ドメイン「.asia」誕生

新ドメイン「.asia」誕生

このドメインを申請していたDotAsiaは、アジア太平洋地域に拠点を持つ初のgTLDレジストラとなる。 2006年12月09日 08時13分 更新  インターネットドメインを管理する非営利団体のICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は12月6日、ブラジルのサンパウロで開催のICANN年次会議において、新トップレベルドメイン(TLD)「.asia」を申請していた香港の非営利組織DotAsia Organisationと登録契約を締結した。

 ICANN理事会は2006年10月18日にこの新TLDを承認。DotAsiaは、アジア太平洋地域に拠点を持つ初のgTLDレジストラとなる。

いよいよドメインも地域の時代へ??.asiaではどんな企業や組織がつかうことになるのか、いまいちぴんとこない。いずれ、.euとか.northamericaとかもでるんやろか??

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Dec 07, 2006

次世代DVD戦争、ネットの評判はHD DVDに軍配

ニュース
次世代DVD戦争、ネットの評判はHD DVDに軍配

HD DVDの技術に「感銘を受けた」という投稿が多く、Blu-rayのメリットとして宣伝されている「大容量」に関するコメントは少なかった。
2006年12月07日 16時57分 更新
 Blu-ray対HD DVDの次世代DVDフォーマット戦争、ネットの評判ではHD DVDが優勢――市場分析会社cymfonyが12月5日、このような報告書を発表した。

 「A Blue Christmas for Blu-ray」と題されたこの報告書では、ネット上のソーシャルメディアではHD DVDに好意的な投稿の方が多いと記されている。

 同社は2006年10月1日から11月23日にかけてブログ、掲示板などのソーシャルメディアに掲載されたBlu-rayおよびHD DVDに関する投稿を分析した。同社が収集した投稿は1万7664件。Blu-rayとHD DVDに関する投稿はほぼ半々、投稿者のうち40%はビデオマニアで、19%はゲーマーだった。特定の機種に関する投稿は少なく、フォーマット全般に関連した記述がほとんどだったという。

 2000件の投稿を抽出して詳細に分析したところ、HD DVDに対する肯定的なコメントは、Blu-rayよりも多かった。

否定的 中立 肯定的
Blu-ray 23.4% 53.1% 23.5%
HD DVD 14.2% 52.8% 32.9%
(資料:cymfony)

 HD DVDの技術に「感銘を受けた」という投稿は、Blu-rayに感銘を受けたという投稿の2.5倍に上った。またHD DVDの利点についての投稿は、Blu-rayの利点に関する投稿より70%多かったという。Blu-rayのメリットとして宣伝されている「大容量」に関する記述は少なく、同じくBlu-rayの利点とされている「双方向性」への言及は見られなかった。

 フォーマット戦争のせいで次世代DVD機の購入を遅らせるという投稿は、全体のわずか7.5%だった。


詳細なコメントの内訳。項目は上から「ゲーム」「感銘を受けた」「利点」「不利な点」「次世代フォーマット購入延期」「容量」(資料:cymfony)
 Blu-rayに対する否定的な意見の中で、最も多いのは「全般的に嫌い」というものだった。これは主に、ソニーのテクノロジーイノベーターとしての信頼性への疑問や、同社が新しいプラットフォームを成功させられるかどうかに関する疑念(ベータマックスでの失敗などに基づく)によるものだ。

 次に多いのがプレイステーション 3(PS3)に関する不満だ。ゲーマーはBlu-rayプレーヤー搭載でPS3の価格が上がったことよりも、選択の余地がないことに反発しているとcymfonyは報告している。

Blu-rayに関する否定的な意見の内訳 全般的に嫌い 26%
PS3の問題 21%
フォーマット戦争 16%
コスト 14%
画質への失望 7%
ほかと違いがない 7%
タイトルの品揃え 6%
後方互換性 3%

冷静に考えれば、廉価なプレーヤーをすでに市場投入しているHDDVDのほうが一般受けはよさそう。と同時に大容量という点を売り物にするにはまだまだブルーレイにしてもHDDVDも中途半端。早々にソフトの充実を図らないと、共倒れになる気も・・。

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Dec 04, 2006

中国の検索エンジンBaidu、日本進出へ

中国の検索エンジンBaidu、日本進出へ

「中国のGoogle」とも言われ、中国市場でトップを走るBaiduが日本市場に参入する意向だ。 2006年12月04日 19時28分 更新  中国の大手検索エンジンBaidu.com(百度)は12月4日、2007年に日本の検索市場に参入する意向を発表した。

 Baiduは「中国のGoogle」とも言われ、中国市場で首位を走っている検索エンジン。6月の中国調査会社Analysys Internationalの調査では、同国で43.9%のシェアを握っていた。2位はYahoo! Chinaで21.1%、Googleは3位でシェア13.2%だった(6月23日の記事参照)。

 同社は2005年8月にNASDAQ市場に上場、上場初日には株価が4倍に急騰した。

 「当社は非英語検索における自らの強さを証明したと確信している。日本はインターネットの浸透度が高く、中国語と日本語には類似点があるため、この市場はBaiduの次のステップとして理想的だ」とBaiduの会長兼CEO、ロビン・リー氏は発表文で述べている。

 リー氏は、同社は日本語検索技術の開発について、6カ月以上に及ぶ研究を行ったとしている。

 「日本の検索エンジンユーザーは、既存のものに代わるユーザーフレンドリーな検索エンジンを提供するBaiduの強力な日本語検索時技術を高く評価するだろう」(同氏)

中国製検索エンジンが日本上陸??グーグルには独自性があったが、中国製の百度にはなにか技術的にオリジナルな部分はあるんだろうか??メジャーなサーチエンジンはみなグーグルに収斂してしまったことを考えるとそれなりに強力な特徴を備えていないとマーケットの開拓はできないような・・。

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Dec 02, 2006

文化庁からJASRACへの天下り」は全面禁止にすべき

文化庁からJASRACへの天下り」は全面禁止にすべき

 JASRACに関しては、「ジャズ喫茶やピアノバーなどに法外な著作権料の支払いを要求している」「収集した著作権料の大半は天下り役人の法外に高い給料や退職金となって消えている」「個人が運営するウェブサイトにまで法外な著作権料を請求して来るJASRACは、CGMの時代に逆行している」「徴収した著作権の分配方法が不透明」などの批判的な意見を見ることが最近多いが、一方では「JASRACが一元管理しているからこそ、(欧米に比べて)日本の着メロビジネスがこれほど急速に立ち上がった」というれっきとした事実もあり、一方的に「JASRAC=悪」とは言い切れない部分があるので難しい。

 JASRACに関する批判としては、2005年に「やっぱり雑誌が面白い!!ニュース報道部門賞」を受賞した週間ダイアモンドの「日本音楽著作権協会(ジャスラック)/使用料1000億円の巨大利権 音楽を食い物にする呆れた実態」がもっとも良く知られているものだが、今でも以下のページから読むことが出来るので、未読の方にはぜひともご一読いただきたい。

http://magazine.yahoo.co.jp/result/index.html

 とは言え、JASRACで働く人たちの中にも、文化庁の中にも、今のJASRACのありかたに疑問を持っている人たちもたくさんいるはずで、彼らと一緒に「ネット時代にふさわしい著作権管理のありかた」を模索して行くことは十分可能だと思う。その中で、個別に「ジャズ喫茶が払う著作権料はどのくらいが適切なのか」「個人ブログの替え歌ぐらいに著作権料を請求することが本当に業界にとって良いのか」などの話し合いをしていけば、それぞれの問題に関しての答えを見つけることはそれほど難しいことではないはずだ。

 ただし、そういった個別の議論をする前に、まず最初に絶対にしておかなければならないことが一つだけある。「文化庁からJASRACへの天下り」を今後一切禁止し、現状の天下り役人の方々には、ある程度の猶予期間の後すみやかに退任していただくことだ。

 ようやく独占禁止法上問題があるとの裁判所の判断が出て、他の著作権管理団体も出来始めたところだが、現状「JASRACが事実上市場を独占している」ことは疑いのない事実である。そんな状態において、監督官庁である文化庁の役人が、管理される側のJASRACに天下りし、一般常識から見ても際立って高い給料をもらい続けているという構造は、明らかな「Conflict of interest状態(=『国民の利害』と『役人個人の利害』が衝突している状態)」であり、うまく行くはずがない。

 この手の問題になると、これをモラルの問題にすり替える人がいるが、それは大きな間違いである。人間とはそもそも誰もがとても弱く、99.9%の人は、「自分が天下りすることが出来るかも知れない団体」「自分が世話になった先輩のいる団体」にオオナタを振るうことなどできない。そんな状況に文化庁の役人を置いたまま、「ネット時代にふさわしい著作権管理の手法を考えろ」「JASRACを改革しろ」と命じたところで絶対に無理である。

 文化庁の役人に良い仕事をして欲しいのであれば、まずは文化庁からJASRACなどの業界団体への天下りを一切禁止し、彼ら自身の「利害の衝突」を取り払った上で、「国民のために一番良い法律を作る」ように命じるべきである。個別の議論をいくらしたところで、まず一番最初にここを何とかしない限り、「JASRAC問題」を解決することは絶対に出来ないし、「ネット時代にふさわしい著作権の扱い方」を見出すこともできない。

リンク先のダイヤモンドによるJASRACの記事を読むと背筋が寒くなる。はたしてJASRACはなんのために存在し、どこにいこうとしているのか?巨額利権屋集団にコンテンツ大国を目指そうとする日本の舵取りはとても任せられそうにないが・・。

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ニュース2006年12月01日 23時40分 更新Wiiは眠らない――12月2日の発売日を前に各地で長蛇の列

ニュース2006年12月01日 23時40分 更新Wiiは眠らない――12月2日の発売日を前に各地で長蛇の列

12月2日、Wiiが発売される。早朝からの販売を予定している各地の量販店前には早くも長蛇の列が出来ていた。しかも、早くも完売御礼の止め札まで出る店舗も出現。Wiiを購入しようとしている人々には、眠れない夜となりそうだ。 本日、21時頃の「マルチメディアAkiba」の様子 12月1日夜。任天堂が発売する新世代家庭用ゲーム機「Wii」の発売日を明日に控え、これから徹夜してでも購入しようという列が都内各地で見受けられるようになったのは、まだ各店舗が営業を行っている夕方すぎからだった。

 東京・秋葉原のヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」では、午後20時に店舗地下駐車場を開放。そこへ購入希望者を並ばせるという、プレイステーション 3の時と同様の対応をすることになっていた。寒空の元での徹夜がきついと判断してか、20時を前に多くの購入希望者が集まり、22時過ぎには規定の人数に達して早くも完売御礼のアナウンスが流れた。早々に予約整理券が配られ、12月2日の時間帯に分けての販売へと切り替えた。

 これは各地のヨドバシカメラでも行われた処置のようで、新宿西口のヨドバシカメラでも22時30分頃には完売。整理券の配布が行われた。終電を前にしての止め札続出に慌てた購入希望者たちは、ほかの当日早朝販売が予定されている量販店や小売店へと流れていく姿が見受けられた。

 これから購入のため出かけしようとしている方は、各店舗によって販売方法が違うため、それぞれのウェブサイトなどで確認のこと。本日都内では、深夜になってから1ケタ台の気温になる予報が出ている。防寒対策を万全に。

WIIも完売間違いなし??ただ、PS3もWIIもこれといった看板ソフトがないような・・・。続編のバージョンアップ版だけではいまいち訴求力が弱いわなあ・・・。

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Dec 01, 2006

プラズマテレビを待ち受ける暗い運命

プラズマテレビを待ち受ける暗い運命

プラズマテレビは徐々に液晶テレビに取って代わられており、50インチ以上の市場に移行する必要がある。だが、そうした市場はそれほど開拓されていないとアナリストは指摘している。(ロイター)
2006年11月28日 16時20分 更新
 パナソニック製品を提供する松下電器産業など、プラズマテレビのメーカー各社は既にライバルの液晶ディスプレイ(LCD)陣営との競争で劣勢に置かれているが、今後は、プラズマテレビの牙城である40インチクラスの市場でも液晶テレビの侵食が進み、プラズマ陣営はさらに地盤を失うことになりそうだ。

 アナリストによると、より高解像度のモデルに対する需要の高まりもまた、液晶陣営を後押しする形となっており、プラズマ陣営では整理統合が進みつつある。液晶テレビは、ソニーのほか、台湾や韓国の各社が促進している。

 プラズマメーカーにとって、画面サイズが50インチ以下のモデルでフルHDの解像度を実現するのは、技術的に難しいだけでなく、コストがかさむ場合が多い。一方、液晶テレビのメーカー各社は50インチ以下の市場でフルHDモデルを積極的に推進している。ただし、液晶テレビは全般に価格は高めだ。

 「今年の年末商戦期はおそらく、プラズマテレビメーカーにとって、42インチモデルを売り込む最後のチャンスとなるだろう。来年の今ごろにはおそらく、プラズマテレビと液晶テレビの価格差はなくなっているだろう」とCredit Suisseのアナリスト、ワンリー・ワン氏は指摘している。

 価格がほとんど同じということならば、大半の消費者は「より高画質」という理由で液晶テレビの方を選ぶだろう、と同氏。

 ワン氏によると、2007年には液晶パネルが十分に供給されるため、液晶テレビの価格は30%かそれ以上値下がりし、一方、プラズマテレビの値下がりは15~20%に留まるだろうと予想している。

 シャープは今年8月、亀山第2工場で液晶パネルの製造を開始したが、この工場は第8世代のガラス基板を採用した世界初の工場となっている。亀山第1工場で使われている第6世代のガラス基板からは40インチクラスのパネルを3枚しか製造できないが、第8世代のガラス基板からは40インチクラスのパネルを8枚製造できる。

液晶陣営の規模が物を言う
 米DisplaySearchによると、プラズマテレビ市場は2008年に240億ドルのピークを迎えた後、2009年に縮小し始め、一方、液晶テレビの需要は2008年には750億ドル、2010年には930億ドルに拡大する見通しという。こうした傾向は、液晶テレビとプラズマテレビの両方を手掛けるメーカーに戦略の見直しを迫ることになるだろう。

 台湾のディスプレイ大手、中華映管(CPT)もそうした企業の1つだ。同社は今年、液晶パネル事業に集中すべく、プラズマパネル事業から撤退している。

 「設備投資の負担を考えると、2種類の製品に集中することはできない。どちらか一方を選ばざるを得なかったのは、そのためだ」とCPTの最高財務責任者(CFO)ジェームス・ウー氏は語っている。

 韓国のSamsung ElectronicsとLG Electronicsのほか、日本の日立は液晶テレビとプラズマテレビの両方を提供している。松下も両方を提供しているが、同社はプラズマテレビにより多くの力を注いでいる。

 「パネルが大きくなればなるほど、動画に対する反応速度の重要性も高まる。その点で、依然としてプラズマが優れている」と松下の大坪文雄社長は先月、記者らに対して語っている。

 プラズマパネル、特に50インチ以上のプラズマパネルの画質は幾つかの面で液晶パネルよりも優れているという点では、CPTのウー氏も同意見だ。だが同氏は、液晶パネル陣営は全体の規模が大きいため、どんな欠点であれ時機を逃さずに克服できる、とも指摘している。

 「世界中で非常に多くの企業、投資、人々がこの分野、そしてこの製品とかかわっている。だから、改善も非常に迅速に進められる」とウー氏。

 世界の薄型テレビの研究開発費のうち、約80%は液晶パネルに割り当てられ、残りの20%がプラズマなど、そのほかの技術に充てられている、とCredit Suisseのワン氏は語っている。

プラズマ陣営は減少へ
 日本のトップ3のプラズマテレビメーカーである松下電器、日立、パイオニアの3社は今年10月、2007年3月締めの会計年度の販売台数見通しを8~20%程度下方修正したが、これもプラズマテレビの需要減速の予兆と言えるかもしれない。

 40インチクラスの市場を徐々に液晶テレビに取って代わられるなか、プラズマモデルは50インチ以上の市場に移行する必要がある。だが、そうした市場では需要はそれほど開拓されていない、とアナリストは指摘している。

 DisplaySearch日本事務所のテレビ市場担当アナリスト、鳥居寿一氏は次のように語っている。「50インチ以上のプラズマテレビ市場では、需要の70%以上を米国が占めている。つまり、事実上、米国以外には50インチクラスのプラズマテレビ市場は存在していないということだ」

 需要が限られているからといって、競争が穏やかとは限らない。プラズマテレビにとっては、液晶テレビに代わる新たなライバルとして、リアプロジェクションテレビという強力なライバルが登場しつつある。

 「プラズマ業界を長期的な観点から見れば、価格は下降傾向にあり、売上高はさほど拡大するとは思えない。そのため、将来の成長を見据えた積極的な投資は難しい。プラズマ業界に留まる企業は徐々に少なくなっていくだろう」とアイサプライジャパンのディスプレイ担当ディレクター、増田淳三氏は指摘している。

松下の孤軍奮闘が目立つプラズマテレビ。これにキャノンがSEDテレビを投入すると言っているが、液晶の市場制覇が実際には進行中??

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